ハクビシンは幸運の証?歴史を解説

ハクビシンの写真
ハクビシン、と言うと屋根裏に住み着いている害獣というイメージが強いですが、実は一昔前までは「見るだけで幸運を人にもたらす動物」と言われていたのです。以前は目撃するだけで幸福になれるというほど稀な動物だったのですが、人間による山野の開発が進み、生息地が減少するとともに民家と生息地が近くなったため、家の中に入り込むようになりました。それまでは昔話で伝説の動物と引用されたりして珍しがられ、一時期は長野県の天然記念物に指定されていたほどです。
ハクビシンは移入時期が判明しないため、実は特定外来種指定がされていません。なので、駆除をするためには、実害であることを理由にした鳥獣保護法に基づく許可が必要です。
家の屋根裏に住み着いて夜中に走り回る足音の正体はたいていハクビシンです。木登りがうまく、雨樋などを伝って容易に建物の内部に侵入し、建物の柱や断熱材を巣材にして住み着きます。
しかし、決して小さくはないタヌキやハクビシンなどの動物が家に住み着くのは不思議に感じます。いったいどこから入ってくるのか、と首をかしげる方も多くいますが、動物は私たちが思っているより小さな隙間でも、簡単に通りぬけ出来るのです。ハクビシンは大人の拳ほどの隙間があれば十分通りぬけ出来ると言われています。
長年暮らすうちに忘れてしまった通風口や、床下などからも侵入することができるので、一見すると塞がれていて隙間がないような家でも、害獣から見たら、格好の侵入口だらけ、なんてこともあります。
人の目から見たら、こんな小さなところ、ネズミも通れないだろう、というところでもハクビシンやタヌキの通り口になってしまうこともあるので、十分な注意が必要です。

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