窓のコバエはクロバネキノコバエかも!その特徴と隙間からの侵入対策

クロバネキノコバエ 侵入対策方法 植木鉢で大量発生することも

コバエが窓に大量発生している場合、そのコバエは「クロバネキノコバエ」とよばれるコバエかもしれません。

クロバネキノコバエはとても小さく、網戸の隙間やサッシの隙間から簡単に入り込めてしまうのです。
また、植木鉢があるとそこに産卵して大量発生してしまうこともあります。

当記事では、そんなクロバネキノコバエの特徴や対策方法についてご紹介します。
クロバネキノコバエを駆除できなくて困っているという方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

窓に大量発生するクロバネキノコバエの特徴

クロバネキノコバエは、小さくて黒いコバエです。
人体に直接的な被害をおよぼすことはありませんが、大量発生していると不快に感じるので、不快害虫ともよばれています。

この章では、クロバネキノコバエの見た目や発生するタイミング、発生する原因についてご紹介していきます。

網戸から侵入するほど小さい

キノコバエ

クロバネキノコバエの体長は1~2mmほどと小さく、体の色は黒色~暗褐色をしています。
また、羽に脈があるのが特徴です。
体長が小さいので窓の網戸から侵入してきます。

発生する時期は梅雨どき

クロバネキノコバエが発生しやすいのは、特に6~7月の梅雨の時期といわれています。
また9~11月の秋にも発生することもあるのです。

さらに、クロバネキノコバエは雨が降った翌日が晴れたときに大量に発生することが確認されています。
発生しやすい時間帯は、朝方から午前中といわれています。

クロバネキノコバエが発生する原因

クロバネキノコバエの成虫は明るいものに集まる習性があるので、室内の明かりにつられてやってくることがあります。

また、植木鉢に腐葉土や有機肥料が使われている場合も、それらをエサとして寄ってくるのです。
そして、植木鉢の土のなかで卵を産むことがあります。

しかし、クロバネキノコバエの発生源については、まだはっきりわかっていないところがあります。
そのため駆除をすることが難しく、正しい方法で対策をしないと一向に室内への侵入を阻止することができません。

次章では、効果的な対策方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

クロバネキノコバエの侵入を防ぐ対策方法

先述のとおり、クロバネキノコバエは植木鉢の土から発生することがあります。
そのため、マンションにお住まいでベランダなどに植木鉢を置いているという方も、きちんと管理をおこないましょう。

クロバネキノコバエはとても小さく、わずかな隙間でも侵入してくることがありますので、網戸の隙間などには注意をしましょう。
この章では、クロバネキノコバエの侵入を防ぐ対策方法を3つご紹介していきます。

土の中の卵を室内に持ち込まないようにする

【対策1】植物がある場合はきちんと管理する

クロバネキノコバエは、キュウリやジャガイモの根っこを好みます。
家庭菜園で育てている場合は、クロバネキノコバエの発生源となってしまうので、室内に持ち込まないようにしましょう。
土にクロバネキノコバエが発生している場合は、鉢を植え替えるのもおすすめです。

クロバネキノコバエは土の表面から2~3cmのところに卵を産みます。
クロバネキノコバエの予防のためには、土の表面から2~3cmのところを無機質で排水性のよい土に入れ替えましょう
無機質で排水性のよい用土の代表的なものは赤玉土です。

赤玉土は腐葉土などに比べると排水性もよく雑菌が繁殖しにくいので、コバエ対策には効果があるといわれています。
ホームセンターやネット通販で購入することができるので試してみてはいかがでしょうか。

窓に侵入できる大きさの隙間を作らない

窓の網戸は目の細かいものに交換するなどして、隙間を作らないようにしましょう。
また窓のサッシに隙間がある場合は、スポンジ状のテープを使って隙間を埋めましょう。

ハエ専用のグッズで駆除しておく

クロバネキノコバエの侵入を防ぐために、ライトトラップという専用のグッズがあります。
ライトトラップは、光で虫をおびき寄せてモーターファンで吸引する仕組みです。
コバエのほかにも蚊の捕獲もできるものがあります。

また、窓ガラスや網戸に噴射すると虫が寄り付かなくなる殺虫スプレーを使って予防することも可能です。

そのほかにも、食品が近くにあって殺虫剤を使えないという場合は、粘着剤がついた棒を置いておく方法もあります。
この粘着剤がついた棒は、色やにおいでコバエをおびき寄せ、止まり木効果によってコバエを捕まえる仕組みになっています。

詳しい方法は、コバエの駆除・対策をまとめた記事をご覧ください。

このような対策方法を試してみたけれども、クロバネキノコバエがいなくならないといった場合は、一度害虫駆除業者のプロに相談してみましょう。

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部屋で発生するコバエの種類

部屋のなかに発生するコバエはほかにもいます。
これらのコバエも対策することができるので、ぜひ日頃から対策をしておきましょう。

ショウジョウバエ

ショウジョウバエ

ショウジョウバエは、体長が2~3mmのハエです。
体の色は、黄色褐色~赤褐色をしています。
そして目が赤いのが特徴です。

ショウジョウバエは、腐った果物や生ごみを好みます。
そのためキッチンで見かけることが多いといわれています。

ショウジョウバエは、キッチンのシンク内の三角コーナーに生ごみを放置すると、そこに卵を産むおそれがあります。
卵を産んでから約10日で羽化するので、あっという間に大量発生してしまうのです。

そうならないためには、日頃からキッチンのシンク内を清潔に保ち、生ごみなどはこまめにフタつきのゴミ箱に捨てましょう。

ノミバエ

ノミバエ

ノミバエは体長が2~4mmほどで、体の色は黒いのが特徴です。
後ろ足が長く、すばやく動き回ることができます。
またノミバエは、腐った食べ物(肉や野菜など)やヘドロを好むため、生ゴミや排水管などから発生することが多くあります。

ノミバエの対策方法は、生ゴミを放置しないできちんとフタつきのゴミ箱に捨てることです。
また、お風呂場の排水口は定期的に掃除をすることが大切です。

チョウバエ

チョウバエ

チョウバエは「オオチョウバエ」と「ホシチョウバエ」が代表的な種類です。
体長はオオチョウバエが4~5mmほどで、ホシチョウバエは1~2mmほどになります。
チョウバエは、体全体に毛が生えており、羽の形がハートに見えるのが特徴です。

チョウバエの発生しやすい場所は、湿気があり汚れがある場所です。
なので、キッチンやトイレ、浴槽などで発生しやすいといえます。

また、チョウバエは石鹸カスや皮脂汚れが好きなので、浴槽下に発生することが多いです。
浴槽下は、浴槽の側面にあるカバー(エプロン)を外すことで、掃除することができます。

詳しくはコバエの種類と生態をまとめた記事をご覧ください。

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また、誠実に対応してくれる業者であれば、日ごろ気をつけることや効果的な対策のアドバイスを受けられるでしょう。

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コバエ被害をなくすためにもできるだけ早めに対処しましょう。

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