カローラがバッテリー上がりを起こしたと思ったら、まずは落ち着いて、車の状況を把握することが大切です。車の状況や種類によって、必要となる対処法は異なってきます。どのような対処をするべきか確認せず、対処をしてしまえば、余計に手間がかかってしまうこともあるのです。
こちらのコラムでは、バッテリー上がりだと思ったときに確認してほしいポイントや、対処法などを解説していきます。もしひとりでバッテリー上がりを解決することが難しいと感じたら、業者へ依頼をしましょう。依頼をすることで、安全に解決してもらうことが期待できます。
カローラがバッテリー上がりだと思ったら……
カローラがバッテリー上がりを起こしたと感じたときは、ふたつのポイントを確認する必要があります。ひとつ目は「本当にバッテリー上がりであるか」、ふたつ目は「車種は何か」です。こちらでは、それぞれの確認ポイントについて解説をします。
またバッテリー上がりとは直接関係がありませんが、「自車がリコール対象でないか」もあわせて確認するとよいでしょう。カローラは一部の車両がリコールの対象になっているので、この機会にリコールの確認もしておくと今後のためにも安心です。
ポイント1|本当にバッテリー上がりか確認する
バッテリー上がりの代表的な症状としてあげられるのが、エンジンの不調です。エンジンがかからないと、バッテリー上がりだと考える方も少なくないでしょう。しかし、エンジンが始動しないからといって、必ずしもバッテリー上がりとは限りません。
たとえば車の操作がうまくできておらず、エンジンがかからないケースがあります。エンジンをかけるにはペダルを踏み込む必要がありますが、踏み込みが甘いとエンジンがかからないことがあるのです。
またスマートキーの不具合が原因で、エンジンがかからないケースもあります。スマートキーが、電池切れだとエンジンをかけることができません。電池切れの場合は、電池を新しいものに取り換えましょう。
そしてとくに勘違いしやすいのが、スターターモーターや燃料ポンプなどの故障です。エンジンをかけるときには、スターターモーターや燃料ポンプといった部品が使われるため、これらの機械が故障をしていると、エンジンが始動しないのです。
スターターモーターや燃料ポンプの故障は判断が難しいように思えますが、電装品などは機能するという特徴があります。もし電装品などは機能する場合は、見えないところで部品が故障している可能性があるでしょう。この場合は、修理を依頼する必要があります。
ほかにも燃料切れの「ガス欠」を起こしていたり、盗難対策のための「ハンドルロック」になっていたりする可能性があります。一度、ほかの原因がないかを考えたうえで、もう一度バッテリー上がりであるかを検討してみましょう。
ポイント2|カローラの車種を確認する
カローラには、バッテリーがひとつ搭載されているガソリンエンジン車以外にも、バッテリーがふたつ搭載されているハイブリッド車があります。お使いのカローラの車種がどちらにあたるのかによって、バッテリー上がりを解消する方法も変わってくるため、確認をすることが大切です。
お使いの車がガソリンエンジン車であれば問題はありませんが、ハイブリッド車である場合は注意が必要です。ハイブリッド車には、駆動のために電気を供給するハイブリッドバッテリーと、電装品の稼働のために電気を供給する補機バッテリーがあります。
ハイブリッドバッテリーは、高電圧なため、むやみに触れるのは大変危険です。一般的なバッテリーの電圧が12ボルトであるのに対して、ハイブリッドバッテリーは200ボルト程となっています。万が一バッテリー上がりを起こしたり、交換が必要だったりする場合は、ディーラーへ相談しましょう。
対して補機バッテリーは、パワーウインドウやライトなど、車の電装品全般を担っているバッテリーなので、バッテリーが上がることが多いです。電圧が低いため、自力でバッテリー上がりを解消することもできるでしょう。
ただし電圧は低いといっても、危険な作業であることに変わりはありません。もし、バッテリー上がり解消のための作業をおこなうのに不安のある方は、ぜひ弊社をご利用ください。
弊社では、多数の優良な業者をご紹介しております。ご希望をヒアリングしたうえで、業者をピックアップしご紹介するので、希望通りの業者を選定する手間を省くことができます。お気軽にご相談ください。
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バッテリー上がりを解消する方法!
