
「アンテナ工事を依頼したいけど、どの業者が安いのかわからない……。」
アンテナ工事費用が安い業者は、この記事でご紹介する業者の探し方を参考にしていただければ、費用をだいぶ安く抑えることができます。
実際にアンテナ工事が安い業者の探し方を試してみた結果、最大11,000円安く依頼できる業者を見つけることができました。
この記事では、アンテナ工事費用が安い業者の探し方や、アンテナ工事費用の相場、自分の家に合ったアンテナの選び方も解説しています。
最後まで読んでいただければ、アンテナ工事を最も安く依頼できる業者を見つけることができますよ。
アンテナ工事を依頼するならアンテナ専門業者が安い
アンテナ工事を依頼するなら、アンテナ専門業者が安くておすすめです。
アンテナ工事は、主に以下の業者に依頼できます。
- 家電量販店
- ホームセンター
- アンテナ専門業者
家電量販店やホームセンターに依頼した場合、実際に施工をおこなうのは外部の業者になります。そのため、仲介手数料が発生してしまい、費用が高くなりやすいです。
一方、アンテナ専門業者は、アンテナ工事のプロが直接施工するため、家電量販店やホームセンターより費用が安くなることが多いです。
実際に、アンテナ工事の料金が家電量販店と業者で5万円違ったという方もいらっしゃいました。
テレビアンテナ、業者と家電量販店で買う物同じでも5万違うのびっくり…そして業者の方が来てくれるの2週間も早い。。。一応問い合わせしてよかったー!
— ?ℎ?? (@hpychi_chan) August 21, 2020
よって、アンテナ工事を安く依頼できる業者をお探しなら、アンテナ専門業者から選ぶとよいでしょう。
アンテナ工事は複数見積りを取ればさらに安く依頼できる!
アンテナの工事費用を少しでも安く抑えたい方は、複数の業者で見積りを取ってみてください。
見積りを比較すれば、一番安く施工してくれる業者を探すことができます。
実際に、同じ条件でアンテナ専門業者4社に見積りを取ったところ、最大11,000円の差がありました。
(すべて税込)
八木式アンテナの設置金額 | ブースターの金額 | 諸経費 | 現地調査費 | 合計金額 | |
---|---|---|---|---|---|
A社 | 16,500円 | 16,500円 | 11,000円 | - | 44,000円 |
B社 | 16,500円 | 16,500円 | - | 5,500円 | 38,500円 |
C社 | 24,200円 | 13,200円 | - | - | 37,400円 |
D社 | 16,500円 | 16,500円 | - | - | 33,000円 |
- 八木式(20素子)の屋根上設置
- 新築の2階建て
- テレビは1階のリビングのみ
- 屋根の形は寄棟屋根、材質はストレート
- 屋根の勾配は4寸
調査日: 2021/12/14
アンテナの設置金額やブースターの金額はそれほど変わらなくても、諸経費(出張費、防水加工費、高所作業費など)や、現地調査費がかかると高くなるようです。
見積りを取るのは面倒ですが、アンテナ工事費用を少しでも安く抑えるためにも、なるべく多くのアンテナ工事業者で見積りを取るようにしましょう。
「アンテナ110番」なら現地調査・見積りは無料
アンテナ専門業者に見積りを依頼する際は、ぜひ当サイト「アンテナ110番」にもご依頼ください。
アンテナ110番は、アンテナの設置や修理などアンテナに関するお悩みを解決すべく、アンテナ工事のプロを無料でご紹介しているサービスです。
アンテナ110番の現地調査・見積りは無料※ですので、お気軽に見積りを取っていただけます。複数の業者に見積りを取った後、キャンセルしていただくことも可能ですので、まずはお電話やメールでご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
見積りを取る前に、大体の費用感を知っておきたい方は、次にご紹介するアンテナ工事の費用相場をぜひ参考にしてみてくださいね。
アンテナ工事にかかる費用の相場
アンテナ工事にかかる費用を調べるため、当サイト「アンテナ110番」で実際にご依頼いただいた施工の料金から相場を出してみました。
(すべて税込)
費用相場 | |
地デジアンテナ | 47,392円 |
地デジアンテナ+BS/CSアンテナ | 63,864円 |
※ブースターの設置含む
※当社実績より算出
サイト名:アンテナ110番
集計対象:2019年12月1日~2021年12月1日
対象件数:591件
ただし、アンテナ工事費用は、地デジアンテナの種類で変わります。相場より安く依頼できるケースもあるので、まずはそれぞれの費用相場の詳細をご確認ください。
地デジアンテナの設置は47,392円
地デジアンテナは、
- 八木式アンテナ
- デザインアンテナ
の2種類から選べます。
費用相場を比べると、八木式アンテナとデザインアンテナで4,057円差がありました。
(すべて税込)
八木式アンテナ | デザインアンテナ | |
見た目 | ![]() |
![]() |
費用相場 | 43,393円 | 47,450円 |
※ブースターの設置含む
費用をなるべく安く抑えたい方は、「八木式アンテナ」を選ぶとよいでしょう。
