センサーライト玄関用にはさまざまな種類があります。設置方法もひとつではないので、どのような種類があるかを知って自分に適したものを選択しましょう。
センサーライトは見た目や性能だけでなく電源の取り方まで異なる場合があります。玄関周りの状況によっては希望のセンサーライトが設置できないこともあるでしょう。
本記事では、玄関用のさまざまなセンサーライトの種類と特徴、設置場所などについて解説します。ライト購入後に設置できなくなることがないように、ぜひ参考にしてください。
玄関ポーチのセンサーライトは電源の取り方が3種類
玄関ポーチのライトは、家の中にいるとついスイッチを入れるのを忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、センサーライト玄関用を設置すれば、毎日スイッチを操作する必要はありません。一度電源を入れておけば、人がとおるだけでライトが点灯します。
また、空き巣などに狙われた場合も、明かりがつくことで玄関周りが目立つために犯行を諦めるなど、防犯面でも効果を発揮するのです。
玄関ポーチのセンサーライトは電源の取り方がさまざまで、コンセントタイプ・乾電池タイプ・ソーラータイプなどの種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、後述を参考にしてください。
上記の種類の違いだけでなく、アンティーク風のものやステンドグラス風のものなど見た目もさまざまなので、自宅の雰囲気に合うものを探してみましょう。
屋外用コンセントがある場合はコンセントタイプ

玄関周りに屋外用のコンセントがある場合は、コンセントタイプの設置がおすすめです。コンセントタイプは停電などのトラブルが発生しない限り電源が落ちません。そのため、防犯面で比較的高い効果を発揮します。特別な配線工事も必要ないので、設置も簡単にできるでしょう。
ただし、コンセントの位置が遠い場合は雨などに強い防水用の延長コードが必要になります。また、コンセントがなければ設置ができないかコンセントの増設が必要です。このようにコンセントタイプの設置には条件があります。玄関周りをよく見て設置が可能かどうか確認してみましょう。
乾電池タイプは電池切れに注意
条件などなしに設置できるのは乾電池タイプです。設置方法はマグネットタイプやビス止めタイプなどさまざまですが、乾電池タイプは電気工事不要で気軽に設置できます。
ただし、定期的に電池の交換をおこなわなければなりません。気づかない間に電池切れになっていたということがないように、こまめに稼働確認をする必要があるでしょう。電池交換を面倒に感じる場合は、別の種類の検討をおすすめします。
ソーラータイプは天気の影響を受けやすい
ソーラータイプはその名のとおり、太陽光をエネルギー源として日中に充電をおこない稼働します。電池交換の必要はありませんし、自然の力を使っているので電気代がかからず非常に経済的です。コンセントの接続も不要なので、太陽光の当たる場所であればどこでも取り付けることができます。
ただし、天気の影響を受けやすく悪天候の日は充電不足になるおそれがあるので注意が必要です。また、種類によっては電気工事が必要なケースもあるので、状況に応じて業者依頼も視野に入れて検討しましょう。
上記の3種類が屋外に設置するセンサーライトのおもな種類です。自分で設置できるものも多く存在しますが、コンセントの増設が必要な場合やサイズの大きなソーラータイプを設置する場合は電気工事が必要です。希望のセンサーライト設置に電気工事が必要な方は、一度弊社にご相談ください。
弊社では、ご希望やお悩みに合わせて適した業者の紹介をおこなっています。加盟店は日本全国各地に存在しますので、お近くの業者をお探しの方はぜひご利用ください。
屋内はライト交換か人感センサー設置
玄関の内側、屋内のライトをセンサーライトにする場合は、本体の交換か人感センサーの取り付けをおこないましょう。既存のライトの種類によっておすすめするものが異なるので、以下で詳しくご紹介します。
人感センサー付きのLED電球やシーリングライトに交換

電球を交換するタイプのライトが設置されている場合は、人感センサー付きの電球に交換するのがおすすめです。ライトのソケット部のサイズに合う人感センサー付きの電球であれば、ただ取り付けるだけなので簡単に交換ができます。
天井にコンセントがあるシーリングライトが設置されている場合は、人感センサー付きのシーリングライトを購入しましょう。シーリングライトの場合はさまざまな種類があります。形や大きさなど、家の雰囲気や好みに合わせて気に入るものを探しましょう。
人感センサーは天井か壁に後付けもできる
人感センサーを既存のライトに後付けするという方法もあります。センサーの設置場所は天井か壁の2ヶ所です。
とくにおすすめなのは壁付けタイプです。ライトをつけるスイッチとセットになっているタイプのセンサーなのですが、電源のオンオフや時間設定などが手の届く場所で簡単にできます。
ただし、玄関ライトのスイッチが玄関以外の場所にある場合などは壁付けのセンサーを取り付けることができません。天井に人感センサーを設置して自動点灯するようにしましょう。
天井に取り付けるタイプは手元での操作はできませんが、より広範囲に反応します。広さのある玄関に設置を考えている場合は、天井付けタイプがよいかもしれません。
簡易でよい場合は置き型タイプもおすすめ
玄関の天井に取り付けられているライトを変えずに簡易的にセンサーライトがほしいという場合は、置き型タイプを使用するのもよいでしょう。
棚や床に置けるような小型のものが多く、明るさやデザインの異なるさまざまなセンサーライトがあります。費用も1,000円以下のものから3,000円前後のものまでさまざまです。好みに合うものを見つけて購入しましょう。
ご紹介した中で、人感センサーを後付けする方法がよいと思った場合は電気工事が必要です。壁や天井の中をとおる配線を扱う工事をしなければならないので、作業には電気工事士の資格が必要になります。
知識や技術のない方の作業は感電などの事故の原因になるので、すぐに業者に相談しましょう。業者探しが大変という場合は弊社がご協力いたします。電話一本でおすすめの業者をご紹介いたしますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。
センサーライト取り付けの費用相場
これまでにご紹介したとおり、屋外コンセントの増設や大きなソーラータイプのセンサーライトの取り付け、人感センサーの外付けにはプロの業者による工事が必要です。
照明器具の設置や交換は約5千~1万円、コンセントの増設や人感センサーの設置は約1万~2万円が相場といわれています。
センサーライト設置以外の防犯対策

玄関ポーチにセンサーライトの設置を考えている方の中には、防犯対策が目的の方もいるでしょう。その場合は、ライト以外に防犯カメラを設置することもおすすめです。防犯カメラを設置すれば、犯罪の抑止効果が高まります。また、映像を後からチェックすることも可能です。
防犯カメラは、安いもので10万円前後で設置することができます。本体価格が費用に大きく関わるので、大きさや性能などをプロに詳しく聞いて気に入るものを選択しましょう。
センサーライトと両方設置しようと思うと高額な費用が必要ですが、安全な生活のためには大切なことです。生活環境や予算などさまざまな条件を考慮して、無理のない施工をおこないましょう。
業者を探す際に無駄な時間をかけたくない方は、弊社の利用がおすすめです。弊社はご要望に応じた業者をご紹介することはもちろん、依頼したいタイミングでいつでも対応できるよう24時間365日ご相談窓口へのお問い合わせが可能となっています。
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