画像でわかるハクビシン被害の特徴|早期の対策で住宅の汚損や畑の食害を防げる

ハクビシン被害を即解決! 他の害獣との見分け方と安全安心な撃退方法

「屋根裏から物音がする……これってもしかしてハクビシン!?」
と、頭上の気配に怖い思いをされてはいませんか?
潜んでいる生物がハクビシンだと確信がもてず、対処法がわからないまま悩んでいる方もいるでしょう。

しかし、建物に侵入したハクビシンは、できるだけ早く追い出さなければいけません
ハクビシンは屋根裏に住み着いて繁殖し、同じ場所で排せつを繰り返す習性があるからです。
大量のフン尿が染み込んだ天井の建材は腐食して、耐え難いにおいを放ちます。

気配の正体がハクビシンかどうかを特定してすぐに対処できるように、この記事では次の内容を解説します。

  • ハクビシン被害の見分け方
  • ハクビシンを放置する危険性
  • ハクビシン被害の解決方法
  • ハクビシン被害の再発防止策

読み終えれば安全かつ迅速なハクビシン対策の方法がわかり、被害の拡大を防げるはずです。

「なるべく費用を抑えたい」「ハクビシンを傷付けずに追い払いたい」
といったご要望にもお応えしますので、ぜひハクビシン被害の解決に役立ててください。

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ハクビシンの被害かどうかを見分けるポイント

ご自宅に被害をもたらしているのがハクビシンかどうかは、見かけた動物の特徴や残された痕跡から判断できます。
それぞれポイントを確認しましょう。

ハクビシンの特徴
見た目
  • 鼻筋が白い
  • しっぽが長い
鳴き声
  • 平常時はキューキュー、キャッキャッと甲高く連続した声
行動
  • 高い場所に登る
  • 夜に活発に動く
足跡
  • 5本指の小さな足
フン
  • 大きめで種子が混ざっている
食べ跡
  • 直接口でかじりついた跡

見かけた動物の特徴から判断する

動物の姿や気配を捉えられれば、ハクビシンかどうかを判断するのは比較的簡単です。

  • 見た目
  • 鳴き声
  • 行動

の3つの特徴をご紹介します。

見た目

ハクビシンの見た目

ハクビシン(白鼻芯)の名前のとおり、鼻から額にかけて白い筋のような模様があるのが特徴です。
全長90~110センチメートルで、そのうちしっぽが40~45センチメートルを占めています。

【関連記事】ハクビシンの生態や行動の特性。ただしペットとして飼うのは難しいので注意!

鳴き声

ハクビシンは状況に合わせておもに3種類の鳴き声を発します。

通常 「キューキュー」「キャッキャッ」という甲高い連続した鳴き声
けんか 「キャーーー」という叫び声のような高い声
威嚇 「ウー」とうなり「ガァッ!」とほえる低い声

行動

ハクビシンの行動で特徴的なのは次の2点です。

  • 高い場所に登る
  • 夜に活発に動く

ハクビシンは運動能力がとても優れていて、垂直な壁を登ることや1メートル以上の高さを飛ぶこともできます。
また、ハクビシンは夜行性の動物で、夜間に活発に動き回ります。
そのため、屋根裏などの高所に住み着き、夜中にドタバタと騒音被害を発生させることが多いのです。

【関連記事】自分ですぐできる!うるさい足音を一瞬でなくせるハクビシン駆除方法

痕跡から判断する

動物の姿や気配を捉えられなくても、次のような痕跡を発見できればハクビシンかどうか判断できます。

  • 足跡
  • フン
  • 食害された作物

足跡

ハクビシンの足跡

ハクビシンの足跡は5本指で、横幅は5センチメートル程度です。
長さは前足と後足で若干の違いがあります。

屋根裏に侵入されている場合、壁や雨どい、屋根などに足跡が残されていることが多いため、家の周りを注意深く探してください。

フン

ハクブシンのフン

ハクビシンは長さ5~15センチメートル程度の大きめのフンをします。
色は餌で変化しますが、果物を好んで食べるため種子がゴロゴロと混ざっているのが特徴的です。

【関連記事】これがハクビシンのフンの特徴!他の動物との見分け方と即刻退散させる対策

食害された作物

ハクビシンは雑食で昆虫や小動物などなんでも食べますが、特に糖度の高い果物や野菜が好物です。
付近の畑で以下のような農作物が被害に遭っているなら、犯人はハクビシンかもしれません。

