スズメバチは一匹だけでも油断できません。
スズメバチが一匹だけなら、自分で退治できると思うかもしれません。
しかし、スズメバチはたとえ一匹でもおしりにある針に猛毒をもっているので、刺されてしまったら大変です。
さらに、スズメバチが一匹飛んでいたらその近くに巣があり、仲間のスズメバチがいるかもしれません。
巣があった場合は、はやめに業者に依頼して駆除してもらうことをおすすめします。
当記事では、飛んでいるスズメバチに遭遇したときの対処法・スズメバチが営巣しやすい場所・スズメバチを寄せ付けない対策法などをご紹介します。
屋外で飛んでいるスズメバチに遭遇したときの対処方法
スズメバチは、たとえ一匹でも猛毒をもっているので非常に危険です。
しかし、こちらから攻撃しなければ、スズメバチも攻撃してくることはありません。
ですので、万が一スズメバチに遭遇してしまったら、静かにゆっくり体勢を低くしてその場から離れましょう。
スズメバチに驚いて走って逃げたり、手で振り払ったり、大声を出したりすると刺激を与えてしまうことになります。
そうすると襲われるリスクが高まるので注意しましょう。
「怖くて自分で対処できない!」という場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
業者に頼めば、一匹だけでも対応してくれることが多いです。
もし、スズメバチに遭遇した場所が屋外ではなく室内に入ってきた場合は、以下でご紹介する対処法を試してみてください。
室内にスズメバチが入ってきた場合の対処方法
洗濯物を取り込んでいるときや家の隙間などから、スズメバチが室内に入り込むことがあります。
スズメバチが室内に入り込んだ際の対策方法は、部屋の灯りを消し、窓を開けることです。
蜂は明るい場所に向かう習性があるため、室内を暗くすることで明るい窓に向かって飛んでいくことでしょう。
また、窓が開いているところ以外はカーテンを閉めることをおすすめします。
そうすることで、明るいところと暗いところがわかりやすくなり、スズメバチをスムーズに外に追い出せるでしょう。
スズメバチが一匹いたら近くに蜂の巣があるサイン
スズメバチが一匹でも飛んでいるということは、必ずどこかに巣があり、そこから飛んできていることになります。
一匹しかいないからと放っておくと、知らないところで巣がどんどん大きくなり、ハチの数も増えて危険な状態になってしまいます。
そうなってしまう前に、スズメバチの巣の場所を発見し迅速に駆除することが大切です。
スズメバチが巣を作る場所を以下でご紹介しますので、スズメバチを見かけた際は巣がありそうな場所を確認するようにしましょう。
スズメバチが巣を作る場所
スズメバチに巣を作られやすい場所は、以下のとおりです。
- 屋根裏
- 床下
- 軒下
- 戸袋(雨戸の収納場所)
- 庭木
- 換気口
- 倒木の中
- 物置
- 土の中
スズメバチは、雨風をしのげて天候の影響を受けにくい場所・外敵が侵入してこない場所(閉鎖空間)・エサが豊富な場所を選んで巣を作ります。
スズメバチを見かけたら上記の場所を確認し、巣ができていないか確認しましょう。
詳しくは、スズメバチの駆除方法や巣作り対策をまとめた記事で詳しく解説しています。
巣を見つけたら業者に駆除してもらおう
スズメバチは縄張りに入ってきた者を集団で攻撃する習性があるため、不用意に近づくと刺されるリスクが高く危険です。
もし巣を見つけたら、自力で対処しようとせず業者に依頼してきちんと駆除してもらいましょう。
蜂駆除業者をお探しなら、ぜひハチ110番にご相談ください。
ハチ110番では、全国にある加盟店からお客様に最適な業者をご紹介するサービスをおこなっております。
もちろん、ご相談だけでも構いません。
蜂のことでお困りになられましたら、お気軽にご利用ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。
スズメバチに巣作りされないための対処法
スズメバチに巣作りされないためには、前章で説明した巣を作られやすい場所を定期的に点検して、巣が作られていないか確認することが大切です。
そして、巣を作られないように対策をしておきましょう。
たとえば、屋根裏や換気口などはネットや金網を貼って塞いだり、庭木であれば剪定(お手入れ)したりするなどの対策が効果的です。
そのほかにも効果的な対策がありますので、以下でご紹介します。
簡単にできる対策ですので、実際に試してみてください。
殺虫剤の散布も効果的
蜂用の殺虫剤には、殺虫するだけではなく蜂の巣予防にも効果的です。
殺虫剤には蜂が嫌いな成分が含まれているため、散布した場所には近寄ることがなくなります。
また即効性と持続性があり、効果は1ヵ月ほど続きます。
殺虫剤はドラッグストアやホームセンター、ネット通販などで購入ができますので、実際に試してみるとよいでしょう。
ただし、殺虫剤の効果が弱くなると蜂が寄ってくるおそれがあるので、2週間~1ヵ月を目安に散布しましょう。
フェイクネストの設置もおすすめ
フェイクネスト(おとりの巣)を蜂が好む場所に設置することで、巣を作られにくくする効果が期待できます。
蜂はほかの蜂が先に巣を作っていると、先約がいると判断するため寄り付かなくなるのです。
フェイクネストは簡単に作れます。
フェイクネストの作り方をご紹介しますので、実際に作ってみてください。
まずは必要なものを準備しましょう。
- 茶色い紙または新聞紙2枚
- 紐
- はさみ(紐を切るため)
上記のものが準備できたら、以下の方法で作っていきます。
- 茶色い紙(または新聞)1枚を丸める
- もう1枚の茶色い紙で、丸めたものを包む
- 包んだ茶色い紙の先端を紐で縛る(紐は余らせた状態にする)
完成したフェイクネストを巣が作られそうな場所に設置すれば、蜂の巣予防になります。
しかし、この方法はアシナガバチに最も有効とされているものです。
スズメバチの対策で使用する場合は、殺虫剤の散布もあわせておこなうようにしましょう。
蜂のプロなら退治から予防までお任せ
蜂駆除業者に頼めば迅速に対処してもらえますし、再発予防の相談にも乗ってもらえます。
特に、再発の原因となりやすい巣の根本まできれいに掃除するなど、プロの目線で提案・施工してもらえるので、自分で予防するよりも効果が期待できます。
ハチ110番に加盟している業者は、いくつもの蜂駆除をおこなってきた実績のある業者です。
ご相談していただければ、お近くの加盟店をご紹介させていただきます。
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報 …