ルーフィングとは屋根に敷く防水シート!種類・特徴まとめ

屋根

ルーフィング(防水シート)の劣化や破損により雨漏りが発生した場合は取り換えが必要になります。
なぜならルーフィングとは、屋根材だけでは防げなかった雨水の浸入を防ぐための防水シートだからです。

当記事では、ルーフィングの役割や種類、雨漏りが発生したときの対処方法まで紹介しています。

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目次

ルーフィングとは屋根の防水シート

ルーフィングとは、屋根の防水建材として使われるシートの名称です。

屋根は簡単に分けると3層になっており、外から見ることができる「屋根材」、次が「ルーフィング」、一番下が「屋根の下地」になっています。

屋根は2段階の防水層である屋根材(瓦など)とルーフィングで、雨水の浸入を防いでいます。
外に見えている屋根材で大まかな雨水を下に落とし、屋根材の隙間から入ってくる雨水をルーフィングが防ぎます。
そのためルーフィングは、家に雨水が浸水しないための最終防衛ラインの役割をもっています。

瓦葺のルーフィング張替え
瓦葺のルーフィングの張替えイメージ

ただしルーフィングにも寿命があります。
使っている材料によって違いはありますが、早いもので10年ほどと言われています。
一方、長いもので30年と言われているものもありますが、天災などで屋根に損害があった場合は、寿命よりも早く傷んでしまうこともあるでしょう。

また、ルーフィングにはさまざまな種類や特性に違いがあります。
雨水から長く家を守るために「ルーフィングを長持ちさせたい」という方は、まずは性能の違いを知っておくのもおすすめです。

ルーフィングの種類と特徴

瓦などの屋根材に隠れているルーフィングは、普段目にすることも少なく、種類や特性の違いをご存知の方は少ないかと思います。
ここでは、代表的な5つのルーフィングの特徴について解説していきます。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングの最大の強みは、雨漏りを防ぐことはもちろん、湿気を外に逃がしやすいことです。

ルーフィングの内側には、野地板(木材部分)とよばれる屋根の基礎部分があります。
雨漏りが防げていたとしても、万が一湿気がこもるようなことがあれば、基礎部分に腐食が起きてしまい、家に深刻な被害を与えるおそれもあるでしょう。

そのため、湿気に強い透湿ルーフィングは、直接的な雨漏りだけでなく腐食の被害からも長期的に家を守ることに役立つのです。

耐用年数は50年程度です。

アスファルトルーフィング

名前のとおり、道路に使われているアスファルトと同様の成分を防水シートに染み込ませてあるのが特徴的です。
安価でありながらアスファルト自体の防水性能が高いため、ルーフィングとしての役割には定評があり、もっとも一般的なルーフィングになります。

耐用年数は10年程度です。

ゴムアスルーフィング

改質アスファルトルーフイングとも呼ばれる「ゴムアスルーフィング」は、上記で説明したアスファルトルーフィングの改良版です。

アスファルトに加え、合成の樹脂や合成ゴムを混ぜ合わせて作られています。
そのため伸縮性にたけており、釘やタッカー(針で固定するための道具)でルーフィングを固定する際にできる穴からの水漏れを防ぎやすいです。
また、低温や高温にも強く地域の気象にあまり左右されないのも特徴のひとつです。

耐用年数は30年程度です。

基材不織布ルーフィング

基材不織布ルーフィングとは、防水シートのベースが布だけで作られているのが特徴的です。
紙ベースの安価な防水シートに比べ高価ではありますが、破れにくく建物の形に合わせやすいメリットも持ち合わせています。

耐用年数は30年程度です。

高分子系ルーフィング

ナイロンやポリエステルといった合成繊維を防水シートに配合しているのが高分子系ルーフィングです。

原料が合成繊維でできているため非常に軽く、防水性能自体はゴムアスルーフィングに劣らないとされています。

また、合成繊維がベースとなっていることで、目的に合わせた多様な防水シートを作り出すことが可能です。
たとえば、湿気を逃がすことや熱を反射しやすくなる遮熱性の高いルーフィングなど、目的に合わせてさまざまな特性を付加することに成功しています。

