「大事にしていたクラウンが動かかなくなってしまった……早く直したい」
そのような方のために、トヨタ・クラウンのバッテリーを上がりを自力で解決する方法をまとめました!
クラウンがバッテリー上がりを起こしたら「ブースターケーブルかジャンプスターター」を使えば自分で復旧できます。
ただし、クラウンには「ハイブリッドカー」と「ガソリン車」があるため、それぞれの復旧方法を詳しく解説します。
下記のリンクからそれぞれのタイプの復旧方法にジャンプできます。
「外出先でブースターケーブルなどを持っていない」「自分でジャンプスタートをおこなうのは怖い」という方は、弊社の【カーバッテリー110番】にぜひご相談ください。
カーバッテリー110番はクラウン各種のバッテリー上がりを8,800円(税込)~で対応!
220系もゼロクラウンもマジェスタも対応しています。
バッテリー上がりでお困りの方の元へ、全国各地の弊社加盟店スタッフが急行します!
救援車を呼び電力を分けてもらう
救援車から電気をもらってエンジンをかけ、バッテリーを回復させる方法を「ジャンプスタート」といいます。
上図のような「ブースターケーブル」を使用し、ジャンプスタートをおこないます。
ただし、クラウンハイブリッドの場合「電気をわけてもらう救援車は12Vのガソリン車」のみです。
クラウンと同じハイブリッドカーや大型トラック(24V)の車とジャンプスタートをおこなうと、相手や自分の車両の故障につながります。
詳しい手順は「クラウンハイブリッド」「2010~2012年11月まで製造のハイブリッドカー」「クラウンガソリン車」の3つにわけてご紹介しますね。
ジャンプスタートをおこなう前の電子キーについての注意点
ブースターケーブルを取り付ける前に、電子キーは必ず携帯してバッテリー上がりの処置をおこないましょう。
クラウンにブースターケーブルを取り付けると、車種によってはオートアラームが作動し、自動的にドアが施錠されるからです。
また「バッテリー上がりで電子キーが反応しない…」場合は「メカニカルキー」を使って、ドアの操作をしましょう。
メカニカルキーとは、電子キーに内蔵された鉄製のカギのことです。
電子キーの解除レバーをスライドさせれば、メカニカルキーが出てくるので、ドアの鍵穴に差し込み解錠しましょう。
クラウンハイブリッドのジャンプスタート
マジェスタ(2013年9月~2018年製造)、210系~220系(2012年12月~20年11月製造)が該当します。
トランクルーム(助手席側)かボンネットにある「救援用端子」にケーブルを接続し、復旧させます。
- トランクかボンネットのクラウンのヒューズボックスを開けて、「救援用端子(赤いカバー)」に赤いケーブル(プラス)を接続
- 赤いケーブル(プラス)の端を、救援車のバッテリーのプラス端子に接続
- 黒いケーブル(マイナス)を、救援車のバッテリーのマイナス端子に接続
- 黒いケーブルの端を、クラウンのエンジンマウント (未塗装の金属部) に接続
- 救援車のエンジンをかけてアクセルを踏む。タコメーターが2~3ほどを示す状態でアクセルを維持
- 5分ほど経ったら、クラウンのエンジンをかけてみる
- 「READY」が表示され、エンジンがかかったら成功。エンジンを切らずにクラウンから降りる
- 先ほどとは逆の手順でケーブルを取り外す。
クラウンにつないだ黒いケーブル→救援車の黒いケーブル
救援車の赤いケーブル→クラウンの赤いケーブル
2010~2012年11月まで製造のハイブリッドカーのジャンプスタート
トランクルームの「補機バッテリー」に直接ケーブルを接続して、ジャンプスタートをおこないます。
200系ハイブリッドカーの一部が該当します。
- トランクルームのカバーを外し中の補機バッテリーが見える状態にする。
補機バッテリーのプラス端子に赤いケーブル(プラス)を接続 - 赤いケーブル(プラス)の端を、救援車のバッテリーのプラス端子に接続
- 黒いケーブル(マイナス)を、救援車のバッテリーのマイナス端子に接続
- 黒いケーブルの端を、クラウンのバッテリーのマイナス端子に接続
- 救援車のエンジンをかけてアクセルを踏む。
タコメーターが2~3ほどを示す状態でアクセルを維持 - 5分ほど経ったら、クラウンのエンジンをかけてみる
- 「READY」が表示され、エンジンがかかったら成功。
エンジンを切らずにクラウンから降りる - 先ほどとは逆の手順でケーブルを取り外す。
