「大切な我が家をシロアリから守りたい」
「家のシロアリ対策ってどうすればいいんだろう?」
とお悩みですね?
家のシロアリ予防は、自分でもできます。
この記事では、10社のシロアリ業者へアンケート調査でわかった手軽にできて効果的なシロアリ対策をお伝えします。
この記事を読めばベストなシロアリ対策の方法がわかり、シロアリが寄り付かない安心快適な生活が手に入るでしょう。
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13年間の賃貸マンション、注文住宅、建て売り住宅、官庁工事等の現場管理経験を経て、住宅リフォーム事業 …
※1対応エリア・加盟店・現場状況等により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。※2 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※1 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
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今すぐ自分でできるシロアリ予防
自分でもできるシロアリ対策は、シロアリが家に発生しにくい環境を整えることです。
環境作りは、誰でも手軽に始められます。
まずは、シロアリ業者に聞いた一般の方でもできる効果的な予防法の一覧をご覧ください。
Q.日常的にできるシロアリ予防として、効果的な方法を教えてください。
回答 | 票数 |
---|---|
庭や基礎周りに木材やダンボール、切り株を放置しない | 9票 |
床下換気口や基礎をものや雑草でふさがない | 8票 |
蟻道や水漏れの有無をこまめにチェックする | 7票 |
ガーデニングなどに使う木材に市販の防蟻剤を塗る | 3票 |
玄関、浴室、和室をこまめに換気する | 2票 |
市販のベイト剤や予防スプレーを使う | 1票 |
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式・複数回答可
回答数が多かった順に、それぞれどのような対策なのか詳しく解説していきます。
外に木材やダンボールを放置しない
使わない木材やダンボールなどを、屋外に放置しないしようにしましょう。
屋外の地面に木製のものを置いておくと、シロアリのエサになるからです。
建物の近くにエサになるもの置かれていれば、シロアリが家の中にも侵入するおそれがあります。
木を原料にしているダンボールなども、シロアリにとってはエサになります。
特にやわらかいダンボールや紙類は、シロアリに食べられやすい素材です。
- 木材
- ダンボール
- 書籍や新聞紙
- 衣類やふとん
- 畳
- 伐採した庭木の切り株
不要な木材などがあるときには、以下の対処を心がけましょう
- 不要なものは早めに処分する
- 屋外ではなく屋内に保管する
- 下にコンクリートブロックなどを敷いて、地面に直接触れないように置く
- 切り株は抜いて処分する
切り株を取り除く方法については、姉妹サイトである【伐採110番】の以下の記事でも解説しています。
基礎や換気口をふさがない
家の基礎や床下の換気口を、ものや雑草などでふさがないようにしましょう。
コンテナや植木鉢、雑草などで基礎周りがふさがっていると、家にシロアリが侵入しやすい状況になります。
日光を嫌うシロアリは、通常地上には出てきません。
しかし、基礎がふさがれていると日陰ができ、そこを通ってシロアリが家に侵入するおそれがあるのです。
他に、基礎周りがふさがっていることには以下のような危険性もあります。
- 床下に湿気がこもる
-
換気口がふさがっていると、床下の湿度が上がります。
湿った環境を好むシロアリにとって活動しやすい環境ができ、被害に遭いやすくなるおそれがあります。 - 点検がしにくい
