雑草対策は砂利でおしゃれに!草の生えない庭を失敗せずに作る方法

砂利を使って雑草対策!おしゃれで雑草のない 庭を造る方法を解説

抜いても抜いても次々と生えてくる雑草にお悩みではありませんか?
そこでご提案したいのが砂利を使った雑草対策です。

雑草の種類によっては、土の上に見えている雑草を取り除いても、残った根から何度も生長を繰り返すものや、たくさんの種子を飛ばして広範囲に大量繁殖するものがあります。
自宅の庭を常にきれいに保とうと考えると、年に何回も草抜きや草刈りをしなければなりません。

しかし除草剤を使うと、大切に育てている他の植物を枯らしてしまう原因になることがあります。
防草シートを敷く方法だと植物には影響を与えませんが、黒い防草シートによって印象が暗くなり、庭が殺風景になってしまいます。
こだわりのある庭を今よりもっとおしゃれにしながら雑草対策ができたらとてもいいですよね。

そこでこの記事では、庭のイメージに合わせてデザインを楽しめる、様々な砂利を使った雑草対策の方法を紹介します。

この記事を読めば、砂利を使った方法でおしゃれに庭の雑草対策をして、最大で10年前後の間、雑草が生えない状態を保つことができます。
ポイントを押さえれば、草刈りいらずでお手入れが簡単な庭を手に入れられます。
大切な庭の景観を損なわずに、効果が長期間続く雑草対策をしましょう。

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目次

砂利で雑草対策をするのに必要なもの

ただ砂利を土の上に敷くだけでは、繁殖力の強い雑草には敵いません。
砂利と砂利の隙間から、新しい雑草がどんどん生えてきてしまいます。

砂利を使った雑草対策の効果を長持ちさせるためには、砂利のほかにもいくつかの道具を揃えることが必要です。

砂利

一口に「砂利」と言っても色、形、大きさなどの違いがあり、たくさんの種類があります。
ご自宅の庭の雰囲気や理想のイメージに合わせて砂利のデザインを選ぶことが大切です。
ここでは、どんな種類の砂利があるのかを紹介します。

洋風の庭に合う砂利

砂利 庭 石 黄色 クラッシュ イエロー 20kg

商品名砂利 庭 石 黄色 クラッシュ イエロー 20kg
メーカースタイルストーン
価格2,980円(税込)
黄色

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最安値です。

明るくさわやかなイエローの砂利が庭の雰囲気を華やかにします。
馴染みのよい色味なので色鮮やかな植物との相性もよく、こだわりのガーデニングを引き立てることのできる砂利です。
大きさは中粒で、砕石砂利特有の形の違いによって、抜け感のあるラフなおしゃれさを演出できます。

和風の庭に合う砂利

商品名敷砂利五色
メーカーdoGARDEN
価格3,280円(税込)
赤・白・青

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

落ち着きのある3色の砂利がランダムに混ざっており、和風庭園にぴったりです。
天然石から作られていて、水に濡れると全体的に色が濃くなって艶が出ます。
晴れの日と雨の日で違った印象を楽しめるデザイン性の高い砂利です。

防犯効果のある砂利

防草・防犯のジャリ 60L ホワイト

商品名防草・防犯のジャリ 60L ホワイト
メーカーアイリスオーヤマ
価格3,748円(税込)

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

ガラスを使用した砂利で、踏むと救急車のサイレンや走行中の電車内と同じくらいの大きな音が鳴るため、防草効果だけでなく防犯対策の効果もあります。
色はシンプルな白なので、洋風の庭でも和風の庭にも合うデザインです。

防草シート

砂利を用いて完璧に雑草対策をするためには、防草シートとの併用が必要になります。
なぜなら、雑草は紫外線を浴びて光合成をすることで生長するため、雑草の繁殖を防ぐには日光をしっかり遮ることが重要なポイントになるからです。