クラウンにつないだ黒いケーブル→救援車の黒いケーブル
救援車の赤いケーブル→クラウンの赤いケーブル
クラウンガソリン車のジャンプスタート
マジェスタ(2010年12月~2013年8月製造)、クラウンのガソリン車全般に当たります。
救援用端子にケーブルをつなぐ場合と、補機バッテリーにつなぐ場合の2パターンありますが、手順はほとんど同じです。
- クラウンのボンネットを開け、ヒューズボックス内の救援用端子に赤いケーブル(プラス)を接続。
- 2016年以前に生産されたクラウンは、ボンネットを開けて補機バッテリーのプラス端子に赤いケーブル(プラス)を接続
- 赤いケーブル(プラス)の端を、救援車のバッテリーのプラス端子に接続
- 黒いケーブル(マイナス)を、救援車のバッテリーのマイナス端子に接続
- 黒いケーブルの端を、クラウンの未塗装の金属部分につなぐ
- 救援車のエンジンをかけてアクセルを踏む。
タコメーターが2~3ほどを示す状態でアクセルを維持 - 5分ほど経ったら、クラウンのエンジンをかけてみる
- エンジンがかかったら成功。エンジンを切らずにクラウンから降りる
- 先ほどとは逆の手順でケーブルを取り外す。
クラウンにつないだ黒いケーブル→救援車の黒いケーブル
救援車の赤いケーブル→クラウンの赤いケーブル
バッテリーがかかったら、クラウンのエンジンは切らずに30分~1時間ほど車を走らせます。
自動車は走行中に電気を作り発電し、それをバッテリーに溜めておく仕組みです。
そのためバッテリーの中の電気がなくなってしまった今、エンジンがかかったら発電して電気を貯めることが重要なんですね。
クラウンハイブリッドは救援車にはなれない
ハイブリッドカーは起動時に、大きな電流が流れます。
ハイブリッドカーのクラウンが救援車として電気を送ると、同じハイブリッドカー、12Vのガソリン車であっても故障するおそれがあります。
ガソリン車のクラウンであれば、ハイブリッド、12Vのガソリン車の救援車になれますが…。
「ハイブリッドカーは救護を受けられても、救援はできない」と覚えておきましょう。
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ジャンプスターターを使う
「ジャンプスターター」とは、車専用の充電器のようなものです。
バッテリーとケーブルがセットになっており、救援車なしでジャンプスタートができます。
購入はホームセンター、カー用品店で購入可能。
旅行先でも近くにお店があれば、すぐに手に入ります。
ジャンプスターターはお手持ちの製品によって、使い方が異なります。
使用の前には必ず説明書をご確認ください。
クラウン ガソリン車、ハイブリッドカーのジャンプスターターの使い方
基本的に使い方はガソリン車、ハイブリッドカーで同じです。
救援用端子、補機バッテリーのどちらかに接続して使います。
クラウンによって異なりますが、救援用端子はトランクルームの助手席側かボンネットのヒューズボックスの中。
補機バッテリーはボンネットの中にあります。
- クリップのプラス(赤)とマイナス(黒)を確認
- クラウンの救援用端子とジャンプスターターのプラス(赤)を接続。
- 救援用端子がない場合は、直接補機バッテリーのプラス端子にジャンプスターターのプラス(赤)をつなぐ
- マイナス(黒)をクラウンのエンジンマウントに接続(未塗装の金属部に接続)※
- プラスマイナスの接続が終わると、自動で充電が始まる
- ジャンプスターターの充電完了ランプや完了表示がついたら終わり
- エンジンがかかったら、エンジンは切らずにジャンプスターターを取り外す
- 先ほどの順とは逆に、マイナス端子、プラス端子の順で取り外したら終了
※製品によってはバッテリーのマイナス端子につなぐ場合があります。
自力解決が難しいならカーバッテリー110番にご相談ください
一通りクラウンの復旧方法をご紹介しました。
ですが「ハイブリッドカーのクラウンに、ジャンプスタートをするのは怖い」「手順がむずかしそうで不安」という方は、バッテリーのプロに依頼しましょう。
【カーバッテリー110番】は、ジャンプスタートやバッテリー交換を専門とした業者です。
バッテリー上がりなら日本全国どこでも対応、24時間365日ご依頼を受け付けています。
ご依頼いただければ、日本全国の弊社加盟店が最短5分(※)で現場に到着し、すみやかにバッテリー上がりを解決します。
出張費無料、8,800円(税込)~から承ります。