デザインアンテナの種類には、平面アンテナとユニコーンアンテナがありますが、どちらも八木式アンテナに比べて高くなりやすいです。
八木式アンテナとデザインアンテナの違いや比較は、「地デジアンテナの選び方」の章で詳しく解説しているので、地デジアンテナを選ぶときは参考にしてください。
地デジアンテナ+BS/CSアンテナの設置は63,864円
地デジだけでなく、BS/CSアンテナも設置する場合、八木式アンテナとデザインアンテナで2,452円差がありました。
(すべて税込)
八木式アンテナ+BS/CSアンテナ | デザインアンテナ+BS/CSアンテナ | |
見た目 | ![]() |
![]() |
費用相場 | 61,475円 | 63,927円 |
※ブースターの設置含む
BS/CSアンテナはどれも同じですので、この場合も八木式アンテナが安く抑えることができます。
BS/CSアンテナは、あとから設置するより、最初から地デジアンテナとセットになっているものを購入した方が安く済みます。地デジアンテナを新設するときは、BS/CSアンテナも設置するかよく検討しておきましょう。
ブースターは電波が足りなければ追加で必要
ブースターとは、簡単にいうと「電波を強くする機器」のことをいいます。

ブースターを設置すると費用が高くなるため、できれば付けたくないと思われる方も多いかと思います。
しかし、以下の条件に当てはまる場合、ブースターを設置しなければなりません。
- 住んでいる地域の電波が弱い
- 複数の部屋でテレビを見たい
そもそも住んでいる地域の電波が弱いと、電波が足りずにテレビがキレイに映りません。
また、ケーブルが長かったり、各部屋への分配数が多くなったりすると、電波が足りなくなりテレビが映らなくなることがあります。
ブースターが必要かどうかは、アンテナ工事業者による電波調査で判断できます。
業者に電波調査を依頼すれば、電波状況はもちろん、ケーブルの長さや悪天候でも通常通りテレビが正常に見られるかなどを調査し、必要かどうかの判断をしてくれます。業者が必要だと判断すれば、ブースター代が追加でかかることになるでしょう。
アンテナ工事の費用は、このように、地デジアンテナ工事、BS/CSアンテナ工事、ブースターに費用がかかりますが、業者によって現地調査費、出張費、高所作業費などがかかる場合もあります。
実際の費用は見積りで確認できるので、まずはアンテナ工事業者に見積りを依頼してみてください。
地デジアンテナの選び方
地デジアンテナを選ぶとき、八木式アンテナとデザインアンテナどちらにしようか迷われる方もいるでしょう。
しかし、地デジアンテナはお住いの地域の電波強度によって選べるアンテナの種類が限られます。
地域の受信強度は、「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」に分けられ、親局・中継局から離れるにつれて弱くなります。

八木式アンテナは受信性能が高いため、弱電界地域でも十分受信可能です。しかし、デザインアンテナは八木式アンテナに比べて受信性能がやや劣るため、弱電界地域では設置できない場合があるのです。
電界地域 | 適しているアンテナの種類 |
強電界地域 | 八木式アンテナ・デザインアンテナ |
中電界地域 | 八木式アンテナ・デザインアンテナ |
弱電界地域 | 八木式アンテナ |
中電界地域以上であれば八木式アンテナ・デザインアンテナ、弱電界地域であれば八木式アンテナを検討してみてください。
お住いの地域の電波強度は、A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)の「放送エリアのめやす」で確認できます。お住いの地域がメインの放送局の受信範囲に入っていれば、「中電界地域以上」であると判断してよいでしょう。
地デジアンテナをどちらにしようか迷われている方は、次にご紹介する八木式アンテナとデザインアンテナの比較を参考にしてみてください。
八木式アンテナとデザインアンテナを比較
地デジアンテナは、八木式アンテナとデザインアンテナの2種類ですが、デザインアンテナはさらに「平面アンテナ」と「ユニコーンアンテナ」が存在します。
それぞれどのような違いがあるのか、比較してみましょう。
八木式アンテナ | 平面アンテナ | ユニコーンアンテナ | |
見た目 | ![]() |
![]() |
![]() |
設置場所 | 屋根上、屋根裏、軒下 | 壁面、屋根裏、軒下 | 屋根上、壁面、スッキリポール |
受信性能 | 高 | 中 | 中 |
メリット |
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デメリット |
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比較した結果、おすすめの人をまとめてみました。
- できるだけ費用を安く抑えたい
- 外観はあまり気にしない
- 電波が弱い地域に住んでいる
- 外観をこだわりたい
- 電波が強い地域に住んでいる
- 外観をこだわりたい
- 電波が強い地域に住んでいる
- 住宅密集地に住んでいる
アンテナを選ぶときは、自分の求める条件に合ったアンテナを選ぶようにしましょう。
