「強い風が吹いてからテレビが映らなくなった」
「もしかして、テレビアンテナの向きがズレてる?」
テレビアンテナにとって、方向はとても大切です。
テレビアンテナは近くの電波塔から電波を受信しているため、強風などで向きがズレると電波がうまく受信できず、テレビが映らなくなってしまいます。
この記事では、テレビアンテナの正しい向きや、向きがズレていたときの調整方法などをご紹介しています。
この記事を読めば、テレビアンテナの向きがズレているかどうかがすぐにわかり、正しい向きに調整し直すことができますよ。
地デジアンテナは近くの電波塔に向ける
地デジアンテナは、近くにある電波塔の方向に向けます。
方向は正確に合わせなくても、だいたいの方向で電波を受信することができます。
屋根の上に設置する八木式アンテナの場合は、くの字ではなくまっすぐになっている部分を電波塔に向けましょう。
壁などに設置するデザインアンテナや部屋の中に設置する室内アンテナの場合は、正面を電波塔に向けてください。
電波塔のある位置や方向の確認方法は次の章で詳しくご紹介します。
地デジアンテナの向きを確認する4つの方法
地デジアンテナは電波塔に向ける必要があるとご紹介しましたが、「どこに電波塔があるのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは地デジアンテナの向きを確認する4つの方法についてご紹介していきます。
周りの家のアンテナの向きを見る
一番手っ取り早く確認できるのは、周りの家のアンテナがどの方向を向いているのか確認するという方法です。
周りの家のアンテナが多く向いている方向におそらく電波塔あるため、同じ向きに調整・設置するとよいでしょう。
インターネットで電波塔の位置を調べる
電波塔の位置はインターネットで確認することもできます。
こちらの「一般社団法人放送サービス高度化推進協会」のホームページで、近くにある電波塔を探してみましょう。
アプリで調べる
使っているスマホによっては、近くの電波塔の位置を教えてくれるアプリを入手できます。
こちらも気軽に調べることができるため、一度そのようなアプリがあるか探してみましょう。
アンテナ業者に依頼して調べてもらう
テレビアンテナの向きが正しいかどうかわからないときは、アンテナ業者に見てもらうのも1つの手です。
アンテナ業者は、レベルチェッカーと呼ばれる専用の機器でアンテナが正常に電波を受信しているか確認してくれます。
また、テレビが映らない原因はアンテナの向きのズレにあるのか、その他の原因なのかも見てくれます。
「早くテレビを見られるようにしたい!」という方は、アンテナ業者に調査を依頼すれば一発で解決できるでしょう。
アンテナ110番では、アンテナの調査や修理がおこなえる業者を多数ご紹介しています。
アンテナ業者をお探しの際は、ぜひアンテナ110番をご利用ください。
アンテナの向き・角度を調整する方法
アンテナをどの向きにしたらよいのかわかったら、いよいよ自分で調整してみましょう。
ただし、自分で調整できるアンテナの種類には限りがあります。
手の届くような場所にあるデザインアンテナや、部屋の中に設置するような室内アンテナでしたら自分で調整することができるでしょう。
しかし、屋根の上にある八木式アンテナや手の届かないデザインアンテナは高所での作業になり、無理におこなうと足を滑らせて落下するおそれがあります。
屋根上での作業はプロでも落下することがあり、アンテナ業者は命綱やヘルメット、安全靴などを装備して作業をおこないます。
高所のアンテナを自分で調整するのは大変危険ですので、アンテナ業者に任せましょう。
「どのアンテナ業者に依頼したらいいのかわからない……」という方は、ぜひアンテナ110番にご相談ください。
お電話は24時間365日受け付けておりますので、いつでもご連絡ください。
地デジアンテナの調整方法
デザインアンテナ・室内アンテナの向きの調整方法をご紹介します。
デザインアンテナの調整方法
デザインアンテナは表面を電波塔のある位置に向ける必要があります。
固定している金具を外し、少しずつ表面を動かしていきましょう。
テレビでアンテナレベルが確認できますので、最大値になるところで固定してください。
また、電波塔のある方向に障害物となるものや大きな木が生えていると電波がうまく受信できない場合がありますので、なるべく電波を遮るようなものはなくしましょう。
電波を遮るものがなくせない場合は、デザインアンテナを見通しのよい場所へ移動させましょう。
室内アンテナの調整方法
室内アンテナも、表面が電波塔に向くように調整しましょう。
※室内アンテナの種類によっては、向きは関係なく設置場所によって電波の強さが変わる場合もあります。