-
基礎が隠れている状態だと、シロアリのサインである蟻道などに気付きにくくなります。
シロアリに侵入されていたときに対処が遅れ、被害が大きくなるおそれがあります。
以下の対策を心がけ、基礎周りをスッキリさせましょう。
- 基礎の近くにコンテナなどのものを置かない
- 置く場合は建物から10cm程度の間隔を開ける
- 雑草はこまめに除草する
シロアリ業者へのアンケートでも、重点的に対策すべき箇所として基礎周りがもっとも多く挙げられています。
Q.自分でシロアリ予防をする場合に、もっとも重点を置くべき箇所を教えてください。
- 基礎周り(建物の外周全般)(7票)
- 浴室(6票)
- 玄関(5票)
- 庭(4票)
- 和室(3票)
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式・複数回答可
年に1回はセルフチェックする
家の中や周囲の状況を自分でチェックしてみましょう。
こまめにチェックをすることには、以下のようなメリットがあります。
- シロアリが発生しやすい環境を見つけて対処でき、シロアリの発生を防げる
- シロアリの被害にいち早く気付くことができ、被害を最小限に食い止められる
プロによる点検がもっとも確実ですが、簡易的なチェックなら自分でも可能です。
チェックするときには、以下のサインがないか確認しましょう。
シロアリが侵入しているサイン
- 蟻道ができている
-
蟻道は、シロアリが家の中へ侵入するときに作るトンネルです。
もしも基礎や外壁、床下に蟻道があれば、シロアリに侵入されている可能性が高いです。 - 室内で羽アリが発生している
-
羽アリはシロアリの巣が大きくなったときに発生する個体です。
家の中で羽アリが大量に発生している場合、すでに大きくなったシロアリの巣があるおそれがあります。 - 畳や床がボロボロになっている
-
畳や床がすれてボロボロになったり、穴が開いたりしている場合、床下の木部や床材がシロアリの食害を受けているおそれがあります。
- 木部を叩くと空洞音がする
-
柱などの木部を叩いたときに空洞に響くような音がする場合、シロアリの食害によって内部がスカスカになっているおそれがあります。
- 木部に簡単に穴が開く
-
柱などの木部にドライバーなどを突き立ててみて簡単に突き刺さる場合も、内部が食害されてもろくなっている可能性が高いです。
床の上を歩くと床鳴りがしたり凹んだりするだけでなく、シロアリの食害によって土台や柱、梁などの建物の構造躯体が被害を受けていることがあります。
実際に1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では、倒壊した住宅の80%がシロアリ・腐朽による被害を受けていたと日本建築学会近畿支部が発表しています。
一方では、シロアリ・腐朽による被害が認められなかった住宅の倒壊率は40%未満だったそうです。
上のようなサインが見られる場合、早めにシロアリ駆除業者に相談しましょう。
蟻道や羽アリの詳しい特徴、対処方法は、以下の記事でも解説しています。
また、今のところは侵入や被害がなくても、以下のような場合はシロアリに侵入されやすい状況です。
- 雨漏りや水漏れが発生している
- カビが発生している
- 湿度が70%以上の場所がある
いずれも湿度が高くなっていて、湿った環境を好むシロアリが発生しやすい状態です。
水漏れを修理したり、こまめに換気をしたりして適度な湿度に保つことがシロアリ対策になります。
対策方法はこのあとの室内の換気をよくするを参考にしてください。
セルフチェックは、最低でも年1回程度はおこなうのがよいでしょう。
加盟店へのアンケートでも、セルフチェックの効果的な頻度は年に1回程度という回答が多かったです。
Q.蟻道や水漏れなどのセルフチェックはどれくらいの頻度でおこなうと効果的ですか?
