「漏電ブレーカーが突然落ちた。自分で漏電調査できないのかな?」
どこから漏電しているのか分からない状態で生活するのはとても不安ですよね。とはいえ、業者に漏電調査を依頼すると費用がかかってしまうため、自分でできるならやってみたいと思われる方もいるかと思います。
結論から申し上げますと、漏電している回路の特定なら自分でもおこなえます。手順としては、各部屋に電気を送っている小さなブレーカーを順番に確認するだけですので、専門的な知識を持っていなくても簡単にチェックすることができるのです。
ただし、自分でできる漏電調査はここまでです。漏電の原因には、配線の劣化や接続の緩み、動物に配線をかじられるなどさまざまなことが考えられるため、原因を探そうと勝手に触ってしまいますと、感電するおそれがあり危険です。漏電している回路が分かったら、その回路をオフにして電気を遮断し、そのまま電気工事業者に調査を依頼しましょう。
本記事では、自分でできる漏電調査や業者に調査や修理を依頼したときの費用相場など解説していきますが、「すぐに調査と修理を依頼したい!」とのことでしたら、電気工事110番にご連絡ください。
お急ぎの方のために、お電話やLINEでのご相談は24時間365日受付けております。ご連絡いただければ、プロの電気工事業者が現地までスピーディーに駆けつけ、調査いたします。
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漏電ブレーカーが落ちたら原因の回路を調査しよう
漏電とは、本来電気が流れないようなところに電流が漏れてしまう現象のことです。漏電が発生すると、漏電ブレーカーが落ちて電気を遮断します。そうすることで、漏電箇所に触れて感電したり燃えやすいものに電気が流れて火災が発生したりする事故を防いでいるのです。
しかし、漏電ブレーカーが落ちたということは、どこかの回路でトラブルが発生しているということです。放置すると上記のような事故が起こる危険性があるので、原因を探し出して修理しなければなりません。
専門的な道具を使う漏電調査には資格が必要ですが、ブレーカーを調査することで漏電している回路を見つけ出すことは自分でもできます。知らずに漏電している回路を使い続けることがないように、漏電調査の方法を覚えておきましょう。
漏電した回路の調べ方
分電盤には、漏電ブレーカーのほかに安全ブレーカーというものがついています。安全ブレーカーは、分電盤の中に複数並んだ小さなブレーカーのことです。コンセントやエアコンなど、部屋や電気機器ごとにわけられた回路のオンオフを操作することができます。
この2種類のブレーカーを以下の手順に従って操作して、漏電回路を特定します。手順を間違えると、原因の特定はできないので慎重に作業しましょう。
- 安全ブレーカーをすべてオフにする
- 漏電ブレーカーをオンにする
- 安全ブレーカーをひとつずつ順番に入れ替わりでオンにしていく
3の作業をしているときに、漏電している回路のブレーカーをオンにすると漏電ブレーカーが落ちます。漏電している回路の特定ができたら、そこはオフの状態にして電気を遮断しておきましょう。
本格的な調査には資格が必要
ブレーカーで調査できるのは、どこの回路で漏電しているかということだけです。同じ回路で複数の電気機器を使用していたり、見えない場所の配線に原因があったりする場合は、ブレーカーの調査だけで詳しい原因を特定することはできません。
しかし、より詳しい漏電調査をおこなう場合は、電気工事士や電気主任技術者の資格が必要です。知識のない人が調査をおこなうと感電などの事故につながるおそれがあるので、業者に相談しましょう。
有資格者が漏電調査をおこなう場合は、電圧などを調べる道具などを使って、分電盤と漏電箇所の電気機器をすべて調査します。そして、何が原因でどうすれば解決できるのかということを特定するのです。
分電盤やブレーカーの修理は電気工事士の資格が必要
ブレーカーや電気機器を調べた結果、何かが破損していた場合は修理をおこなう必要があります。
電気機器の故障であれば買い替えれば解決しますが、配線や分電盤のトラブルは電気工事士の資格を持ったプロでないと修理はおこなえません。そのため、漏電調査や漏電修理は電気工事業者にすべてお任せしましょう。
電気工事110番では、「電気工事士」の資格を持つ電気工事業者を多数ご紹介しています。漏電調査はもちろん修理もそのまま依頼していただけますので、業者をお探しの際はぜひご依頼ください。お電話・LINEでのご相談は24時間受付ております。
漏電の調査や修理を業者に依頼する際のポイント
漏電調査をおこなうのは、電気保安協会もしくは漏電修理業者です。ただし、電気保安協会は漏電箇所を修理することはできません。修理が必要だった場合に備えてまとめて依頼したい場合は、漏電修理に対応している業者に相談しましょう。
また、自分で所有している戸建住宅と管理者から借りている賃貸住宅では、漏電の調査や修理を業者に相談するまでの流れが異なります。戸建住宅の場合は、業者に連絡して漏電の調査や修理を依頼してもかまいません。しかし、賃貸住宅の場合はまず管理会社や大家に相談しなくてはならないのです。
漏電の原因が住人ではなく管理者側だった場合、管理者側に調査や修理の費用を請求することができるケースがあります。しかし、事前に相談の連絡を入れていないとそれができなくなるおそれがあるのです。