耐用年数は15年程度です。

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ルーフィング選びの4つのポイント

ルーフィングシートの種類は多く、「特徴はわかったけど結局どれを選んだらよいのか自分ではわからない」という方も多いはずです。

そこで、ルーフィング選びで失敗しないために「これだけは押さえておきたいポイント」を以下にまとめました。
それぞれのポイントを考慮して、自分のお住まいに適したルーフィング選びの参考にしてみてください。

3つの性能の違い

ルーフィングは種類によって特徴に細かく違いがあります。
しかし、知識がないとあまりその差がわからないかもしれません。
そこで、素人でも性能の違いが比較的わかりやすい以下の3点に注目するのがおすすめです。

透湿性

透湿性の高さは、屋根の基礎部分に湿気がこもることを防ぐ重要なポイントです。
湿気がこもるほど基礎部分が腐食する危険性が高まります。
そのため、透湿性の高さは屋根だけでなく家を長く守るという意味でも注目すべきポイントのひとつです。

止水性

止水性の高さとは、ルーフィングの伸縮性と言い換えられます。
伸縮性のあるルーフィングであれば、タッカーを使用しても針を締め付けるため、隙間を作らず雨水の浸入を最小限に抑えられます。
止水性が低い場合、穴のすき間が段々と広がり雨漏りを起こす危険性が高まります。

耐久性

耐久性の高いルーフィングは収縮を起こしにくく、寿命以外で変形することは滅多にありません。
一方、耐久性が低ければ、日差しや雨によって収縮をおこしてしまうおそれがあります。
そのまま収縮を繰り返せば、寿命よりも早く劣化してしまうことは避けられません。

コストと寿命

ルーフィングを選ぶ際は、かかる費用とおおよその寿命を考慮して、選ぶ必要があります。

ルーフィング選びの際に注意すべきなのは、コストばかりに気を取られることです。
費用を抑えるために寿命や性能に妥協すれば、それだけ早く雨漏りが発生してしまうこともあります。

長期的にみたとき、メンテナンスの回数が増えたことで「余計にコストがかかっていた……」なんてこともあるかもしれません。

地域の気象

家の立地条件や地域によってルーフィングの耐用年数は変わるとされています。
これは、立地による日差しの影響の違いや地域による気象(雨や雪など)の違いが原因です。

ルーフィングによっても向き不向きがありますので、何か疑問があれば施工の前に業者に相談してみることをおすすめします。

屋根の形状

ルーフィングをタッカーで固定する場合、屋根の形状によっては固定する箇所が増えてしまいます。
当然、ルーフィングにできる穴の数も多くなりますので、その分雨漏りのリスクも高まってしまうのです。

屋根材の形状を考慮して、雨漏りに対して問題はないか、事前に業者とよく相談するのがよいでしょう。

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ルーフィングの補修内容

ルーフィングの補修には大きく分けて2つの方法があります。
貼り方によって防水性にも違いがありますので、あらかじめ知っておくとよいでしょう。
以下に具体的な施工方法を解説しています。

タッカーで留める

タッカーでルーフィングを補修

ルーフィングの上からタッカーで下地に打ち付ける方法です。

ルーフィングに穴を開けますが、日光によってルーフィングが溶けることで、できた穴をふさぎます。
もちろん、穴を開けないに越したことはありませんが、基本的に雨漏りの心配はありません。

ただし、施工には高度な技術が必要なため、信頼できる業者選びが大切です。
きちんとタッカーを打ち込むことができなければ、ルーフィングが一部分浮いたような状態になってしまうことがあります。
万が一そのような状態になってしまうと雨漏りが起こるおそれが非常に高いのです。

粘着式で貼り付ける

ルーフィングに穴を開けずに下地に貼り付けられるのが粘着式の最大の特徴です。
シールのように片面に粘着テープがついており、タッカーを使わずに設置することで防水性能を高めます。

ただし、前提として粘着式に対応したルーフィングである必要があり、タッカー留めよりもコストはかかってしまいます。

まとめ

屋根の防水シートとして、ルーフィングは大きな役割を持っています。
屋根材だけでは守り切れない雨漏りを防ぐ最終的な防衛ラインの役割をもっているからです。

また、ルーフィングは年数とともに劣化することは避けられないため、不具合が起きた場合はただちに修繕しなければいけません。

その際は、信頼できる業者選びが大切です。
お近くの優良業者をお探しなら、雨漏り修理110番にご相談ください。

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