- 年に1回程度(4票)
- 半年に1回程度(3票)
- 月に1回程度(2票)
- 週に1回程度(1票)
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式
庭で使う木材には防蟻処理をする
木製品を屋外に設置するときは、防蟻処理がされている木材を使用しましょう。
処理されていない木材を地面に直接設置すると、シロアリの食害に遭う可能性が非常に高いです。
その木製品が建物に近接して設置されている場合、家の中にも侵入されるおそれがあります。
シロアリが発生するおそれのある庭の木製品には、以下のようなものがあります。
- ウッドデッキの柱
- 垣根や柵
- 玄関前の枕木
- 杭やプランターなどのガーデニング用品
庭で使用する木材には以下の対策をして、シロアリの発生を防ぎましょう。
- 防蟻処理済みの木材を使う
- 市販の防蟻剤を塗布して使う
- 地面に触れる部分にはコンクリートの土台を付ける
- 樹脂やコンクリートなど木製以外の素材を使う
以下の記事では、庭や木材のシロアリ対策について解説しています。
室内の換気をよくする
室内の湿気がこもりやすい場所は、こまめに換気をしましょう。
換気をすると空気が適度に乾燥して光も入り、シロアリが嫌う環境になります。
- 浴室
- 洗面室
- トイレ
- 和室
- 押し入れ
- 玄関
以下の方法で、室内の湿気対策をしましょう。
- 浴室やトイレの換気扇は24時間付けたままにする
- 浴槽に残り湯がある場合はフタをしておく
- 和室の畳をときどき上げて裏側を乾燥させる
- 押し入れは定期的に開けておいて風を通す
- 押し入れの底にすのこや防湿シートを敷く
- 押し入れに荷物を詰め込みすぎない
- 靴箱の中や下に荷物を詰め込みすぎない
- 使っていない部屋も定期的に窓を開けて風と日光を入れる
- 雨で濡れた傘や靴を玄関に置いておかない
- 玄関の床を水洗いしない
室内の換気は、できるだけ毎日するのがよいです。
シロアリ駆除業者へのアンケートでは、室内の換気は毎日したほうがよいという回答が多くありました。
Q.シロアリ予防として、玄関や和室の換気はどれくらいの頻度でおこなうと効果的ですか?
- 毎日(6票)
- 室内の換気に予防効果はない(3票)
- 月に1回程度(1票)
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式
市販のベイト剤や予防スプレーを使う
ホームセンターなどで販売されているシロアリ対策グッズを使う方法もあります。
市販のシロアリ対策グッズにはおもに、ベイト剤とスプレーがあります。
- ベイト剤
-
地面などに毒エサを仕かけておき、シロアリに食べさせて駆除する。
- スプレー
-
対策したい場所に薬剤を散布しておき、シロアリに触れさせて駆除する。
以下の記事では、おすすめシのロアリ用ベイト剤やスプレー、それぞれの使い方についても詳しく解説しています。
一般の人が、市販のシロアリ対策グッズだけを使って家全体の予防をするのは難しいことが多いです。
市販のグッズを使った対策は以下のような理由から、他の対策に比べて難易度が高いからです。
- 自分ではベイト剤の効果的な設置場所を見極めるのが難しい
- 床下など自分でスプレーを散布するのが難しい箇所が多い
市販のシロアリ対策グッズはガーデニングの周辺など、局所的な対処に使うものと考えましょう。
プロのシロアリ対策がより確実
より強力なシロアリ対策のためには、プロの力を借りることも必要です。
プロにシロアリ予防をしてもらうことには、おもに以下の3つのメリットがあります。
それぞれどのようなメリットなのか解説していきます。
入念な薬剤散布で侵入を阻止
プロは薬剤を使用して、より強力にシロアリを予防してくれます。
プロは基本的に、家の床下に薬剤を散布する方法でシロアリを予防します。
床下に薬剤のバリアを作ることで、シロアリの侵入を阻止するのです。
自分では対策が難しい場所にも、プロは以下のような方法で施工できます。
- 床下の地面全体に薬剤を散布する土壌処理
- 木部に薬剤を塗布する木部処理
- 木部に穴を開けて薬剤を浸透させる木部穿孔(せんこう)処理
- コンクリートやタイルに穴を開けて内部に薬剤を流し込むスラブ穿孔処理
さらに、プロが使用するシロアリ駆除・予防薬剤は基本的に、効果が5年間持続します。
ぬかりない薬剤散布を5年ごとにおこなうことで、より確実に、継続してシロアリを防げるのです。
以下の記事では、プロがおこなう薬剤散布の効果や頻度について詳しく解説しています。