土の上に直接砂利を敷くと時間の経過とともに砂利が埋もれて土が露出し、その上に種子が落ちることで新しい雑草が生えることにつながります。
それを防ぐため、砂利の下に防草シートを敷くことが重要です。

防草シートは紫外線や風雨によって劣化していくため、長期間使用するためには耐久性の高いものを選びましょう。
高密度の不織布を使用している防草シートは繊維が細かいため耐久性が高く、葉先の尖った雑草が突き抜けるのを防ぐことができます。

ザバーン 350G

商品名ザバーン 350G
メーカーDuPont
価格7,890円(税込)
耐久年数約10~15年
遮光率99.7%
サイズ1m×10m
商品サイトhttps://gfield.co.jp/product/xavan/

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

米国デュポン社で開発したポリプロピレン・4層スパンボンド長繊維不織布で作られており、太い繊維を用いているため、10年から15年という長期間の使用に耐えられます
透水性も高くて水はけがよいため、雨が降っても水浸しになることがなく、防草シートの下の土に悪い影響を与えません。

強力防草シート(モスグリーン)

商品名強力防草シート(モスグリーン)
メーカーキンボシ株式会社
価格4,982円
耐久年数約5年
遮光率99.7%
サイズ1m×20m
商品サイトhttps://www.kinboshi-pro.jp/SHOP/7697.html

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

耐久性と即効透水性に優れており、表面には滑りにくい加工が施されています。
99.7%という高い遮光率で、雑草の繁殖を防ぐことができます。
価格も5,000円以下に収まっているため、低価格で雑草対策をしたい方におすすめの商品です。

防草シートの選定基準についてはこちらをご覧ください。
【PDF】おすすめの防草シート

固定用ピン

防草シートの固定には固定用ピンが必要不可欠です。
ピンで留めずに砂利を敷いてしまうと、防草シートのズレにつながり、砂利が入り込んで隙間ができ、雑草が生えてくる可能性が高くなります。

防草シートを固定する際は、最低でも約50㎝の間隔でピンを打ってください。
固定用ピンにも様々な形状と特徴があるため、使用する場所によって使い分けましょう。

U字型ピン

らくらくシート押さえピン 長さ20cm 100本入り

商品名らくらくシート押さえピン 長さ20cm 100本入り
メーカーDAIM FACTORY
価格3,480円(税込)

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

U字型のピンは柔らかい地面に使用するのに適しています。
ピンの長さが長いと、石などの障害物にぶつかってしまう可能性が高くなりますが、障害物が少ない土に使用するのであれば地中深くまで刺さり、しっかりと固定されます。

こちらの商品は押さえ板もセットになっており、合わせて使うことで安定感を高めることができます。

釘と押さえ板

防草シート・人工芝用 押さえ釘 15cm 黒丸板付 100セット

商品名防草シート・人工芝用 押さえ釘 15cm 黒丸板付 100セット
メーカーガーデンメイト
価格2,527円(税込)

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

釘は固い地面にも刺さりやすいですが、2点に穴をあけて力を分散するU字型ピンとは違い、小さな1点のみに力がかかることによって、防草シートを破って突き抜けてしまう可能性が高くなります。
また、2点で留めるU字型ピンと比較すると地面との接点が少ないため、やわらかい土の上だと抜けやすくなります。
釘を使用する際は必ず押さえ板と併用して固定力をアップし、防草シートが破れるのを防ぎましょう。

プラスチックピン

【50本】 第一ビニール 防草シート用固定釘 シャークアンカー 直径50mm×25cm

商品名【50本】 第一ビニール 防草シート用固定釘 シャークアンカー 直径50mm×25cm
メーカー岩内金物店
価格1,659円(税込)

※価格は2023年5月15日時点での楽天市場における最低価格です。

プラスチック製のピンは、地中に刺さる部分に返しがついているものが多く、抜けにくい形状になっています。
鉄製のピンと比べると耐久性が低いため長期的な使用には向いていませんが、価格が安いのでコストを抑えたい方にはおすすめです。

