フタモンアシナガバチとはどんな蜂?生態から駆除&費用まとめ

フタモンアシナガバチの特徴・危険性

フタモンアシナガバチの毒性はあまり強くないとされていますが、刺されないよう注意しましょう。
なぜなら、毒性や刺された回数に関わらずアナフィラキシー(アレルギー反応の重篤化)を起こすおそれがあり、命の危険にも関わるからです。

フタモンアシナガバチに刺されてしまう原因の多くは、洗濯物を取り込む最中に蜂が紛れ込むことです。
気付かないうちに刺されてしまうことがないように十分注意しましょう。

当記事ではフタモンアシナガバチの生態や駆除方法を解説します。
自分で簡単にできる蜂の巣予防法もご紹介しますので、フタモンアシナガバチに刺されないように参考にしてください。

フタモンアシナガバチの被害を防ぐポイント

フタモンアシナガバチを自宅周辺で見かけた場合は、できるだけ近づかないようにして早めに駆除することが重要です。
比較的おとなしい蜂ではありますが、夏になると攻撃性が高まります。

巣は軒下や庭木に作ることが多いです。
生活圏内に巣を作るため、気を付けていてもいつの間にか近くを飛んでいることもあります。
冬まで巣の周辺で活動するため、被害を未然に防ぐには巣ごと駆除してしまうのが確実です。

フタモンアシナガバチの駆除をご検討中の方は、当サイト「ハチ110番」までお気軽にご相談ください。
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目次

フタモンアシナガバチの生態

アシナガバチといえばキアシナガバチやセグロアシナガバチを思い浮かべる人も多いかもしれません。
そのため「フタモンアシナガバチ」という名前を聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか。

じつは、このフタモンアシナガバチは決して珍しい蜂ではなく、街中でもよく見られる蜂なのです。
ここではフタモンアシナガバチの生態や活動時期、危険性について解説していきます。

フタモンアシナガバチ
体長14~16mm程度
見た目(色味)見た目:全体的に黄色が目立つ
腹部:黄色の斑点が2つある
食性成虫:アブラムシの甘露や花の蜜
幼虫:バッタ類やチョウ類
営業場所家の軒下や壁面、庭木などの開けた明るい場所
活動時期3~10月
危険性比較的低い

フタモンアシナガバチの見分け方

フタモンアシナガバチ

体全体は黒色で構成されており、黄色の縞模様がはいっています。
ほかのアシナガバチと比べ全体を占める黒色部分の面積が多く、黄色の縞模様が際立っていることが特徴のひとつです。

なかでも腹部と胸部の境目に2つの円紋があることが特徴的なことが「フタモンアシナガバチ」という名前の由来にもなっています。

他の昆虫を狩る益虫としての一面もある

働き蜂(成虫)はカメムシやバッタ、チョウなどを幼虫の餌にするために狩りをおこないます。
その後、幼虫が食べやすいよう肉団子状に加工して、自分たちの巣に持ち帰るのです。

このように、昆虫類を狩りの対象とするフタモンアシナガバチの食性は、農園を営んでいる人にとって、害虫を駆除してくれる益虫としての役割も担っているのです。

フタモンアシナガバチの活動サイクル・特に危険な時期

フタモンアシナガバチは、巣ができれば女王蜂はすぐに産卵をはじめ、約1ヵ月で孵化、その後成虫へと成長するのです。

また、6月から9月頃には繁殖が活発化し、蜂の数がピークを迎えつつあります。
とくに8月~9月頃は蜂の数がもっとも多く攻撃的になる危険な時期です。
不用意に巣に近づかないようにしましょう。

アシナガバチの生活史

詳しくはアシナガバチの生態をまとめた記事をご覧ください。

フタモンアシナガバチによる被害【刺されたときの対処法】

フタモンアシナガバチによる殺傷被害の多くは洗濯物の取り込み最中です。
蜂が洗濯物についた柔軟剤や洗剤の匂いにつられて飛んでくることがあるのです。
そのため、洗濯物にまぎれ込んだ蜂に気付かず、突然刺されてしまうケースが少なくありません。

フタモンアシナガバチは小型のため、洗濯物についていても気付きにくいという点には注意が必要です。

万が一刺されてしまった際、適切な対処をとれるようにすることが大切です。
以下は、名古屋市の自治体ホームページを例に刺されたときの対処法をご紹介しています。
蜂に刺された際の対処法は、以下の手順でおおなってください。