室内アンテナは、電波がより強く受信できる窓際に設置するとよいでしょう。
こちらもテレビのアンテナレベルを確認しながら場所の移動や向きの調整をしてみてください。
ただし、室内アンテナはもともと電波が強い地域では問題なく受信することができますが、電波が弱い地域ですとうまく受信できない場合があります。
また、建物の素材によっては電波を通さない場合もありますので、そのような場合は室内アンテナ以外のアンテナを検討しましょう。
室内アンテナの選び方と、おすすめの室内アンテナはこちらの記事をご覧ください。
アンテナの向きを調整してもテレビ映りが悪いときの対処法
アンテナの向きを調整してもテレビの映りがなかなかよくならないとのことでしたら、他に原因があるのかもしれません。
試してみていただきたい対処法をいくつかご紹介します。
地デジの設定を確認する
地上デジタル放送では、アナログ時代とは変わって、ご自分でも放送局の設定をすることができます。
自動で設定する機種でなければ、リモコンの「各種設定」などのボタンから、チャンネル設定をします。
その際、「地デジ」に切り替えていないために地デジが映らない、ということもあるのです。
また、地上デジタル放送の設定が間違っているとエラーが起こることがあります。
チャンネル受信設定は、きちんとできているでしょうか?
引越しをしたとき、そのままの住所を使っているとエラーが出ることがあります。
住所の設定をやりなおしたいときは、メニュー画面で「住所」を選択すれば新住所の設定をすることができます。
住所などの設定をしなおせば、エラーが直る可能性があります。
ケーブルの接続状態を確認する
アンテナケーブルがきちんと接続されていないと、テレビがうまく映らない場合があります。
接続部分をもう一度確認してみましょう。
そのとき、破損していたり断線したいたりしていないかも確認しておくとよいでしょう。
もしアンテナケーブルに問題があったら、新しいものに交換をしてみてください。
天候に変化があった場合は少し待ってみる
雨や強風といった天候の変化により、テレビがうまく映らない場合があります。
天候が回復すると、自然に直る場合もあります。
もしテレビ画面に「E202」のエラーが出ているようでしたら、インターネットで「障害確認情報」を検索してみるとよいでしょう。
お住まいの地域で障害があるか確認できます。
ブースターを設置する
住んでいる地域の電波が弱いと、電波を十分に受信できずテレビの映りが悪くなることがあります。
住んでいる地域の電波の強さは先ほどご紹介した、電波塔のある位置が確認できるホームページで調べることができるので一度検索してみるとよいでしょう。
住んでいる地域の電波が弱いとのことでしたら、ブースターの設置がおすすめです。ブースターとは受信する電波を強くすることができる機器のことをいいます。
ただし、ブースターの設置が必要かどうかは自分で判断することが難しいため、迷ったらアンテナ110番までご連絡ください。
アンテナ110番なら、アンテナの向き以外の原因でテレビが映らないときにもご相談いただけます。
テレビが映らなくなった原因がわからない方は、ぜひご相談ください。
アンテナのプロが現地に向かい、原因を調査いたします。
テレビアンテナの向きの調整や立て直しにかかる料金
アンテナの調整 | 8,800円~(税込) |
アンテナの立て直し | 11,900円~(税込) |
ブースターの設置 | 8,800円~(税込) |
アンテナは屋根の上など高い場所にあるため、慣れないとご自分で直すのはなかなか難しいことが多いです。
無理をして自分で作業をしようとすると事故にもつながりかねないので、屋根の上などの高所では自分で調整・設置をするのをやめましょう。
万が一事故でも起これば、テレビ鑑賞どころではありません。
アンテナ110番では、現地調査・見積りを無料※でおこなっている業者をご紹介しています。
実際にどれくらい費用がかかるのか気になる方は、ぜひ見積りからご依頼ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
電話でのご相談は、24時間365日受け付けております。
まとめ
地デジのアンテナは電波塔のある方角に向けて調整・設置をしましょう。
ただし、地デジの八木式アンテナや手の届かない位置に設置してあるデザインアンテナの調整や設置は高所での作業になり大変危険ですので、アンテナ業者に依頼をしましょう。
アンテナ110番では複数の加盟店の中からプロのアンテナ業者をご紹介しています。24時間365日ご相談を受けつけておりますので、いつでもご連絡ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。