ゴキブリの退治法!隠れていても効果のある3つの方法と退治後の対策
家の中に潜むゴキブリを徹底的に退治したい場合、くん煙剤や毒エサなどが効果的です。くん煙剤は狭い隙間にいるゴキブリも退治することができ、毒エサは隠れているゴキブリをおびき寄せて退治することができるからです。
この記事では、くん煙剤や毒エサの効果的な使い方や注意点をご紹介していますので、ぜひ試してみてください。そのほか、ゴキブリを寄せ付けない対策方法についてもお教えします。
目次
家の中に隠れているゴキブリの退治法
家の中でゴキブリを見かけ、殺虫剤をスプレーするという方もいらっしゃることでしょう。しかし、ゴキブリに殺虫剤をスプレーしても確実に退治することができず、隙間に隠れてしまうこともあります。
この章では、家の中に隠れてしまってどこにいるのかわからないゴキブリの退治法について解説していきます。退治方法には、くん煙剤を使用した方法と毒餌を使用する方法があるので、ご自身にあった退治方法を試してみてください。
【退治法1】くん煙剤で部屋の隅々まで退治する
くん煙剤は、殺虫成分を含んだ煙霧を出して部屋の隙間に潜んでいるゴキブリなどを退治するものです。くん煙剤を使うことによって、人が確認できないような狭い場所や奥のほうにいるゴキブリを退治できます。
くん煙剤を使う前には、まず部屋の窓を閉め、ゴキブリが潜んでいそうな戸棚や押し入れなどを開けておきます。そのあと、製品の取扱説明書に記載されている注意点と手順に従って作業を始めましょう。
くん煙剤の煙から守るために、衣類や電化製品、食品や植物などはできるだけ部屋から出しておいてください。部屋から出すことが困難であれば、ビニールシートなどでカバーしておいてもよいでしょう。
セッティングができたら、くん煙剤を部屋の中心あたりに設置します。くん煙剤から煙が出てきたら3時間ほど放置しましょう。3時間ほど経ったら、閉め切っていた部屋の換気をおこなって、ゴキブリの死骸の処理をおこなって退治完了です。
ひとつ注意が必要なのは、くん煙剤では成虫のゴキブリを退治できますが、ゴキブリの卵には効果がないということです。退治したゴキブリが卵を産んでいたことを想定して、その卵がかえる2~3週間後にもう一度くん煙剤を使用することをおすすめします。
【退治法2】毒エサでおびき寄せて退治する
殺虫成分が含まれた毒エサを設置しておいて、ゴキブリに食べさせることで退治することができます。暖かく湿気があり暗くなっている場所付近や、ゴキブリをよく見かける場所などに設置すると効果的です。
毒エサを食べたゴキブリは、死んでも体に殺虫成分が残っています。巣で死んだゴキブリの死骸をほかのゴキブリが食べることによって、ほかのゴキブリも退治することが可能になるのです。また、卵をもったメスのゴキブリが食べることで、産み落とされる前の卵にも効果がある種類もありますので、選ぶ際にはそちらも選択肢に入れるとよいでしょう。
【退治法3】害虫駆除のプロに退治してもらう
くん煙剤や毒エサを使用してゴキブリ退治はできます。しかし、自分で退治をするということは、ゴキブリの死骸も自分で片付けなければいけません。ゴキブリそのものが苦手な場合は、プロにゴキブリを退治してもらいましょう。
プロに任せることでゴキブリの死骸の処理や、除菌などの後処理をしてくれます。弊社にご相談していただければ、お客様のお住まいにエリアの弊社加盟店の業者をご紹介いたします。お電話受け付けは24時間365日可能ですので、いつでもお問い合わせください。
家の中のゴキブリを退治したら侵入口を塞ごう!
