鍵屋に鍵開けを頼みたいときには、「鍵開けの料金ってどこもはっきり書いてなくてよくわからない!」と感じますよね。
鍵開けにかかる料金を正確に知るためには、業者に見積りをしてもらうのがもっとも確実です。
料金は鍵の種類やトラブルの原因などの、状況によって大きく変わるからです。
ただ、やはり料金やシステムが把握できない状態で業者を呼ぶのは不安ですよね。
そこでこの記事では、弊社にご相談のあった実際の鍵開け施工事例などを参考に、鍵開け料金の相場や料金が変動する要素などを解説しています。
業者に見積りを依頼するときや、損をしないための業者選びのポイントもご紹介しています。
この記事を読めば、適正な料金で納得のいく鍵開けをしてくれる鍵屋が見つかりますよ。
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防犯アドバイザー、犯罪予知アナリスト。セキュリティ企業法人営業部の責任者や防犯ガラスメーカーのセキュリティ事業部長を経て、2005年に京師美佳セキュア・アーキテクト設立。2009年には ㈳全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事に就任し、建物の防犯診断、防犯プロデュースなど専門家として幅広く活動を行う。 芸能事務所浅井企画に所属し、専門家タレントとしてNEWS番組等多数出演。講演やYouTube、tiktokで防犯の啓蒙活動も行う。tiktok170万回再生、YouTube50万回再生の動画もあり若年層にも好評。「防犯アドバイザー京師美佳の安心生活をつくる自己防衛の心得35」など著作多数あり。Yahoo!ニュース公式コメンテーター
鍵開けにかかる料金相場(玄関・車・金庫など)
鍵開けといっても家や車、バイクなど、鍵の種類によって鍵開けの費用は変わります。
それでは見ていきましょう。
こうしてみると、鍵開けの費用は開けるものによって価格に大きな差があることがわかります。
また、鍵開け業者は大手チェーン店や下請け業者、委託会社、個人営業など業務形態が多くあり、それぞれの業者によっても料金の設定が変わります。
実際の現場での費用例
弊社がご依頼を受けたときの実際の案件をご覧ください。
相談1
- 内容
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玄関の鍵開けをしてほしい。ディンプルキーでドアスコープがある
- 金額
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4,320円
相談2
- 内容
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会社の鍵が壊れて開かないので、解錠と修理をしてほしい
- 金額
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15,000円
相談3
- 内容
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玄関とオートロック、2ヵ所の鍵開けをしてほしい
- 金額
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25,000円
相談4
- 内容
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カードキーの玄関の鍵開けをしてほしい
- 金額
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33,000円
家の玄関の鍵開けですが、作業内容の違いで費用に大きく差が出ています。
比較的安価で解錠できるのがドアスコープのあるドアです。
ドアスコープがあるとそこから特殊な器具を差し込み、解錠ができます。
反対にドアスコープがないと、鍵の種類によっては鍵穴をドリルで破壊して解錠することもあります。
破壊すれば鍵開けはできますが、新しく鍵を作成しなければいけません。
結果的に鍵開けと作成、両方の作業費となるので高くなります。
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外出先で鍵を忘れたなどで家の中に鍵がある場合、賃貸であれば管理会社に連絡をしてスペアを借りれば費用はかかりません。
夜間でも連絡がとれる緊急連絡先があればメモしておきましょう。
慌てて鍵を壊すなどの依頼を勝手にすると保険が使えずに、全額自己負担になる場合もあります。まずは相談してください。
深夜に依頼をすると、鍵の種類によってはホテルに泊まるほうが安くなる場合もあります。
スペアを家族にも預けておくのも万が一のときに役立ちます。
その他、特殊な鍵である電子キー、カードキーは高額になりがちです。
電子の場合、防犯に優れるぶん鍵開けがしにくい構造となっています。
そのためギザギザキーやディンプルキーにように工具でおこなう鍵開けとは違い、製造会社に問い合わせたり、キーを取り寄せたり、日数と手間がかかります。
ときにはすべてを交換するケースもあるため費用は高くなります。
次は車の鍵開けでお困りのお客様からのご依頼内容です。
相談1
- 内容
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車をインロックしたので鍵開けをしてほしい
- 金額
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5,000円
相談2
- 内容
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車の鍵を紛失してしまった。解錠と作成をしてほしい