少しでもお得に漏電修理をおこなうために、自分がおこなうべき相談の流れもしっかりと頭に入れておきましょう。
漏電の調査や修理の費用相場
漏電調査は約6,000円前後、修理は約8,000円から2万円が相場です。ただし、調査や修理の内容によって細かい金額は変わります。たとえば、天井裏まで調査が必要だったりブレーカーや分電盤が破損して買い替えが必要だったりすれば、高めの費用がかかると考えておいたほうがよいでしょう。
業者に依頼するときのポイント
漏電調査や修理を業者に依頼するときは、なるべく作業を依頼する前に見積りを取ることをおすすめします。なぜなら、見積りを取らずに依頼してしまいますと、「思ったより高くなってしまった…。」と後悔してしまうことがあるからです。
見積りは、費用の妥当性と内訳を確認することができます。あらかじめ金額を知ることができれば、依頼するかどうか判断することができるでしょう。また、費用の内訳で疑問に思うところがあれば、業者に質問して事前に不安を取り除くこともできます。
業者に見積りを依頼して金額に納得がいかなかったら、他の業者に見積りを依頼して比較してみるのもよいかもしれません。複数の見積りを比較検討することで、費用と作業内容ともに納得のいく業者を見つけやすくなります。
ただし、複数の業者をひとりで一から探すのは大変です。まずは電気工事110番にご相談いただき、希望をお聞かせください。最適な業者をお探しし、ご紹介いたします。
電気工事110番では、ご紹介する業者が現地調査で無料の見積りをおこなった後、金額にご納得いただいてから施工を始めさせていただきます。まずは費用だけ知りたいという方も、お気軽にご相談ください。
再発防止|漏電ブレーカーが落ちる原因と対策
ここまでは、漏電が発生した場合の対処法について解説してきました。しかし、漏電ブレーカーが落ちる原因を知らなければ、修理をおこなっても再発の危険性があります。
漏電ブレーカーが落ちる原因は、人為的なミスから外的要因までさまざまです。以下に4つの原因とそれぞれの対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
配線トラブル
漏電ブレーカーが落ちるもっとも多い原因は配線トラブルです。とくに多いといわれているのが配線の劣化で、長年使い続けた電化製品のコードなどから漏電することがあります。
電化製品の寿命自体はものによって異なりますが、5年以上使用しているものは配線の劣化による漏電の危険性があるので、新しいものに買い替えるなどして対策をしましょう。
また、タコ足配線も漏電の危険性があります。コンセントが少ない部屋などでは、一度に多くのコードを接続できるので便利ですが、ひとつのコンセントで使える電気の容量は決まっています。
しかし、タコ足配線をすることでコンセントの容量以上の電気を使ってしまうことがあるので、漏電の危険性が高まるのです。タコ足配線をやめるか、一度に使用できる最大容量を覚えておいて電気機器の使用を調整して対策をとりましょう。
上記のほかにも、コンセントからコードが抜けかけていると漏電の原因になります。プラグをしっかりと奥まで差し込むことは今すぐにできる対策です。現在使用している電子機器のプラグが抜けかけていないか確認してみましょう。
漏電ブレーカーの故障
ご紹介した方法で調査をおこなっても漏電箇所が特定できない場合は、漏電ブレーカーが故障している可能性があります。漏電ブレーカーの近くにあるボタンを押して正常に作動しているかどうか確認してみましょう。
漏電ブレーカーが正常であれば、ボタンを押してしばらく待つと漏電ブレーカーが落ちます。しかし、漏電ブレーカーが故障しているとボタンを押してもなんの反応もありません。ブレーカーの交換などの工事には電気工事士の資格が必要なので、故障していることがわかったら早めに業者に相談しましょう。
また、漏電ブレーカーは約13年が交換目安といわれています。13年以上使い続けているブレーカーにトラブルが発生した場合は、交換を検討したほうがよいかもしれません。
害獣被害
自分が注意しているだけでは防げない原因が害獣被害です。家に入り込んだねずみがあらゆる場所の配線をかじってしまいます。
天井裏だけでなく、夜に部屋にあらわれて露出している配線をかじることもあるので、ねずみにかじられない加工がされている配線を使用するなどして対策をとりましょう。
台風や浸水などの被害にあったら漏電調査をしてトラブルを予防しよう
電気系統が水に濡れることで漏電が発生することもあります。日常的には水回りの近くにある配線やコンセントに水がかかったり水に濡れた手でコンセントなどを触ったりしないように注意しましょう。
また、台風や大雨による浸水被害などに遭った場合は、コンセントに水が入り込んでしまうことがあるため漏電の危険性が高まります。濡れたコンセントを使用する前に一度漏電調査をおこなうとよいでしょう。
漏電調査をおこなう業者がわからないという場合は、弊社にご相談ください。電気工事110番では、あらゆる電気工事に最短10分で駆け付けスピーディーに解決します。
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