バッテリーの交換時期がやってきたら、早めに交換しておきましょう。バッテリーが劣化したまま使い続けると、電気を蓄える力が落ちてしまいバッテリー上がりを引き起こすおそれがあるからです。
この記事では、バッテリーの交換時期や、自分で交換する方法をご紹介します。また、スバルのルクラでバッテリー上がりが起きたときのために準備しておくべきものもご説明します。バッテリーの交換を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
車のバッテリーはいつ交換するものなの?
まずは、車のバッテリーの交換時期をご紹介します。以下の内容を読んで、ご自身のルクラが交換時期を迎えているかどうかを見極めてください。
1.保証期間を過ぎているとき
車のバッテリーには、保証期間が定められています。保証期間とは、故障した場合に無償で修理してもらうことができる期間です。また、保証期間には「バッテリーが壊れず、安心して使うことができる期間」という意味もあります。
つまり、保証期間を過ぎたら、劣化によって故障やバッテリー上がりを引き起こすおそれがあるので、早めに交換したほうがよいでしょう。保証期間は2年~3年であることが多いですが、念のため取扱説明書などで確認しておくことをおすすめします。
2.交換すべき症状が現れているとき
バッテリーは寿命が近づくと、以下のような症状が現れます。
- エンジンがかかりにくい
- 車を停止するとライトが暗くなる
- パワーウインドウの動きが鈍い
- バッテリー液(バッテリー内にある液体)が濁っている
このような症状がある場合は、できるだけ早くバッテリーを交換したほうがよいでしょう。
3.バッテリーの電圧が低いとき
バッテリーは、正常な状態では電圧が12.5~13V程度となっています。しかし、バッテリーが劣化していくと電圧が低下していきます。12Vまで低下したら、バッテリーの劣化がかなり進んでいるおそれがあるので、交換したほうがよいでしょう。電圧の測定はガソリンスタンドでおこなってもらうことができるため、一度依頼してみるとよいかもしれません。
車のバッテリーを自分で交換してみよう!
ここからは、バッテリーの交換手順をご説明します。ここまで記事を読んで、バッテリーの交換が必要だと判断した方は、以下の内容を参考に交換してみてください。
- エンジンを止めてキーを抜く
- マイナス側のバッテリー端子につながるケーブルを取り外す
- プラス側のバッテリー端子につながるケーブルを取り外す
- バッテリーを固定している金具を取り外す
- バッテリー本体を取り外す
- 新しいバッテリーをトレイに置く
- 新しいバッテリーに固定する金具を取りつける
- プラス側のケーブルをプラスのバッテリー端子に取りつける
- マイナス側のケーブルをマイナスのバッテリー端子に取りつける
バッテリーのケーブルの取りつけ・取り外しの際は、順番が違うとショートするおそれがあります。順番を間違えないよう、注意しておこないましょう。なお、ケーブルは「ターミナル」という金属部品で端子と接続しているので、レンチなどでターミナルを外せばケーブルも取り外すことが可能です。
また、車種によっては、バッテリー交換の際にメモリーバックアップという機器が必要となります。もし、メモリーバックアップを使用しないで交換すると、カーナビなどの設定が消えてしまうのです。
メモリーバックアップが必要かどうかは、取扱説明書で確認しましょう。もし、メモリーバックアップが必要で、使い方がよくわからない方がいれば、バッテリーの交換をプロに依頼するとよいでしょう。そこで、以下からはバッテリー交換の依頼先をご紹介します。
交換が難しい場合はディーラーやカー用品店へ
バッテリーの交換は、ディーラーやカー用品店に依頼することができます。交換費用は、ディーラーの場合は10,000~30,000円程度、カー用品店の場合は5,000円~20,000円程度となっています。交換費用の内訳は、バッテリー本体の価格と工賃です。
ディーラーでは、純正のバッテリーやそれと同じくらいの性能を持つバッテリーに交換してもらえます。そのため、バッテリー本体の価格が上がり、交換費用が高くなっています。
カー用品店では、バッテリー本体の選択肢が多いため、安いバッテリーを選択することも可能です。そうすれば、交換にかかる費用をより節約することができるでしょう。
「性能の高いバッテリーに交換してほしいけど、どれを選んだらよいかわからない」という方はディーラーに、「費用を抑えたい」という方はカー用品店に依頼するのがおすすめです。
\無料でご相談いただけます/
\無料でご相談いただけます/
ルクラの急なバッテリー上がりのために準備するもの
バッテリーの交換を検討している方のなかには、「時間がなくて交換できない……」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、万が一ご自身のルクラがバッテリー上がりを起こしたときのために「ブースターケーブル」や「ジャンプスターター」を用意しておくことをおすすめします。これらのアイテムについて、以下から見ていきましょう。
1.ブースターケーブル
ブースターケーブルとは、赤・黒のケーブルが2本セットになったものです。ブースターケーブルをほかの車とバッテリーが上がった車につなげることで、バッテリー上がりを解消することができます。
ブースターケーブルは、通販・ホームセンター・カー用品店などで購入することができるので、一度チェックしてみてください。
2.ジャンプスターター
ジャンプスターターとは、バッテリー上がりを起こした車に電力を分けるための機器です。ジャンプスターターとバッテリー上がりを起こした車のバッテリー端子を付属のケーブルでつなげば、バッテリー上がりを解消することができます。
ジャンプスターターを使った方法では、協力してくれる車を探さなくても、自力でバッテリー上がりを解消することができるため、救援車が見つからないときでも安心です。ジャンプスターターも通販・ホームセンター・カー用品店などで購入することができるので、一度確認しておくとよいでしょう。
急なバッテリー上がりに対処してくれる依頼先も把握しておこう!
ブースターケーブルやジャンプスターターといった道具がない場合は、ロードサービスに依頼するとよいでしょう。ロードサービスは、JAFや自動車保険の任意保険で受けることが可能です。
ただし、JAFや自動車保険に加入していない方は、サービスを受けることができないか、受けられたとしても有料となってしまいます。たとえば、JAFの場合は非会員の方がサービスを受けると13,000円くらいの費用がかかるようです。
もし、JAFや保険会社に加入していない方がいれば、カーバッテリー業者への依頼も検討してみるとよいでしょう。業者によって料金に差がありますが、安い業者を見つければ、対処のための費用を抑えることが可能です。
また、トラブルが起きた場所の近くにある業者に依頼すれば、スタッフの到着が早くなる可能性が高いため、迅速な対処が期待できます。
弊社では、カーバッテリー業者をご紹介します。全国に多数の加盟店があるため、トラブルが起きた場所から近い加盟店を探すことも可能です。万が一ルクラでバッテリー上がりに困ってしまったら、弊社までお問い合わせください。