スズメバチの活動時間は朝から日没!蜂が活発な時間帯を知れば怖くない

スズメバチの活動時間解説

「スズメバチの活動時間は何時から何時?スズメバチも夜は寝るの?」
「スズメバチって夏に増えるイメージだけど、危ないのはどの時期?」
洗濯物を干すときや、散歩中にスズメバチがウロウロしていると怖いですよね。

スズメバチの被害に遭わないためには、スズメバチが活発になる時間帯を知ることが重要です。
スズメバチは午前中から夕方にかけて活発に行動しているため、この時間は警戒しましょう。
また反対に、スズメバチがおとなしくなるのは夜間で、駆除にうってつけの時間です。

この記事ではスズメバチが活発に動く時間や時期について解説しています。
記事の全体的な概要は以下のとおりです。

この記事を読めばスズメバチのいない時間帯や時期がわかり、安心して過ごせます。
当記事でスズメバチの活動時間を知り、あなたやご家族に被害が及ばないようにしましょう。

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目次

スズメバチの活動時間・時期のスケジュール

スズメバチは、冬以外の午前〜夕方に行動します。
反対に、スズメバチが活動しないのは冬と夜間です。

スズメバチにも、人間と同じような生活サイクルが存在します。
みなさんが家に帰って睡眠をとるように、スズメバチも巣に帰る時間があります。
ここでは、スズメバチの生活サイクルや特性をみてみましょう。

スズメバチの活動時間は午前~夕方

スズメバチは午前中〜夕方に活動し、夜は巣に戻りおとなしくなります。

ハチの一日の生活史
時間行動
午前中働き蜂がエサや巣の材料を集めるため活動を始める
特に朝は一日のなかでもっとも出入りが多い時間帯のため要注意
お昼前集めたエサや巣の材料を置くため巣に戻り、再び飛び立っていく
お昼巣の内部があまりにも高温になると幼虫が弱るため、巣の内部を冷やしに働き蜂が巣に戻ってくる
お昼過ぎ気温が落ち着いてくると再びエサや巣の材料を集めるため活動を始める
夕方日が暮れる前に巣に戻っていく
日没後はほとんど姿を見なくなる

スズメバチは夜になると目が利かなくなるため、夕方になると巣に戻り、見張りを立てて休息します。
寒さにも弱く気温が下がると動きが鈍くなるため、基本的に夜は巣の外で活動しません。

巣に戻ったスズメバチは、幼虫の世話や巣のリフォームをして過ごすため基本的に巣の中で過ごします。
そのため、スズメバチを駆除するなら夜間がチャンスです。

もし駆除を考えているなら、夜間におこないましょう。

多くのスズメバチは基本的に夜間は活動しませんが、モンスズメバチなど一部のスズメバチは夜間でも行動します。

暗くなっても蜂が飛び交っている場合は、モンスズメバチなど夜間も行動するスズメバチのため注意しましょう。

モンスズメバチの詳細は、【モンスズメバチは夜間でも活発に動く】で解説します。

スズメバチの活動時期は春~秋

日本にいる多くのスズメバチは、春〜秋(4〜11月)に活動しています。

スズメバチの生活史
4~5月頃冬眠から目覚めた女王蜂が単独で巣作りを開始する
6~8月頃攻撃的な働き蜂が増えて危険度が上がる
9~10月頃雄蜂と新女王蜂が繁殖活動をする
11月頃~新女王蜂が越冬に入る

その年の気温や天気によって多少ズレることがありますが、おおむね上記のとおりです。

スズメバチの被害件数は、蜂の数が増える夏(6〜8月)に増えます。
もし夏前に巣を見つけたら、ピークを迎える前に巣ごと駆除しましょう。

蜂の活動時期については、こちらの記事で詳細に解説しています。
詳しく知りたい方はこちらもあわせてご確認ください。

冬(12〜3月)の巣は空っぽなので、駆除しなくていいです。

じつは冬を越えられるのは女王蜂たった1匹だけで、働き蜂はほぼすべて姿を消します。
女王蜂も巣ではなく枯れ木、倒木や土の中で冬眠しているため、冬のスズメバチの巣は空っぽになります。

