「雨漏りの原因特定には雨漏り調査が必要!」といわれても、雨漏り調査のことを詳しく知っている方は少ないでしょう。
雨漏り調査は、雨漏りの原因を特定するために必要な調査です。
雨漏りは私たちが考えるよりも複雑で、ときには複数の原因が絡んでいることもあります。
すべての原因を特定して修理しないと、雨漏りを完全に直すことができません。
だからこそ雨漏り調査が必要なのです。
とはいえ、
「雨漏り調査は具体的に何を調べるの?」
「雨漏り調査はどのようにやるの?」
「費用はどれくらいかかるの?」
などの疑問や不安を抱えている方も多いと思います。
そこで当記事は、初めて調査を依頼する方のために、調査の基本的な内容を網羅しました。
- 雨漏り調査でわかること
- 雨漏り調査の流れ
- 調査方法ごとの作業内容、所要時間、費用相場
- 雨漏り調査全体の費用相場
この他に、調査を依頼する業者の選び方や、雨漏り調査に関するよくある質問と回答も解説します。
当記事を読んでいただければ、雨漏り調査の内容を具体的にイメージできて、不安や迷いなく依頼できるようになります。
雨漏りしているときは1日でも早い原因特定と対処が重要です。
ぜひ当記事をお役立ていただき、迅速な修理につなげてください。
雨漏り調査では3つのことがわかる
まずは、雨漏り調査でわかることをあらためて確認しましょう。
雨漏り調査では、次の3つのことがわかります。
- 雨水の浸入原因と雨漏り箇所までの経路
- 最適な修理方法
- 修理費用
では、それぞれをより詳しく解説していきます。
雨水の浸入原因と雨漏り箇所までの経路
雨漏り調査でまず調べるのは、雨水が家の中に浸入している原因です。
雨水の浸入原因は、ひび割れ、すき間などの破損、排水口の詰まりなどが考えられます。
今回は「屋根」「窓やサッシ」「外壁」「ベランダ」で雨水の浸入原因になりやすい不具合をまとめました。
※この他にも原因はさまざまあります。下記イラストは例としてご覧ください。

雨水の浸入原因がわかったら、そこから浸入した雨水が雨漏り箇所に到達するまでの経路を調べます。
雨水の浸入原因がある場所と雨漏り箇所が離れていたり、原因が複数あったりするケースもあるからです。
例えば天井から雨漏りしている場合、次のような経路が考えられます。
- 屋根の瓦が経年劣化でひび割れる
- ひび割れた部分から天井裏に雨水が浸入する
- 雨水が天井裏の骨組みを伝って断熱材に染みこむ
- 雨水を吸収しきれなくなった断熱材からぽたぽたと天井に雨漏りする
プロは浸入原因から仮説を立てて、可能性を1つずつ探っていきます。
最適な修理方法
雨水の浸入経路と原因を特定できると、その場所に必要な修理内容もわかります。
屋根からの雨漏りを例に考えてみましょう。
例えば瓦などの屋根材がずれているだけなら、ずれを調節するだけで直ります。
しかし、屋根材に穴があいている場合は、壊れた屋根材を交換しなければなりません。
このように必要な修理内容は状況によって変わります。
今回は場所別によくおこなわれる修理内容をまとめたので、例として下記をご覧ください。
- 屋根からの雨漏り修理
-
- 部分修理:屋根材のずれやひび割れなどの補修
- 屋根材の交換:カバー工法、葺き替え工法、板金類の交換
- 雨樋の掃除や補修
- 窓・サッシからの雨漏り修理
-
- 部分補修:パッキンの補修や交換
- サッシの交換
- コーキング修理:窓周りのコーキングの打ち直し、ひび割れの補修
- 外壁からの雨漏り修理
-
- 部分補修:配管のすき間のパテ修理
- コーキング修理:ひび割れの補修
- 外壁の再塗装
- ベランダからの雨漏り修理
-
- コーキング修理:笠木や手すりのすき間の補修
- 床の防水処理:表面だけの処理、下地を含む処理
- 排水口の補修
カバー工法は古い屋根材の上に新しい屋根材を被せる修理方法です。
費用を安く済ませられますが、屋根材の重さに制限が出てしまうなどの注意点もあります。
対して葺き替え工法は古い屋根材をすべて取り外して新しいものに交換する方法です。
屋根がぴかぴかになって美しくなりますが、カバー工法と比べるととてもお金がかかります。
修理費用
必要な修理方法がわかると、おおよその修理費用もわかります。
雨漏り修理の費用は、全体を直すか不具合がある部分だけを直すかで大きく変わります。
例えば屋根修理の場合、部分補修なら数万円で済みますが、屋根材をすべて交換すると100万円を超えるケースもあります。
以下に各場所の雨漏り修理費用の目安をまとめたのでご覧ください。
※修理費用の参考にしたサイトは記事の最後にまとめました。
