冬を越す雑草

秋が過ぎて、皆さまの庭に生えていた雑草も枯れていることでしょう。
枯れたから大丈夫だろう。そう思っていると、来年は今年以上の雑草が生えてくるかもしれません。
作業がしにくくなる本格的な寒さが襲う前の時期に、来年のためにもなるべく早い雑草対策をしておきましょう。
そのために今回は雑草がどうやって冬を越すのかを説明したいと思います。
まず雑草には2種類があります。一年生雑草と多年生雑草です。
一年生雑草は毎年新しい種子が発芽して成長する雑草です。春に発芽して秋に枯れるものと、秋に発芽して冬を越して春夏に枯れるものがあります。
この種類の雑草は種を残して増えるので、放置しておくと広がった種から翌年は今年以上の雑草が生えるかもしれません。
多年生雑草は地上から出ている茎などが枯れますが、地下の根が生き残ります。茎や葉が残っている時期に栄養を根に蓄え、枯れた後はその根が冬を越し、翌年になるとそこからまた再生して成長するという種類です。
こちらは次の年も同じ場所に生え、増える時には一年生雑草と同じく種子で繁殖します。地下の茎から繁殖する種類もあります。
どちらも冬を越して来年にも増える準備をしている雑草ですので、それを防ぐためにも早めの対処が必要です。枯れているからといった安心しないようにしましょう。
もしまだ雑草の対策をしていないのであれば、来年のためにも当サイトにて相談をしてみてはどうでしょうか。雑草のない景観を目指しましょう。