部屋の照明がつかないときは電気スイッチが故障しているのかもしれません。そんなときは業者に調査してもらい、故障しているのであれば交換をしてもらいましょう。なぜなら、電気スイッチを交換する工事は危険な作業であるため、資格が必要になるからです。
このコラムでは、電気スイッチの選び方・種類や業者に交換を依頼するときにかかる費用の相場について詳しく解説してあります。ぜひ参考にしてみてください。どの業者に依頼してよいかわからない方は、ぜひ弊社をご利用ください。
電気スイッチの選び方を知ろう
電気スイッチにはいくつか種類があり、それぞれ機能や特性が異なります。そのため、スイッチをどのようにして選ぶのがよいかわからず困っている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、スイッチを選ぶときに判断する基準について解説していきます。ぜひ参考にしてください。
1.動作のタイプで選ぶ

スイッチのオンオフ動作にも、いろいろな動作のタイプがあります。おもなタイプとしては次のようなものが挙げられます。
・手動でオンオフする
文字通りスイッチを自分の手で入れたり消したりするタイプのスイッチです。シンプルで操作しやすいですが、操作するためにスイッチがある場所まで移動する必要がある点は少々手間かもしれません。
・リモコンでオンオフする
リモコンを使って、スイッチを入れたり消したりするタイプのスイッチです。スイッチがある場所まで移動しなくてもよく、離れた場所からでも操作できるため非常に便利です。
とはいえ、離れたところにリモコンがある場合は取りにいかなければなりません。
・タイマーを使ってオンオフする
タイマーで設定した時間に応じてスイッチが入ったり切れたりします。設定した時間に照明がついたり消えたりするので、さまざまな用途に利用できるでしょう。ただし、設定し忘れないように注意が必要です。
・人感センサーで動作する
このタイプは、センサーが人の体温などを感知すると、スイッチが自動的に入ったり切れたりします。そのため、スイッチがある場所まで移動する必要はありませんし、故障した場合を除けば、照明などの消し忘れも心配せずにすみます。
2.デザインで選ぶ
スイッチにはいろいろなデザインがありますので、部屋にあったデザインかどうかで選んでもよいでしょう。デザインとしては、ボタンの部分が小さいものや手のひらほどのサイズのもの、ボタンが2つや3つにわかれているものなどがあります。
3.取り付ける場所で選ぶ
スイッチを取り付ける場所は、玄関・キッチン・廊下・階段などがあります。それぞれの場所に応じた種類のスイッチを取り付けることで生活を便利にすることができるでしょう。
例えば玄関には人感センサーがついたスイッチがおススメです。玄関は人がよく出入りする場所ですので、出入りするたびにスイッチを入れたり切ったりしなくてすみます。また、買い物から帰ってきて、荷物で両手がふさがっていても、センサーが感知して自動的に照明をつけてくれるのでとても便利でしょう。
4.操作のタイプで選ぶ
スイッチの操作のタイプにもいくつかあります。ここではプッシュ式・ロッカー式・ロータリー式をご紹介します。
- プッシュ式:手や指でボタンを押して、オンオフを操作する
- ロッカー式:シーソーのようにボタンの両端を上下に動かして、スイッチのオンオフを切り替える
- ロータリー式:スイッチの部分が回転するようになっており、その部分を回してオンオフなどを操作する
これらの特徴によって、部屋の外観やスイッチの操作感が変動してきます。自分の好みに合わせて、適したものを選びましょう。
そんなスイッチを交換するときは、弊社にご依頼ください。弊社には経験豊富な業者が多数加盟しており、また弊社に加盟している業者は全国に多数ございます。どのような地域でもすぐに業者が対応いたしますので、安心してご依頼ください。
電気スイッチの種類はたくさん!
ここでは具体的なスイッチの種類を紹介いたします。スイッチの種類を知って、自分が購入するスイッチの見当をつけていきましょう。
片切りスイッチ

