コバエを見かけた場合には、それ以上コバエが増えないようにこまめに掃除をすることが大切です。
掃除をしないと生ゴミのにおいがコバエを引き寄せますし、栄養源となる汚れに卵を産みつけて、大量の繁殖(はんしょく)につながるおそれがあるからです。
この記事ではコバエが発生する原因をはじめ、コバエを駆除する方法や発生を予防する方法などをご紹介しています。
ぜひ参考にして、コバエの繁殖を防ぐためにお役立てください。
コバエが大量に繁殖しているので今すぐ駆除してほしいという方は、24時間365日対応の「害虫駆除110番」にご相談ください。
ご要望をお聞きし、すぐにお近くの害虫駆除業者を手配いたします。
コバエは屋外からすき間を通って侵入する
コバエは体長2mm前後のものが多いです。
そのため、窓に網戸を設置していても目の大きさによってはすり抜けて入ってくることもあるのです。
玄関を開閉した隙をついて侵入してくることもあります。
また賃貸住宅の場合であれば、郵便受けや通風孔などが部屋と直接つながっています。
そのため、郵便受けや通風孔の小さなすき間もコバエの侵入経路になりやすいのです。
コバエが発生しやすい場所は台所とお風呂場
コバエが発生する条件は湿気が多いこととエサが多いことです。
その条件を満たすのが台所とお風呂場です。
台所では調理や洗い物をするため湿気がありますし、コバエのエサとなる生ゴミもあります。
シンクの三角コーナーや排水口の汚れには栄養があるため、コバエが卵を産みつけやすいです。
お風呂場は基本的に台所よりも水を大量に使いますし、密閉された空間であるため湿気は高くなりがちです。
そのため、湿気を好むチョウバエなどが寄ってきやすい環境になります。
また髪の毛や石けんのカスが排水口にたまり、ヌメリなどが発生します。
そのヌメリにコバエが卵を産みつけるため、お風呂場はコバエが大量に繁殖しやすいのです。
コバエが発生しやすくなる時期は5月から10月
コバエは基本的に5月ごろから10月ごろにかけて発生します。
そのなかでも特に発生しやすいのは、比較的暖かい時期である6月~10月です。
8月前後はコバエが減ることもあります。
その時期は、気温が高すぎるため卵がかえりにくくなります。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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市販のグッズを使ったコバエの駆除方法
コバエを駆除するときは市販の駆除グッズを活用するのが効果的です。
コバエを駆除するおすすめのグッズを3つご紹介します。
殺虫剤
殺虫剤はコバエを即効で駆除できるというメリットがあります。
そんな殺虫剤にはスプレー式と設置式があります。
飛び回っているコバエをすぐに駆除したいのであれば、スプレー式がおすすめです。
飛んでいるコバエに向けて殺虫剤をスプレーして駆除します。
しかし、食品に止まっているコバエに薬剤をかけることや、ペットや小さなお子さんがいる家では使うことに抵抗のある方も多いでしょう。
その場合は設置式の殺虫剤を使うことをおすすめします。
設置式は誘引剤でコバエを引き寄せて、容器のなかの殺虫剤で駆除するという仕組みです。
そのため台所や、ペットや小さなお子さんがいる部屋でも比較的安全にコバエを駆除できるでしょう。
ただし、スプレー式に比べると駆除するまでに時間がかかるというデメリットがあります。
スプレー式・設置式のどちらも、ネット通販やドラッグストアなどでは600円前後で購入可能です。
ハエ取りテープ
ハエ取りテープは粘着剤がついたテープです。
それを天井などからぶら下げておくと、テープに止まったハエが粘着剤にくっついて逃げられなくなります。
チョウバエなどは壁に止まりやすいため、捕獲に一定の効果はあります。
人の健康に与える影響も殺虫剤に比べると小さいでしょう。
しかし、テープを天井から吊るすと、部屋の見ばえを損なうというデメリットがあります。
誘引捕獲グッズ
誘引剤でコバエを引き寄せ、本体の粘着シートで捕獲します。
ハエ取りテープに似ていますが、誘引剤を使うためより捕獲効果が高いといえるでしょう。
使う誘引剤のにおいによっては引き寄せられない種類もあります。
そのため、発生したコバエの種類を特定してから使用しましょう。
また身近なものを使って、誘引捕獲グッズを自作することもできます。
めんつゆと水を1対5の割合で薄めたものに、洗剤を3滴ほど垂らします。
その液体を口の広い容器にいれて1週間ほど設置しておくと、コバエが寄ってきて捕獲できるというものです。
ただし、壁に止まる習性のあるチョウバエなど種類によっては、捕獲系のトラップは効果が低いこともあります。
また捕獲タイプはにおいでおびき寄せるため、コバエを集める原因を自ら作るというデメリットもあります。
コバエを発生させないための3つの予防対策
コバエの繁殖を防ぐためには、侵入や発生を予防することが大切です。
殺虫剤などでコバエを駆除しても、侵入させてしまったり卵や幼虫が残っていたりすれば、また同じことを繰り返すことになります。
ここではコバエの侵入や繁殖を防ぐための対策を3つ解説します。
ぜひ参考にして、実践してみてください。
侵入経路の隙間をふさぐ
先述しましたように、コバエのおもな侵入経路は窓・玄関です。侵入を防ぐためにも、玄関や窓をできるだけ開けっ放しにしないようにしましょう。
とはいえ換気のために窓や玄関を開けたいという方もいらっしゃるでしょう。窓や玄関を開けて換気したい方には、網戸の設置をおすすめします。
網戸はできるだけ目の細かいものを設置しましょう。18メッシュだと一辺あたりの目の長さが1.15mmなので、体長約2mmのコバエの侵入を防ぐことができます。