詳細な修理費用は雨漏り調査をしてからでないと算出できません。
現地に来てすぐに見積り書を提示してくる業者は、きちんとした調査をしていないおそれがあるので十分注意しましょう。
不安や疑問を感じたら、他の業者にも調査を依頼して意見を聞いてみるのがおすすめです。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
雨漏り調査の依頼から完了までの流れ
では、雨漏り調査を依頼してから調査完了までの流れを見てみましょう。
業者によって若干異なる部分はありますが、一般的には次のような流れで進みます。

雨漏り調査は依頼者への報告までなので、その後は改めて修理を依頼することになります。
一般的には調査から修理まで同じ業者にお任せする方が多いでしょう。
同じ業者に一貫して作業してもらうほうが安心できますし、再度業者を探して依頼する手間もないからです。
ただし、住宅のメーカー保証などが使える場合は他社に依頼するのも選択肢のひとつです。
調査~結果報告までの流れ
調査開始から結果報告までの流れをピックアップして見てみましょう。
調査は依頼者の希望や雨漏りの状況に合わせた方法でおこなわれます。
調査方法には、おもに「目視調査」「散水調査」「発光液調査」「赤外線サーモグラフィー調査」の4つがあります。
目視調査と散水調査はどの業者もおこないます。
発光液調査は雨漏り箇所が複数あるとき、赤外線調査は外壁から雨漏りしているときによく用いられます。
そして調査が完了すると、調査内容から原因の特定がおこなわれ、報告書にまとめて依頼者に報告という形になります。
一連の流れを図にまとめたので下記をご覧ください。

4つの雨漏り調査方法の内容・時間・費用を比較
雨漏り調査の概要を解説したところで、次は具体的な調査方法を見ていきましょう。
先ほど簡単に触れましたが、調査方法は「目視調査」「散水調査」「発光液調査」「赤外線サーモグラフィー調査」の4つあります。
まずは所要時間、費用の目安とともにまとめた表をご覧ください。
目視調査
- 時間
-
1ヵ所あたり30分~1時間
- 費用
-
0円~
散水調査
- 時間
-
半日~1日
- 費用
-
約5万円~
発光液調査
- 時間
-
半日~2日
- 費用
-
約11万円~
赤外線サーモグラフィー調査
- 時間
-
1ヵ所あたり約1~3時間
- 費用
-
約16万円~
ではそれぞれの調査方法を詳しく解説していきます。
目視調査

目視調査は、雨漏りが疑われる部分を目で見て雨水の浸入経路を探す方法です。
屋根の上や天井裏、部材のつなぎ目などをくまなく確認し、雨水が浸入した痕跡がないか調べます。
シンプルな調査ですが、道具を使わないぶん調査員の経験や技術、知識の有無が精度に大きく影響します。
そのため、十分な経験や技術力をもった業者に依頼することが大切です。
ただ実際は、目視調査だけを単体でおこなう業者は少なく、ほとんどは後述する調査方法とセットで実施されることが多いです。
- 所要時間の目安:1ヵ所あたり約30分~1時間
- 費用の目安:0円~
近年はドローンを使った調査も増加
近年は調査員の安全確保の観点から、遠隔で操作できるドローンが使われることが増えてきました。
例えば、人が登るのが危険な急こう配の屋根の調査などに使われています。
また、次のような観点から、費用と時間を削減できるメリットもあります。
- 足場を組まなくていい(設置時間と足場代を削減できる)
- 高所作業にならない(作業にかかる人件費を安く抑えられる)
ただ、ドローン調査は近年普及し始めたばかりで、まだまだ対応できるところが少ないのが現状です。
また、ドローンでは屋根材の劣化具合や釘やビスの緩みなどの細かい部分の確認が難しいです。
そのため、細かい部分は目視、全体像はドローンと使い分けながら調査が進むことが多いようです。
それぞれの長所を活かすことで、より効率的な調査ができるように進化しているのですね。
- 所要時間の目安:約15~30分
- 費用の目安:約3万円~
ドローンを使った屋根点検の様子はこちらの動画をご覧ください。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
散水調査

散水調査は、雨水の浸入が疑われる場所に水をかけて、わざと雨漏りを再現して雨水の浸入経路を特定する方法です。
水をかける作業は、さまざまな雨漏りの状況を想定して、水量や向き、時間、強さなどを変えながら繰り返しおこなわれます。
