ホタルスイッチは、夜間の暗いときもスイッチの場所が分かるように、光がついているスイッチです。一説では、高齢者の転倒防止の効果もあるそうです。いつも夜間になると手探りになってスイッチを探しているという方のなかには、ホタルスイッチに交換したいと考えている方もいるかと思います。
また、これだけの便利性を持っているがゆえに、故障によって壊れてしまった方はとても不便な思いをしているのではないでしょうか。ここでは、そのような方々に向けて、ホタルスイッチの交換やプロがおこなう交換手順、ホタルスイッチの交換費用や交換前に確認しておくこと、についてご紹介していきます。
ホタルスイッチが故障?症状と原因
ホタルスイッチは暗いところでもスイッチの場所が分かることをコンセプトに作られた、非常に便利なスイッチです。しかし上記したように、便利なだけに故障などの不具合に見舞われてしまうと、かえって不便に感じてしまいます。ここでは、そのホタルスイッチの故障原因や症状、また故障した場合に自分で交換できるのかについてご紹介していきます。
【症状1】電気がつかない

ホタルスイッチをON・OFFしても電気がつかないというときは、ホタルスイッチの内部で不具合が起きているケースが考えられます。ホタルスイッチの不具合の修理、または交換には、電気関係の知識が必要となるため、業者に依頼しましょう。
【症状2】スイッチのランプがつかない/つきっぱなし
このような不具合が発生している場合、白熱電球からLEDに替えたことが原因となって発生していると考えられます。白熱電球とLEDにかかる電圧は異なるため、その差異によってランプに不具合が起こってしまうのです。
【症状3】オンオフを切り替えてもつかない
ホタルスイッチをON・OFFと押しても電気がつかない場合、照明器具に寿命がきてしまったのかもしれません。このようなケースに出くわした場合は、照明器具の交換をしましょう。また、交換をする際に、白熱電球からLEDなどに交換する場合は、業者や電気関係の知識を持った人と相談するようにしましょう。
ホタルスイッチの修理・交換は「資格」が必要!
ホタルスイッチの修理、交換には電気工事士という資格が必要になります。というのも、電源部分に触れる電気工事は、感電や火災などのリスクにつながります。そのため、電気工事に関して深い知識を持つことを証明する電気工事士の資格がなければ、ホタルスイッチの修理、交換はおこなえないことになっています。
となると、電気工事士資格のない方がホタルスイッチの修理・交換をしたい場合は、業者へ依頼することになります。実際に業者に依頼すると、ホタルスイッチひとつにつき、大体3,000円~9,000円前後(施工・出張費用込み)の費用がかかります。
ホタルスイッチのダブル・トリプルなどの種類や、業者と依頼者との距離によって変動する出張費用によって料金は変わりますが、大体は上記の費用となります。ハッキリとした費用を知りたいという方は、業者から見積りをとることがオススメです。
電気工事110番が手配する加盟店では、無料見積りを請け負っている業者が多数おります。無料見積りをしてもらいたいという方は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。弊社では24時間365日、日本全国で無料通話による対応をおこなっています。
プロがおこなうホタルスイッチの交換方法
再三いうことになってしまいますが、ホタルスイッチの修理・交換には電気工事士の資格が必要になります。なぜなら、資格を持たない方が電源部分に触れる危険な作業をしてしまうと、感電や火災のリスクが高まるからです。
それを理解していただいたうえで、ここではプロ、いわゆる業者の方がどのような作業をとおして、ホタルスイッチの交換をおこなうのかをご紹介していきたいと思います。
【手順1】カバーを外す

カバーの隙間にマイナスドライバーの先端をねじ込み、てこの原理を使うようにパカッとカバーを取り外します。
【手順2】スイッチのプレートを外す
カバーを外すと、金属のプレートが出てきます。このプレートは上下にある2つのネジによって固定されているので、プラスドライバーを使ってこのネジを外し、プレートを取り外します。
【手順3】スイッチから配線を外す
スイッチのプレートを取り外すと、固定されていたスイッチを多少動かすことができます。スイッチを少し手前に引っ張り、スイッチ横にある、スイッチと配線を固定しているネジをマイナスドライバーで緩ませて、取り外します。
【手順4】新しいホタルスイッチに配線をする
新しいホタルスイッチを、むき出しになっている配線に固定していきます。具体的には【手順3】でやったことを逆におこないます。
【手順5】壁に取り付ける
【手順1・2】でやったことと逆の手順をおこない、壁に取り付けていきます。取り付けが無事に済めば、ホタルスイッチの交換は完了です。
手順だけみると、「案外簡単かも」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そこは油断大敵です。先ほどもいったように、一歩誤れば感電や火災のリスクがあります。簡単にみえて危険な作業ですので、電気工事士の資格がない方は、必ず業者に依頼しましょう。
たくさんの業者のなかから、信頼できる業者を選ぶのは大変かと思います。そのような悩みを解決するため、電気工事110番では、感電や火災のリスクを最大限まで下げられる業者を紹介しております。弊社では、24時間365日、無料通話によるご相談を受けております。信頼できる業者を選びたいという方は、ぜひ弊社までご連絡ください。
ホタルスイッチの交換をする前に確認しておくこと
ホタルスイッチに限らず、スイッチを交換する前に、実はちゃんと確認しておかなければならないことがあります。それは、スイッチの取り付ける場所と高さです。日常の中で頻繁に使用するスイッチですから、ストレスなく押せる環境づくりが必要です。
ここでは、ホタルスイッチを取り付ける場所や高さについて、詳しく解説していきます。あまりホタルスイッチの取り付ける場所を意識したことがなかった、という方は、ぜひご一読ください。
【1】ホタルスイッチを取り付ける場所

ホタルスイッチを取り付ける前に、今一度スイッチを取り付ける場所について確認しておきましょう。ホタルスイッチのような照明のスイッチを取り付ける場所は、照らす箇所の入り口にあることが望ましいです。
たとえば、トイレに行きたい場合、トイレから遠くのところにスイッチを設置する必要はありませんよね。トイレの照明をつけたいならトイレの入り口近くに設置しておいたほうが、場所が分かりやすいので点けやすいですし、わざわざ遠くへ行く必要もないので転倒などのリスクも少なくなります。
ホタルスイッチを取り付ける高さ
ホタルスイッチを取り付けるとき、比較的身長が高い男性ではなく、子どもや女性でも手が届く位置に設置しましょう。照明のスイッチは生涯でかなりの回数触れる箇所ですので、ストレスなくスイッチが押せる環境というのは、身体的にも精神的にも重要なことです。
迷ったらプロに相談してみるのがオススメ
ホタルスイッチを交換するだけ、と考えていたけど取り付ける場所や高さにまで配慮しなければならないことが分かってもらえたかと思います。そういった方のなかで、「どうすればよいのか迷ってしまった……」という方は、プロに相談してみましょう。さまざまな現場を見てきたプロの業者であれば、取り付ける場所や高さの配慮はもちろん、安心安全で丁寧な施工をおこなってくれますよ。
電気工事110番では、安心安全で丁寧な施工を心がけるプロの業者を手配しております。照明やスイッチに関することでストレスフリーな家内環境を目指したいという方は、ぜひ、弊社までご連絡ください。弊社では24時間365日、日本全国からのご相談に対応させていただきます。