  • 刺された場所からできるだけ遠ざかる。
  • 傷口をよく洗い流す。
  • 患部に抗ヒスタミン軟膏を塗る(アンモニアは効果がありません)。
  • 症状がひどい場合は、速やかに医師の診察を受ける。
引用:名古屋市役所「スズメバチ-ハチに刺されないために-

もしも、フタモンアシナガバチに刺されてしまったとき、誤った方法を試したり慌てたりしないようにご注意ください。

頻繁にフタモンアシナガバチを目撃するという方は、近くに巣があるおそれもあります。
その場合、一度蜂駆除業者に相談して調査してもらうことをおすすめします。

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蜂の巣駆除の依頼先

「近くに巣があるけどどうしたらいいのかわからない……」
「蜂が大量に飛び回っていてとても怖い……」

攻撃性が低いフタモンアシナガバチとはいえ、すぐ近くに蜂の巣があると、とても怖いものですよね。
なにかの拍子に巣を刺激してしまい、刺されてしまうおそれもあるため大変危険です。
そのようなことがないよう、蜂の巣を見つけたら早期に駆除してしまうのが賢明でしょう。

ここでは、蜂駆除を業者に依頼する場合や自分で駆除する場合の方法について、詳しく解説していきます。

蜂の巣駆除を依頼する場合、「蜂駆除業者に依頼する」「自治体に相談する」どちらかを選ぶことになります。

自治体はアシナガバチ駆除に対応していないことが多い

自治体は多くの場合、スズメバチ駆除には対応してもらえるものの、それ以外の蜂では駆除はおこなってくれないことが多いようです。

まずは、各自治体では何をしてくれるのか見ていきましょう。

自治体の対応内容
  • 蜂の巣駆除を無料でおこなってくれることがある
  • 蜂の巣の駆除に必要な道具を貸してくれる(防護服など)
  • 業者依頼した際、費用の一部を負担してくれる

上記のように、条件によっては蜂の巣駆除を無料でおこなってくれるため、費用面で大変お得になります。
ただし、自治体によって業務内容は大きく異なり、実際に駆除までしてくれるとは限りません。

業者は有料だが迅速に対応してくれる

一方、蜂駆除業者がおこなっている一般的なサービス内容は以下のようになります。
費用は発生しますが充実したサービスが特徴です。

業者の対応内容
  • 蜂の種類を問わず即日対応してくれる業者もある
  • 戻り蜂(生き残りの蜂が駆除後に戻ってくる)対策もおこなってくれる

緊急事態に迅速に対応してくれるのは業者ならではの強みです。
自治体の場合は、窓口の都合や手続きに時間がかかることも考えられます。

また、戻り蜂対策をおこなってくれることで、再び蜂に遭遇することがないよう根本的な解決を目指すことも可能になります。

蜂の巣駆除をおこなう際は、自分の状況に合わせて依頼を検討することになります。
まずは、お住まいの地域の自治体に費用負担や駆除の対応が可能か問い合わせてみるとよいでしょう。
対応が難しい場合や刺される危険があるなど緊急性が高い場合は、業者にすぐに相談することをおすすめします。

自分で蜂の巣を駆除する方法

「自分で蜂の巣駆除をおこなう場合は、どんなことに気を付けるべきなのかな……」

対応を間違えれば、蜂に刺されるおそれもあり大変危険です。
駆除をする前に知っておきたいこと、確認しておきたいことや必要な準備についてみていきましょう。

自分で駆除できる蜂の巣か確認する

自分で駆除する場合は、営巣初期のなるべく蜂の数が少ないうちに駆除します。

フタモンアシナガバチは暖かくなる4月ごろから巣をつくりはじめます。
作り始めの段階であれば、蜂の巣には女王蜂しか存在しておらず、大きい巣を駆除するよりは刺されるリスクを下げられます。

アシナガバチの巣を除去する

取り除くのが怖いからと放っておくと、巣はどんどん大きくなってしまうでしょう。
そうなれば次第に働き蜂も多くなり、駆除する難易度が上がり刺されるリスクも高くなってしまいます

すでに大きくなった巣の場合は、活動が収まっている夜に駆除をするか、専門業者に依頼することをおすすめします。

駆除に必要な道具を準備する

駆除するための道具も事前に準備しておく必要があります。
蜂の巣駆除には、ガスの圧力で霧状に薬品が噴き出てくるエアゾール式殺虫剤を使用します。

作業をするときには防護服や厚手の服、ゴム手袋などを着用して肌を露出しないようにしましょう。

巣を落とすための枝切りバサミや棒、巣を入れるためのビニール袋も必要です。

駆除の手順

駆除する巣の位置を確認し、殺虫剤を巣の入り口に向けて吹きかけます。
するとこちらに向かって蜂が飛び出してきますが、臆せずそのまま巣に向かってスプレーを噴射し続けましょう。
殺虫剤が体についた蜂は巣に戻ることなく、そのまま外で死んでしまいます。