定期点検や無料調査で被害を早期発見
定期的にプロに点検をしてもらうことで、シロアリの被害や侵入されやすい状況をいち早く発見できます。
早期発見することで早めに対処して被害を未然に防いだり、最小限に抑えたりできるのです。
セルフチェックではなくプロに点検や調査をしてもらうことには、おもに2つのメリットがあります。
- 床下や天井裏など、自分では確認が難しい箇所も点検してくれる
- シロアリの生態に詳しいプロなら、ささいなシロアリの痕跡も発見できる可能性が高い
多くのシロアリ業者では、予防や駆除のアフターサービスとして定期点検を実施しています。
新規の依頼に対しても、調査や見積りは無料で実施しているところが多いです。
業者がおこなうシロアリ点検のメリットや方法については以下の記事でも解説しています。
万が一の保証もバッチリ
プロによるシロアリ予防や駆除の施工には、5年程度の保証が付いているのが一般的です。
施工後にもしもシロアリが再発したとしても、保証期間内であれば対応してくれます。
シロアリ業者の保証内容には、おもに以下の2種類があります。
- 無償で予防や駆除を再施工してくれる施工保証
- シロアリに被害を受けた箇所の修繕費用を補償してくれる損害補償
施工保証だけでなく、損害補償も付いている業者がより安心です。
シロアリ業者の保証については、以下の記事でも詳しく解説しています。
当サイト【シロアリ110番】では、以下の条件にあてはまるシロアリ業者をご紹介しています。
- 調査や見積りを無料で実施※1
- 5年間の施工保証あり※2
窓口へのご相談は24時間365日無料で受け付けています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
※2 加盟店による保証です。保証期間や保証内容は加盟店により異なる可能性がございます。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。
※1対応エリア・加盟店・現場状況等により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。※2 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※1 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
シロアリ予防・対策のよくある勘違い
よく聞くシロアリ対策方法のなかには、じつは効果がないものがあります。
正しいシロアリ対策のために、それぞれ確認していきましょう。
「シロアリが発生してから駆除」では遅い
「定期的に予防をしなくても、シロアリが発生したらすぐ駆除すればよいのでは?」といった考えは危険です。
シロアリが発生したときには、予防にかかる費用以上の損害が発生するおそれがあるからです。
「シロアリが発生してから駆除」では遅い理由
- 被害に気付きにくい
-
シロアリ被害は、気付かないうちに広範囲に広がっていることがよくあります。
光や乾燥を嫌うシロアリは、柱や床の内側だけを食害していくからです。 - 修繕費用がかかる
-
シロアリ事態の駆除費用だけでなく、被害を受けた箇所を修復する費用がかかってしまいます。
被害状況によっては、大規模なリフォームが必要になることもあります。
しっかり予防をしてシロアリの発生を未然に防ぐことが、将来的には費用を抑えることにつながります。
シロアリ被害が拡大すると、最悪なケースでは建て替えが必要になってしまうことも決して少なくありません。
以下の記事では、痛ましいシロアリ被害箇所の様子や損害について解説しています。
また、以下の記事でシロアリ予防と駆除の費用の違いについても解説しています。
「木造じゃないから大丈夫」とは限らない
鉄筋コンクリート造や鉄骨造など、木造以外の住宅にもシロアリは発生します。
コンクリートでできた建物にも、シロアリが侵入する隙間ができることがあるのです。
- コンクリートの打ち継ぎ部分
- 配管を通す穴の隙間
- 経年劣化によってできたヒビ
床下をコンクリートで覆うベタ基礎の住宅も同様です。
しかしながら,鉄筋コンクリートベタ基礎の建築物にも地下シロアリの被害はある。事例としては,玄関柱,アース棒設置のための貫通孔,基礎型枠金具の隙間、水抜き孔等からのシロアリの侵入が報告されている。また,全国のシロアリ防除業者を対象として行ったアンケート調査の結果においても,ベタ基礎の建築物について,スラブ立ち上がり打ち継ぎ部分と配管周辺部分からのシロアリ侵入頻度が比較的高かった。