状況によっては作業に丸1日かかることもあるので、時間に余裕をもっておくと安心です。
- 所要時間の目安:約半日~1日
- 費用の目安:約5万円~
「水をかけるだけなら自分でもできそう」と思うかもしれませんが、散水調査は必ずプロに依頼しましょう。
雨漏りを再現できても、漏れの原因や経路を正確に特定するのはプロの知識や経験がなければ難しいからです。
やみくもに散水し続けると雨漏りが悪化して被害が拡大するおそれがあるので、自分で散水調査をするのはおすすめしません。
散水調査の様子はこちらの動画をご覧ください。
発光液調査

発光液調査は、雨漏りが疑われる部分に紫外線(ブラックライト)を当てると光る特殊な塗料を散布して、光った部分をたどって視覚的に雨水の浸入経路を探る方法です。
発光液は無色透明で紫外線を当てたときだけ光るので、調査後に色が残ったり壁紙が変色したりする心配はありません。
複数の色を使えばそれぞれの経路を特定することもできます。
業者のなかには7~10色ほどの発光液を用意しているところもあるので、複数箇所で雨漏りしているときはそのような業者に依頼するのがよいでしょう。
- 所要時間の目安:約半日~2日
- 費用の目安:約11万2千円~
発光液調査の様子はこちらの動画をご覧ください。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
赤外線サーモグラフィー調査

赤外線サーモグラフィー調査は、温度を色分けして表示できる高感度赤外線カメラを使い、温度差を利用して雨水の浸入経路を特定する方法です。
まずカメラを使い、雨漏りが疑われる箇所とその周辺の温度を計測します。
雨漏りしている箇所は雨水が蒸発するときに周りの熱を奪うため温度が低く、カメラでは青色で表示されます。
一方で雨漏りしていない箇所は赤や黄色、緑色に表示されます。
このような色による温度分布を参考に、雨水の浸入経路を特定します。
上記の説明からもわかるとおり、この調査は雨漏り箇所の表面温度が下がっていて、周囲と温度差がある状態でないと正しい計測ができません。
そのためには、雨漏り箇所が濡れている必要があります。
もし晴れが続いていて乾燥しているときは、散水調査からスタートします。
ただ、表面温度が下がるまで大量の水をかけ続けるので、どうしても時間がかかります。
約2~3時間かかるとみて、時間に余裕をもっておきましょう。
- 所要時間の目安:1ヵ所あたり約1~3時間
- 費用の目安:約16万5千円~
サーモグラフィー調査の様子はこちらの動画をご覧ください。
調査費用の参考にしたサイト
雨漏り匠ナビ
K&K PAINT
RER drone pilot
ひろやす瓦
Bee’s view
(最終閲覧日:2022年7月8日)
1回の調査費用の総額は20万円前後
雨漏り調査の費用の総額は以下の計算式で算出されます。
雨漏り調査の費用+調査報告書の作成費用+諸経費(おもに足場代や出張費)
報告書の作成費用と足場代の目安は次のとおりです。
- 報告書の作成費用:約2万円~
- 足場代:1㎡あたり約600円~
これらを加算すると、1回の調査でかかる費用の総額は20万円前後になります。
以下に調査にかかるすべての費用をまとめたのでご覧ください。
項目 | 費用の目安 | |
雨漏り調査 | 目視調査 | 0円~ |
散水調査 | 約5万円~ | |
発光液調査 | 約11万2千円~ | |
赤外線サーモグラフィー調査 | 約16万5千円~ | |
調査報告書の作成 | 約2万円~ | |
足場の設置 | 1㎡あたり約600円~ | |
その他出張費など | 業者の価格設定による |
上記のなかで変動が大きいのは調査代と足場代です。
つまり、2つを抑えることができれば調査費用を安く済ませられます。
では、調査代と足場代が安くなるケースを見てみましょう。
調査費用が安くなる2つのケース
調査代と足場代が安くなる=調査費用が安くなるケースは次の2つです。
すぐに雨漏りの原因を特定できた
目視調査から散水調査までで原因を特定できた場合は、調査費用を大幅に抑えられます。
ただ、先ほども解説したように、目視調査は他の調査方法とセットで実施しているところが多いです。
調査方法の組み合わせ方や、実施している調査方法は業者ごとに異なります。
依頼前にホームページに掲載されている調査メニューや料金設定をしっかり確認しておきましょう。
例えば「目視、散水、サーモグラフィー調査を一緒におこないます」という場合、ひとつずつにお金がかかるのか、セット料金なのかでかかる費用が大きく変わります。