  • モモ
  • ブドウ
  • サクランボ
  • ナシ
  • ミカン
  • カキ
  • リンゴ
  • トウモロコシ
  • メロン
  • スイカ
  • イチゴ
  • トマト
  • ジャガイモ
  • サツマイモ

※赤字は特に被害の多い農作物
(参考:農林水産省「第Ⅰ章 ハクビシンの基礎知識」

そして、食害の跡にも特徴があります。

ハクビシンの食べ跡
  • かじられた実が木にぶら下がったままになっている(果樹)
  • 吐き出された皮が落ちている(果樹)
  • 食べ跡の穴が大きい(スイカなど)
  • 茎が完全に倒されていない(トウモロコシ)

上記の特徴は、ハクビシンの手先が器用でないことと関係しています。
手でもぎ取ったり皮をむいたりすることができないため、果実は枝に付いたままかじって皮は下に吐き出すのです。
スイカも中身を手でかき出すことはできず、頭を突っ込んでかじるため大きな穴が開きます。

また、ハクビシンが食害したトウモロコシは茎が斜めに傾くのが特徴で、アライグマやタヌキは完全に茎を倒すため見分けが付きやすいです。
(参考:農林水産省「第Ⅱ章 被害防止対策」

見かけた動物や痕跡がここまで紹介した特徴に当てはまらない場合は、他の害獣の被害に遭っているおそれがあります。
こちらの記事を参考に、アライグマやタヌキではないか見分けましょう。

「ハクビシンではないみたい」「どの害獣かわからない」とお困りの方は、害獣駆除110番にご相談ください。
害獣駆除110番は、家屋に住み着くさまざまな害獣の駆除や予防に対応しています。 プロが害獣の種類を見極めて適切な対策をおこないますので、安心してお任せください。

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ハクビシンを放置する危険性

「どうやら屋根裏にいるのはハクビシンで間違いなさそうだけど、放っておいたら出て行ってくれないかな?」
と、様子見をしている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、家屋に侵入したハクビシンを放置するのは危険です。
ハクビシンに「ここは身を隠せる安全なねぐらだ」と認識されると住み着かれてしまい、次のように被害が拡大してしまうからです。

  • 天井がボロボロになる
  • 健康を害する
  • 大量に繁殖する

天井がボロボロになる

屋根裏にハクビシンが住み着くと、天井がボロボロになってしまいます。
これは、ハクビシンが同じ場所で排せつを繰り返す「ためフン」という習性のためです。

実際にハクビシン駆除の現場では、

  • フン尿で天井にシミができている
  • フン尿で建材が腐っている

などの被害が多く確認されます。
そして、建材の損傷がひどいときには大規模なリフォームが必要になってしまいます。

健康を害する

ハクビシンは

  • フン尿
  • 足音や鳴き声
  • 病原菌

によって人間の健康にも被害を与えることがあります。

ハクビシンのフン尿は耐え難い悪臭を放ち、カビの温床になることもあるのです。
(参考:板橋区「ハクビシンの被害について」

頭上に大量の排せつ物がたまっている……と考えるだけでも気持ち悪いですよね。
足音や鳴き声がうるさくて睡眠不足に陥ることや、ストレスで健康を害してしまうこともあるでしょう。

また、ハクビシンは次のような人獣共通感染症(人間と動物の間でうつる病気)の原因菌や寄生虫を保有しています。

接触感染する疾病 経口感染する疾病
  • 疥癬(かいせん)
  • 皮膚糸状菌症
  • ツツガムシ病
  • レプトスピラ症
    など
  • サルモネラ菌食中毒
  • カンピロバクター食中毒
  • エルシニア食中毒
  • トキソプラズマ症
    など

(参考:東京都環境局「アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症」

ハクビシンから人への感染事例はないとされていますが、免疫力が低下している方は発症しやすいため注意が必要です。
(参考:日本獣医学会「ハクビシンの糞について」

大量に繁殖する

屋根裏に住み着いたハクビシンを放っておくと、大量に繁殖してしまうことがあります。
下図のように、ハクビシンは繁殖力が優れているためです。

繁殖時期 通年(年に2回出産することもある)
妊娠期間 約2ヵ月間
1回の出産数 1~5匹(平均2~3匹)
繁殖可能年齢 生後約14ヵ月
寿命 野生で約10年(飼育個体なら20年以上生きることもある)

