飲食店のゴキブリはこれで完璧に駆除できる!1万円以下で激減させる方法

飲食店でゴキブリを見なくなる業者に頼らない3つの対策方法

飲食店のゴキブリ対策といえば、毒餌を置く、薬剤を撒くなどの方法を想像される方も多いでしょう。

しかし、それだけではゴキブリを完全に駆除することはできません。
ゴキブリを全滅させるためには、整理整頓や掃除、隠れ場所の封鎖など、環境的な対策も重要です。

なぜなら、ゴキブリは薬剤などで一時的に駆除できたとしても、ゴキブリが住みやすい環境が整っていれば、再び増殖してしまうからです。

とくに、飲食店によく出現するチャバネゴキブリは繁殖力が非常に高いため、薬剤による駆除だけでは根本的な解決にはなりません。
飲食店のゴキブリを全滅させるなら、薬剤による駆除だけでなく、環境的な対策もしっかりおこないましょう。

この記事では、1万円以下(※24坪以下の厨房の場合)でできる飲食店のゴキブリ対策方法をご紹介しています。
この記事を読んでいただければ、今後お店の中でゴキブリを見ることはなくなるでしょう

ご家庭のゴキブリ対策をおこないたい方は、こちらの記事をご覧ください。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

目次

飲食店のゴキブリを全滅させる3つの対策方法

飲食店のゴキブリは、さまざまなルートから侵入します。

例えば、ゴキブリは以下のような場所から侵入します。

  • 出入口
  • 配管用の穴の隙間
  • 段ボールにくっついてくる など……。

ただし、どれだけ対策をしても、ゴキブリの侵入を完全に塞ぐのは難しいでしょう。
ゴキブリは、0.5mmの隙間があれば侵入できてしまうため、人の出入りが激しい飲食店では簡単に侵入されてしまいます。

そのため、飲食店のゴキブリ対策は、侵入されない対策だけでなく、ゴキブリを住まわせないための対策が重要になるのです。

飲食店のゴキブリ対策は、以下の3つをおこないます。

飲食店のゴキブリ対策頻度
掃除と整理整頓を徹底する毎日
コーキング剤で隙間を封鎖する初回、年に1~2回点検
ベイト剤で防除処理をするゴキブリが出現したら

それぞれの対策方法を詳しくご説明します。

掃除と整理整頓を徹底する

掃除と整理整頓は、毎日おこないましょう。
ゴキブリが生きるのに必要な餌や水を与えないようにすれば、繁殖を抑えることができます。

特に、飲食店に出現しやすいチャバネゴキブリは水不足に弱く、夏季(27度)であれば、雄の成虫は1週間足らず、雌の成虫でも10日足らずで全滅するといわれています。

※参考:「衛生害虫ゴキブリの研究」辻 英明 (著)

ゴキブリの餌や水分はできるだけ排除し、繁殖しづらい環境を作りましょう。

飲食店の掃除や整理整頓は、以下のようにおこないます。

掃除
  • 厨房機器の下のゴミをかき出す
  • 排水口のゴミは毎日捨てる
  • スポンジの水分は絞って乾かす
  • シンクに水滴がついていない状態にする
  • コンロやオーブンなどに食品カスをつけたままにしない
  • 厨房の床に水を流したらしっかり水を切る
  • 天井、壁の油分は除去する
整理整頓
  • 食材は出したままにせずに密閉容器に入れる
  • 引き出しや棚の中を整理整頓する
  • 物を床に直置きしないようにする
  • 段ボールや紙類はその都度処分する
  • 腰より下の高さまではシンプルにする
  • 物は移動させやすい状態にする

厨房機器の下はゴミが溜まりやすいため、ほうきや専用のかき出し棒を使ってこまめに取り除きましょう。

また、段ボールには、ゴキブリの幼虫や卵がくっついていることがあります。
段ボールはなるべく外で開封し、厨房に持ち込まないようにしましょう。

飲食店で水を完全になくすのは難しいですが、できるだけ水分が残らないように気を付けましょう。

コーキング剤で隙間を封鎖する

ゴキブリが隠れやすい隙間は、コーキング剤で埋めましょう。
ゴキブリの繁殖を防ぐには、食べ物や水だけでなく、隠れ場所をなくすことも大切です。

ゴキブリは、日中に隙間や陰に潜んでいることから、隠れ場所がないところでは棲息できないと考えられています。

ある実験では、チャバネゴキブリに餌と水を常時与え、隠れ場所の有無の影響を確認したところ、3ヵ月後のゴキブリの個体数が、隠れ場所があるほうが5~8倍多かった※というデータも出ています。

