木造住宅と同じように、鉄筋コンクリート住宅でも雨漏りが発生することがあります。
雨漏りの被害を最小限に抑えるためには、原因と症状について知っておくことが大切です。
たとえ小さなひびであっても室内にまで割れが起きていることがあります。
場合によっては火災などにつながるおそれもあるので、早急に対処が必要です。
当記事では、鉄筋コンクリート住宅で雨漏りが起きる原因や症状などのほか、業者に修理を依頼した際の費用の目安も解説します。
大切な家に長く住むためにも、ぜひ最後までご覧ください。
もしすぐにでも雨漏り調査や修理をしたいということであれば、雨漏り修理110番にご相談ください。
弊社では雨漏り修理をおこなうプロの業者をスピーディーにご紹介しております。
鉄筋コンクリート住宅で起きやすい雨漏りの原因
近年は鉄筋コンクリートの住宅も一般的になりつつありますが、木造の住宅と同じように雨漏りをすることがあります。
鉄筋コンクリートの耐用年数は40年前後といわれています。
しかし雨漏りが発生すると家の老朽化を早めるだけでなく、放置すると修繕工事の規模も大きくなり高い費用がかかることになります。
このため、雨漏りしている箇所を見つけた場合には早めに対処する必要があるのです。
以下では鉄筋コンクリート住宅が雨漏りする原因や場所などについて解説します。
外壁などのひび割れ

コンクリートの外壁は乾燥による収縮や地震などによってひび割れが起きることがあります。
一見小さなひびであっても、コンクリートの内部まで深く広がっている可能性があるのです。
鉄筋部分まで雨水が侵入してしまえば、サビだけでなく鉄筋が膨張し、コンクリートが内部から破裂するリスクも高くなります。
したがって、たとえ小さなひびであっても見つけたら、早急に対処することが必要です。
サッシ付近のコーキング割れ

サッシや換気扇の排気口などの隙間は、コーキングという充填材で埋められていることがあります。
コーキングが経年劣化によりひび割れを起こすと、そこから雨水が侵入して雨漏りしやすくなります。
屋上やベランダの防水層の損傷

屋上やベランダには、基本的に雨水が浸透しないように防水加工が施してあります。
しかし、これらの場所は日光による紫外線や風雨などにさらされています。
防水加工が施してあっても、経年劣化によって防水層が剥がれて雨漏りしやすくなるのです。
また、屋上やベランダは水がたまらないように勾配がついていることが多いですが、勾配不良の場合は水たまりができやすくなり防水層の劣化につながります。
排水管の詰まりによる水漏れ
屋上やベランダにたまった雨水は、排水管を通って排水される仕組みになっています。
しかし、排水口や排水管内部にゴミがたまると接続部分から水漏れを起こして、雨漏りにつながることがあります。
このように雨漏りの原因はさまざまあり、知識がない場合は自分で原因を特定するのが困難なこともあります。
もし、雨漏りの不安があるようなら、プロの雨漏り修理業者に点検を依頼して調査してもらうとよいでしょう。
どの業者に調査を依頼してよいかわからない方は、ぜひ雨漏り修理110番にご相談ください。
弊社では、プロの雨漏り修理業者をご紹介するサービスをおこなっております。
調査だけでなく雨漏り修理を依頼したい方も、ぜひご相談ください。
すぐにお近くの業者をご紹介いたしますので、お電話お待ちしております。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
雨漏りのサインを確認する
雨漏りの症状が家にあらわれたら、早期に対処することが重要です。
雨漏りを放置すると、浸入した雨水によって電化製品や配電盤などで漏電が起きて火災につながるなど、被害が大きくなる可能性が高くなります。
では、雨漏りの症状にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、おもな雨漏りの症状を3つご紹介いたします。
ぜひ参考にして、雨漏りの早期発見にお役立てください。
自宅内がカビ臭い
外壁や屋根などのひび割れから雨水が侵入するようになると室内に湿気がたまり、壁紙などにカビが発生しやすくなります。
カビが繁殖すると、部屋じゅうがカビ臭くなります。
特に鉄筋コンクリートは、木造よりも湿気がこもりやすいです。
そのため、一度カビが発生すればすぐに繁殖し、被害が長期化するおそれがあります。
壁や天井にシミができている
雨が降ったあとなどに壁や天井にシミができている場合は、雨漏りを疑ったほうがよいかもしれません。
また、雨が降り始めて短時間でシミが発生するような場合は、コンクリートの内部で雨水の侵入が広がっているおそれもあるので早めに対処しましょう。
天井から水がポタポタ落ちてくる
天井から水がしたたり落ちてくるような場合は、雨漏りで浸入した水がすでに屋根全体に広がり、屋根の下地に使われている木材にカビが生えているなど、被害がかなり大きくなっている可能性があります。
室内への雨漏りによって家財などにも被害がおよぶことがあるので、早めに修理するようにしましょう。
雨漏り修理はプロの業者に任せるのが得策
雨漏りは自分でおこなうことはおすすめしません。
特に鉄筋コンクリートの場合、外見から見えない内部で発生している雨漏り箇所を特定するのは難しいものです。
しかも、雨漏りするのは1ヵ所だけとは限りません。
たとえ1ヵ所の雨漏りを直すことができたとしても、すぐまたほかの場所から雨漏りが発生することも数多くあります。
1ヵ所だけだと思っていた雨漏りが、じつは発見が難しい複数の場所から発生しているということがあるのです。
さらに、技術がない状態で自分で雨漏り修理すると、症状を悪化させてかえって工事費用が高くなってしまう場合もあります。
これらの理由から、雨漏り修理はプロの雨漏り修理業者に任せることをおすすめします。
プロの雨漏り修理業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
弊社には多数の業者が加盟しております。
現地調査・見積りが無料※など、ご希望の業者をすぐにご紹介が可能ですので、いつでもお気軽にご連絡ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
業者に雨漏り修理を依頼した場合の費用相場
雨漏りの症状を発見し、プロの雨漏り修理業者に原因の調査・修理を依頼するといくらかかるのか気になることでしょう。
業者がおこなう雨漏り調査・修理にはいくつかの方法があり、それぞれ費用も異なります。
ここでは、雨漏り修理業者のおこなう調査と修繕の方法や、それぞれの費用相場を解説します。
ぜひ、業者に依頼するときの参考にしてください。
雨漏り調査にかかる費用相場
家の構造や面積などによって、雨漏り調査にかかる費用は異なります。
では、業者による雨漏り調査にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
目視点検:無料