個体数が増えればそのぶん排出するフン尿の量も増え、建物や健康への被害も拡大してしまいます。
必要な餌の量も増えるため、周辺の畑の食害も増加するおそれがあります。

このような被害を防ぐために、屋根裏にハクビシンが侵入したときは早めに対処することが重要です。

ハクビシンの被害を解決する方法は3つ

ご自宅の屋根裏でハクビシンの被害が発生したときは、次のいずれかの方法で解決しましょう。

  • 自治体に相談する
  • 害獣駆除業者に依頼する
  • 自分で退治する

自治体に相談する

「ハクビシン被害って自治体でなんとかしてくれないの?」
「市や区が無料で駆除してくれたらいいのに」

そうお考えの方も多いでしょう。

自治体が無料で駆除してくれる場合もあるため、ハクビシン被害にお困りならまずはお住まいの地域の担当課に相談してみてください。
対応はおもに次の3つで、自治体によって異なります。

  • 自治体や委託業者が無料で捕獲駆除してくれる
  • 地域のペストコントロール協会を紹介している
  • 宅地内の害獣駆除の相談は受け付けていない

無料駆除と協会の紹介のどちらもおこなってくれる自治体や、相談も受け付けていない自治体などさまざまです。
詳しい対応内容を解説します。

自治体や委託業者が無料で捕獲駆除してくれる

自治体の費用負担で、職員や委託業者が捕獲駆除をしてくれる場合があります。

例えば、東京都豊島区では、次のような状況なら区の費用負担で委託業者を派遣してもらえます。

  • 自宅の敷地内でハクビシンの被害が発生している
  • 作業時に立ち会いができる
  • 1日1回、箱わなの見回りを自分でおこなえる
  • 捕獲できたときにすぐに委託業者に連絡できる

捕獲駆除に関わるすべての作業を区や業者に任せられるわけではなく、ご自身も協力することが実施の要件となっているのです。

また、豊島区では、箱わなの設置期間は最長4週間、年度内1回までと決められています。
しかし、ハクビシンの警戒心を解いて箱わな内の餌に食いつかせるのは難しく、期間内に捕獲駆除が成功しないことも多いです。

実際に、令和2年度(2020年度)の豊島区全体でのハクビシンの捕獲実績は以下のようになっています。

目撃件数 箱わな設置件数 捕獲数
128 51 3

箱わなの設置件数に対して捕獲数は6パーセント未満ととても少ないことがわかりますね。

なお、侵入口の封鎖やフン尿の清掃・消毒はおこなっていない自治体がほとんどです。
そのため、ご自身でおこなうか、別途業者に費用を払って依頼する必要があります。

ハクビシンの被害に対応可能な自治体では、おおむね上記のような条件で捕獲駆除をおこなってもらえます。
細かい実施要件や実施期間は自治体ごとに定められているため、お住まいの地域の窓口に問い合わせて確認してください。
(参考:豊島区「ハクビシンの被害について」

地域のペストコントロール協会を紹介している

自治体の窓口に相談すると、公益社団法人日本ペストコントロール協会の都道府県協会を紹介してもらえる場合があります。
公益社団法人日本ペストコントロール協会とは、公衆衛生の向上を目的とし、害虫・害獣に関する研究や啓発をおこなっている団体です。

お住まいの地域の都道府県協会にハクビシン被害の相談をすると、加盟業者を紹介してもらえます。
その際の調査費用や駆除費用は原則有料です。
(参考:公益社団法人日本ペストコントロール協会「都道府県協会」

宅地内の害獣駆除の相談は受け付けていない

「屋根裏に住み着かれた」などの住宅のハクビシン被害には対応していない自治体もあります。

例えば、宮城県のホームページには以下の記載があります。

  • 野生鳥獣による,農作物被害については,お住まいの市町村役場(農政担当課)へご相談下さい。
  • 宅地内での駆除については,民間専門業者にご相談下さい。

例) 屋根裏にハクビシンが棲みついている,換気扇等でコウモリを発見してしまった,毛が抜けたタヌキ(カイセン病)が庭に迷い込んだ,などは救護対象外です。

出典:宮城県「野生動物でお困りの方へ」

宮城県では農作物のハクビシン被害は相談を受け付けていますが、屋根裏のハクビシン被害は対象外です。
ハクビシンに住み着かれたときは、駆除業者に依頼するかご自身で対策をおこなわなければいけません。