安く抑えたいなら、セットでいくらという業者を選びましょう。
足場が必要ない
例えば平屋建ての住宅など屋根であっても高さがあまりなく、足場を組まなくてもはしごや脚立で調査ができる場合、足場代はかかりません。
ただし、足場が必要かどうかは業者が現地を確認したうえで判断します。
まずは現場を見てもらって判断を仰ぎましょう。
足場の設置費用や費用を抑えるポイントは「屋根修理の足場費用の目安」でも解説しているので読んでみてください。
費用の参考にしたサイト
HOUSE,Dr!名古屋
けんおうリノベーション
株式会社カルテット
外壁塗装の喜多建設
株式会社良彩建装
YAGGY
(最終閲覧日:2022年7月8日)
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
お金がかかっても調査したほうがいい2つの理由
ここまで読んで「調査だけで20万円もかかるの……?」と思った方も多いでしょう。
たしかに、プロの雨漏り調査はそれなりにお金がかかります。
それでも当記事では、きちんとした調査を受けることをおすすめします。
きちんと調査せずにとりあえず修理だけ済ませると、雨漏りが完全に直らないおそれがあるからです。
水が漏れているのは1ヵ所でも、原因は複数あることもあります。
その場合、いずれ同じ場所から雨漏りが再発することになります。
もしも雨漏りが完全に直っていなかった場合、次のようなリスクがあります。
- 修理費用がかさむ
- 家の資産価値が下がる
では、2つを詳しく解説していきましょう。
修理費用が高くなる
根本的な原因をすべて取り除かなければ、発生している雨漏りを放置することになります。
雨漏りは自然に直るものではないので、放置するほど悪化します。
症状が悪化するほど修理費用もかさみ、気付いたときは驚くような金額になっているおそれも……。
例として、天井からの雨漏りを放置するとどのような症状が出て、修理費用がどれくらい高くなるかまとめました。
▼屋根から雨水が浸入し、天井から雨漏りしているケース
雨漏り発生からの日数 | 症状 | 修理内容 | 修理費用の目安 |
0日 | 天井から水がぽたぽたと落ちる | 屋根の補修 | 約5万円~ |
約4~5日※湿度80%の環境でカビが目に見える状態になるまでの目安 | 天井や周りの壁紙にカビが生え始める | 屋根の補修とクロスの張り替え | クロスの張り替え:1平方メートルあたり約1,500円~ |
約1~2年 | 天井板が腐食し始める | 屋根の補修、クロス張り替え、天井板の張り替え | 天井板の張り替え:約5万円~ |
このように、雨漏りが進行するほど必要な修理が増えていき、修理費用がかさむことがわかります。
例えば、カビや腐食が進んでいる面積を10㎡(畳6枚分くらい)として考えてみましょう。
この場合、天井板まで張り替える場合は約12万円かかります。
本来5万円くらいで済んだと考えると、とても痛い出費ですよね。
範囲が広くなればもっとお金がかかります。
だからこそ、雨漏りに気付いたらできるだけ早く調査を依頼し、被害が小さいうちに修理しましょう。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
家の資産価値が下がる
目に見えない場所で雨漏りが進行していれば、家の資産価値(売却価格)が下がることもあります。
特に、シロアリやカビなどの二次被害を受けて建物の内外が劣化している家は、大きく資産価値が下がってしまいます。
被害の痕跡や修理跡がある家は「物理的瑕疵」、つまり物理的な欠陥や不具合のある物件に分類されてしまうからです。
このように雨漏りを放置する代償はとても大きいので、「まだ雨漏りが小さいから大丈夫」と過信せずに、早めに調査を受けましょう。
参考:文部科学省「カビ対策マニュアル基礎編」
参考:衛微研「カビQ&A」
参考:株式会社ホークアイズ「雨漏り修理が遅れた事例」
(最終閲覧日:2022年7月8日)
修理費用の参考にしたサイト
ログリノベ
ネクサス・アールホーム
リノベる。ジャーナル
kamisei
外壁塗装ホットライン
(最終閲覧日:2022年7月8日)
信頼できる雨漏り調査業者の特徴
では、雨漏り調査はどのような業者に依頼すればよいのでしょうか。
信頼できる雨漏り調査業者には次のような特徴があります。
「きちんとした業者を見分けるポイントを知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
- 調査前に丁寧なヒアリングがある
-