ゴキブリは、気付かないうちに外から家に侵入してきます。外から侵入してきたゴキブリが家の中で卵を産むと、ゴキブリが大量発生してしまうので注意しなくてはいけません。
この章では、ゴキブリの侵入しやすい場所や侵入口の塞ぎ方についてご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
1.玄関
ゴキブリは玄関のドアが閉まっていても、すき間から侵入してきます。また、マンションやアパートなどで郵便受けが玄関のドアと一緒になっている場合は、そこから侵入している可能性もあるので注意しなければいけません。
ゴキブリの侵入を防ぐためといってすべての隙間を塞いでしまうと、人が家の中に入ることができなくなってしまいます。玄関から侵入してくるゴキブリをどうにかしたい場合は、ハッカ油のスプレーをすると効果的です。
ゴキブリはハッカなどのハーブのにおいが苦手です。ハッカ油以外にも、ミントなどのアロマオイルを使用するのもよいでしょう。ハッカ油は、薬局やネット通販などで購入することができます。
2.ベランダや窓
窓を開けっ放しにしているとそこから侵入されるので、網戸をつけて防ぎましょう。ただし、窓のサッシと網戸との間に隙間がある場合があり、その隙間からゴキブリが侵入してくるおそれもあります。
その隙間を塞ぐには、隙間テープを使用するとよいでしょう。塞ぎ方は、網戸がサッシに触れる横面にテープを貼るだけです。とても簡単なので、試してみるとよいでしょう。隙間テープは、ホームセンターや薬局、ネット通販で購入可能です。
3.排水口
ゴキブリは、水が流れていようと関係なく排水口から侵入してきます。実は、水を流しても排水管全体と水が接しているわけではなく、水が触れていない場所もあるのです。ゴキブリはその場所から出口の排水口へ向かいあがってきます。
ゴキブリが排水口から侵入してこないように、以下の方法で対策しましょう。
排水口の塞ぎ方
- 排水口の汚れを落とし、排水口に排水口クリーナーを入れて30分ほどを目安にして放置する
- 30分ほど経ったら水またはお湯で流し、排水口用のネットを取り付ける
- 設置後は、ゴミが溜まってきたらこまめに取り替えるようにする
これで排水口からの侵入を防ぐことができるでしょう。もし、排水口を塞いでもゴキブリを見かけるのであれば、排水口付近に隙間があるかもしれません。その場合はパテで隙間を埋めることをおすすめします。
4.エアコン
ゴキブリは、エアコンのドレンホースを通す際に開けた穴から侵入してきます。ドレンホースとは、エアコン内から押し出された水を部屋の外にある排水溝に出すためのホースです。ドレンホース以外にも給排気口(空気を取り入れるところ)も、ゴキブリの侵入しやすい場所です。
ドレンホースを通す穴に隙間がある場合は、パテで隙間を埋めていきます。また、ホースからの侵入を防ぐ場合は、ストッキングや排水口用のネットでホース口部分を覆うようにするとよいでしょう。
給排気口は、軽く給排気口を掃除してから専用フィルターを設置することで、ゴキブリが侵入できなくなります。
ゴキブリを家に寄せ付けないための対策方法
ゴキブリを退治し、侵入してこないように対策をしたといって安心してはいけません。ゴキブリを家に寄せ付けないように環境を整える対策をすることも効果的です。この章では、ゴキブリを退治後、再び侵入させないための対策法を解説します。
【対策1】家の中は常に清潔な状態にしておく
ゴキブリが住みつきにくい環境にするために、家の中を常に清潔にしておきましょう。ゴキブリは食べ残しやほこり、髪の毛などが大好物です。それらを放置していると、ゴキブリが住みついてしまいます。そうなってしまわないように、こまめに家の中を掃除する必要があるのです。
また、段ボールや積まれた新聞紙などはゴキブリの好む場所となっています。それらを放置せず、必要のないものは処分しましょう。
【対策2】エサとなるものは置かないようにする
買った食材や使いかけの食材は、必ず冷蔵庫または戸棚に入れて保存しておきましょう。また、常温保存ができる野菜は段ボール箱で保存しがちですが、ゴキブリは段ボールの中に侵入するので注意しなくてはいけません。
段ボール箱に入っている野菜は取り出し、冷蔵庫など密閉されている場所に保管して、段ボールは処分しましょう。以下に、とくにゴキブリのエサになりやすいものをまとめましたので、参考にしてください。
ゴキブリを引き寄せやすい食品
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- 砂糖
- 油
また、石鹸もゴキブリにとってはエサになります。使い終わった石鹸は、蓋つきのケースに入れて保管しておくとよいでしょう。
【対策3】ゴキブリの苦手なものを活用する
ゴキブリは、ミントなどのハーブのにおいが苦手とされています。そのため、ゴキブリを退治したあとに、アロマオイルやハーブを使ったスプレーを作るなどをしてゴキブリ対策ができます。
以下にゴキブリに効果があるハーブの一部をご紹介するので、参考にしてみてください。
ゴキブリを寄せつけない効果のあるハーブ
- ハッカ、ミント
- ローズマリー
- タイム
- セロリ
- クミン
- レモングラス
ハーブでもバニラビーンズやアニス(クッキーやケーキなどに使われる香辛料)などは、逆にゴキブリを寄せ付けてしまうものもありますので気をつけましょう。
ここまでご紹介してきた対策方法をしてもゴキブリを家の中で見かけるようであれば、害虫駆除のプロに相談するのがおすすめです。業者に依頼することで、駆除後にゴキブリが侵入しないようにしっかり対策をしてもらうことができるからです。
弊社では、ゴキブリ退治や対策などでお困りになられた方に、弊社加盟店の中からご希望に沿った業者をご紹介するサービスをおこなっております。もちろん、ご相談だけでも構いません。ぜひお気軽にご利用ください。