外壁の雨漏り補修がスムーズに!7つの雨漏り原因チェックポイント

外壁の雨漏り原因と対処法

「天井と壁に水シミがある……もしかして外壁から雨漏り?」
そんなときには一刻も早く修理しておきたいですよね。

まずは雨漏りの原因や破損個所を確認して応急処置をしましょう!
この記事では自分でできる外壁の雨漏りチェックと簡単な応急処置方法をご紹介します。

また記事後半では、外壁修理費用や火災保険を利用する場合の注意点も解説しています。
外壁の雨漏り修理を業者に依頼するときの参考にしてください。

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目次

外壁の雨漏り原因はおもに2つ

外壁は屋根と同じように、雨漏りの発生しやすい場所です。
雨漏りが起きるおもな原因として、経年劣化自然災害があります。

経年劣化

雨や風だけでなく紫外線や熱にさらされているため、外壁は強いダメージを受けやすいです。

国土交通省の提示する外壁の期待耐用年数の目安は30年となっていますが、実際にはメンテナンス次第で劣化具合は変わります。
早めに再塗装したり、耐久性の高い塗装材を使用したりすれば長持ちするため、同じ外壁材でも塗装や交換の周期は20~40年と大きな幅が出ます。

参考:国土交通省|期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について(最終閲覧日:2024年1月30日)

外壁の雨漏りは、屋根の雨漏りと比べて発見が遅くなりがちです。
屋根からの雨漏りは上から下へ短時間で浸水し、雨が降るたびポタポタと落ちてくることもあります。
一方外壁からの雨漏りは、暴風雨以外では浸水がなかったりゆっくり浸水したりするので気づきにくいのです。

そのため雨漏りの兆候が見られたら、早めの対処が必要です。

自然災害

外壁の雨漏り原因には自然災害もあります。
自然災害とは次のようなもので、経年劣化は含みません

自然災害被害例
台風・竜巻外壁材が風で飛散
飛散物が外壁に直撃
豪雨・洪水・
土砂崩れ
建物浸水で
外壁が腐食
雪・ひょう雪で外壁が破損
ひょうが当たって
外壁が破損

自然災害の場合は火災保険が使えることもありますので、修理や応急処置をする前に適応条件を確認しておくのがおすすめです。

外壁以外の場所からも雨漏りが疑われる場合は、こちらの記事を参考に原因箇所を調べてみてください。

 

自分でできる!7つの外壁雨漏りチェック

外壁の雨漏りが疑われるときには、浸水箇所を確認しましょう。
ここでは自分で簡単にできる方法を7つご紹介します。

外壁の雨漏りチェックポイント
  1. 外壁材のひび割れ・変形・穴
  2. 外壁のコーキング剤のひび・はがれ
  3. 幕板のコーキング剤のひび・はがれ
  4. 換気口のコーキング剤のひび・はがれ
  5. 窓・サッシまわりのひび割れ
  6. ベランダまわりのひび割れ
  7. 取り合い部分の変形

2階部分の外壁や屋根付近など高いところのチェックは、無理をせず地上から確認できる範囲でおこなってください。

外壁材のひび割れ・変形・穴

外壁の表面にひび割れや変形、穴が開いていないかを確かめましょう。

部分的に色が変わっているところをよく見ると、汚れではなくひび割れていることもあります。
また部分的に塗装がはがれて、変形したり穴が開いてしまっている箇所はないか確認してください。

外壁のコーキング剤のひび・はがれ

コーキングの劣化症状

コーキング剤にひび割れやはがれがないか、注意深くチェックしてください。

コーキング剤とは、外壁材の継ぎ目を埋めるために使われるペースト状の材料です。
コーキング剤は固まると弾力性のあるゴム状になり、浸水を防いだり外壁材同士のクッション材となったりします。

よく使われているサイディングの外壁は45cm×3mの板を張り合わせたもので、板の隙間をコーキング剤で埋めてあります。
少しでも隙間があると、壁内に雨水が浸入しやすくなります。