そのため巣を落として、可燃ゴミとして処分すれば駆除が完了します。またスズメバチは同じ巣を使うことがないため、巣を放置しても蜂が戻ってくることはありません。

ただし巣の中に稀に蜂が残っていることがあるため、厚手の服や手袋を着用して蜂に刺されないように作業をおこないましょう。

これでスズメバチの活動時間と時期がわかりましたね。
では次はいよいよ予防や駆除について見ていきましょう。

スズメバチ予防・駆除の年間スケジュール

スズメバチがおとなしい時間や時期に予防・駆除をおこなえば、安全に行動できます。
予防・駆除に適した時期は以下のとおりです。

【予防】4月までに済ませる
【駆除】4~5月におこなう

また最後の章で具体的な予防・駆除の方法を解説するため、気になる方は最後までご確認ください。

【予防】4月までに済ませる

スズメバチ予防は4月までに済ませましょう。

スズメバチは春に冬眠から目覚め、巣を作り始めます。
そこでスズメバチが目覚める前か目覚めたばかりの、活動が鈍い時期に予防をおこなえば安全です。

4月までに巣を作られたくない場所に予防効果のある殺虫剤をまいておけば、予防はバッチリです。
また最後の章で蜂予防グッズや予防すべき場所を紹介しているため、参考にしてください。

【駆除】4~5月におこなう

スズメバチ駆除は4~5月の夜間(日没1時間後ぐらい)におこないます。
理由は「4~5月のスズメバチの巣は働き蜂の数が少なく、夜間は蜂がおとなしいため」です。

スズメバチは、1匹の女王蜂から多いものでは数千を超える働き蜂が産まれます。
働き蜂の数は春から徐々に増えて、夏〜秋にピークを迎えます。

そのため働き蜂が増える前に駆除をおこなえば、比較的楽に・安全に駆除ができるという訳です。
さらに安全に作業をおこなうために、駆除作業は日没から約1時間後の夜間におこないます。

夜間は働き蜂が巣に戻っておとなしくなっているため、動きの鈍いスズメバチを一網打尽にできます。

反対に、6〜10月の日中は蜂が活発に動く危険な時期です。
個人での蜂駆除は大変危険なため「現在6~10月だけど今すぐ蜂駆除をおこないたい!」「夜間の作業はむずかしい」という方は害虫駆除業者に相談しましょう。
プロなら安全に配慮した装備、知識で危険なスズメバチも適切に駆除してくれます。

もしも害虫駆除業者に心当たりがない方は、ハチ110番にご連絡ください。
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次はスズメバチの生態について見ていきましょう。

駆除・予防に役立つ!スズメバチの生態

スズメバチの生態を理解すると駆除や予防に役立ちます。
そこで以下3つの項目を解説します。

  • スズメバチの活動がにぶる天気・気温
  • スズメバチの巣の特徴
  • モンスズメバチは夜間でも活発に動く

スズメバチの活動時間や時期とあわせて上記を覚えておくと、より安全に駆除するヒントになります。
また野外活動時に役立つ知識もあるため、この機会に覚えておきましょう。

スズメバチの活動がにぶる天気・気温

スズメバチは、雨の日や気温20℃を下回る日に活動が鈍ります。

野尻営林署がおこなった「天気によって蜂の目撃例数が変わるか?」の調査によると、期間中の晴れの日は40匹以上目撃したにも関わらず、雨の日はたった12匹でした。

参考:林野庁|蜂の生態調査(最終閲覧日:2024年3月4日)

またスズメバチは20℃以下だと、活動が鈍るといわれています。

スズメバチが活発に動く5月頃は月の平均気温が20℃以上の日が増え始め、スズメバチの姿が見えなくなる11月頃は平均気温20℃を下回る日が多くなります。

このように雨の日や気温20℃以下の日は活動が鈍ります。

スズメバチの巣の特徴

スズメバチの巣の多くは大きな球体ですが、段階によって形が変わります。

スズメバチの巣は、お椀型やとっくりをさかさまにした形からはじまります。

スズメバチの初期段階の巣の図解

上記のとっくり型の巣は、春〜初夏(5〜6月頃)に見られるものです。
そこから夏に向けて徐々に球体になり、最終的には50cm近くまで大きくなります。

スズメバチ 巣

スズメバチの巣は雨風の当たらない場所に作られることが多いため、気になる方は一度チェックしてみましょう。

また、蜂の巣は蜂の種類によって形が異なります。
「家にできた蜂の巣はこんな形じゃない」という方は、別の蜂の可能性が高いです。
蜂の巣の種類を専門にまとめた記事があるため、こちらをご確認ください。