- 金額
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18,000円
相談3
- 内容
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車(スマートキー)の鍵を失くしたので、解錠と作成をしてほしい
- 金額
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30,000円
ギザギザキーのインロックは時間も費用もかかりません。早いと5分で解決します。
特殊な工具を使用しますが、金額は安価で済むケースが多いです。
しかしイモビライザー機能搭載車は盗難防止機能が働くため、鍵開けだけではエンジンがかかりません。
鍵紛失となれば、鍵作成も必須です。
イモビライザー機能を搭載している車の鍵作成は鍵屋によって対応していないところもあります。
知識や手間がかかるぶん、費用も高額になりがちです。
さきほどの費用相場の表と比べると、範囲内に収まることもあれば足が出るケースもあります。
「鍵開け」と一口に言っても、鍵の種類や状況で費用が変わるため一律料金を明記することが難しいです。
ホームページ記載の価格表は最低料金を紹介していることが多いです。
ホームページの記載価格はウソではありません。
しかし、すべての依頼に記載価格が当てはまるわけではありません。
上の表でご紹介した相場や事例もあくまで目安です。
実際の料金は業者が現場を見て、どのような作業が必要なのかを判断しなければ確認できません。
確実に料金を確認したいなら、見積り無料の鍵業者に現地調査をしてもらうのがおすすめです。
当サイト【カギ110番】では、現地調査と見積りが原則無料の業者をご紹介しています※。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
24時間365日ご相談を受け付けていますので、「鍵が開けられなくて困った!」というときは休日や深夜でも遠慮なくご連絡ください。
\無料でご相談いただけます/
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鍵作成にかかる料金相場(玄関・車・金庫など)
次は鍵の作成費用についてです。
こちらも種類によって費用に差が出ていることがわかります。
依頼する業者によって、費用の差が5,000円以上になるケースもあります。
鍵のプロは技術職なので、各業者で設定金額が違うのはしかたないことです。
鍵屋は以下のようなさまざまな諸経費がかかることが多いです。
- 作業費
- 出張費
- 部品代
- 早朝、深夜、土日の特別料金
- 鍵紛失の場合はプラスの料金がかかる
※予備の鍵があれば型取りをするだけですぐ作成できますが、1本もなければ鍵穴を調べて作成するという手間がかかります。
そのため、詳細な金額は見積り書を出してもらわないとわかりません。
同じ作業でも、業者によって大きく費用差が出ることもあるので、もし緊急なトラブルでなければ2~3社から見積りをとることをオススメします。
「いますぐなんとかしたい!」「時間がない!」といった緊急であれば、ぜひ弊社窓口までご連絡を!
カギ110番では加盟店を最短5分で派遣※いたします。
費用に関してもご相談うけたまわっておりますので、ぜひご活用ください。
※対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
\無料でご相談いただけます/
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鍵交換の場合は、鍵交換の費用相場をまとめた記事をご覧ください。
費用で損しないためのコツ
鍵開けおよび鍵作成のどちらにも共通していることは、決して作業費用が安くはないということでしょう。
しかも、費用も業者ごとによって変わることが多く、「もしかしたら損しているのかも……」なんてこともあるかもしれません。
必要以上の出費はなるべく避けたいですよね。
そこで、ここでは鍵開けや鍵作成の費用で損しないためのコツをご紹介します。
- 事前に見積りで休日料金などを含めた総額を確認する
- 見積りが無料の業者を選ぶ
- 鍵開けや鍵作成の相場をある程度知っておく
- 見積り後に追加で費用が発生しない業者を選ぶ
個人業者の場合、地元住民、知り合いから依頼を請け負っている形態であれば、広告費・宣伝費をかけないぶん安い設定料金なこともあります。
しかし個人業者が必ずしも低価格とはいえません。
地域密着型で、価格競争がないぶん高めに設定していても気づきにくいデメリットもあります。
また、お伝えしたように「費用はホームページの記載と差が出る」ことがあるため、まずは電話で最高金額を聞いてみましょう。
高額になった場合を想定できます。
費用相場を知るのも大切ですが、最高額を知ることも「損しないコツ」のひとつです。
「このようなトラブルのとき、最高でどれくらいの費用になるか?」を2~3社からあらかじめ聞いておきます。
そこから費用や電話対応の雰囲気、現場到着までの時間を比較し、ご自身が納得した業者に依頼をしてください。
気軽に相見積りをしたいという方は、一度カギ110番にご相談ください。
無料見積りのサービスを設けており、ご契約前のキャンセルは無料※となっておりますので、ご自分のペースでじっくりとご検討いただくことができます。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
また、契約以降はお見積り金額以上の追加料金をいただかない明朗会計となっており、お客様満足度98%のご好評※をいただいております。
※弊社受付の満足度調査より(2016年7月実施)
お電話での無料相談のみも歓迎しております。