片切りスイッチとは、部屋の照明などをつけたり消したりすることを1箇所のスイッチだけでおこなうというスイッチです。片切りスイッチの形は長方形のものが多く、ボタンが埋込まれているものと外にでているものの2種類が一般的によく販売されています。
ボタンが外にでているタイプは安いものですと、ネット通販で1個あたり約200円で購入することができ、埋込まれているタイプよりも価格が安いのがメリットです。しかし、ボタンが基本的に小さく、指でスイッチを押して照明などを操作するので、操作しにくいこともあります。
ボタンが埋込まれているタイプは、外にでているタイプよりも比較的ボタンが大きいので、手のひらでも押せるようになっています。そのため、小さなお子さんやお年寄りでも使いやすくなっています。また同時にボタンが外にでておらず目立たないことから、部屋の景観を損なわないというメリットもあります。
しかし、外にでているタイプに比べると価格が若干高いです。ネット通販ですと、安いものでも1個当たり約800円かかります。
ほたるスイッチ
ほたるスイッチも形は、片切りスイッチと同様に長方形のものが多いです。片切りスイッチとちがうのは、スイッチが切られているときに、付属のランプが点灯することです。そのため、照明がついていない暗い部屋でもスイッチの場所がわかるというメリットがあります。
ほたるスイッチも基本的に、ボタンが外にでているタイプと埋め込まれているタイプが多く販売されています。ネット通販ですと1個当たり約300円~約2,000円で購入することができますが、なかには1個当たり5,000円以上するものもあります。
パイロットスイッチ
パイロットスイッチは、ほたるスイッチとは逆に、スイッチが入っているときに赤く点灯します。赤く点灯することで、明るいところでも目立ち、電気の消し忘れを防止することができるというメリットがあります。
ネット通販で購入することができ、安いものだと約500円で購入することができます。なかにはほたるスイッチも備えたものもあり、そのタイプですと価格は安くても1個当たり1,500円ほどかかります。若干価格は高くなりますが、スイッチの場所が暗いところでもわかりますし、電気の消し忘れも防ぐことができるので便利です。
どのスイッチを選んでよいかわからない方は、弊社にご相談ください。弊社には電気スイッチの知識が豊富な業者が多数加盟しておりますので、お客様のお部屋にあったスイッチをご提案することができます。ぜひ一度、お電話ください。
電気スイッチの交換は業者へ依頼をしよう!
購入したい電気スイッチが決まりましたら、交換しましょう。ただし、電気スイッチの交換は自分ではできませんので、業者に依頼する必要があります。実は、電気スイッチの交換は資格がないとできないのです。
資格がなければ交換はできない

電気スイッチを交換するためには、電気工事士という国家資格が必要であると電気工事法で定められています。しっかりとした知識や技術のない人が配線などを工事すると、ミスによる漏電などから火災や感電による事故がおきるおそれがあるからです。
無資格でスイッチ交換をすると法律に違反し、罰せられることになります。罰則の内容は、3ヶ月以下の懲役もしくは3万円以下の罰金です。このような罰則がありますし、DIYで交換すると漏電や感電のおそれがありますので、電気スイッチの交換は業者に依頼が必要です。
電気スイッチ交換の費用相場
電気スイッチの交換を業者に依頼するとなると、気になるのは費用です。電気スイッチの交換にかかる費用の相場は、1箇所あたり約3,000円~約5,000円です。
ただし、この費用相場はあくまでも目安ですので、この相場以上にかかってしまう可能性もあります。なぜなら、費用は業者ごとに異なりますし、スイッチの部品代や出張費などによって変動するからです。そのため、依頼する前に業者に見積ってもらうことをオススメします。見積もりを確認して、どのぐらい費用がかかるのか、しっかり把握しておきましょう。
電気スイッチの交換をどの業者に依頼すればよいか迷われている方は、ぜひ弊社にご依頼ください。弊社では、電気工事に対応した業者をご紹介させていただいております。さらに調査・見積もりを無料でおこなわせていただいております。ぜひ一度お電話ください。