合鍵の作成前に知っておきたい3つのコト

合鍵を作りたいと思うきっかけはさまざまあると思います。子供が大きくなり、自分で鍵を管理するようになったので鍵を増やしたいというケースもあれば、紛失したときに家に入れなくなるのが怖いので予備を持っておきたいというケースもあるでしょう。家の鍵だけでなく車の鍵の合鍵も作っておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、合鍵を作りたいと考えている方に向けて、事前に身に付けておきたい予備知識についてご紹介していきます。【鍵の種類と業者の選び方】【車の鍵の複製】【合鍵を作るときの注意点】という3つのポイントを詳しく説明します。
こんなときはお気軽にご相談ください!
- 鍵を失くした
- 鍵が折れた
- 鍵が抜けない
- 鍵が回らない
- 鍵を交換したい
- 鍵を取り付けたい
累計問合せ件数210万件以上※
24時間365日・日本全国受付対応
無料 0120-949-604

鍵の種類と依頼先の選び方
今使っている鍵が、何と呼ばれるタイプの鍵かをご存知でしょうか?鍵の複製や修理を業者に依頼する場合、鍵の種類が大きくかかわってきます。まずは自分の鍵について、そして鍵の複製にかかる値段の関係性を理解しましょう。併せて、安心して任せられる優良業者を選ぶコツをご紹介します。
合鍵の複製と価格

鍵の複製を依頼するとき、鍵の種類によって費用が変わります。鍵の仕組みや形状が違えば作り方も変わってくるためです。
防犯性の高い鍵はとくに複製が難しく、その分複製にかかる費用も高くなると考えましょう。たとえば、丸いくぼみがいくつも付いたディンプルシリンダーキーは、特別な機材が必要なので費用が高くなる傾向にあります。
複製にいくらかかるのか依頼を決める前に知りたいときは、見積りがおすすめです。無料で費用や施工についての見積りを出してくれる業者もあるので、迷ったら一度利用してみるとよいでしょう。
鍵屋さんの選び方
合鍵を作製してもらう方法は、業種から見ると2つに分けられます。
方法① 近所の鍵屋さんに依頼をする
町中に鍵販売や鍵修理をおこなう業者の店舗を見かけたことがある方も多くいらっしゃると思います。鍵の業者は日本全国の多くの地域にあるので、お近くの鍵屋を頼るのは手っ取り早い方法です。
鍵屋は店舗なので入りやすく、気軽に依頼できるような利便性があります。ただし、ディンプルシリンダーキーと呼ばれる防犯性の高い鍵は鍵を作るのには専用の特別機材を要するので、全ての業者が対応できるわけではありません。また、カードキーなど電子錠も同じく鍵尾複製に対応できる業者は限られます。
方法② メーカーに直接依頼をする
使っている鍵を生産しているメーカーに直接合鍵の作製を依頼する方法もあります。メーカーのホームページなどに電話番号や住所が記載されていると思いますので、連絡をして複製に対応してもらえるか確認します。メーカーに合鍵を作ってもらうと、確かな技術があるので元鍵に忠実な鍵を作ることができます。
しかし、合鍵を注文してから鍵が手元に届くまでに数日~数週間かかることもあるので、急ぎの場合には向かないといえます。
車の鍵の複製って可能?
最近はワイヤレスやスマートキーなどが車用の鍵として普及しています。鍵をポケットやカバンから取り出さずともドアの開け閉めができるラクさが人気です。そんな便利な車の鍵でも、紛失してしまえば鍵を開けられません。紛失に備えて車の鍵も複製しておきたいと考える方が知っておきたい車の鍵の複製方法と費用についての注意点を見ていきましょう。
特殊な鍵の場合はディーラーへ
製したい車の鍵が従来のものでない場合、依頼先が限られています。従来のものでない鍵というのは、最近取り入れられているスマートキー、キーレスエントリー、イモビライザー搭載タイプなどを指します。
スマートキーをはじめとする特殊な鍵の複製には、ディーラーを頼りましょう。自動車を購入したお客様として福世の相談に行けば、一般的な業者では設備の問題上難しい鍵の複製もおこなってくれます。
ディーラーだけでなく鍵屋でも対応してくれる場合もありますので、できるだけ早く複製したいときには鍵屋を頼るのも手です。
価格が高額になりやすい理由
特殊な鍵ほど費用が高くなるのが一般的ですが、それはなぜでしょうか?その理由は形状や機能にあります。最近の車の鍵は機能が新開していて、防犯性などあらゆる面で優秀で、それだけ高度な技術を使って作成されています。
合鍵を作るためには、鍵の構造や機能についての知識と、鍵を作成するための特殊な設備が必要となりますので、作業にかかる費用が高額になるのです。また、リモコンキーなどワイヤレスの鍵は、電子情報の再登録も必要になってくるので、その分の費用も請求されることが考えられます。
海外製の車の鍵についても、合鍵作成の費用は高いといえます。外車の存在は日本ではまだまだ珍しく、市場にあまり出回っていないものだと鍵の素材や形状が日本製の車とはかけ離れていることが多々あるからです。必要な技術や機材、知識が違ってくる結果、費用が高額になってしまいます。
スペアキー作成時の注意点
ここでは、スペアキー(合鍵)を作るときや鍵の使い方の注意点を2つ確認しましょう。合鍵を作製するときに必要になってくる元鍵の扱い方と、依頼の際に準備しておくもの、確認しておくべきことを、順番に詳しくお伝えします。
元鍵を使用してはいけない理由

