タイワンタケクマバチは竹に穴を開けて巣を作る外来種の蜂!

【タイワンタケクマバチの被害】竹ぼうきの穴に注意!駆除すべき理由

タイワンタケクマバチは、枯れた竹や竹ホウキに穴を開け、中で営巣する習性をもっています。
そのため、「竹ホウキに穴が開いていた……タイワンタケクマバチがいるかも?」と不安になる方もいるでしょう。

タイワンタケクマバチは巣穴に近づくと刺されるおそれがありますが、基本的にはおとなしい性格です。
危険性はゼロではありませんが、必要以上におそれる必要はありません。

この記事ではタイワンタケクマバチの特徴と、見つけたときの対処法についてご紹介します。
特徴と対処法を知ることで、駆除に役立てることができますよ。

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目次

タイワンタケクマバチの特徴

タイワンタケクマバチ

タイワンタケクマバチはクマバチの仲間で、丸みを帯びた体格をしています。
また、黄色と黒の色合いが特徴的なクマバチとは違い全身が黒色です。
そのため、蜂ではない別の虫に見える場合もあるかもしれません。

体長は2cm以上あり、ミツバチの倍ほどの大きさがあります。

羽の色は茶色をしていますが、羽の表面は光によって変色します。
止まっているときは赤と緑の鮮やかな色にも見えるでしょう。

タイワンタケクマバチの攻撃性は弱い

タイワンタケクマバチはミツバチの仲間なので、スズメバチほど積極的に攻撃する危険性は低いです。
しかし、巣を守るために攻撃してくることがあるので、うっかり巣穴に近づいた人が刺されることもあります。

毒性が弱いとはいえ、蜂毒によるアナフィラキシーショックを起こす危険があります。
そのため、安易に巣穴に近づかないほうがいいでしょう。

背中にダニが寄生している

タイワンタケクマバチは、背中にダニが寄生していることがあります。

しかし、このダニが人間や動物に危害を加える心配はほぼ不要です。
なぜなら、タイワンタケクマバチの体から離れないためです。

ダニはハチに便乗しないと発育できないので、家の中でハウスダストになることはなさそうです。また病原菌も運んでいませんでした。しかし日本のクマバチに与える影響はわかっていません。

出典:豊田市矢作川研究所|豊田市に定着したタイワンタケクマバチは悪者だろうか?(最終閲覧日:2024年4月18日)

タイワンタケクマバチは日本にいなかった外来種

タイワンタケクマバチは、その名のとおり台湾や中国が原産の蜂です。
枯れた竹の中に営巣するため「タケクマバチ」という名前がついています。

タイワンタケクマバチはもともと日本にいなかった外来の生物です。
中国や台湾から竹材を輸送した際、中に紛れ込んだまま日本へ運び込まれた可能性が高いといわれてます。

タイワンタケクマバチが初めて発見されたのは、2006年の愛知県豊田市だとされています。
2006年以降は急速に増えており、地域によっては対策が必要な外来種に指定されていることもあるのです。

参考:国立環境研究所 侵入生物DB|タイワンタケクマバチ(最終閲覧日:2024年4月18日)

国内の生態系を脅かすおそれがある

タイワンタケクマバチは花の蜜や花粉を食べます。
そのため、日本の在来種であるクマバチの縄張りに入り、花の蜜を採集することがあるのです。
在来種の食料を奪ってしまうことから、国内の生態系に悪影響を出すことが危惧されています。

しかし、在来種のクマバチとは競合しないという研究結果も出ています。

花資源をめぐる競合について調査したところ,2種のクマバチは同じ花に飛来するものの,種間で競合している様子は見られなかった.

出典:アグリナレッジ|外来種タイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)(
ハチ目,ミツバチ上科)の日本における分布拡大と在来種への影響
(最終閲覧日:2024年4月18日)

タイワンタケクマバチは竹に穴を開けて巣を作る

タイワンタケクマバチは、おもに枯れた竹に巣を作りやすいです。
具体的にどのような場所に作られやすいのかをまとめてみました。

  • 枯れた竹
  • 竹材
  • 竹ホウキ
  • 竹垣

青々とした竹は巣を作られにくいですが、水分を失って枯れた竹は狙われやすくなります。

タイワンタケクマバチは上で挙げたような場所に2~4cmほどの穴を開け、中で営巣してしまうのです。
そのうえ、放置していると巣穴をいくつも作られる危険があります。

タイワンタケクマバチの巣
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タイワンタケクマバチは自分で駆除できる