出典:資格検定委員会.シロアリ及び腐朽防除施工の基礎知識 新版.日本しろあり対策協会,2017
シロアリが家の中に侵入すれば、どのような家でも被害を受けます。
木造以外の住宅でも、多くの内装部分には木製の材料が使われているからです。
ベタ基礎や鉄筋コンクリート、鉄骨造の住宅であっても、シロアリ対策として床下の薬剤散布をしておくのが安心です。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅であっても、下地材や床組材、造作材などは木造なので、シロアリ対策は必須になります。
「ヒバやヒノキは食べられない」わけではない
ヒバやヒノキなどシロアリに食べられにくいといわれる樹種も、被害に遭わないとは言い切れません。
たしかにシロアリは、ヒバやヒノキなど特有の香りを放つ木や硬い木を嫌う傾向にあります。
しかし、あくまで他の木に比べて食べられにくいだけで、絶対に食べられないわけではないのです。
ある人が店舗を新築するのに、すべての構造用木材にヒバを使用したが、見事にヤマトシロアリの餌食になってしまった。特に土間近くはまったく形すらない状態で、「食われなかったはずなのに」と彼は落胆していた。つまり、シロアリはヒバしかなければヒバを食べるのである。
出典:神谷 忠弘.これで安心!シロアリ対策.エクスナレッジ,2010
特に、辺材というやわらかい部分は被害に遭うことがあります。
耐蟻性が高い樹種というのは心材の耐蟻性によるものであり,ヒバやヒノキであっても,辺材部分はシロアリに簡単に食害されることを理解して使用すべきである。
出典:資格検定委員会.シロアリ及び腐朽防除施工の基礎知識 新版.日本しろあり対策協会,2017
床の下地などには、辺材が使われていることが多いです。
木材にヒバやヒノキを使っている家であっても、薬剤散布による侵入対策が必要です。
「発生したシロアリに殺虫スプレー」はNG
もしも家の中でシロアリや羽アリを発見しても、あわてて殺虫スプレーをかけてはいけません。
理由は、以下の2点です。
「シロアリに殺虫スプレー」がNGな理由
- 解決にならない
-
見える場所に出てきたシロアリや羽アリだけを駆除しても、シロアリ被害はなくなりません。
家の中でシロアリや羽アリが発生している場合、床下などに巣がある可能性が高いからです。 - 被害を拡大させるおそれがある
-
殺虫スプレーを使うことで、別の場所で新たな被害が発生するおそれがあります。
巣に残っているシロアリがスプレーの成分を嫌がって、別の場所に移動することがあるからです。
シロアリや羽アリを見つけたときにはあわてて自分で駆除しようとせず、ハウスメーカーやシロアリ業者に相談しましょう。
当サイト【シロアリ110番】では、無料のシロアリ調査※をおこなっている業者をご紹介しています。「シロアリの巣がないか確認したい」といったときには、ぜひお気軽にご連絡ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
※1対応エリア・加盟店・現場状況等により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。※2 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※1 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
新築・リフォーム時にできるシロアリ対策
これから住宅を建てたりリフォームをしたりする予定がある場合は、シロアリ対策を考慮した設計を導入するのもおすすめです。
建物をシロアリが入りにくいような構造にすれば、より確実なシロアリ対策になります。
建物に導入できるシロアリ対策には、おもに以下のようなことがあります。
それぞれ解説していきます。
導入できないか検討してみてください。
基礎外断熱を避ける
床下部分に暖房効率を上げる断熱を導入するなら、基礎外断熱以外の工法をおすすめします。
基礎外断熱は、シロアリの被害に遭いやすいからです。
床下の内側に断熱材を設置する床下断熱や基礎内断熱に対して、基礎外断熱は断熱材が屋外の地面に埋まる形になります。
そのため、地中のシロアリに直接侵入されてしまうのです。
断熱効果が高い基礎外断熱は、もともとはシロアリがあまり生息していない北海道などの寒冷地で採用されていた工法です。
温暖な地域であれば断熱効果から見ても、基礎内断熱や床下断熱でも十分といえます。
ベタ基礎一体打ちにする
家の基礎の構造は、ベタ基礎一体打ちの工法がおすすめです。
