鍵穴いたずらの被害を受けたら警察と鍵業者に相談!対処の流れを解説

鍵穴にいたずらをされてしまったときには、鍵業者に連絡をして鍵を修理してもらい、警察に連絡をして被害届を提出しましょう。いたずらをされてしまった鍵穴は自分では開けられないことがほとんどです。鍵を交換したほうがいいこともあるので、業者に相談して助けてもらいましょう。
まだ犯人が近くにいるおそれもあるので、警察にも来てもらうのが安心です。鍵の修理に保険を使える可能性がありますが、保険の適用には被害届の提出が必要になることもあります。
鍵穴にいたずらされてしまったときの鍵の開け方やその後の再発防止策、費用などについて解説します。このコラムを読めばいたずらの被害を適切に処理することができます。
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目次
鍵穴にいたずらされたときの対処
家やバイク、自動車の鍵穴にガムや接着剤、砂や針金などをつめ込まれるといったいたずらがよくあります。そのような悪意あるいたずらをされたときには、気が動転してしまうでしょう。ここでは、鍵穴にいたずらをされてしまったときにまずとるべき行動を解説しますので、落ち着いてひとつずつ対処していきましょう。
警察に被害届を提出しよう

家や自動車などの鍵穴に異物をつめるといったいたずらは、器物破損という犯罪です。犯罪の被害を受けたときには、まず警察に連絡をしましょう。「110番」に電話をすれば警官が駆けつけてくれます。
「本当にいたずらかどうかはっきりわからない」「あまり大げさにしたくない」というときは、警察に電話相談ができる「#9110」に電話をしてみるのもよいでしょう。窓口の職員が、これからどうすればよいのかアドバイスをしてくれます。ただし、休日や夜間は対応していない地域もありますので、その場合は110番に電話しましょう。
駆けつけた警官に現場を確認してもらったら、被害届を提出します。被害届は、被害に遭ったことを警察に報告し、捜査を依頼するための書類です。被害届を提出することで警察に犯人を捜してもらったり、周辺のパトロールをしてもらったりといった対応が望めます。
また、いたずらの被害で破損してしまった鍵を修復する費用には、火災保険や自動車保険が適用できる可能性があります。その保険金申請の際に、被害届が受理されていることが被害に遭ったという証明になるのです。いたずら被害の際の保険については、この後の「鍵交換で再発防止!費用と保険について」でもくわしく解説します。
鍵業者を呼んで鍵を直してもらおう
警察は捜査をしてくれますが、被害に遭った鍵を直すことはできません。開かなくなってしまった鍵を開けたり、使えなくなった鍵を直したりするには、鍵の業者を呼んで対応してもらいましょう。
鍵業者は鍵穴につめられた異物を除去したり、鍵穴部分のシリンダーという部品を外したりして鍵を開けることができます。異物の除去などの調整だけで開くときは費用が安く済みますが、部品の分解や破壊が必要なときは料金が高くなることが多いです。
鍵が使えなくなってしまっているときには、シリンダーや鍵全体を交換することになるでしょう。一度被害に遭った家は再び標的にされることもありますので、防犯の面でも鍵は交換しておいたほうが安心です。鍵の交換は、鍵開けとは別に費用が発生します。鍵開けや鍵交換の費用については、この後の「鍵交換で再発防止!費用と保険について」で解説します。
弊社では、鍵の業者を無料でご紹介するサービスをおこなっておりますので、急いで鍵を開けたいというときにはぜひ弊社までご相談ください。お近くの加盟業者がすぐに駆けつけ、無料で見積りをご提示します。
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鍵穴につまった異物の除去は困難
業者に鍵開けを頼むと費用がかかってしまいますので、自分でなんとかできないかと考える人もいるでしょう。しかし、異物をつめられた鍵穴を自分で直すのは難しいことが多く、かえって状況を悪化させるおそれもあります。自分でなんとかしようとする前に、適切な対処を確認しておきましょう。
状況を悪化させるNG対処

