「ゴキブリを見ずに退治したいけれど、一人暮らしだから誰にも頼れない……!」
ゴキブリを駆除するために殺虫剤を使う場合は、近づいて駆除しなくてはいけません。
しかし、虫が嫌いならゴキブリに一歩も近づきたくないものですよね。
ゴキブリを駆除するには殺虫剤だけでなく、さまざまな方法があります。
隠れたゴキブリを駆除する方法なら、直接退治することがないので虫嫌いの人でも自分でできるかもしれません。
当記事では、ゴキブリに出会わずに駆除する方法や侵入を防ぐための対策などについて解説しています。
「自分でゴキブリは退治できない!」という人も勇気を出して、自分で駆除することに挑戦してみましょう。
ゴキブリを見ずに退治する2つの方法
一般的にゴキブリ駆除には、スプレータイプの殺虫剤が多く用いられます。
しかし殺虫剤の場合は、ゴキブリに近づいて噴射しなくてはいけません。
即効性が高いものが多いとはいえ、虫嫌いの人にとっては殺虫剤を使用して駆除することは難しいですよね。
また粘着シートで捕獲する方法もありますが、まだ生きているケースもあるため自分で処分することに抵抗がある人もいるはず。
しかしゴキブリを駆除する方法は、殺虫スプレーや捕獲シートだけではありません。
ここでは、ゴキブリと直接対決しなくても駆除できる方法をご紹介します。
ベイト剤を設置する
ベイト剤は毒エサのことで、よく使われるものにはホウ酸団子などがあります。
ベイト剤のメリットは、設置しておくだけでゴキブリを巣ごと全滅させられる点です。
毒エサを食べたゴキブリが巣に戻りフンをして、他の仲間がそのフンや毒エサで死んだ仲間の死骸などを食べることで効果が広がり、最終的に全滅するわけです。
ベイト剤は簡単に設置できる置き型が市販されています。
効果は約3~6ヵ月持続するため、こまめに取り変える必要もありません。
ただし、同じベイト剤を使い続けるとゴキブリに耐性ができてしまうケースがあります。
ベイト剤で効果的に駆除するには、異なる種類を交互に使うことをおすすめします。
ベイト剤はゴキブリが毒エサを食べてから死滅するまでに2~4日ほどかかります。
薬剤がどこで効力を発揮するかわからないため、部屋で死骸に遭遇する可能性もあります。
そのときは、我慢して自分でゴキブリの死骸を処分することが必要です。
参考価格 | Amazon:1,044円 楽天市場:1,216円 Y!ショッピング:1,216円 |
容量 | 18個入り |
効果の持続期間 | 設置後、約1年間 |
有効成分 | フィプロニル |
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くん煙剤を部屋中に行き渡らせる
くん煙剤は薬剤がすみずみまで行きわたるため、効果的な駆除方法の1つです。
ゴキブリと直接対峙しなくても、しばらく部屋を閉め切っておくだけで駆除できます。
またゴキブリだけでなく、ダニやノミなど他の害虫も駆除できるのがメリットです。
ただし、くん煙剤は人体やペットに悪影響を及ぼす成分が含まれているため、食品などを別の場所に移すことも必要です。
また、くん煙剤がパソコンやテレビなどの精密機器にかかると、故障につながるおそれがあります。
このため、電気製品なども燻煙剤を使用していない場所に移すか、ビニールでおおうなど手間がかかります。
薬剤を浴びて逃げ切れず途中で息絶えたゴキブリの死骸を見つけてしまう可能性もあります。
死んで動かないゴキブリとはいえ、自分で処分しなくてはいけないのは虫嫌いの人には大きなデメリットです。
参考価格 | Amazon:729円 楽天市場:885円 Y!ショッピング:792円 |
容量 | 100mL |
用法 | ゴキブリ・屋内塵性ダニ類・イエダニ・ノミ・トコジラミの場合:6~8畳(10~13㎡)あたりに1缶 |
有効成分 | メトキサジアゾン、d・d-T-シフェノトリン |
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※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
ゴキブリの侵入を防ぐには隙間を埋める!