まずはお気軽にお電話ください。
※対応エリア・加盟店により異なります。
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クラウンのバッテリー上がりの症状
クラウンでバッテリー上がりが起きると、以下の症状が現れます。
- セルモーターが回らない(エンジンがかからない)
- ルームライト、ヘッドライトなどがつかない、弱弱しい
- ディスプレイに警告灯やメーターがつかない
- スマートキー、電子キーが反応しない
バッテリー上がり以外でエンジンがかからないときの原因
クラウンのエンジンがかからないときの原因は、さまざまです。
今回はその中でもすぐに解決できるものをまとめました。
- ガス欠
- シフトが「P」に入りっぱなし
- ブレーキペダルを踏む力が弱い
- スマートキー(電子キー)の電池切れ、携帯していない
- ジャンプスタートをおこなったが、カーアクセサリーなどに電気を取られ電力不足
バッテリーを充電させる3つのコツ!
バッテリーが上がったあとに気をつけたい、バッテリー充電についてまとめました。
30分以上車を走らせる
前述したジャンプスタートでも、「30分以上車を走らせる」と書きました。
ちょっと詳しく説明すると、クラウンに限らず車には「オルタネーター」という装置が組み込まれています。
オルタネーターは、エンジンの動きと連動して電気を作る装置で、作った電気はバッテリーに蓄電されます。
ただ、毎日数十分しか車に乗らないと、エンジンの始動などで電気は使うのに充電が足らず、バッテリー上がりがおきるんです…。
また、長期間車に乗らないと自然放電により、バッテリー内の電気も失うため、週に1回は30分以上走行しましょう。
アイドリングでも充電できる?
停車中にエンジンをかけたまま、ふかした状態を「アイドリング」といいます。
アイドリングでもバッテリーは充電されます。
しかし、アイドリングはエンジンの回転数が少ないため、発電量が少なく充電が不十分です。
車を走らせたほうが、バッテリーは回復しやすいでしょう。
昼間に走って効率よく電気を貯める
昼間はヘッドライトを使わないため、使う電力が少なく効率よく電気を貯めます。
ただし、夕方のトンネルの中や、建物の陰で薄暗い場合は危険なためヘッドライトをつけてください。
また、走行中に使わないのであれば、カーナビ、充電器、ETCなどのカーアクセサリーも電源を切っておくとより効率的です。
回復直後は頻繁なエンジンON・OFFを避ける
バッテリーが上がった直後は、バッテリーの中で溜められた電気がほぼ空っぽ。
救援車からエンジン始動分の電気を少しだけ分けてもらった状態です。
そのため、何度もON・OFFを繰り返すと電気を使い切り、再びバッテリー上がりになります。
まずは30分以上走行して、電気を溜めましょう。
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バッテリー上がりを起こす原因と予防法
バッテリー上がりはちょっとした心がけや工夫で防げます。
できることから心がけ、バッテリー上がりを防ぎましょう。
電気系統の使い過ぎ・消し忘れ
車のエアコンやルームランプといった電気系統は、バッテリーの電力で動いています。
そのため「アイドリング中にエアコンをつけっぱなしにしていた、降車時にルームランプを消すのを忘れていた」があると、バッテリーが上がってしまうんです…。
降車時には、電気系統の消し忘れがないか確認しましょう。
バッテリーの寿命
クラウンの製造元トヨタによると「車の補機バッテリーは2~3年、駆動バッテリーは一概にはいえないが交換保証は5年以内」とのことです(補機バッテリーと駆動バッテリーについては後述します)。
また、
・エンジンのかかりが悪い
・ライトがあまり明るくない
などの症状がある場合は、寿命が近いかもしれません。
3年以上バッテリーを交換していないなら、1度交換しましょう。
【カーバッテリー110番】では、バッテリー交換もおこなっています。
お客様のご自宅はもちろん、旅行先でもすぐに駆けつけます。
出張費は0円、24時間365日受付中です。
バッテリー上がりでお困りのかたは、すぐにご連絡ください。
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県」です。
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長期間の車の放置