コーキング剤は紫外線に当たると劣化が進みやすいので、建物の南側や直射日光の当たる面を念入りに見見るとよいです。

幕板のコーキング剤のひび・はがれ

幕板

幕板のコーキング剤に損傷はないかチェックしましょう。

幕板とは、境界線に取り付ける細長い板のことです。
外壁に幕板を設置するのはデザイン性を高めるためで、1階と2階の境目に設置することが多いです。

幕板は外壁の上に設置してあるため、雨水がたまりやすくなっています。
雨水がたまるとコーキングが劣化して浸水につながるので要注意です。

はがれ落ちて下地がむき出しになっていることもあるので、よく確認しましょう。
またコーキング剤が変色したり細くなってしまったりしているのは劣化のサインです。

換気口のコーキング剤のひび・はがれ

換気口

換気口を取り囲んでいるコーキング剤をチェックしましょう。
換気口とは、空気を入れ替えるために壁に取り付ける通気口のことです。
2003年の建築基準法改正により24時間換気システムなどの換気設備の設置が原則義務化されたので、それ以降に建てられた家には必ずといって良いほど設置されているものとなります。

参考:国土交通省|改正建築基準法(最終閲覧日:2024年1月29日)

高さのある場所や障害物のない場所についているので探してみてください。

換気口周辺のコーキングは、建物の揺れによって断ち切れてしまうことが多いです。
外壁と換気口の間に大きな隙間ができていないか確認しましょう。

窓・サッシまわりのひび割れ

窓やサッシの周辺を確認しましょう。
開口部は構造上、上下左右に負荷がかかって亀裂が入りやすくなります。

サイディング材の外壁は、塗装が劣化すると乾燥してひび割れてしまいます。
窓枠の四隅から斜め方向にひび割れがができやすいので確認してみてください。

サッシ周辺は防水シートが施工されていない部分があり、隙間から壁内へ浸水してしまうので注意が必要です。

ベランダまわりのひび割れ

ベランダやバルコニー雨が直接当たりやすく、雨漏りの原因になりやすいのでチェックしておきましょう。

手すりが外壁と同じ素材で仕上げられている場合は、継ぎ目を確認してください。
コーキングに亀裂が入ったり、はがれて隙間ができてしまっていたりすると雨水が浸入します。

ベランダが雨漏りする原因はたくさんあり、原因はひとつとは限りません。
次の箇所も点検しましょう。

ベランダで雨漏り原因になりやすい箇所
  • 排水口のつまり
  • 床面の防水シートの劣化
  • 笠木(ベランダ手すり上部)からの浸水

取り合い部分の変形

建物の取り合い

取り合い部分に変形がないかを確認しましょう。

取り合いとは、2つの部分の接合箇所です。
「外壁と屋根」「外壁と門扉」「外壁とベランダ天井」などの境目に異常がないかをチェックします。

取り合い部分は複数の素材を結合させているため、隙間ができやすい箇所です。
隙間から雨水が入り込むと、建材が膨張して変形につながるため注意が必要です。

1階と2階の間に差し掛け屋根がある場合など、構造が複雑になるほど取り合い部分も多いので念入りにチェックしてください。

高所の作業は業者に依頼する

外壁雨漏りチェック方法をご紹介しましたが、自力でできる作業には限界があります。
また、高所の点検や原因チェックは大変危険です。
雨漏り修理業者が見つからず、やむをえず自力でチャレンジしたことが原因で、思わぬ事故につながることがあります。

実際に死亡事故も起きていますので、無理は禁物です。
2階以上の高いところの応急処置や修理は業者に依頼しましょう

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1階の外壁の雨漏りはブルーシートで応急処置できる

外壁から雨漏りがあったら応急処置をしておきたいですよね。
2階部分などの高所は危険をともないますが、1階の外壁なら自分でチャレンジ可能です。

まず細かい亀裂や隙間は、防水テープを貼って雨水の浸入を防いでください。

続いて、ブルーシートでカバーしておくと安心です。
ブルーシートの見栄えはイマイチかもしれませんが、工事現場などでも使われていて防水効果は抜群です。

外壁の雨漏りする周辺をブルーシートで覆い、防水テープで固定します。
風で飛ぶのが心配な場合は、こちらのような粘着テープ式のブルーシートを活用するという手もあります。

商品名ニトムズ 補修用全面粘着ブルーシート1枚入り
参考価格Amazon:630円
楽天市場:1,901円
Y!ショッピング:711円
サイズ1m×1m×厚み0.3mm
使用場所窓・屋根・壁・外構など