害獣駆除業者に依頼する

「自治体で箱わなを設置してもらったけどハクビシンを捕獲できない!」
「フン尿の掃除を自分でするのはちょっと……」

とお困りの方や、そもそも自治体で対応してもらえない方には、害獣駆除業者への依頼がおすすめです。

多くの害獣駆除業者では、以下のような作業に対応しています。

  • 侵入経路の特定
  • わなを使った捕獲駆除
  • 忌避剤(きひざい)を使った追い出し
  • フン尿の清掃・消毒
  • 侵入口の封鎖

専門知識をもった害獣駆除のプロなら、ハクビシンの侵入経路や生息場所を特定して効率的な対策をおこなえます。

「すぐに屋根裏からハクビシンを追い出したい!」
というときには、忌避剤(ハクビシンが嫌がるにおいを放つ薬剤)を使った対策が有効です。
においに反応してハクビシンが逃げ出した隙に侵入口を封鎖すれば、素早く屋根裏からハクビシンを追い出せます

業者ではフン尿の清掃や消毒も請け負っていることが多く、手間もかからず安全で安心です。

「でも費用がいくらかかるか心配……」
という方は、こちらの記事をご覧ください。

害獣駆除110番の施工実績をもとに算出したハクビシン駆除の費用相場をご確認いただけます。
実際の費用は被害状況で変動しますが、1~10万円の価格帯でのご契約が多い結果となっています。

自分で退治する

「自治体では対応してもらえないし、業者依頼の費用が惜しい……」
と、自力退治をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、屋根裏のハクビシン被害への2つの対処法をご紹介します。

  • 忌避剤で追い出す
  • 箱わなで捕獲する

どちらの方法でも、フン尿の掃除や消毒までご自身でおこなわなければいけない点は留意しておいてください。

忌避剤で追い出す

自力退治をお考えなら、まず試したいのは忌避剤(ハクビシンが嫌がるにおいを放つ薬剤)を使って追い出す方法です。
ハクビシン用の忌避剤は、ホームセンターやインターネット通販で販売されています。

おすすめポイント
  • ハクビシンに直接触れなくてよい
  • ハクビシンを殺したり傷付けたりしなくてよい
  • 忌避剤は600円程度~の安価で購入できる

また、屋根裏のハクビシン被害に対しては、害虫用のくん煙式忌避剤での追い出しを推奨している自治体も多いです。

【対策4】 市販されている「くん煙殺虫剤」で追い払う
ハクビシンは臭いに敏感な動物のため、ハクビシンが家に棲みついた場合は、ホームセンターなどで購入できるくん煙殺虫剤(煙がたくさん出る殺虫剤)で追い払う方法が考えられます。

出典:新発田市「ハクビシンにご注意ください!」

ただし、子育て中のハクビシンが住み着いている場合には、くん煙剤の使用はおすすめできません。
親の外出中に逃げ遅れた子供や、親が煙から守ろうと壁の中に落とした子供が、取り残されて建物内で死んでしまうことがあるからです。
「甲高い鳴き声が複数聞こえる」など、子供の気配を感じるときにはプロの害獣駆除業者に依頼したほうが安心です。

箱わなで捕獲する

「忌避剤を使ってもハクビシンがいなくならない」
「地域に住み着くハクビシンを根本的に駆除したい」

というときには、箱わなを使って捕まえる方法もあります。

箱わなは、セットした餌にハクビシンが食いつくとフタが閉まるシンプルな構造です。
誰でも簡単に設置できますが、使用前には次の4つのポイントを確認しておく必要があります。

  • ハクビシンの捕獲は原則許可が必要
  • 箱わなでの捕獲率は低い
  • 捕獲後には殺処分をしなければいけない
  • 殺処分後の埋葬まで自己責任の自治体もある