モンスズメバチは夜間でも活発に動く

モンスズメバチ
生息地北海道、本州、四国、九州、屋久島、対馬、種子島、沖縄、その他(大熊諸島、奄美大島、加計呂麻島、徳之島)
大きさ女王蜂:28~30㎜
働き蜂:21~28㎜
性格攻撃性が強い
巣を作る
場所
閉鎖空間を好む(地中、樹木にできた洞窟状の空間、屋根裏)
活動期間5~10月
巣の形釣鐘状
下部開放型
波模様

スズメバチのなかには、夜に行動するモンスズメバチという種類がいます。

スズメバチはお尻にある黄色と黒のしま模様が共通の特徴ですが、このしま模様が波打っているのがモンスズメバチの大きな特徴です。

他のスズメバチと異なり、モンスズメバチは夜になっても活動を続けます。
例えば深夜1時にエサを集めに飛び回っている姿が、確認されています。

参考:丸沢 丸.超危険!スズメバチLIFE.講談社,2019

またモンスズメバチの他にも、種類によっては夜間に活動するスズメバチもいます。
もしご自宅に巣ができたら、いきなり駆除をおこなわず「夜間の出入りはないか?」をよく観察してから行動しましょう。


モンスズメバチの詳細はこちらの記事でも解説しています。
気になる方はこちらもご確認ください。

スズメバチの活動時間や生態などの知識がわかりました。
最後に駆除について解説します。

スズメバチ駆除・予防の方法

スズメバチの駆除の手順と予防に効果的なグッズを解説します。

スズメバチの駆除の手順

スズメバチ駆除の手順は以下のとおりです。

  1. 蜂駆除の道具を用意する
  2. 日没後に殺虫スプレーを使い駆除をする
  3. 巣を落とし、再発防止の殺虫スプレー使う
  4. 戻り蜂対策をする

スズメバチは危険な蜂です。
防護服など装備を整えて、正しい手順でおこないましょう。

またスズメバチの数が比較的少ない、4~5月におこなうと安全に駆除ができます。

こちらの記事ではより詳しいスズメバチ駆除の方法を解説しています。
予防法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

スズメバチ予防ができるグッズ紹介

スズメバチ予防ができるグッズは以下のとおりです。

蜂の嫌いな匂いで追い払う

ハッカ油・ハーブ、木酢液(原液)

物理的に蜂をシャットアウトする

防虫ネット

偽物グッズで蜂を追い払う

蜂の巣ダミー、オニヤンマグッズ

薬剤で追い払う

蜂よけスプレー(殺虫剤)

ハッカ油・ハーブや木酢液は蜂が嫌う匂いとして有名です。
そのため蜂予防に効果が期待できます。

予防グッズを以下のような、スズメバチが巣を作りやすい場所に使用してください。

スズメバチに巣を作られやすい場所

また、スズメバチが以前巣を作った場所には重点的に対策をおこないましょう。
蜂の巣は適当な場所に作られているわけではなく、雨風が当たらない蜂にとって快適な場所に作られます。
以前蜂に巣を作られた場所は、蜂の巣にとって快適な場所のため再び作られる可能性が高いためです。

4月までに、蜂が巣を作りそうな場所に予防グッズを仕掛けましょう。
上記で紹介した商品についてより深く知りたい方は、こちらの記事に詳細が記載されています。

ぜひ参考にしてください。

まとめ

スズメバチの活動時間、活動時期は以下のとおりです。

  • 活動時間:午前~夕方
  • 活動時期:春から秋(4~11月)

反対に夜間はおとなしく、12〜4月は蜂の数が少ない時期です。
予防は4月までに済ませ、駆除は4〜5月の夜間におこないましょう。

スズメバチは活動時間や時期によって、凶暴性が変わるため要注意です。
しかしスズメバチの活動時間や時期がわかれば、危険を回避できます。
危険な時期、安全な時期を把握して、正しく行動しましょう。

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