ほとんどの業者は、調査前に必ず打ち合わせを兼ねたヒアリングをおこないます。
精度の高い雨漏り調査をするためには、雨漏りの状況はもちろん、家の構造や築年数などの情報も必要だからです。
- 丁寧に時間をかけて現地調査をしてくれる
-
雨漏りの現地調査にかかる時間は1~2時間くらいです。
雨漏りは意外と複雑で、さまざまな原因が絡んでいたり、雨漏りしている場所から離れたところに原因があったりするケースもあるからです。
基本的に、調査時間は早ければよいわけではないと理解しておきましょう。
- 丁寧でわかりやすい調査報告がある
-
調査後は、調査でわかった雨漏りの原因、必要な修理などを報告書にまとめて渡してくれます。
依頼者を大切にする優良業者であれば、内容までわかりやすく丁寧に説明してくれるでしょう。
- 見積りで何にいくらかかるかが明確
-
見積りは普段目にする機会が少ないので、見方で迷ってしまう方も多いでしょう。
どこに何が書いてあるかがわかりやすい見積りだと、とても親切ですよね。特に雨漏りは状況によって費用が大きく変動するので、何にいくらかかるのかが明確だと、私たちも安心して依頼できます。
- アフターフォローや保証がある
-
屋根など高い場所では、修理したあとに再び劣化や破損が起きていないか確認するのはなかなか大変。
そのため、定期点検などのアフターフォローがあると心強いですよね。また、雨漏りは自然によるものなので、再び大雨や強い台風が来れば再発するおそれがあります。
この場合も保証があれば、一定期間内なら修理費用を補償してくれる可能性があり、安心です。
雨漏り修理業者の選び方はこちらの記事をご覧ください。
業者探しは雨漏り修理110番!選ばれる4つのポイント
ここまで業者探しのポイントをご紹介しました。
でも、実際に業者を探すとなると、初めての方は情報もなく大変ですよね。
そのようなときはぜひ当サイト「雨漏り修理110番」をご利用ください。
雨漏り修理110番は、日本全国にある雨漏り調査・修理業者をご紹介するサービスをおこなっています。
当サイトの加盟店がたくさんのお客様に選ばれているポイントは4つあります。
- 調査前にしっかりヒアリングします
- わかりやすい報告書を作成します
- 年中無休受付・全国対応しています
- 万が一に備えて保険に加入しています
上記のポイントを徹底することで多くのお客様に選んでいただき、雨漏り修理でご利用シェアNo.1※を獲得しました。
※実査委託先:楽天リサーチ(2016年度調査)
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雨漏り調査に関するよくある質問【Q&A】
最後に雨漏り調査に関するよくある質問と回答をまとめます。
まだ解決できていない疑問がある方はぜひ参考にしてください。
- 火災保険は使えますか?
-
雨漏り調査だけでは火災保険を使えません。
火災保険は自然災害による損害を補償する保険だからです。
保険を使うためには保険会社に雨漏りが自然災害によるものだと証明してもらう必要があります。調査では使えませんが、雨漏り修理なら火災保険を使える場合があります。
詳しくは「火災保険の適用条件」をご覧ください。 - 雨漏り調査の前にやっておくことはありますか?
-
雨漏り箇所の写真や動画を撮っておくと、業者が雨漏り状況を判断するのに役立ちます。
さらに「いつ、どのようなときに気付いて、現在どのような症状があるか」をメモにまとめておくと、業者に説明するときに役立ちますよ。
- 大雨のあと天井にカビが発生。水は垂れていませんが雨漏り調査を依頼するべきですか?
-
早めに調査を依頼して原因を特定してもらうことをおすすめします。
天井にカビが生えるおもな原因は湿気です。
そして湿気が発生する原因のなかには雨漏りもあります。
雨漏り修理費用の参考にしたサイト
リペアルーフ
ホームプロ
リショップナビ
みんなの雨漏り修理屋さん
イエコマ
レスキューラボ
リフォらん
PROTIMES
ファインドプロ
防水マイスター
雨漏り匠ナビ
ユーコーナビ
⎿「外壁の修理をお考えの方へ|費用相場とお得に工事する3つの秘訣!」
⎿「雨漏り修理|部位別の費用相場と損しないための7つのポイント」
ヌリカエ
⎿「屋根の修理費用はいくら?工事別の相場価格を徹底解説」
⎿「雨漏りの修理費用は?原因別の工事金額や応急措置方法も解説」
kamisei
⎿「雨漏りが窓枠で起こって大変!原因や応急処置の方法をプロが解説!」
⎿「瓦屋根の雨漏り修理の費用相場は?屋根屋が写真でわかりやすく解説!」
(最終閲覧日:2022年7月8日)