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雑草対策の効果を上げる砂利の敷き方

砂利を使って雑草対策をするには、いくつかのポイントを押さえなければ効果を得られません。
繁殖力の高い雑草は、少しでも日の光が当たると光合成を行い、生長を続けてしまいます。
正しい方法で砂利を使用しなければ、砂利と砂利の隙間に種子が入り込み、新しい雑草が生えてくる可能性が高くなります。

ここでは、雑草対策の効果をより高くするための砂利の敷き方を解説します。

砂利敷きの手順
  1. 雑草を抜く
  2. 転圧する
  3. 防草シートを敷く
  4. 砂利を敷く

雑草を抜く

まずは、砂利を敷く範囲に生えている雑草をすべて抜きます

雑草は地中に根が残っていると再び生長することがあるので、しっかりと根から取り除きます。
雨が降った翌日に草抜きをおこなえば、土が柔らかくなり草が簡単に抜けるようになります。

雑草の量が多い場合や生えている範囲が広い場合は、除草剤を使って枯らしてから抜くという方法もあります。
ただし、除草剤を使用する際は他の植物にかからないように注意しましょう。

草むしりのコツに関しては、こちらを参考にしてください。

転圧する

次に、地面の転圧をおこないます。
土を締め固めずに防草シートや砂利を敷いてしまうと、地面がでこぼこになり、隙間ができてしまいます。
その隙間から雑草が生えたり、砂利が入り込んだりすることを防ぐために転圧が必要なのです。
また、地面を平らにすることによって、雨水が流れ込むのを防ぐこともできます。

転圧は石を取り除き、土を平らにならします。
体重をかけて足で踏み固めたり、スコップや大きな石、板などで地面を叩いて押し固めたりします。

しかし、広い範囲を足やスコップで締め固めるのはとても時間がかかるうえ、かなりの体力が必要です。
効率よく土をしっかりと締め固めるには、転圧機を使うと効率的です。
転圧機はレンタルすることもできるので、砂利を敷く範囲が広い場合は使用をおすすめします。

ホームセンターのコメリでは、1日単位で転圧機を貸し出しています。
レンタル可能な店舗は北海道から九州まであり、1日あたり3,000円以下という低価格で使用することができます。

詳しくはコメリの電動工具・機械レンタルサービスをご覧ください。

防草シートを敷く

砂利を敷く範囲に防草シートを敷きます。

まず、必要な大きさや形に合わせて防草シートを切ります。
シートとシートのつなぎ目は、防草シートがめくれて日光が当たらないようにするため、10㎝ほど重なるようにします。

防草シートを敷いたら、よれないように固定用ピンで留めていきます。
外側は少なくとも50㎝の間隔で、内側は100㎝の間隔でピンを打ち、端がめくれ上がらないように注意してください。
ピンを打つときはシートの端ギリギリのところではなく、少し内側にピンを打つのがポイントです。

防草シートの敷き方

砂利を敷く

防草シートを敷き終わったら、その上に砂利を敷きます。
砂利の種類や大きさにもよりますが、基本的には防草シートがしっかり隠れるように3~5㎝の厚さで均一に広げると雑草対策に効果的です。
厚みがないと防草シートに直接紫外線が当たり、劣化が早くなってしまう原因になります。

砂利で雑草対策するメリット

砂利を使った雑草対策には、メリットが多くあります。
さまざまな雑草対策のなかで、砂利を使うという方法にどのような特徴と利点があるかを紹介します。

砂利敷きのメリット
  • 見栄えがよい
  • 費用が安い
  • 防犯にも役立つ

見栄えがよい

砂利を用いて雑草対策をするメリットとして、庭の見栄えがよくなるということが挙げられます。

防草シートのみの使用だと庭が殺風景になってしまいますが、砂利を使えば庭の景観を損なわずに雑草対策ができ、こだわりのガーデニングをより引き立てることができます。
さらに砂利の色や大きさによって雰囲気ががらりとかわるので、庭のイメージチェンジを楽しめます。