車内の時計や駐車中も録画できるドライブレコーダーなど、車は動かしていない間も電力を使います。
そのため、長期間充電せずに車を放っておくと、バッテリーが上がりやすくなります。
さらに、バッテリーは自然放電するため、放っておくと同じようにバッテリーが上がります。
外出の予定がなくても、週に1回30分以上ドライブに行くとよいでしょう。
これから数年間は車に乗る予定がない場合は、バッテリーを外したり、タイヤの接地面を定期的にずらしたりする対策が必要です。
手間がかかるため、ディーラーや保管の専門業者に依頼し保管してもらうことをおすすめします。
クラウンハイブリッドでもバッテリー上がりになる原因
「ガソリン車はともかく、クラウンハイブリッドはバッテリーをふたつも積んでいるのに、なんでバッテリーが上がるの?」と疑問に思う方が多いようですね。
そこで、クラウンのバッテリーについてちょっと詳しく解説します。
クラウンハイブリッドには補機バッテリーと駆動バッテリーがある
クラウンハイブリッドは、エンジンをかけたり、ヘッドライトをつけたりする「補機バッテリー」と、
走行時に使う「駆動バッテリー」の2種類のバッテリーを積んでいます。
バッテリーはそれぞれ役割が違うため、駆動バッテリーに電気が残っていても、エンジンをかける補機バッテリーに電気がなければエンジンはかからないんですね。
この記事で紹介している「ジャンプスタート、ジャンプスターター」を使った復旧方法は補機バッテリーにおこないます。
駆動バッテリーが上がる原因
多いのは「長期間クラウンに乗っていない、乗る距離が短い」です。
駆動バッテリーも補機バッテリー同様、走行中に発電し電気を溜めます。
そのため、走行距離が少ないと電気が少しずつ減ってしまうんですね。
製造元のトヨタによると「2~3ヶ月に1度30分ほど走行するか、16㎞は走るとよい」そうです。
駆除バッテリーが上がった場合の対処法
駆動バッテリーは高圧電流が流れており、ジャンプスタートはおろか交換を自分でおこなうのも危険です。
トヨタをはじめ多くのメーカーでは、駆動バッテリーの交換は専門業者に任せるよう推奨しています。
クラウンの場合、駆動バッテリーに異常が出たりディスプレイに警告メッセージが出たりしたら、速やかに整備工場などに連絡し、クラウンを点検してもらいましょう。
クラウンのバッテリーが上がったらカーバッテリー110番にご相談ください
「出先でクラウンが動かなくて困っている…」「久しぶりにエンジンをかけたら、何の反応もない」という場合は、バッテリー上がりが予想されます。
救援車を使ったりジャンプスターターを使ったりして、自分で解決するのが手っ取り早いですが、慣れていないと不安ですよね。
クラウンのバッテリー上がりでお困りなら【カーバッテリー110番】にご相談ください。
カーバッテリー110番は、さまざまな車のバッテリー上がりに対応している「バッテリー修理専門の業者」と提携しています。
クラウンならS22、ゼロクラウン、180系などなどさまざまな車種に対応!
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自宅はもちろん、旅行先や職場からの依頼もOK!
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カーバッテリー110番のエンジン始動サービスは8,800円(税込)~から対応しています。
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どちらも出張費は無料、見積もり後に追加料金が発生することはありません。
はじめてご利用の方も、お気軽にご相談ください。
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県」です。
まとめ
クラウンのバッテリー上がりを自力で解決する方法について解説しました。
この記事の要点をこちらにまとめました。
- ジャンプスタート時は電子キーを携帯する
- ハイブリッド車とガソリン車の手順の違いに注意する
- 復旧後は30分以上走らせて充電する
- 駆動バッテリーの交換は業者に任せる
自力で解決することは可能ですが、作業に慣れていない方は危険ですので、バッテリー業者に任せることをおすすめします。
カーバッテリー110番では24時間365日、お客様からのご相談を受け付けております。
いつでもお気軽にご相談ください。