※参考価格は2024年1月29日時点の楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

雨漏り修理で火災保険を利用するときの注意

雨漏り修理では火災保険が使えることがあります。
ただし、保険を利用するのは意外と厄介なハードルがあるのでご注意ください。

雨漏りで火災保険が使えるのは自然災害だけ

火災保険は、自然災害(一部を除く)で起きた雨漏りに関してのみ適用されます。
経年劣化については適用されないので注意が必要です。

保険金が支払われないのは、以下のようなケースです。

  • 住宅の経年劣化により、雨漏りが生じた
  • 新築時やリフォーム時の施工不良により、雨漏りが生じた
  • 自宅の窓を閉め忘れため、大雨で室内が濡れた(吹込み損害)
  • 建物の構造上、もとからある隙間より、雨漏りが生じた など
出典:ソニー損保|雨漏りの修理は火災保険の対象になる?
保険金の支払例や支払可否についても解説(最終閲覧日:2024年1月29日)

意外と厳しい適用条件3つ

雨漏り修理に火災保険を利用する条件は意外と厳しいです。
具体的には次の3つの条件をクリアしているか確認しておきましょう。

火災保険が適用される3つの条件
  1. 被害に遭い、保険金請求が可能になってから3年以内に申請している
  2. 加入している保険の補償内容に、被害内容が含まれている
  3. 損害額が一定金額を上回っている

保険金を請求することができるようになったときから3年経過すると、保険料を請求する権利は原則として消滅します。
時間の経過とともに、被害と損傷の因果関係を証明しにくくなってしまうからです。

(消滅時効)
第九十五条 保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。

出典:e-Gov 法令検索|保険法(最終閲覧日:2024年1月29日)

※東日本大震災など規模の大きい災害が起きた場合には、期限を超えて請求できる事例もあります。

自然災害にも種類があるため、該当する災害の補償を付帯している必要があります
例えば台風や暴風による損害は「風災」、大雪や雪崩による損害は「雪災」、雹(ひょう)による損害は「ひょう災」のように分類されていますので、加入している火災保険の補償内容を確認しましょう。

さらに地震・津波・噴火を原因とする災害も、火災保険では補償されません。
火災保険に付加して地震保険に加入している場合にのみ補償対象となりうるものですので、ご注意ください。

DIYによる修理はしないほうがよい

火災保険を利用する可能性があるなら、DIYはおすすめしません
中途半端な修理をしてしまうと、損傷と災害の因果関係がわかりにくくなってしまうからです。

特に避けたいのが、自力での修理で失敗してしまうことです。
不適切な修理によって損傷や被害が広がってしまうと、「故意または重大な過失」での破損と判断されて補償対象外となるおそれがあるからです。

また、火災保険の請求には工事の見積り書が必要です。
そのため自然災害によって家が損傷した場合、まずは修理業者に連絡して工事の見積り書を出してもらうと申請書類が整いやすいです。
片づけたり応急処置をしたりする前に、損害状況を撮影して記録しておきましょう。

雨漏り修理で火災保険を活用する方法は、こちらの記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

外壁の雨漏り修理費用は10万円~

雨漏り修理に一体いくらかかるのか見当もつかないと不安ですよね。
そこで、気になる外壁の雨漏り修理費用相場を調べてみました。

工事内容費用相場
外壁塗装700,000円
部分修理96,111円
全体修理、交換1,221,600円
モルタル、
サイディング破損、
塗装
1,200,000円

【調査方法】
弊社加盟店(屋根修理業者13社)によるインターネット回答
一般的な2階建ての建物で、2階部分の「外壁」から雨漏りした場合の足場代を含めた修理費用総額の平均金額
1~2万円や1万円~の場合は1万円で集計
【調査期間】
2023年10月27日~2023年10月29日

外壁の雨漏り修理は、外壁材や損傷箇所によって工事内容がケースバイケースな対応になります
そのため、かかる費用にはばらつきがあります。
特に部分修理は簡単な施工で済むケースがあり、費用も安く済むことがあります。

一方で全体の修理や交換、塗装となると、足場の設置が必須です。
足場代の費用相場は13~14万円なので、足場を組むかどうかでも金額は大きく違います。

また外壁の全体修理や交換にかかる費用相場は120万円くらいでしたが、外壁材の種類によって大きく金額が変わってきます。

その他施工業者によっても工事費用は変わります。
施工内容と費用をよく比較して、あせらずじっくり修理業者を選ぶことをおすすめします。

雨漏り修理110番では、お住まいの地域に対応できる雨漏り修理業者をご紹介しています。
実績のある業者が多く加盟していますので、相見積りにもぜひご活用ください。

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