ハクビシンは鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)で守られているため、無許可の捕獲は原則禁止です。
狩猟期間中柵で囲われた宅地内に箱わなを設置する際には許可申請の必要がない場合もありますが、期間や詳しい条件は自治体によって異なります。
ハクビシンの捕獲をお考えの方は、必ずお住まいの地域の自治体に確認を取ってください
(参考:環境省「野生鳥獣の保護及び管理」

捕獲の許可が取れたら、箱わなを用意します。

  • 一度捕らえたハクビシンを逃がさない強度があること
  • ハクビシンを捕獲できる十分な大きさがあること(※)

この2点を押さえているものが望ましいです。
「使用する箱わなは縦横高さの合計が160センチメートル以下のものに限る」など自治体で決められている場合は、規定内の大きさの箱わなを選んでください。
(参考:北上市「ハクビシンを捕獲する場合の注意事項」

ただし、前述のとおり、わなを使ったハクビシンの捕獲は難易度が高いです。
「せっかくわなを買ったのにハクビシンを捕まえられなかった……」
と残念な結果になってしまうおそれもあります。

また、見事ハクビシンを捕獲できたときには、ご自身で責任をもって殺処分をおこなわなければいけません。
捕まえたハクビシンを別の場所に放す行為は、被害を広げることになるためやめてください。

そして、殺処分後のハクビシンは、無料で焼却処分をおこなってくれる自治体(参考1)もありますが、埋葬までご自身でおこなわなければいけない自治体(参考2)もあります。
(参考1:北上市「ハクビシンを捕獲する場合の注意事項」
(参考2:大井町「ハクビシンなどの小動物による生活被害について」

箱わなでの駆除をお考えの方は、以上のように手間や労力、殺処分の精神的な負担がかかることを理解したうえで適切におこなってください。

【関連記事】ハクビシンを罠で捕まえる方法と注意すべきこと

ハクビシン被害の再発を防ぐ4つの対策

忌避剤での追い出しや箱わなでの捕獲でハクビシンが屋根裏からいなくなっても、まだ安心はできません。
ハクビシンは一度「居心地のよい場所だ」と認識すると、追い出してもすぐに戻ってきてしまうからです。
もともと住み着いていた個体を捕獲駆除できても、住み心地のよい環境なら別のハクビシンが寄ってきてしまうでしょう。

そこで、ハクビシンの追い出しや駆除に成功したあとにおこなうべき、被害の再発を防ぐ4つの対策をご紹介します。

  • 隙間を塞ぐ
  • 餌となるものを置かない
  • 住宅の周りに目隠しになる場所を作らない
  • ハクビシンが嫌がる環境を作る

【関連記事】【決定版】庭と作物を守るためのハクビシン対策3選!

隙間を塞ぐ

屋根裏への侵入被害を防ぐためには、ハクビシンの侵入口となる隙間を塞ぐことが必須です!

特に、忌避剤での追い出しは一時的な効果しか期待できないため、ハクビシンが出て行った隙に次のような箇所をすべて塞ぎましょう。

  • 基礎コンクリートや屋根裏の通気口
  • 外壁が劣化して開いた穴
  • 屋根と屋根の重なりにできた隙間
  • 増改築時の接続部分にできた隙間

屋根まわりだけでなく、基礎コンクリートの通気口から入ったハクビシンが、壁の中を通って屋根裏へと移動することもあります。

通気口には目の細かい金網やパンチングメタルを頑丈に取り付けてください。
壁などの隙間は、木材やコーキング剤で完全に塞ぎます。
(参考:酒田市「ハクビシンにご注意を」

餌となるものを置かない

ハクビシンの餌となるものを家の周りに置いてはいけません。
ハクビシンは雑食でなんでも食べます。

  • 実った作物を収穫していない
  • ペットフードを出しっぱなしにしている
  • 野菜を屋外で保存している
  • 生ごみを収集日以外に出している

これらはすべてハクビシンに食い荒らされるおそれがあるため、心当たりのある方はすぐに片付けてください。
(参考:大田原市「ハクビシンにご注意ください」

住宅の周りに目隠しになる場所を作らない

家の周りに目隠しになる場所があると、ハクビシンに侵入されやすくなってしまいます。
天敵から身を隠しながら安全に移動ができるからです。

  • 不用品を屋外に放置している
  • 庭の雑草や木が伸び放題になっている

このような場所はハクビシンの侵入経路になるおそれがあるため、不用品の処分や庭の手入れをおこなって見通しをよくしてください。
(参考:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル 2章 被害対策」