ベタ基礎一体打ちは、基礎の平面部分、立ち上がり部分、玄関ポーチ、犬走りまでをすべてひと続きにした基礎です。
基礎とその周りのコンクリートを一体に打設することで打ち継ぎの隙間がなくなり、シロアリの侵入を防ぐことができます。
ベタ基礎、犬走り、玄関ポーチまで一体打ちを行い、わずかな隙間もあけずに基礎作りを行うことで地下からのシロアリ対策になると教わりました。
出典: 専門学校パシフィックテクノカレッジ |【建築学科】構造現場見学会 (最終閲覧日:2023年11月17日)
ベタ基礎のシロアリ対策については、以下の記事もご覧ください。
点検しやすい構造にする
床下には点検口を作り、人が入れる設計にしておくのがおすすめです。
点検やメンテナンスができない箇所があると、シロアリの発見や対処が遅れ、被害が広がるおそれがあります。
また、業者によるシロアリ予防や駆除施工をおこなう際に人が入れない箇所がある場合、費用が高くなりやすいです。
点検口の新設や基礎コンクリートに穴を開ける工事※など、特殊な作業が発生するからです。
先々のことを見越して、家のすみずみまでチェックできる設計にしておきましょう。
※シロアリ駆除のために基礎コンクリートにあとから穴を開けるのは建物の強度に悪影響をあたえるため、絶対におすすめできません。
床下の点検を容易におこなうことができるようにするためには、床下の空間を十分に確保することが必要になります。
なお、長期優良住宅の規定では330mmの高さが必要になり、空間が広くなるほど床下の通風も向上します。
シロアリ予防はシロアリ110番にご相談ください!
「シロアリ予防をプロに任せたいけど、どこに頼めばいいんだろう?」
「探すのが面倒」
「変な業者だったら嫌だな」
そんなときには、当サイト【シロアリ110番】がお力になります。
シロアリ110番は、シロアリの駆除・予防をおこなっている業者を無料でご紹介するサービスです。
ご相談窓口で状況やご要望を伝えていただけば、あなたにピッタリのシロアリ業者をご紹介します。
- 調査、見積りは無料で対応※1
- 安心の5年間保証※2
- ご相談は24時間365日受け付け
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
※2 加盟店による保証です。保証期間や保証内容は加盟店により異なる可能性がございます。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。
シロアリのことが気になったときには、すぐに電話やメールでお問い合わせください。
-
シロアリの食害が拡大すると、地震や大型の台風などの自然災害で家が倒壊してしまうおそれがあります。
またシロアリ被害が拡大した家は大規模な修繕が必要になるためリフォーム費用が高額になり、場合によっては建て替えが必要になってしまうことがあります。
さらにシロアリはどこにでも存在していて、0.6mm以上の隙間があれば通り抜けることができるといわれているので、家の中がシロアリが好む環境になるのを可能な限り防ぐことが大切です。
大切な家を守るために定期的に点検と駆除をおこない、気になる点があったら決して放置しておかずに専門業者に早めに相談するようにしましょう。
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まとめ
シロアリ予防には、以下の方法が有効です。
- 庭や基礎周りに木材やダンボール、切り株を放置しない
- 床下換気口や基礎をものや雑草でふさがない
- 蟻道や水漏れの有無をこまめにチェックする
- ガーデニングなどに使う木材に市販の防蟻剤を塗る
- 玄関、浴室、和室をこまめに換気する
- 市販のベイト剤や予防スプレーを使う
自分でできることもありますが、プロによる薬剤散布がもっとも確実なシロアリ対策です。
シロアリ対策を依頼できる業者をお探しの際は、ぜひ【シロアリ110番】にご相談ください。
あなたがシロアリへの不安を解消して安心快適な住まいを実現できるよう、全力でサポートします。
※1対応エリア・加盟店・現場状況等により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。※2 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※1 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
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