心配な方はさらに目が細かい20メッシュ(=1.03mm)以下のものを設置するとよいでしょう。
大きさなどによって価格は変わりますが、網戸はホームセンターやネット通販で約4,000円~約1万円で購入できます。
窓枠と網戸の隙間(すきま)からもコバエが侵入することがあります。
隙間がある場合は、100円ショップなどで隙間テープを購入して貼るとよいでしょう。
コバエを引き寄せる原因をなくす
より対策を万全にするために、コバエを引き寄せる原因となっているものを徹底的になくすことも大切です。
生ゴミや果物のにおいが漏れないようにする
コバエは、エサである生ゴミや果物のにおいに引き寄せられて侵入してきます。
生ゴミは新聞紙などにくるんでビニール袋に密封し、においが漏れないようにしましょう。
生ゴミをいれたビニール袋は、ゴミの回収日まで保管する必要があります。
生ゴミは、においが漏れにくいフタつきのゴミ箱にいれて保管することをおすすめします。
果物のにおいに寄ってくるコバエもいますので、果物は冷蔵庫にいれるか密閉できる容器などにいれるとよいでしょう。
使った食器類についた食材やアルコールのにおいもコバエを引き寄せます。
食器類は、食事が終わったらすぐに洗うことをおすすめします。
排水口まわりをこまめに掃除する
排水口やその周りにたまった汚れやヌメリは孵化(ふか)した幼虫の栄養となるので、コバエが卵を産みつけるおそれがあります。
そのため、排水口やその周りはこまめに掃除し、汚れやヌメリを残さないようにしましょう。
掃除をしても幼虫も残っている可能性があります。
コバエの幼虫は熱に弱いので、約60℃の熱湯を排水口に流して駆除しましょう。
熱湯の温度が高すぎると排水管が変形するおそれがありますので、温度には注意してください。
またコバエの卵は目に見えないほど小さいため、見つけることが困難です。
そのため、排水口を掃除しても卵は残っている可能性があります。
卵まで駆除するには、塩素系漂白剤を排水口にまくとよいでしょう。
ただし、塩素系漂白剤はにおいが強いので、まいてから約15分後に排水口を水で流しておきましょう。
塩素系漂白剤は、ネット通販やドラッグストアなどで400円ほどで購入できます。
照明を防虫用のものにする
虫は照明から出る紫外線に反応して集まってきます。
そのため、紫外線をカットした防虫用の蛍光灯などに切り替えるとよいでしょう。
防虫用の蛍光灯はネット通販などで約3,000円で購入可能です。
また、窓に紫外線をカットする防虫フィルムを貼れば、コバエは部屋の照明に引き寄せられる可能性も小さくなります。
防虫フィルムもネット通販などで約300円~約500円で購入できます。
詳しくはコバエ駆除・対策をまとめた記事をご覧ください。
害虫駆除業者に依頼して対策をしてもらう
上記のような対策をしてもコバエの発生を抑制できない場合は、プロの害虫駆除業者に相談してみるとよいでしょう。
業者はコバエ駆除に関する知識や経験が豊富なので、侵入経路や発生原因を突き止め適切に処置してくれます。
どの業者に依頼してよいのかわからないという方は、当サイト「害虫駆除110番」の無料相談窓口までお問い合わせください。
ご連絡いただいたあとすぐに、弊社加盟店の中からお客様のご要望に応えることができる業者をご紹介いたします。
ご相談は24時間365日受け付けていますので、いつでもお気軽にご利用ください。
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1匹の小さなコバエも放置すると大繁殖につながる
コバエは1匹で200個以上も産卵するといわれています。
そのため、放置すると大繁殖につながるのです。
ここではコバエの種類、種類ごとの特徴をご紹介いたします。
コバエの繁殖力は種類によって多少の差があります。
種類ごとの産卵数や繁殖サイクルをくわしく見ていきましょう。
ショウジョウバエ
ショウジョウバエは体長が約3mmで、目が赤い点が大きな特徴のコバエです。
おもに腐敗した果物を好むため、台所に多く発生します。
寿命は2ヵ月ほど。
1日あたり約40個の卵を産むため、生きている間に数千個の卵を産みます。
また、メスは羽化してから3日前後には産卵を開始。
卵は約10日で成虫になるため繁殖スピードがとても早いです。
チョウバエ
体長は約1.5mm~約5mmです。
体色はグレーで、その名の通りチョウのような大きな羽をもっているため、ほかのハエと見分けがつきやすいです。
湿気を好むため、おもに風呂場やトイレなどの水周りに発生しやすいです。
寿命は非常に短いため、生まれてから2週間ほどで死にます。
一生の間に240個前後も卵を産みます。
ノミバエ
ノミバエは体長約2mm~約4mm。
他のコバエよりも素早く走り回る点が特徴的です。
1回で約40個も卵を産みます。
さらに卵から成虫になるまで2週間ほどなので、成長スピードが早く繁殖力がとても強いです。
キノコバエ
キノコバエは体長約2mmで、体型が比較的細長い種類のコバエです。
腐敗した植物や作物に卵を産みつけることが多いため、観葉植物などがある場合は注意が必要です。
成虫の寿命はとても短く、1週間ほどです。
しかし生きている間に産む卵は70個前後と少なくはないため、繁殖を警戒する必要があります。
詳しくはコバエの種類と生態をまとめた記事をご覧ください。
すぐに解決したい方は害虫駆除110番にご相談ください!
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少しでも早くコバエを退治して快適な空間を作るために、ぜひお気軽に害虫駆除110番までご相談ください!