巣の表面にも蜂が見えず、巣の中からも蜂が出てこなくなったことを確認した後、枝切りバサミや棒などで巣を落として取り除きましょう。
取り除いた巣はビニール袋に入れ、口を堅く縛ります。再び同じ場所に巣を作られないように、巣ができていた周辺にも殺虫剤を吹きかけておくとよいでしょう。

スプレーを噴射する
蜂の巣を落とす
蜂の巣を包んでつぶす
つぶした蜂の巣を捨てる

詳しくはアシナガバチの駆除方法をまとめた記事をご覧ください。

駆除後は蜂の死骸に触れない

蜂の死骸に素手で触れないようにしましょう。
死んでしまった蜂でも筋肉が反射的に動き針を刺してしまうおそれもあるためです。
蜂の巣や蜂の死骸を処分するまでしっかり気を配りましょう。

蜂の巣駆除で不安なときは無理せず依頼する

紹介したように、ご自分でも蜂の巣駆除をすることは可能です。
しかし、駆除中に自分に向かってくる蜂に恐怖を覚えたり、不意に刺されてしまうおそれもあります。
準備を整えずに駆除を始めてしまうと大変危険なため、無理に自分で駆除をしようとはせず、蜂駆除業者に相談してみることもひとつの方法です。

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家に蜂の巣を作られない予防策

蜂の巣が作られやすい場所というのは、「蜂が安心して巣を作りやすい場所」ともいえます。
日当たりがよく雨風をしのげる場所、広めの屋根裏のような空間がある場所などがそれにあたります。

蜂の巣を作られないためには定期的な対策が有効です。
そこで、ここでは自分でできる蜂を寄せ付けないための予防策を解説していきます。
あらかじめ蜂を予防することはもちろん、駆除をおこなったあと、再び蜂の巣ができてしまうことがないよう予防をおこないましょう。

ペットボトルトラップを使う

巣を作りに来た女王蜂や働き蜂を駆除できるのが「ペットボトルトラップ」です。
簡単に自作することができ、効果的な駆除が期待できます。

ただし、設置の時期には注意が必要です。
時期を間違えると蜂を減らすどころか逆に大量に呼び寄せてしまうことにもなりかねません。

誘引剤
対策グッズ_ペットボトルトラップの作り方

木酢液を使う

殺虫剤や農薬を使うことに抵抗がある方におすすめなのが「木酢液」です。
一般的に炭を焼いたときに生じる煙を冷やして製造され、この過程のなかで木酢液に焦げくささなど独特の煙の匂いが含まれています。
ホームセンターなどで購入することができ、価格も安いものでは500円程度となっています。

この木酢液に含まれる煙の匂いは、蜂や動物に山火事を連想させる(本能的に匂いがする場所を避ける)ため、あらかじめ塗っておくだけで忌避効果(蜂を追い払う)が期待できます。

庭木に木酢液を入れたペットボトルをつるす様子

ただし、木酢液は犬や猫などにも効果を発揮するため、ペットを飼っている方は注意が必要です。

殺虫剤(忌避スプレー)を使う

目的の場所に吹き付けておくだけで手軽に予防できるのが蜂用の殺虫剤です。
トラップや木酢液を仕掛けるよりも簡単に蜂を寄せ付けないようにすることが可能です。

蜂への知識がなくても気軽に使うことができるのが魅力的で、蜂が巣を作りそうな場所にあらかじめ吹き付けておくとよいでしょう。

農薬を使う

蜂だけでなくさまざまな害虫に有効なのが農薬です。
近年では、液体タイプだけでなくスプレータイプのものなどホームセンターでも簡単に購入することが可能です。

ただし、農薬は適切な使用方法が必須で、誤って口にすると人体にも影響がでるため大変危険です。
お子様が近づかないようにすることやペットを飼っている方は使用方法にとくに注意してください。

通気口を網で封鎖する

蜂は換気扇の通気口など、閉鎖的な場所にも巣をつくります。
万が一巣ができれば、フタモンアシナガバチが室内に侵入してくるおそれもあるでしょう。

生活圏内で蜂を見かけることがある場合は、防虫用ネットの網をかけるなど事前に対策しておくことをおすすめします。
防虫用ネットはホームセンターなどで購入することが可能です。

詳しい蜂の巣予防の手順はこちらをご覧ください。

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