鍵穴につめられた異物が比較的手前のほうにあるときには、自分で取り出せることもありますが、慎重におこなわなければ内部の部品を傷つけてしまうおそれがあります。鍵は精巧に作られていますので、内部の部品を傷つけるとその後使えなくなるおそれがあるのです。
自分で異物を取り出せるのは、異物が鍵穴の外へはみ出しているようなケースです。ピンセットなどではみ出している部分をつまみ、ゆっくりと引き抜けば除去できることがあります。
鍵穴にのなかに針金やピンセットなどを差し込んで奥につまった異物をかき出そうとするのは、部品を傷つけてしまいますので控えましょう。また、接着剤などを流し込んで異物をくっつけて引き抜くといった方法は、うまくいかないことが多いです。鍵穴の奥に異物がつまっているというときは無理せず、業者に任せましょう。
鍵業者がしてくれる対処方法
鍵穴に異物がつまっているときの鍵業者の対応は基本的に、「鍵穴の洗浄」「シリンダー交換」「鍵全体の交換」のいずれかです。業者は鍵を分解して中を洗浄することができます。
分解をしても異物を完全に除去できないときや、部品が破損しているといった場合にはシリンダーの交換が必要です。シリンダーは鍵穴の部分の部品で、ここを交換すれば鍵を使用できるようになります。鍵全体を交換するよりも、費用は安く済むことが多いです。
鍵を開けるために鍵自体を破壊したときや、防犯のために別の種類の鍵に変更したいといったときには、鍵全体の交換が必要です。シリンダー交換に比べて大がかりな工事が必要で、費用も高くなります。
つまっている異物の状況や今後の対応をどうしていきたいのかによって、業者の費用は変わってきます。具体的な費用は、業者に見積りを出してもらって検討するのがおすすめです。
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鍵交換で再発防止!費用と保険について
いたずら被害はまったく不測の事態ですので、修復にどれだけの費用がかかるのかはとても気がかりです。ここでは鍵業者の費用相場と、費用を抑えられるかもしれない保険について解説します。また、再び同じ被害に遭わないよう今後の予防対策についても確認しておきましょう。
鍵交換の費用相場

鍵業者の費用は、作業の内容ごとに料金が設定されていて、そこに交換用の部品代や出張費などの諸費用が加算されるといった形式がほとんどです。作業ごとの費用相場は、およそ以下のようになっています。
鍵業者の費用相場 | ||
家の鍵 | 鍵開け | 8,000円~1万5千円程度 |
シリンダー交換 | 1万円~2万円程度 | |
錠前交換 | 1万5千円~4万円程度 | |
(特殊な錠前の場合) | 8万円~10万円程度 | |
車・バイクの鍵 | 鍵開け | 1万円~3万円程度 |
シリンダー交換 | 2万円~6万円程度 |
鍵穴の部品であるシリンダーにはいくつかの種類があり、構造が複雑なものほど防犯性が高い一方、交換の費用も高くなります。錠前交換は、シリンダーを含めた鍵全体を交換します。ドアノブやレバータイプなどの一般的なものは比較的費用が安めですが、カードキータイプなどの特殊な錠前は費用が高い傾向です。
いたずら被害には火災保険や自動車保険が適用できる可能性がある
火災保険や自動車保険に加入している場合は、いたずらされた鍵を修復する費用に保険金が支払われる可能性があります。火災保険は火災だけでなく、不測の事態による家や家財の被害を補償する保険です。いたずらなどの犯罪被害は突発的で予測ができない損害ですので、補償の対象になることがあります。自動車保険も同様です。
加入しているプランによっては、業者を手配して鍵開けや鍵交換に対応してくれる特典がついていることもあります。加入している保険の補償内容を確認してみましょう。
鍵開けや鍵交換の対処をした後でも保険金の申請ができることもありますが、被害届の受理番号や当時の写真が必要になるのが一般的です。また、自分の子供などがいたずらした場合などは対象外になるおそれもあります。保険会社によって対応は異なりますので、あらかじめ確認しておくのがよいでしょう。
今後の防犯対策とおすすめの鍵
一度いたずらの被害に遭うと、鍵を直してもまたいたずらされてしまうのではないかと不安になりますよね。そのような不安を解消するために、防犯対策におすすめの鍵をご紹介します。
・カバーを取り付ける
家や車の鍵穴の上に、カバーをかぶせるのはいたずら防止に有効です。そのカバー自体にも鍵がついている製品はいたずら防止だけでなく、補助錠として空き巣などの対策にもなります。
・防犯カメラを設置する
玄関や駐車場にカメラを設置しておくことは犯人を撮影できるだけでなく、カメラの存在をアピールすることで犯行を思いとどまらせることにつながります。犯罪の抑止力という点でいえば、撮影機能のないダミーのカメラでもある程度の効果が望めるでしょう。
・鍵穴のない錠前に変更する
ICカードをかざすタイプのカードキーや、暗証番号を入力する電子錠などは、鍵穴がないのでいたずらの被害に遭いにくいといえます。一般的な錠前に比べて高価になってしまいますが、その分防犯性能は高いのでおすすめです。
鍵開けや鍵交換の実際の費用は、被害の状況や業者によってさまざまです。一度業者に現場を見てもらって、見積りを出してもらうことをおすすめします。弊社がご紹介する鍵業者では、より防犯性能の高い錠前への交換も対応しています。ご紹介や見積りは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
こんなときはお気軽にご相談ください!
- 鍵を失くした
- 鍵が折れた
- 鍵が抜けない
- 鍵が回らない
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