コバエは匂いを使って退治しよう!台所でできる効果的な駆除方法!
家のなかにコバエを大量発生させないためには、匂いをできるだけ抑えることが大切です。なぜなら、コバエは匂いにつられて寄ってくる習性があるからです。
当記事では、コバエが発生しやすい場所や効果的な駆除方法などについて解説しています。また、予防方法についても解説していますので、コバエ被害でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
もし今すぐにコバエを駆除したいという場合は、弊社までご相談ください。弊社では、コバエなどの害虫駆除を迅速におこなう業者を数多く紹介しています。お問い合わせは24時間365日電話とメールで対応しております。ご連絡いただきましたら、お客様のお近くの業者を選定してすばやく手配することが可能です。
目次
コバエが大量発生する原因は「匂い」にある
コバエは1度に40個前後の卵を産みます。また羽化も1週間前後と、あっという間に大量発生するのです。そのため、1匹でも見つけたら早めに駆除をしましょう。この章では、なぜコバエが発生するのかをコバエの種類とともに解説します。
おもなコバエの種類と発生しやすい場所
コバエの種類やそれぞれの特徴や発生しやすい場所について解説していきます。コバエは生ゴミやトイレなどの匂いが原因で発生することが多いです。
・ショウジョウバエ
体長が2~3mmほどで、赤い眼をしているのが特徴です。体の色は黄色褐色~赤褐色をしています。主に腐った果物や、野菜などから発生することが多いです。また、アルコールやお酢、生ゴミの匂いも好みます。そのためショウジョウバエは、台所で発生することが多いといわれているのです。
・チョウバエ
体長が1~5mmほどで、体は灰黒色~灰色をしています。チョウバエの特徴は、羽がハートのような形をしていることです。またチョウバエの種類のなかでも家や飲食店でよく見られるのは、「オオチョウバエ」「ホシチョウバエ」という種類です。
チョウバエが発生しやすい場所は、主に台所・洗面所・お風呂・トイレなどの水回りです。なぜならチョウバエは、排水口のぬめりや石鹸カス、油汚れなどを好んでエサにするからです。
・ノミバエ
体長2~4mmほどで、体は黒褐色をしています。後ろ足が長く、動きが早いのが特徴ですノミバエは、生ゴミや腐った野菜、肉に発生することが多く、食卓や台所を走り回っていることがあります。また、ネズミや昆虫の死骸から発生する種類のノミバエもいます。
・キノコバエ
体長は2~4mmほどで、体は黒色~黒褐色をしています。室内の明かりに引き寄せられやすいので、網戸から侵入してくることがあります。またキノコバエは、主に観葉植物や植木鉢の腐葉土から発生することが多いコバエです。高温多湿の環境を好むので、梅雨の時期に発生しやすいといわれています。
コバエの発生をなくすには「匂い」を抑えることが大切
コバエが好む匂いがあると、コバエが寄ってきます。この章ではコバエを発生させないために、コバエの好む匂いをできるだけ抑える予防対策方法を解説していきます。
・ゴミ箱はフタ付きのものを選ぶ
コバエは、生ゴミの匂いに誘われてやってきます。匂いを抑えるために、ゴミ箱はフタ付きのものを選ぶのがおすすめです。フタ付きのゴミ箱を選ぶことで、コバエを呼び寄せる匂いを抑えると同時に、ゴミ袋内で発生したコバエの拡散を防ぐことができるでしょう。
三角コーナーや排水口にある生ゴミは放置をせず、水気をしっかり切ってからゴミ袋に捨てるようにしましょう。そして、ゴミ袋は匂いがもれないようにしっかり口を閉じてから、フタ付きのゴミ箱に捨てるようにしてください。
また、アルコールの匂いに引き寄せられるコバエもいるので、飲み終わった缶や瓶などは放置せず、洗って乾かしてから捨てるようにしましょう。
・排水口はこまめに清掃する
台所のシンクには、食品のカスやぬめりなどの汚れがたまります。また、お風呂場や洗面台の排水口にも皮脂汚れや石鹸カスがたまりやすいです。そういった場所にもコバエは発生しやすいので、汚れがたまらないように清潔にしておきましょう。