安い費用で雑草対策ができる

砂利を使った雑草対策は、業者に頼らない雑草対策のなかでは比較的安い費用でおこなえます。

例えばこの記事で紹介した商品を揃えた場合、1㎡あたりにかかる費用は以下のとおりです。

商品金額
砂利20㎏×3袋約9,000円
防草シート1つ約8,000円
U字型ピン10本約400円
転圧機レンタル料
1日分
約3,000円
合計20,400円

すべての作業を自力でおこなったとしても、1㎡あたり20,000円前後で収まります。

一度砂利を敷けば10年近く効果が続くので、頻繁に砂利や防草シートを買い替える費用はかかりませんし、何度も草刈りをする手間もなくなります。

1年あたり約2,000円で、10年間草刈りをしなくてよくなると考えるとお手軽な金額です。

防犯にも役立つ

砂利を踏むと音が鳴るため、防犯対策にも役立ちます。

家の敷地に侵入しようとする犯人は、足音がバレたり、大きな音が鳴ったりする環境を嫌がります。
先ほど紹介した防犯砂利のように、防犯対策のためにガラスを使って大きな音が出る仕組みになっている砂利も販売されています。

雑草対策の効果だけでなく、庭をおしゃれに見せながら防犯対策までできる優れものです。

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砂利で雑草対策するデメリット

砂利で雑草対策するにはメリットが多いですが、時にはデメリットもあります。
デメリットをよく理解したうえで、砂利を使った防草対策をおこないましょう。

砂利の隙間から雑草が生える

砂利を使った雑草対策のデメリットとして、砂利の隙間から雑草が生えてくるということがあります。

砂利の隙間から細かい雑草が生えてきてしまうと、1つ1つ手で取り除くのがとても面倒になります。
これは、防草シートを敷くときに隙間ができていて、そこから日光が入って雑草が生長したり、砂利の上に土が溜まったことによって種子が発芽したりするのが原因です。

砂利を敷くときは防草シートが浮かないようにしっかりピンで留め、隙間に土が入らないように3㎝以上の厚さに砂利を敷きつめましょう。

掃除をしにくくなる

庭に砂利を敷くことのもう1つのデメリットとして、掃除がしにくくなるということもあります。

例えば砂利の上に溜まった落ち葉をほうきで掃こうとすると、砂利も一緒に動いてしまったり、落ち葉がどんどん砂利の間に入って行ってしまったりします。

そんなときは、ほうきではなくブロワーを使って落ち葉を飛ばして集めましょう。
また、砂利表面の色の変化や汚れが気になる方は、暗い色や濃い色の砂利を選ぶことがおすすめです。

まとめ

砂利を使った雑草対策の効果的な方法は以下のとおりです。

砂利で雑草対策をするのに必要なもの
  • 砂利
  • 防草シート
  • 固定用ピン
雑草対策の効果を上げる砂利の敷き方
  1. 雑草を抜く
  2. 転圧する
  3. 防草シートを敷く
  4. 砂利を敷く

ここまで、砂利を使った雑草対策の方法や特徴を解説してきました。
正しい手順で砂利を使えば高い防草効果を発揮します。
雑草対策と同時に庭をおしゃれにすることもできるこの方法で、庭の雑草に悩む生活を終わりにしましょう。

もし「砂利を敷く前の雑草を抜く作業が大変そうだ」という場合は、業者に依頼するという方法もあります。
草刈り110番にご相談いただければ、弊社加盟店が1㎡あたり税込180円からという低価格で草刈りや草むしりをおこないます。
現地調査や見積りは無料でおこなっているため、お気軽にご依頼ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認した上で調査・見積りに費用を頂く場合がございます。

参考文献
神津博.かんたん!らくらく!草取りのコツ.ナツメ社.2023

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