シロアリ調査は【基本無料】で受けられる！プロの調査内容と報告書の例

「シロアリ調査に費用ってかかる？」

シロアリ調査を依頼したいけど、高額請求をされないか、しつこく営業をされないかと不安に思われている方も多いでしょう。

じつは、シロアリ調査は基本無料で依頼できます。

シロアリ調査は、シロアリ駆除を検討している方が気軽に依頼できるように、無料にしている業者が多いのです。

ただし、建物の状況によっては、別途料金がかかってしまう場合もあります。

この記事では、安心してシロアリ調査が依頼できるように、シロアリ調査にかかる費用や調査の内容、実際に依頼したことがある人の声などをご紹介しています。

この記事を読めば、シロアリ調査に別途料金がかかるケースがわかり、安心して調査を依頼し、早めの対処で被害を最小限に抑えられますよ。

※本記事に掲載している情報は、2024年4月17日時点において、当社がインターネット等の公開情報を独自に調査・収集のうえ作成したものです。
記載には細心の注意を払っておりますが、これらの情報の正確性・完全性・信頼性を保証するものではございません。ご利用の際には必ず各社にご確認ください。

シロアリ調査は基本無料

シロアリ調査は、基本無料で依頼できます。

シロアリ調査は、現地まで来て隅々まで調査してもらうため、業者側のコストは0ではありません。

しかし、気軽に安心してシロアリ調査を依頼してほしいという理由から、シロアリ調査を無料にしている業者が多いのです。

例えば、以下のようなシロアリ駆除業者は、シロアリ調査を無料でおこなっています。

参考：ダスキン｜シロアリ駆除サービス（最終閲覧：2024年4月17日）
参考：サニックス｜調査・お見積りの流れ（最終閲覧：2024年4月17日）
参考：雨宮｜お見積りから施工完了までの流れ（最終閲覧：2024年4月17日）
参考：シロアリ1番｜無料調査依頼の流れ（最終閲覧：2024年4月17日）

上記は一例ですが、ほとんどの業者がシロアリ調査を無料にしています。

シロアリ110番でも、シロアリ調査を無料※でおこなっている業者をご紹介しています。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