適正価格・適正品質の鍵開けをご希望のお客様は、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。
\無料でご相談いただけます/
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鍵開け依頼時には身分証が必要
鍵開けの作業では他人のなりすましを防ぐために、その開ける鍵の本人の身分が確認できるものが必要です。
ご提示いただくのは、原則として顔写真が付いており、現住所が確認できるもの(運転免許証・パスポート・敬老手帳・学生証・外国人登録証など)です。
例外は、鍵と一緒に身分証明書も盗難にあってしまい、提示できないという場合です。
この場合は、顔写真が付いていないものであっても、本人確認ができるもの(保険証・クレジットカード・公共料金の領収書)を複数提示すれば問題ありません。
その家の居住者以外の第三者が鍵開けを依頼する場合(安否確認や強制執行など)は、警察官を立会人とすれば鍵開け作業をおこなうことが可能です。
鍵開け後には届け出や防犯対策をしよう
鍵を開けたあとは、必ず新しい鍵を作成し、紛失している場合は警察まで紛失届を提出しましょう。
鍵が開かなくなる原因で多いのは、紛失・盗難や経年劣化による寿命がほとんどです。
そのため、鍵開け後はまた鍵が開かなくなることを防ぐためにも、新しい鍵を作成することをおすすめします。
業者のなかには、鍵開けと鍵作成を一緒におこなってくれる業者もありますよ。
そして、鍵が開かなくなるのを未然に防ぐには、鍵の寿命や劣化の具合を考慮し、必要に応じて鍵を交換していくことが大切です。
鍵交換については、鍵交換の費用を抑える方法の記事でも解説していますので、ぜひご参考ください。
信頼できる業者を選ぶポイント
では、いったいどんな鍵開け業者がよいのでしょうか。
信頼できる鍵開け業者といえるポイントは以下のとおりです。
- 口コミの評価が高い
- 料金内訳が明確である
- 即日対応が可能である
- 電話や作業スタッフの対応がよい
- 鍵開けの知識と実績が豊富である
- 鍵開け以外にも鍵について相談やアドバイスをしてくれる
鍵業者を選ぶポイントについては、信頼できる鍵屋を見極める方法の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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依頼をする際にいくつかの業者に相見積りを取って決めることは大切です。
数社に絞った段階で、ネットでそれぞれの口コミなども確認しましょう。
ホームページに書かれている口コミは嘘やサクラなどの場合もあります。
社名や店名で検索して掲示板などに出てくる口コミも確認してください。
実際の利用者から「説明された料金と違った」「高額請求された」「態度が悪い」などの悪い口コミが多い場合は避けるほうが賢明です。
鍵のトラブルはカギ110番にお任せください!
「すぐにでも対応してほしい!」
「まずは見積りしてもらってから検討したい」
というときには、ぜひ当サイト【カギ110番】へご相談ください。
カギ110番は、提携している鍵業者を素早くご紹介することが可能です。
ご相談は24時間365日受け付けており、丁寧でスピーディな対応と安心の料金設定で、98%のお客様にご満足をいただいております※。
※弊社受付の満足度調査より(2016年7月実施)
カギ110番がご紹介する業者では現地調査と見積りは原則無料で対応可能※です。
費用面が心配な方は、まずは現地調査で見積りを出していただき施工をご検討ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
鍵に関して何かお困りごとがありましたら、些細なことでもかまいませんので、下記の無料相談窓口へお気軽にご相談ください。
疑問や不明点をお伝えいただければ、担当の加盟店スタッフが折り返しご連絡し、丁寧にご説明いたします。
鍵トラブルをスムーズに解消するためにも、ぜひカギ110番をご活用ください。
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まとめ
鍵開けや鍵作成にかかる費用は鍵の場所や種類、業者の料金設定などいろいろな要素によって変動します。
実際の料金を確かめたいのなら、業者に見積りを出してもらうのが確実です。
見積りを依頼する際には、必ず見積り料や出張料、キャンセル料が無料の業者を選びましょう。
2~3社から相見積りをすると、適正な料金が把握できます。
見積りの際には、スタッフの対応が丁寧かどうかもチェックしてみましょう。
鍵開けが解決したあとには、防犯のために鍵交換も検討する必要があります。
防犯性についても、業者に相談してみるのがおすすめです。
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紛失も故障もしていないときに、信頼できる業者選びをおこないましょう。
自宅の鍵のメーカーやキー番号などから、壊れた場合の開錠と交換の料金の最高額をいくつかの業者に確認してください。
料金や内容、対応など満足できる所を選び、登録しておくと安心です。
「緊急時に慌てて検索をして、1万円からと聞いて依頼したら15万円を請求された」等の話もあります。
広告にはよいことしか書いていません。鵜呑みにせずに数社に対して見積りを取り、内容の正当性を確認する必要があります。
「なぜ?その費用が必要なのか?」など気になることは遠慮せずに質問することも大切です。
「そんなものです」など曖昧で納得いく返答がない場合は依頼しないほうがよいかと思います。
そのためにも数社に対しての相見積りが必要です。