鍵を複製して作る合鍵は、どうしても多少の誤差が生まれます。形がほんの少し変わるだけで、精密な防犯用設備である鍵は開かなくなったり、故障につながる原因を引き起こすことがあります。この誤差を最小限にするためには、正確な形をした元鍵から作ることが欠かせないのです。
合鍵からもう一つ合鍵を作ることは可能ですが、もともと元鍵とは若干形状がズレている合鍵をもとに複製すれば、より形状はかけ離れてしまいます。また、ディンプルキーと呼ばれる鍵は一つ一つの鍵情報がメーカーに登録されていて、合鍵から合鍵を作ることは困難です。
鍵を設置したとき(または鍵を交換したとき)に元鍵を受け取ったら、まずはスペアキーを作って、元鍵は住宅内で大事に保管するようにしましょう。安全のために金庫などの収納用品に入れておくのもよいです。
依頼時に必要なものが発生する場合もある
鍵の種類によって身分証明書がないと対応してもらえないことがあるため、鍵の複製を思い立ったら身分証明書が手元にあるかを確認することが大切です。
- ディスクシリンダー
- ピンシリンダー
- ロータリーシリンダー
- 一般的なタイプの自動車
- バイクの鍵
たくさんの一般住宅で使われている鍵は身分証明書が必要とならないことが多いです。車やバイクではインロックして車の中に身分証明書を閉じ込めてしまうことがありますが、その際は解錠してからの提示でも対応してくれるでしょう。
- ディンプルキー(セキュリティカード付き)
- イモビライザー付属キー
- カードキー
防犯性の高い鍵ほど、身分証明書の提示が求められます。ディンプルキーはセキュリティカードが付いているものは身分証明書が必要です。イモビライザー機能付きの自動車の鍵も、車種によりますが身分証明書の提示が求められます。
まとめ
- 鍵の種類によって、スペアキーの作成にかかる費用は変わる
- 複製を依頼できる業者は、鍵修理業者もしくはメーカー
- スマートキー、ワイヤレスキーなど特殊な車の鍵はディーラーに相談する
- 特殊な車の鍵は高額になりやすいので費用の確認をしよう
- 元鍵はスペアキー作成時のみ利用し、家に保管しておく
- 防犯性・機能性の高い鍵の複製には、身分証明書を用意する