カローラのバッテリー上がりは、残念ながら自然に直るものではありません。しかし放っておけば、バッテリーの劣化が進み、必要なときに運転をすることができなくなってしまうため、解消する必要があります。しかしバッテリー上がりを解消する方法も複数あるため、ご自身の状況にあった方法を選ぶことが大切です。
バッテリー上がりを解消する手段のなかには、特定の道具が必要になります。ご自身が利用できそうな手段の方法を、確認していきましょう。
ブースターケーブルと救援車がある場合
バッテリー上がりの解消を手伝ってくれる救援車と呼ばれる故障車と同じ電圧の車と、ブースターケーブルがある場合は、ジャンピングスタートをおこなうことができます。ジャンピングスタートとは、外部から電気を供給してもらって、エンジンをかける方法のことです。
ただし、救援車を利用するときには注意が必要です。多くの場合、救援車にハイブリッド車や電気自動車を利用することはできません。車種によっては可能なものもありますが、これらの車は電気系統のシステムが異なるため、作業中に車が故障する危険性があるのです。そのため、カローラがハイブリッド車の場合も、救援車になることはできないため注意をしましょう。
■ジャンピングスタートの流れ
- ブースターケーブルが接続できる距離まで、救援車を近づける
- エンジンを切る
- 故障車のバッテリーのプラス端子に、赤のブースターケーブルを接続する
- 赤のブースターケーブルを、救援車のプラス端子に接続する
- 救援車のマイナス端子に、黒のブースターケーブルを接続する
- 黒のブースターケーブルを、故障車の未塗装金属部に接続する
- 救援車のエンジンをかける
- 故障車のエンジンをかける
- 3~6と逆の手順でケーブルを外す
また作業は、慎重におこなうようにしてください。誤って接続の順番を間違えたり、別の危機へケーブルを接触させたりすると、ショートして火災を招くおそれがあります。大けがにつながることもあるので、十分に気をつけましょう。
バッテリーの寿命が近づいている場合
バッテリーにも寿命が存在します。バッテリーは3年程度経つと劣化して、バッテリーが上がりやすくなってしまうことがあるのです。そのため、長い間同じバッテリーを使っていたり、頻繁にバッテリーが上がったりする場合は、バッテリーの寿命が近づいている可能性があります。
そのままバッテリー上がりを解消させても、すぐに上がってしまうかもしれないので、交換をしたほうがよいでしょう。
バッテリーの交換には、新しいバッテリーやスパナ、メモリーバックアップが必要です。このメモリーバックアップがあることで、カローラが学習したメモリーを保護することができるので、用意をしておくことをオススメします。
■バッテリー交換の流れ
- エンジンを切る
- 古いバッテリーを固定しているステーを取り外す
- メモリーバックアップの赤クリップをプラス端子に挟む
- メモリーバックアップの黒クリップをマイナス端子に挟む
- マイナス側のケーブルを外す
- プラス側のケーブルを外す
- バッテリーを交換する
- 1~6と逆の手順をおこなう
ただし、ハイブリッド車の場合はバッテリーに細かいサイズや型番などの決まりがあります。よく確認をしてから、バッテリーを選ぶようにしましょう。
ロードサービスに加入している場合
ロードサービスを提供している会社には、保険会社やJAFがあります。保険会社の保険に加入をしていたり、JAFの会員であったりする場合には、ロードサービスを受けることができるでしょう。
保険会社が提供しているロードサービスは、任意の自動車保険に加入している必要があります。ただし、自動車保険のロードサービスが適用されるには、「保険をかけた車がバッテリー上がりである」という条件があります。もしご自身が保険に加入をしていても、親族や知人の車に乗っていて、バッテリー上がりに遭った際は、基本的に適用されないため注意をしましょう。
またJAFの会員であると、基本的に無料でロードサービスを受けることができます。こちらは車でなく、人が対象になるケースがほとんどです。そのためJAFのロードサービスは、会員の方が乗車していれば適用されます。
契約内容などを確認して、自分が適用されると思った場合は、それぞれの会社へ連絡をしましょう。
上記の対応ができないなら業者がオススメ
「必要な道具を持っていない」「JAFなどのロードサービスに加入していない」などの理由で、上記の解消方法が難しいと感じた方は、業者へ依頼をするという手段もあります。業者は多数いるため、バッテリー上がりを起こした車の場所や予算に見合った業者を見つけることができるでしょう。
しかし、たくさんいるからこそ「選ぶのが手間に感じる」「早く対応してほしい」というお悩みもあると思います。そんなときは、優良な業者を選定してご紹介する、弊社のサービスをご利用ください。
弊社では、いつでも電話で相談を受け付けております。そのため、夜遅い時間や祝日などにバッテリー上がりが起きたという場合でも、承ることが可能です。迅速な対応を心がけて対応させていただきますので、ぜひご利用ください。
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最後は充電をしよう!
ブースターケーブルなどを使ってバッテリー上がりを解消させたら、最後は充電をすることが大切です。じつは、ブースターケーブルのように外部から電気を供給してもらってバッテリー上がりを解消する方法は、バッテリー自体は充電されていません。しかし自力でエンジンをかけるようにするためには、バッテリーを充電させる必要があります。
バッテリーは車を走行させることで充電をすることができます。そのため、ブースターケーブルなどでバッテリー上がりを解消させたら、1時間程度ドライブをしてバッテリーを充電させましょう。
ただし、充電をする際は、ただ走ればよいというわけではありません。一定の速度で走らなければ、充電の効率が悪くなってしまいます。また充電は、エンジンをかけるときは電装品の稼働で大量に消費します。消費する電気のことを考えて、こまめに充電をしておくことが大切です。
しかしこまめに充電をしていても、充電があがってしまうこともあると思います。そんなときは弊社のサービスをご利用ください。弊社では、見積りを無料で承っております。見積り以上の費用はいただきませんので、お気軽にお問合せください。