バモスがバッテリー上がりを起こしてしまったら、ジャンピングスタートという方法で解決することができます。ほかの車とケーブルでバッテリーをつなぐことによって、充電がなくなってしまったカーバッテリーを復活させることが可能なのです。
この記事ではバモスのバッテリー上がりの際に使えるジャンピングスタートの方法を詳しくご紹介いたします。バモスのジャンピングスタートをおこなう際の注意点もお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
バモスのジャンピングスタートをする前に
この記事ではバモスがバッテリー上がりをおこした際のジャンピングスタートの方法をご紹介していきますが、その前にお伝えしておかなければいけないことがあります。まずこの章を読んでいただいて、バモスならではの注意点をおさえておきましょう。
そもそもジャンピングスタートとは
ジャンピングスタートとは、ほかの車や専用のバッテリーから一時的に電気を分けてもらってバッテリー上がりを解消する方法です。
ほかの車を使用するジャンピングスタートには、ブースターケーブルという専用のケーブルとほかの車(救援車)が必要です。バモスのジャンピングスタートの詳しい方法については次の章でご説明していきます。
ウォッシャータンクを外そう
バモスのバッテリーは、一見変わったところにあります。ボンネットを開けてもバッテリーの姿は見えません。バモスのバッテリーは、ウォッシャータンク(フロントガラスの清掃用の液が入っているタンク)の下にあります。
そのため、バモスのバッテリーにブースターケーブルをつなぐには、まずウォッシャータンクを外す必要があります。
- ドライバーを使ってウォッシャータンクを固定しているピンを外します。
- ウォッシャータンクを上に引き抜くようにもち上げます。
- ウォッシャータンクの底に2箇所ウォッシャーポンプのモーターがついていますので、それをつなげているコネクタを外します。
- ウォッシャータンクを左側によせます。
以上の工程でウォッシャータンクを外すことができ、ジャンピングスタートをおこなう準備ができました。
ジャンピングスタートの方法
バモスのウォッシャータンクを外すことができたら、いよいよジャンピングスタートをおこないましょう。
ジャンピングスタートは主にふたつの方法があります。救援車から電気をもらう方法と、ジャンプスターターから電気をもらう方法です。ジャンプスターターとは、カーバッテリーにつなぐことができる携帯用のバッテリーのようなものです。
救援車を使ったジャンピングスタート
はじめに救援車を使ったジャンピングスタートの方法をご紹介します。
救援車を使ったジャンピングスタートにはブースターケーブルが必要です。ブースターケーブルとは、ジャンピングスタートをおこなう専用のケーブルで、赤と黒の2本があります。
ブースターケーブルはバッテリーの容量に合ったものを使用しましょう。容量に応じていないとジャンピングスタートがおこなえませんし、作業中に危険がともなうおそれがあります。
救援車となる車は、バモスと同じく12Vバッテリーを搭載しているものを使用しましょう。また、基本的にハイブリッド車は救援車としては使用できません。電圧の違いにより大電流が流れてしまい、車が故障するおそれがあるからです。
救援車を使用したジャンピングスタートは以下の手順でおこなっていきましょう。順番をあやまると車の故障の原因になってしまいます。
- 救援車と故障車を近づけて停め、両方のエンジンを停止させてボンネットを開けます。
- 赤いブースターケーブルをバッテリーが上がった車のバッテリーのプラス側につなぎます。
- 赤いブースターケーブルの逆側を救援車のバッテリーのプラス側につなぎます。
- 黒いブースターケーブルを救援車のバッテリーのマイナス側につなぎます。
- 黒いブースターケーブルの逆側を、バッテリーが上がった車のバッテリーから離れた金属部分につなぎます。
- バッテリーが上がった車のエンジンをかけ、アクセルを踏み充電をおこないます。
- 故障車のエンジンをかけます。
- ブースターケーブルをつないだときと反対の順番で外していきます。
以上の手順で正しく作業をおこなえば、バモスのバッテリー上がりを自分で解決することができます。
ジャンプスターターを使ったジャンピングスタート
ジャンピングスターターを使用すれば、救援車を用意できなくても上がってしまったバモスのバッテリーを充電することができます。
ジャンプスターターとは携帯用のバッテリーのことで、予備のバッテリーと考えてよいでしょう。スマートフォンの充電機能が搭載されているものもあるので、持っていると便利です。
ジャンプスターターは、付属のブースターケーブルを使用してジャンプスターターとカーバッテリーをつないでいきましょう。
- エンジンを停止させてボンネットを開けます。
- 赤いケーブルのクリップ部分をカーバッテリーのプラス側につなぎます。
- 黒いケーブルのクリップ部分をカーバッテリーのマイナス側につなぎます。
- ジャンピングスターターにそれぞれのケーブルをつなぎます。
- 車のエンジンをかけます。
- 黒いケーブル、赤いケーブルの順に外していきます。
ジャンピングスターターを車に積んでおけば、急なバッテリー上がりにも対処することができます。
もし自力で作業できない場合
これまでにご説明させていただいたことを自分でおこなうのは「難しいな」「面倒だな」「不安だな」と感じてしまった方は、業者に依頼しましょう。バモスのジャンピングスタートはウォッシャータンクを外すというひと手間もあるので、難しいと感じてしまう方が多いかもしれません。
業者に依頼するメリットは、専門知識を持ったプロがおこなうので、作業が確実で迅速なことや、道具を準備する必要がないことです。
弊社ではバモスのバッテリー充電を承っております。バッテリー上がりを起こしてしまったらすぐにご連絡ください。お電話での受付は24時間365日受け付けております。
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バッテリーが上がる原因3つ
そもそも、バッテリー上がりは起こしたくないですよね。バモスのバッテリー上がりを防止するために、その原因を知っておきましょう。カーバッテリーが上がってしまう原因は以下のみっつのことが考えられます。
電装品の使い過ぎ
ヘッドライトやルームライト、エアコンやオーディオ機器などの電気機器を使用しすぎると電力をたくさん使うため、バッテリー上がりを起こしやすくなります。
特にエンジンを切っているときの電気機器の使用は、あっという間にバッテリーが上がってしまう原因となります。エンジンを切っている状態では特に電気機器の使用に注意しましょう。
季節による機能低下
カーバッテリーがもっとも上がりやすい季節、それは冬です。寒い季節は、バッテリー液の温度が下がることによって、バッテリーの充電効率が下がります。また、冬場はエアコンの電力使用量が増えるために、バッテリー上がりをおこしやすくなるのです。
冬のバッテリー上がり対策には、バッテリーを保温するために、グラスウールの素材の布でバッテリーを覆う、寒くなる前にバッテリーの点検をおこなうなどといった方法がありあます。
しばらく乗っていなかった
車は走行中に充電されるため、走らせていないとバッテリーは充電されません。また、車を使用していなくてもカーバッテリーは少なからず自然放電されていきます。よって、しばらく車に乗っていない状態から車を走らせようとするとバッテリー上がりをおこしてしまうおそれがあります。
車はある程度は走らせるようにして、定期的にバッテリーの点検をおこなうと安心です。
バモスが急にバッテリー上がりを起こしてしまったら、弊社にご相談ください。お近くの業者を手配し、バッテリー上がりでお困りの方のところまで伺わせていただきます。迅速にバッテリー上がりを解決するには、弊社をご利用ください。