ハクビシンが嫌がる環境を作る

ハクビシンが「居心地が悪い!」「近付きたくない!」と感じる環境を作りましょう。
おすすめは次の2つの方法です。

  • 忌避剤をまく
  • 電気柵を設置する

市販のハクビシン用忌避剤の他に、木酢液や竹酢液もハクビシンが嫌がるにおいです。
家の周りに定期的に散布すれば、ハクビシンを遠ざけられる場合があります。
(参考:新潟市「ハクビシンによる生活環境被害」

電気柵は、触れたハクビシンに電気ショックを与えられるため、痛みや恐怖で効果的に追い払えます。

ハクビシン被害にお困りの方は害獣駆除110番にご相談ください

「すぐにハクビシン被害を解決したい!」
「フン尿の掃除や消毒を自分でやりたくない!」
「再発防止策まで徹底しておこないたい!」

そうお考えの方には、害獣駆除110番のご利用をおすすめします。

ここまでお伝えしてきたように、ハクビシン被害への対策は

  • 追い出し
  • 清掃と消毒
  • 侵入口の封鎖

の3つをセットでおこなわなければいけません。
そして、被害の拡大を防ぐためには、できるだけ早く対処することが大事です。

害獣駆除110番は次のようなサービスで、ハクビシン被害の迅速な解決をサポートいたします!

  • 侵入口や侵入経路の特定
  • 安全な薬剤を使用した追い出し
  • フン尿の清掃と消毒
  • 侵入口の封鎖

実際の作業内容は、被害状況・ご予算・ご希望に合わせて最適な方法をご提案いたします。

プロによる現地調査とお見積りは無料でおこなっており、ご契約前ならキャンセル料もかかりません。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。

もちろん、無理に契約を迫ることはございませんのでご安心ください。

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ハクビシン被害のQ&A

ハクビシン被害に関する3つの疑問にお答えします。

Q.ハクビシン被害に火災保険は適用される?
Q.都会でもハクビシンの被害は発生するの?
Q.犬はハクビシンの天敵だから被害に遭わない?

Q.ハクビシン被害に火災保険は適用される?

A.ハクビシン被害に火災保険は適用されません。

火災保険とは、火災や風災のような自然災害や盗難、不測かつ突発的な事故(参考1)などで建物や家財に生じた損害を補償してもらえるものです。

しかし、屋根裏へのハクビシンの侵入被害は、建物の経年劣化や管理不足が原因だと判断されます。
経年劣化(参考2)や管理不足は自然災害でも突発的な事故でもないため、補償の対象外となるのです。
(参考1:損保ジャパン「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」
(参考2:楽天損保「火災保険が適用されないケース」

Q.都会でもハクビシンの被害は発生するの?

A.都会でもハクビシン被害は発生します。

「田舎ならまだしも、こんな都会でハクビシン被害!?」
と、屋根裏の侵入者に気が付いて驚いている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、近年は都会でのハクビシン被害も増加しています。

事実、令和元年度(2019年度)の東京都内でのハクビシンの捕獲数は623匹にものぼります。
新宿区だけでも、令和元年度には44件、平成30年度には57件もの住み着かれ被害の相談がありました。
(参考:新宿区「ハクビシンやアライグマからの被害を防ぐために」

都会だからといって油断せず、ハクビシンの侵入に気付いたときにはすぐに対処しましょう。

【関連記事】ハクビシンは都会にも生息!?知られざる生態とトラブルを防ぐ対策

Q.犬はハクビシンの天敵だから被害に遭わない?

A.犬もハクビシンに襲われることがあります。

たしかに犬はハクビシンの天敵だといわれ、犬の毛を使った忌避対策で成果を上げた事例もあります。
(参考:農研機構「ブドウ栽培園におけるイヌの被毛設置によるハクビシン食害防止」

しかし、一方でハクビシンは、自分より体の小さな動物を容赦なく襲う凶暴性があることでも知られています。
(参考:JA横浜「営農情報 3月号」

ハクビシン被害の発生が確認されている地域では、夜間にペットの犬や猫を屋外に出したままにするのはやめましょう。

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