目視点検は最も簡易的な調査方法で、基本的には無料でおこなってくれることが多いです。
ひびやシミなどがないか目で直接見て確認します。
壁を叩いて調べる方法などもあります。
散水調査:5~35万円前後

散水調査は雨漏りが疑われる場所に水をかけ、雨水が侵入している箇所を特定する調査方法です。
修理する前に雨漏りしている場所を特定するときだけでなく、修理後に雨漏りが直っているかをチェックするときにも、この調査がおこなわれます。
発光液調査:5~25万円前後

紫外線などを当てると光る特殊な液体をかけて、水漏れ箇所と水の流れを特定する方法です。
発光液の色を変えることでどこから浸入した水がどこへ漏れ出しているか詳細にわかるので、雨水の浸入経路を特定したいときにこの調査をおこないます。
サーモグラフィ―:10~50万円前後

雨漏り部分は温度が低くなっているので、他の部分と温度差ができます。
この温度差を温度検査器を使用することにより映像化して、雨漏り箇所を調査する方法です。
この方法も発光液調査と同様に、雨漏り箇所と雨水の浸入経路を特定したいときにおこなわれます。
業者がおこなう雨漏り調査の詳細はこちらの記事をご覧ください。
雨漏り修理にかかる費用相場
修理方法もさまざまあり、それぞれ費用相場が異なります。
おもな雨漏りの修理方法としては、以下のものがあります。
ひび割れ補修:1ヵ所あたり1~2万円前後
ひび割れ補修の方法には2種類あります。
ひび割れにコンクリートの粉を塗りこむ方法と、セメントスプレーを噴射してひび割れを埋める方法です。
コーキングの打ち直し:1㎡あたり900~1,200円前後
サッシや換気扇の排気口の隙間にある古いコーキングをカッターナイフなどで切りこみをいれて取り除いてから、隙間を新しいコーキング剤で埋めていきます。
また、コーキングの撤去代金として1~3万円前後かかります。
屋上の防水層の再施工:1㎡あたり7,500~9,000円前後
シートや塗料などの防水材で屋上に防水層を作ります。
防水工事にはいくつか工法があり、工法によって使用する防水材が異なりますし、費用相場も変動します。
外壁塗装:1㎡あたり1,200円~5,800円前後(高圧洗浄代を含む)
高圧洗浄で汚れなどを落として、ひび割れを補修してから、新しい塗料で外壁を塗っていきます。
基本的に費用相場は使用する塗料によって変動します。
さらに高所作業になると、これらの費用のほかに足場の設置に15~20万円前後かかることもあります。
正確な料金を知りたい方は、業者から見積りをとるとよいでしょう。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
賃貸住宅の場合は管理者に相談する
賃貸マンションなどで雨漏りが発生している場合には、業者に依頼する前に大家さんや管理者に相談しましょう。
基本的に雨漏りの修理費用は大家さんが負担します。
特に共用部は、基本的に管理者が修繕の手配などをすることが一般的です。
しかし、入居者の過失で雨漏りが発生した場合、修理費用を自己負担する場合もあります。
賃貸住宅ごとに契約内容なども変わりますので、雨漏りを発見したら、まずは大家さんか管理者に相談しましょう。
自然災害の場合は火災保険が適用されることもある
雨漏りの原因が台風などの場合、火災保険に「風災」が含まれていれば、修理費用の負担を軽減できることがあります。
ただし、火災保険が適用されるためには、住むための住宅でなければならないなどいくつか条件があります。
そのため、雨漏りしたときは、まず契約内容を確認してみましょう。
火災保険の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
火災保険が利用できるか自分で判断できない場合には、プロの雨漏り修理業者に相談して現地調査をしてもらうのも方法のひとつです。
ここまで見てきたように、雨漏りの調査方法や修理方法はさまざまですし、それぞれ費用相場も異なります。
雨漏り修理110番にご相談していただければ、雨漏りの状況やお客様のご予算などに応じて、最適な方法を提案してくれるプロの業者をすぐにご紹介いたします。
メール・電話どちらも無料でご相談できますので、まずは一度お問い合わせください。