
トイレの水漏れを修理業者に依頼するのなら、金額と修理内容どちらも納得して任せられる業者に依頼するようにしましょう。修理業者の選び方にはコツがあり、ただ「安いから」「よく名前を聞くから」ということで依頼すると、後悔してしまうかもしれません。ポイントをつかみ、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。
このコラムでは、業者に依頼するときに知っておきたい情報を紹介しています。業者選びによっては、費用を抑えることもできます。また、自分で対処できる軽度なトラブルの対処方法も解説していますので、トイレの水漏れでお困りのときには参考にしてください。
目次
トイレの水漏れ修理業者を選ぶポイント!
多くのトイレの水漏れ修理業者があるなかで、信頼できる業者を選ぶポイントをまとめました。いつも気にかけていることから、つい見逃してしまいそうなことまで5つのポイントがありますので、ぜひご活用ください。
電話対応がていねい

はじめに電話対応です。一見修理とは関係ないように思えますが、大切なポイントです。レスポンスが悪いと思うよう修理の計画が進まなかったり、対応が悪いと電話口で伝えたことが引き継ぎできていなかったりするかもしれません。そのような対応をされてしまっては、安心して修理を依頼することは難しいです。
現地見積りをしてくれる
自宅など現地まで見積りに来てくれる業者であれば、実際に状態をみてから見積りができるため、査定額が変動しにくいです。見積りがないと、追加料金がかさんでしまい、思わぬ出費が起きてしまうかもしれません。見積り無料の業者もありますので、利用するようにしましょう。
ホームページや口コミを検索
業者の名前をインターネットで検索し、ホームページや口コミをチェックします。ホームページでどのような資格を持ち、施工をおこなっているのかチェックできたら安心ですね。口コミがすべてではありませんがイメージをしやすくなりますので、見つけた場合には読んでおくことをおすすめします。
アフターフォローがある
修理後に不備があったときには、対応してもらえるのかということも確認しておきましょう。修理後に再発したり、または修理の際にほかの部品が壊れたりしたときの対処は業者によって異なります。無料でおこなってくれるところや、料金が発生するところもありますので、確認しておくと安心です。
迷ったら相見積りをしよう!
どこの業者を選べばよいのかわからないというときには、複数の業者に見積りをとってもらう「相見積り」をおこなうと、比較しやすくなります。修理の費用の計算方法は業者によって異なります。
費用や修理の方法はもちろんこと、連絡したときにどのような対応を受けたかというのも選択の基準になりますので、3社ほどに見積りをとってもらいましょう。
弊社では、無料見積りができる修理業者をご紹介できます。トイレの修理業者をお探しでしたら、お気軽にご相談ください。
費用相場を知って見積り金額が適切か判断しよう!
業者に依頼する際には、作業の前に修理費用がいくらかかるのか見積りをおこなうことが大切です。
しかし、見積りをとってもらっても修理費用の相場を知らなければ判断はできません。適切な金額であるか判断するには、相場を知っておきましょう。よく起こる水漏れのケース別に修理費用の相場をまとめましたので、参考にしてください。
つまりが原因の水漏れ

便器内のつまりが原因で水があふれてきたというときには、つまりの原因が排泄物や水に溶けるクリーナーやおむつなどなのか、それともスマートフォンや子供のおもちゃ、めがねなどの異物なのかによって修理方法は異なります。
排泄物や水に溶ける素材のものは、薬剤などを使用してつまりの原因を溶かす方法があります。この場合は、10,000円前後ほどが費用の相場となります。ほかには、ローポンプというラバーカップよりも高性能な道具を使用する場合が多いです。このときには、10,000~13,000円ほどが相場となるようです。
トイレで流してはいけない異物をつまらせてしまった場合には、ワイヤーでトイレのなかのつまりを引っかける作業をおこないます。この作業の費用相場は13,000~20,000円ほどです。
もし、これらのものをつまらせた覚えはないのに、つまりが起きたときには、排水管に長年の汚れがこびりついているかもしれません。その場合は、高圧洗浄機などを用いて排水管内を掃除します。費用相場は20,000~40,000円ほどとなります。
タンクから水が止まらない
タンクから水が止まらないのは、タンク内の部品の劣化が考えられます。トイレのタンク内は、水栓ハンドルとつながってタンクのフタの役目をしているゴムフロートや、水位を把握するために水栓からつながる浮き球などの部品があります。
これらの部品がうまく動作しないと、タンクから水が流れたままになることがあるのです。部品の交換をする場合には、部品代が1,000~5,000円ほどで交換費用も7,000~10,000円ほどが相場となります。
便器と床の隙間から水が漏れる
便器と床の隙間から水が漏れている場合には、便器と排水パイプを接続するパテの劣化が原因であると考えられます。そのほかには、便器が割れてしまっている場合や設置不良が考えられます。もし、トイレの設置をしたばかりだったときには、施工業者にみてもらいましょう。
便器と排水パイプの間のパテを修理する場合には、作業費用が12,000~15,000円ほどが相場です。部品代としてパテの数百円が加算されます。
トイレのひび割れが起きたときには、便器の交換となることが考えられます。交換費用として、40,000~60,000円ほどかかります。便器本体は機能性によって価格差があり、50,000~150,000円ほどが多いです。タンクレストイレや節水トイレは高くなる傾向があります。
修理をプロに任せる状況はこれだ!
トイレの修理道具は、ホームセンターやネット通販などで手に入れることができます。それなのに業者に依頼する状況とはどんなときなのか、修理を業者に任せた方がよい状況を3つに分けて解説します。業者に依頼しようか迷っているときには、ぜひ参考にしてください。
【状況1】確実に直したい

不調の場所を確実に直したいのなら業者に依頼しましょう。業者はトイレの構造に慣れており、不調のある場所から修理する場所を見つけ、適切な処置をしてくれるでしょう。自分で修理して、失敗するかもしれないというリスクがあるのなら、業者にお任せしましょう。
【状況2】自分で対処しきれなかった
水漏れの原因がわかっていれば、部品の交換などなら自分で対処することが可能です。しかし、原因だと思っていた場所が違ったり、部品の取り付け方が間違っていたりすると不調が解消しません。
また、自分で修理をすることが難しいというときにも、おすすめです。自分で対処しようと思っても、DIY慣れしていないと、おっくうになってしまうことがあるかと思います。そんなときは、さらに大きな被害を防ぐためにも、はやめに業者にみてもらいましょう。
【状況3】はやく解決したい
業者によっては即日修理も可能です。特にトイレは生活に欠かせない場所となります。はやく直したいというときには、業者に依頼しましょう。自分で修理するには材料などを揃える時間が必要ですが、業者なら必要な部品や道具がそろっていることが期待できます。
弊社では、トイレの修理業者をご紹介しています。確実に修理したい方、自分で修理できなかった方、はやく解決したい方、それぞれのご要望にあった業者をご紹介できますのでお気軽にご相談ください。