シロアリ調査を依頼する際は、ぜひシロアリ110番にもご相談ください。

床下に入れない場合は費用がかかることがある

ただし、床下に入れない場合は、床下点検口の設置費用がかかることがあります。

シロアリ被害は床下に多いため、シロアリ調査は床下をメインにおこないます。

床下は、以下の場所から入ることができます。

上記のような場所がない場合は、別途費用がかかることがあります。

床下点検口の設置費用をシロアリ業者に直接聞いてみたところ、以下の回答をいただきました。

床下点検口の設置が必要な場合は、業者から詳しい料金を説明してもらいましょう。
納得がいく金額であれば、そのまま依頼してもよいでしょう。

プロがおこなうシロアリ調査の流れ

シロアリ調査を依頼したら、具体的にどのようなことがおこなわれるのか気になりますよね。

シロアリ調査の内容は業者によりますが、大体以下の流れでおこなわれます。

シロアリ調査にかかる時間は、約1〜2時間です。

それでは、順番に詳しく見ていきましょう。

建物の外周を調査する

建物の周りに、シロアリの痕跡がないか確認します。

シロアリは、外から蟻道（ぎどう）を伸ばして建物に侵入します。
蟻道は、シロアリの通り道で、土を固めたような見た目をしています。

蟻道は、以下のように建物に沿って伸びる特徴があります。

提供：株式会社Arrows東海

他にも、庭に切り株や枕木などの木材があったら、シロアリの食害がないかも確認します。

玄関を調査する

玄関にシロアリの食害がないか確認します。

玄関の木材は地面と接しているため、地面から這い上がってきたシロアリに狙われやすいです。

玄関扉の木製枠や、上がり框（かまち）の部分にシロアリの食害がないか確認します。

提供：株式会社Arrows東海

シロアリの食痕は、上記のように木材の表面がボソボソになっているのが特徴です。

浴室を調査する

浴室にシロアリの食害がないか確認します。

浴室もシロアリに狙われやすい場所です。
浴室は湿気が溜まりやすいため、湿った木材にシロアリが寄ってきてしまうことがあります。

特に、浴室のドアの木枠は狙われやすいです。
ドアの木枠が以下の見た目をしていたら、シロアリの可能性が高いでしょう。

• 腐った色をしている
• 小さい穴がある
• 表面がボソボソしている

また、浴室では、タイルにひび割れがないかも確認します。

ひび割れの隙間に土のようなものがつまっていたら、シロアリがそこから侵入しているおそれがあります。

点検口の周りを養生する

床下に入るために、点検口の周りを養生します。

床下で作業をおこなうと、点検口からホコリやカビが舞い上がってしまいます。

床下に入るときは、以下のように点検口の周りを囲うように養生し、部屋の中を汚さないようにします。

床下全面を調査する

点検口から床下に入り、床下全面を調査します。

シロアリは地中から建物に侵入するため、シロアリ被害も床下に集中しやすいです。

シロアリ業者は、専用の作業服やヘッドライトなどを装備して、点検口から床下に入ります。

床下に入ったら、以下のように木材に食害がないか、蟻道がないかを確認します。

提供：株式会社Arrows東海

その他にも、水漏れが起きていないかも確認します。

給水管・排水管などから水漏れしている場合、その周辺の湿度が高くなるため、シロアリの食害を受けやすくなります。

調査結果を報告する

シロアリ調査がすべて終わったら、調査結果を報告します。

業者によっては、以下のような調査報告書や、床下の写真を見せながら報告してくれるところもあります。

調査報告書の例1

提供：株式会社Arrows東海

提供：株式会社Arrows東海

調査報告書の例2

提供：株式会社Arrows東海

提供：株式会社Arrows東海

シロアリ被害がなかったら、調査報告のみで終わりです。
今後シロアリ被害に遭いたくないという方は、シロアリ予防を依頼するのもよいでしょう。

もし、シロアリ被害があったら、シロアリ駆除費用の見積りを提示してもらいます。

この時点ですぐに契約をする必要はないので、じっくり検討しましょう。
この間に、他のシロアリ業者に調査と見積りを依頼しても問題ありません。

見積りの金額に納得がいかない場合は、キャンセルもできます。

シロアリ調査は気軽に受けることができるので、2～3社ほど調査と見積りを依頼するとよいでしょう。

その際は、ぜひシロアリ110番にもご相談ください。

シロアリ調査を頼んでよかった声は多い

シロアリ調査を依頼したくても、しつこく営業をされないかなど、不安に感じる方もいるでしょう。

そこで、実際にシロアリ調査を依頼したことがある56名に満足度を聞いてみました。

その結果をまとめたのが、以下のグラフです。

グラフを見ると、全体の75％の人が満足していることがわかりました。

シロアリ調査を依頼してみた人の感想をいくつか見てみましょう。

回答を見ると、シロアリ調査を依頼したことで、想像以上の被害に気付けたという声がありました。

シロアリ被害は普段見えない床下で起きることが多いため、知らない間に悪化していることもあります。

一方で、シロアリ調査の結果、シロアリ被害がないとわかって安心したという声もありました。

このように、シロアリ調査は、シロアリ被害の有無をはっきりさせることができます。

「シロアリ被害に遭っているかも……」と不安に思っている方は、ぜひシロアリ調査を依頼してみてはいかがでしょうか。

万が一シロアリ被害に遭っていても、早めに駆除をすれば、被害を最小限に抑えることができますよ。

シロアリ調査を頼む前に準備しておくこと

シロアリ調査を依頼するときは、以下のことを準備しておくとよいでしょう。

これらのことをしておくことで、当日の作業がスムーズになります。
順番にご説明します。

家の間取り図を用意する

家の間取り図があったら、用意しておきましょう。

家の間取り図があると、家の構造がわかるため、業者が床下の調査をおこないやすくなります。

ただし、家の間取り図は必須ではありません。
なくても調査はおこなえますので、安心してください。

調査場所を片づけておく

シロアリ業者が調査をする場所は、片づけておくとよいでしょう。

以下の場所を片づけておくことで、スムーズに作業がおこなえます。

• 玄関の靴を片づける
• 点検口の周りを片づける
• 浴室のものを片づける
• 建物の基礎に密着しているものを移動しておく

また、見られたくないものがあれば、別の部屋に移動させておくとよいでしょう。

羽アリの写真があれば用意する

羽アリの写真があれば、写真を用意しておくとよいでしょう。

羽アリの写真は、シロアリの種類を特定する材料になります。
日本で被害が多いシロアリの種類は、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。

羽アリの見た目以外にも、羽アリが出現した時期や蟻道、食害の特徴も種類の特定に役立ちます。

羽アリの見分け方は、以下の記事でも解説しています。
自分で確認したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

普段からできるシロアリ調査

ここでは、普段から自分でおこなえるシロアリ調査のやり方をご紹介します。

シロアリ被害に気付くことができれば、早めに駆除をして、被害を最小限に抑えることができます。

普段から、以下の項目を確認しましょう。

• 雨漏りや漏水で窓枠が変色していないか
• ウッドデッキの根本や庭の木に食害がないか
• 玄関やお風呂の木枠に食害がないか
• 建物の基礎に蟻道がないか
• 窓際に大量の羽や羽アリの死骸が落ちていないか（5～6月）

ただし、床下のシロアリ調査を自分でおこなうことはおすすめしません。

床下は狭くて暗く、慣れていないとケガをするおそれがあります。
また、這いつくばりながら移動していると、今どこにいるかわからなくなることもあります。

床下での作業は大変危険ですので、プロに任せましょう。

シロアリ被害の確認方法は、以下の「写真でわかるシロアリ被害」の記事でも詳しく解説しています。

まとめ

シロアリ調査は、基本無料でおこなってもらえます。
ただし、床下に入れる場所がない場合は、床下点検口の設置費用が別途かかることがあります。

床下点検口の設置が必要な場合は、業者から費用の説明をしてもらい、金額に納得がいけばそのまま依頼してもよいでしょう。

シロアリ調査は、大体以下の流れでおこなわれます。

被害がない場合は、調査は終了です。

被害がある場合は、見積書を提示してもらえます。
すぐに契約をする必要はないので、じっくり検討しましょう。

シロアリ調査は、他の業者にも依頼して見積りを比較するのもおすすめです。

シロアリ調査を依頼する際は、ぜひシロアリ110番にもご相談ください。

シロアリ110番は、シロアリ調査を無料※でおこなっている業者をご紹介しています。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

お電話もしくは、メールフォームにて、お気軽にご相談ください。