「異音がする」
「換気扇が全然回らない」
など換気扇のトラブルにお困りですよね。
換気扇の修理には配線工事をともなうケースがあり、法律上、配線工事などの電気工事をする際は電気工事士という国家資格が必須です。
そのため自力で交換できるケースがほとんどないので、業者に任せる必要があります。
とはいえ、すべてのケースが自分で対処できないわけでもありません。
このコラムでは「換気扇の修理費用の相場」や「自分でできる換気扇の不具合の対処法」などについて解説していきます。換気扇の不具合でお困りの方は、参考にしてみてください。
もし換気扇をすぐ調査して直してほしい方や、対処法をおこなっても改善が見られなかったときは、一度電気工事のプロに相談することをおすすめします。
業者に相談することで、原因の特定や不具合の解決を確実におこなってもらえるだけでなく、自分で掃除などの対処をするときの参考にもなります。
換気扇を自分で修理するのは難しい
自分で換気扇の修理をおこなえれば、工賃を節約できる分修理費用を安くできる考える方もいるかもしれません。
しかし、換気扇を修理する際は配線工事が必要になってくるケースがあります。
配線工事は感電のリスクがある危険な作業なので、国家資格である電気工事士が必須です。
このことから、換気扇の調子が悪い場合は業者に修理を依頼することをおすすめします。
換気扇の修理費用

換気扇の修理にかかる費用は多くの場合「修理する箇所の部品代+工賃」で決まります。
修理する箇所や修理業者の料金設定にもよりますが、部品代と工賃を合わせると1~2万円前後が換気扇の修理費用の相場となってきます。
※修理箇所が一ヵ所のみの場合
本体交換のほうがお得になるケースもあります
換気扇を丸ごと交換するとなると、多くの場合修理するときよりも費用は高くつきます。
しかし、換気扇の寿命が近い場合は、修理してもまたすぐに壊れる可能性があるため、交換した方が結果的に安く済むかもしれません。
利用頻度にもよりますが、一般的に換気扇の寿命は10年前後とされています。
そのため、10年近く利用し続けている換気扇に不具合が生じた場合は、交換も視野に入れてみてください。
換気扇本体を交換する場合は、高確率で配線工事が必要となるため業者に交換依頼をしましょう。
換気扇交換を依頼できる業者をお探しの場合は、弊社の無料相談窓口をご利用ください。
要望や状況をお伺いし、それに合わせてお近くの加盟店をご紹介いたします。ぜひお気軽にご連絡ください。
キッチン・浴室・トイレの換気扇の不具合は自分で対処できるケースもあります
換気扇の羽の回転が鈍かったり、回転中に異音がしたりするのは必ずしも故障とは限りません。
ここでは、換気扇の調子が悪い場合に自分でできる対処について解説していきます。換気扇の修理を依頼する前に一度試してみてください。
スイッチを切って掃除する

「換気扇の回転が弱い」「鈍い異音がする」という場合は、ホコリや汚れが原因の可能性があります。
とくに、キッチンの換気扇は油汚れが詰まって動作不良をおこしやすいです。ホコリや汚れのつまりは、掃除をして解消しましょう。換気扇の掃除方法は以下のとおりです。
【用意する道具】
- 新聞紙
- 留め具を外すための工具
- 重曹
- バケツ または 大き目のゴミ袋
- 使い捨ててもよいスポンジ または 歯ブラシ
- 使い捨ててもよいタオル
【手順】
- 感電を防ぐために換気扇のコンセントを抜く。
コンセントがないタイプは、換気扇のブレーカーを落とす。 - カバーやフィルターがついている場合は取り外す。
- 留め具を外し、換気扇の羽を取り外す。
- バケツまたはゴミ袋にお湯を張る。
汚れが飛び散っても問題ないように、下に新聞紙を敷いておく。 - お湯に重曹を溶かす。
- 重曹が溶けきったら、換気扇の羽を入れる。
- 10分前後そのままお湯に漬けて、こびりついている汚れを浮かす。
この間に、換気扇本体の汚れをスポンジなどで落としていく。 - 羽の汚れが浮いたら、スポンジを利用してこすり落とす。
シロッコファンはスポンジだと細かい部分が掃除しづらいため、歯ブラシを利用することをおすすめします。 - 羽を洗い流す。
- タオルで羽を拭き、しばらく乾燥させる。
- しっかり乾燥したら、羽をつけなおして完了。
潤滑油を注す
「換気扇を回していると乾いた異音がする」という場合は、ファンの軸部分のオイル切れが考えられるため、潤滑油を注しましょう。
換気扇に潤滑油を注す手順は、以下のとおりです。
【用意する道具】
- 新聞紙
- 留め具を外すための工具
- 潤滑油(グリス)
【手順】
- 感電を防ぐために換気扇のコンセントを抜く。
コンセントがないタイプは、換気扇のブレーカーを落とす。 - カバーやフィルターがついている場合は取り外す。
- 留め具を外し、換気扇の羽を取り外す。
- 軸に接触している部分が汚れていないかチェックする。
汚れている場合は、掃除をおこなう。 - 換気扇の軸に潤滑油を注す。
潤滑油を注し過ぎると、ホコリが付着して動作が鈍くなったり、油が飛び散り汚れの元になったりするので注意する。 - 羽をつけなおして完了。
掃除をしたり潤滑油を注したりしても不具合が改善されない場合は、換気扇が故障している可能性が高いです。
不具合の原因がわからない場合や換気扇の修理をしたい場合は、プロの業者へ依頼するとよいでしょう。
修理業者の選び方
換気扇の修理業者と一口にいっても、数多く存在しており「どのようにして業者を選べばよいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
業者を選ぶ際に参考になるのは、資格の有無です。
先述のとおり、配線工事を含めた電気工事は危険性の高い作業なため、法律上電気工事が必須となります。
しかし、なかには資格なしに換気扇の修理をおこなっている業者も存在しています。
これらの業者では、修理料金が若干安めに設定されていることが多い反面、技術的に未熟で作業中に感電や火災を引き起こす危険性が高いです。
このように、技術力があまりない業者を選ぶのはとても危険なので、換気扇修理業者を選ぶ際は電気工事士の資格の有無を確認することをおすすめします。
換気扇の修理は電気工事110番へお任せください
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