危険性の低いタイワンタケクマバチは自力で駆除できます。
しかし、軽装のままでは針が服を貫通して刺される危険もあるため、しっかりと準備をしておきましょう。

そこで、ここからはタイワンタケクマバチの駆除方法についてまとめました。

見つけたらその場から離れる

タイワンタケクマバチを発見したらその場をゆっくりと離れ、準備してから駆除に移りましょう。

見つけても刺激したり、その場で駆除したりするのは避けましょう。
タイワンタケクマバチに「攻撃された」と判断され、毒針で刺されるおそれがあります。

蜂駆除用の道具を用意する

蜂は殺虫スプレーで駆除できます。
殺虫スプレーのなかでも、蜂が苦手とする「ピレスロイド」という成分が含まれたタイプを使うと効果的です。
成分を浴びると、蜂は長く飛んでいられなくなり、短時間のうちに絶命します。

飛んでいる蜂 殺虫スプレー

殺虫剤が用意できたら、次は防護服を準備をしましょう。
針が貫通しないように作業着などの分厚い生地の服を着用します。

また、刺されないよう革手袋で手をガードすることも大切です。
さらに、頭や顔を狙われることもあるので、養蜂用のネット付き帽子などを着用してください。

防護服と代用品

殺虫スプレーで駆除する

服装の準備ができたら駆除に移りましょう。
以下では、タイワンタケクマバチの駆除の手順についてご説明します。

蜂駆除の手順
  1. 巣穴を把握をする
  2. 巣穴の近くから殺虫剤をかける
  3. 巣穴から出てきた個体にもかける
  4. 15秒ほど巣穴に殺虫剤をかけて、蜂が出てこなくなったら完了

タイワンタケクマバチは竹垣や竹林のほかにも、家の壁に穴を開けて巣を作る場合があります。
そのため、家の周りを成虫が飛んでいた場合は家の壁も注意して探してみましょう。

タイワンタケクマバチの被害に遭わないための予防策

タイワンタケクマバチの被害に遭わないためには、日常的に営巣されないようにしたり、刺激しないようにしたり、予防をしておくことが大切です。

そこで、以下では刺されないための対処法についてご紹介します。

巣を作りやすい竹材を放置しない

タイワンタケクマバチは竹製品や枯れた竹の中に営巣します。
そのため、竹ホウキなど片付けられるものは、使用後に屋内へしまましょう。
枯れ竹などが近くに生えている場合は、伐採するのがおすすめです。

刺激を与えない

タイワンタケクマバチが近くを飛んでいても、手で振り払うのは避けましょう。
勢いよく動いたり、手で払ったりすると、蜂は攻撃されたと判断して襲いかかることがあります。
そのため、近くを飛んでいた場合はその場を離れることが大切です。

また、蜂は甘い香りに反応することがあります。
そのため、香水や制汗剤など匂いの出るものをつけている場合、巣穴の周りを歩くのは避けてください。

こまめに営巣されていないかチェックする

巣を作りやすい場所に2~4cm大の穴が開いていないか触る前にチェックしてみましょう。
竹やホースに穴が開いている場合は、タイワンタケクマバチが営巣しているおそれがあります。

蜂の巣予防のスプレーをかけておく

枯れた竹や竹垣など、屋内に片付けるのが難しいものがある場合は殺虫スプレーをかけておくといいでしょう。
殺虫スプレーは成分が残留するタイプもあるので、雨が降らない限りは効果が長持ちします。

この対策はタイワンタケクマバチを駆除したあとでも有効です。
別の蜂が巣穴を利用してしまう場合があるので、防虫もかねてスプレーをかけておきましょう。

自力での蜂駆除が難しい場合は業者に依頼する

タイワンタケクマバチはサイズが大きいため、駆除するのに恐怖を感じる人もいるでしょう。
また、飛んでいる蜂を見て種類を判別するのも難しいかもしれません。

自力で駆除するのが難しいと感じたら、業者に相談してみましょう。
業者なら安全に駆除ができるうえ、蜂の再発防止などもおこないます。

業者に依頼する際は、まず費用相場を知っておきましょう。
費用相場を知ることで適正価格で依頼できる業者を見つけられるのです。

蜂駆除にかかる業者の費用相場は、巣の回収費や出張料も合わせて15,000~30,000円前後とされています。
また、巣の大きさや蜂の種類、巣の箇所によっても金額が変わることがあります。

蜂の巣駆除にかかる費用の相場

タイワンタケクマバチの場合は、コロニーをもたないうえに独特な営巣をするため、料金も変動するかもしれません。
そのため、具体的な駆除費用を知りたい場合は業者から見積りをとりましょう。

ハチ110番では、無料見積りをおこなっている業者のご紹介も可能です。

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24時間無料でお電話を受けつけていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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まとめ

タイワンタケクマバチは、枯れた竹や竹ホウキの中に営巣します。
基本的にはおとなしい性格ですが、知らずに巣に近づくと刺されることがあるのです。
そのため、竹ホウキを使用した人が、巣に気がつかず刺されるケースもあります。

外来種のタイワンタケクマバチは、地域によっては駆除が必要な種として指定されています。
危険性は低いですが、不安に感じたら駆除をお考えください。

駆除は自力でもできますが刺される危険もあります。
自力での駆除が難しいと思ったら業者に相談してみましょう。

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