ベイト剤や燻煙剤は、巣などを絶滅できたとしても効果を自分の目で確認することができません。
このため「またゴキブリが出るかもしれない」という不安が残ってしまいます。
その不安を解消するには、ゴキブリが外部から侵入するのを防ぐのが大切です。
ゴキブリは数mmの隙間さえあれば、あらゆる場所から侵入します。
侵入を防ぐためには経路となりやすい箇所をチェックして、隙間を徹底的に埋めることが必要です。
ゴキブリの侵入経路とそれぞれの対策方法は以下のとおりです。
- 玄関・扉・窓の侵入対策
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できるだけ開けっぱなしを避けましょう。
また、扉や窓には網戸を必ずつけます。
扉の間に隙間がある場合は、100円ショップなどで購入できる隙間テープを貼りましょう。 - 換気扇や通風孔の侵入対策
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カバーなどがついていない場合は、目の細かい金網などを取り付けましょう。
- ベランダの侵入対策
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ベランダで植物を育てる場合は、底に隙間がないプランターを選びましょう。
プランターの隙間がゴキブリの隠れ場所になるためです。 - エアコン周りの侵入対策
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エアコンには、室内機から屋外に伸びる排水ホースがあります。
ホースに隙間があると侵入経路になるため、ホースが破損している場合はテープなどで補修するか新しいものに交換しましょう。また配管を通す壁の穴はパテなどで隙間を埋めてあることがほとんどですが、経年劣化により隙間が生じます。
補修用のパテはホームセンターなどで購入できるため、隙間を埋めて侵入経路をふさぎましょう。 - 排水口の侵入対策
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シンクや洗面台の排水管の構造によってはゴキブリが侵入するおそれがあります。
S字型のトラップであれば途中で水がたまるため、害虫や下水の臭いを抑えることが可能です。
排水管にトラップがない場合は、排水口には常にネットをするか、使用しないときはフタをしましょう。
ゴキブリの侵入経路と対策の詳細はこちらの記事をご覧ください。
ゴキブリを寄せ付けない対策もおこなう!
ゴキブリの侵入経路をふさぐことができたら、寄せ付けないように対策もしておきましょう。
ゴキブリが寄り付かなくなる対策をしておけば、侵入される可能性も低くなるはずです。
忌避剤を使用する
ゴキブリは、ミントなどのハーブや柑橘系の香りが苦手です。
ゴキブリを近寄らせないようにするには、アロマオイルを焚くことも効果的です。
またスプレーボトルなどにハッカ油などを詰め替えて、吹きかけておくこともおすすめです。
ホームセンターなどには設置型の忌避剤も市販されているので、ゴキブリが寄り付きそうなベランダや玄関先に置いておけば侵入を減らすことができるでしょう。
部屋を掃除して清潔を保つ
ゴキブリを寄せ付けないためには、清潔な状態を保つことも効果的です。
不衛生な環境はゴキブリの居心地をよくします。
ホコリや人の髪の毛ですらゴキブリのエサになります。
餌があることがわかると、最悪の場合は家具の隙間などに巣を作って、繁殖を始める可能性もあります。
ゴキブリは暖かく湿度が高い場所を好むため、シンクなどは常に乾燥状態を保ちきましょう。
ゴキブリはたとえ1滴の水だけでも数日生きられます。
ゴキブリ対策の詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。
自分で退治できないなら害虫駆除業者に任せる!
「自分ではどうしてもゴキブリを退治できない!」「死骸を見るのも無理!」ということであれば、プロの業者に任せるのが得策です。
プロならゴキブリ駆除の豊富なノウハウをもっています。
ゴキブリの侵入経路を特定してくれるだけでなく、市販の殺虫剤などよりも効果的な薬剤を使用して確実に駆除してくれるでしょう。
誠実な業者であれば、ゴキブリ対策のアドバイスなども受けられるかもしれません
もしゴキブリ駆除でお悩みなら、ぜひ害虫駆除110番にご連絡ください。
害虫駆除110番では、ゴキブリなどの害虫駆除をおこなうプロをご紹介しています。
24時間365日受付しておりますので、スピーディーに対応することが可能です。
ゴキブリが出てくるかもしれない不安を解消するためにも、まずはお気軽にご相談ください。