排水口を掃除するときは漂白剤を使う方法もあります。排水口に台所用漂白剤を散布すると、コバエの幼虫や卵も駆除することができます。
・食べ物は密閉容器に保存する
コバエはバナナやオレンジなどの、甘い匂いや甘酸っぱい匂いのものに発生しやすいです。また野菜や果物を外に常温のまま出していると、食材の匂いでコバエを寄せ付けてしまいます。
食材はよく水洗いをしてから密閉容器に入れるか、冷蔵庫で保存することをおすすめします。食材を冷蔵庫に入れる際もビニール袋に入れておけば、万が一コバエが発生しても冷蔵庫内で拡散するのを防ぐことができるでしょう。
・コバエの発生源は台所以外にもある
コバエは台所周りだけでなく、さまざまな場所で発生します。たとえば、キノコバエなどは腐敗した植物に発生しやすいコバエです。観葉植物や植木鉢に水をあげすぎると植物が腐敗し、発生しやすくなってしまいます。
また、花瓶の水も定期的に交換しましょう。水の交換をしないと水が腐った匂いによって、チョウバエが発生してしまいます。
めんつゆとお酢でできる自作トラップも効果的!
一般的な虫の駆除方法には、スプレー式の殺虫剤があります。風呂場などに発生したチョウバエなどには殺虫剤を使えるかもしれません。しかし、台所ではさまざまな食材を扱うので、できれば薬剤を噴射するようなことは避けたいものです。
薬剤を使わなくても、粘着シートでコバエを捕獲する方法があります。しかし粘着タイプの棒やテープの場合、コバエがびっしりくっついた状態になるので見た目が悪く、処分するのに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
この章では、身近にあるものを使って自作できる捕獲器について解説していきます。
・自作トラップの作り方
捕獲器は、めんつゆ、水、台所用洗剤を使って作ります。なぜめんつゆを使うのかといいますと、ショウジョウバエというコバエが調味料やアルコールの匂いが好きだからです。
自作トラップの作り方は、ペットボトルの上部を切り取って、底のほうを使います。そこに1cmほどの水を入れ、同量のめんつゆを入れます。最後に、台所用洗剤を4~5滴ほど入れたら完成です。
自作トラップは、コバエの発生しやすい台所やゴミ箱の周りに置いておくのがよいでしょう。しかし、自作トラップの効果は数日なので1週間ほどしたら捨てないといけません。あまり放置しすぎると、今度はゴキブリなどの害虫が引き寄せられてしまうことがあります。
確実に駆除するならプロに依頼しよう!
コバエを誘引捕獲器などで一時的に駆除することができても、侵入経路がある場合は何度でも家のなかに入ってきます。また、キノコバエやチョウバエなどコバエの種類によっては、壁や床に止まる習性があるため、匂いで誘引する捕獲器では効果が薄いという場合もあるのです。
しかし、コバエの知識がないとコバエの種類を特定するのが難しい場合もあります。また、コバエの繁殖スピードは早いので、1匹放置すると大量発生につながるリスクがあるのです。
もしコバエの駆除を自分でおこなうのが難しいときは、害虫駆除業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼をすればコバエの種類を特定し、適した方法で駆除をおこなってくれます。また、侵入予防の対策などもしてくれるでしょう。
対策をしてもコバエが発生してくるといった場合は、一度業者に相談をして現地調査を検討されてはいかがでしょうか。
弊社では、害虫駆除に関するご相談を受け付けております。ご相談いただきましたら、お客様のお近くの害虫駆除業者をご紹介することができます。お見積りは無料となっておりますので、コバエの発生でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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