ただし、ユニコーンアンテナは業者によって取り扱いがない場合があるので、設置したい方は取り扱いがあるか確認してみてくださいね。
BS/CSアンテナの選び方
BS/CSアンテナには、「従来のBS/CSアンテナ」と、「4K8K対応のBS/CSアンテナ」があります。
4K8K放送も見たい場合は、4K8K対応のBS/CSアンテナを設置しましょう。
4K8Kとは、簡単にいうと超高画質の映像のことをいいます。従来のBS/CSアンテナでは、大画面で映像を見ると画素が粗くなってしまっていましたが、4K8Kであれば粗さが目立たないため、キレイな映像を楽しむことができます。
アンテナ工事業者が扱っているBS/CSアンテナは、すでに4K8K対応のアンテナが多いです。しかし、業者によっては従来のBS/CSアンテナと選べる場合もあるので、4K8K放送を見る予定があるようでしたら、対応しているアンテナを選ぶようにしましょう。
アンテナ工事当日の流れ
アンテナ工事当日は、以下の流れで作業がおこなわれます。
- 電波の調査
- アンテナの取り付け
- 室内にケーブルを配線
- 受信レベルのチェック
アンテナ工事は、約2時間~3時間かかります。
工事をする際、立ち合いが必要になるので、誰か一人は家にいるようにしましょう。
アンテナ工事当日までに準備しておくこと
アンテナ工事当日までに、以下の準備をしておくとスムーズです。
- 現金を用意する
- テレビ周りを片付けておく
業者によっては、クレジットカードの支払いができないところもあります。支払い方法をあらかじめ確認し、現金のみの対応でしたら、事前に用意しておきましょう。
また、アンテナの設置後は業者がテレビのある部屋で受信レベルを確認します。そのため、テレビ周りは片付けておくとよいでしょう。
アンテナ工事を自分でやるのは現実的ではない
アンテナ工事は、自分でやったほうが安く済むと思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、以下の理由から自分でアンテナ工事をするのはおすすめできません。
- 落下して大けがをするおそれ
- 作業中にアンテナを落として通行人に当たるおそれ
- 固定が甘いと強風で倒れるおそれ
- 設置場所や向きを間違えて電波を受信できないおそれ
- ケーブルを屋内に引き込む作業は素人だと難しい
- 複数テレビがあるときは分配作業が必要になり難易度が高くなる
- BS/CSアンテナも一緒に設置すると向きの調節がさらに難しくなる
アンテナ工事は、基本的に高い場所で作業をすることになります。
アンテナの設置をおこなうときは、重いアンテナや工具を持ちながら、屋根の上やハシゴの上で作業をおこなわなければなりません。
アンテナ工事のプロも、ヘルメットや命綱をつけて安全靴を履き、慎重に作業をおこないます。
素人が無理にアンテナ工事をしようとすると、バランスを崩して落下し、大けがにつながるおそれがあるので絶対に止めましょう。
また、アンテナを設置できても、ケーブルを屋内に配線できなければテレビを見ることができません。配線作業は、どこからケーブルを引き込むのか、分配器は必要なのかなど判断しながら作業をする必要があり、知識や経験が無いとかなり難しいです。
アンテナ工事は自分でするのではなく、アンテナ工事のプロに任せましょう。
アンテナ工事に関するQ&A
ここからは、アンテナ工事でよくある質問をご紹介します。
アンテナ工事を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.新築のアンテナ工事はどのタイミングですればいいの?
A.新築時のアンテナ工事は、「引き渡し後」がおすすめです。
新築のアンテナ工事は、以下のタイミングにおこなうことができます。
- 引き渡し後
- 入居後
引き渡し後にアンテナ工事をおこなえば入居後すぐにテレビを見ることができます。引き渡し日がわかり次第、業者に依頼するとよいでしょう。
Q.アンテナを目立たせないように設置する方法はある?
A.デザインアンテナの設置、もしくは屋根裏の設置がおすすめです。
デザインアンテナである平面アンテナやユニコーンアンテナは外観を損ねません。
平面アンテナは色が豊富ですので、壁の色に合わせて選ぶことができます。ユニコーンアンテナは、高さ67.2センチメートル、幅14.3センチメートル、奥行き12.3センチメートルと他のアンテナに比べて小型であるため、設置しても目立ちにくいです。
ただし、デザインアンテナやユニコーンアンテナは八木式アンテナより費用が高くなりやすいです。そのため、安くて目立ちにくい方法でアンテナを設置するなら、八木式アンテナを屋根裏に設置しましょう。
屋根裏の設置は、業者によって対応していなかったり、屋根裏の設置条件に当てはまらなかったりする場合があるので、現地調査の際に設置が可能であるか聞いてみてください。
まとめ
アンテナ工事は、アンテナ専門業者に依頼すると安く抑えることができます。
また、アンテナ専門業者に複数見積りを取れば、一番安い業者を探すことができるのでおすすめです。
アンテナ110番では、現地調査・見積りを無料※でおこなう専門業者をご紹介しています。アンテナ工事業者をお探しの際は、お気軽にご相談くださいね。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。