このように、隠れ場所を塞ぐことは、ゴキブリの繁殖を防ぐことにもつながるため、ゴキブリが隠れやすい隙間は徹底的に塞ぎましょう。

ゴキブリは、自分のサイズにあった隙間を好みます。
特に、チャバネゴキブリの成虫は、5mmの隙間を好むといわれています。

以下のような什器と什器の隙間や、コーリング剤の経年劣化による亀裂、ひび割れなどによって生まれた小さな隙間は、コーキング剤で埋めましょう。
コーキング剤は、耐水性・耐熱性に優れているシリコーン系のコーキング剤がおすすめです。

※参考:「衛生害虫ゴキブリの研究」辻 英明 (著)

コーキング材

ベイト剤で防除処理をする

ゴキブリが住みづらい環境を作ったら、ベイト剤を使って駆除しましょう。
ベイト剤は、ゴキブリの餌に殺虫成分を混ぜた駆除剤です。

ベイト剤は、一般家庭では市販の製品を使いますが、厨房では業務用を使います。

ゴキブリ駆除用の業務用のベイト剤は、以下の有効成分を含んだ商品を選びましょう。

ゴキブリ駆除用のベイト剤の有効成分
ヒドラメチルノン、インドキサカルブ、フィプロニル、ジノテフランなど……。

また、ベイト剤を購入する際は、「医薬品」や「防除用医薬部外品」の記載があるかの確認もしましょう。
ゴキブリなどの衛生害虫に使う殺虫剤(ベイト剤を含む)は、薬機法により、厚生労働省が承認する「医薬品」もしくは、「防除用医薬部外品」でないと製造販売できないためです。

業務用のベイト剤を購入するなら、以下の商品がおすすめです。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのインターネット通販サイト3社で販売されている業務用ベイト剤7商品(2023年3月28日時点)の中から、「ゴキブリ駆除に効果のある有効成分を含んでいる」「医薬品もしくは、防除用医薬部外品である」商品を選びました。

ゴキブリ用ベイト剤 ミサイルジェルD 1箱

楽天価格9,999円(税込)
内容量120g(30 g×4本)
有効成分ジノテフラン
適用防除用医薬部外品

※2023年3月20日時点。

こちらの商品は、有効成分「ジノテフラン」を含むゴキブリ駆除用のベイト剤です。
厚生労働省によって人体への安全性が確認され、製造販売が認められた防除用医薬部外品ですので、安心して使うことができます。

専用容器に薬剤を注入して設置するため、施工場所を汚すことがありません。

ベイト剤は4本入っていて、24坪の範囲を施工できます。
1本売り、別売りの専用容器も販売されていますので、坪数に合わせて購入するのがおすすめです。

商品施工できる範囲
(坪数)
価格
(税込)
1本
(専用容器20個入り)
1㎡×20個
=20㎡(6坪)
3,080円
別売りの専用容器
(8個入り)
1㎡×8個
=8㎡(2坪)
1,258円

※1㎡あたり1個の割合で配置した場合。(商品の使用方法に従う)
※1㎡=0.3坪として計算。(小数点第一位を四捨五入)
※価格は楽天の販売価格。(2023年3月22日時点)

ベイト剤は、以下のようにゴキブリの巣がある場所や、巣になりそうな場所に設置しましょう。

ベイト剤設置
ベイト剤を設置する場所の例
  • 厨房機器(冷蔵庫、食器棚、調理台、シンクなど)の下
  • 壁と床の接点
  • 棚や引き出しの中
  • レジの中
  • その他さざまざな隙間

ベイト剤を設置するときは、作業の前に現在のゴキブリの生息数を調べておくとよいでしょう。
ゴキブリの生息数を調査すれば、現在の生息状況や、ベイト剤の効果を確認できるようになります。

詳しいやり方は、別章「飲食店のゴキブリは許容基準を目標に管理する」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ゴキブリ用のベイト剤の商品はほとんどが業者用であり、一般の人が買える商品は限られています。
業者が扱っている業務用のベイト剤は、市販の製品と同じ効果(成分)のものを使う場合もあれば、より効果が高い成分を使用する場合もあります。

自分で対策をしても効果が見られない場合は、害虫駆除のプロに相談するとよいでしょう。

害虫駆除110番では、ゴキブリ駆除のプロを無料でご紹介しています。
飲食店のゴキブリ被害に悩まれている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

受付スタッフが、ご相談内容に合った業者をすぐにお探しいたします。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

↓Backup (PC 記事内CTA旧バージョン)非表示 

プロが即日解決!害虫駆除110番

0120-846-382

フォームで相談する


※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

業者がおこなうゴキブリ駆除の施工方法

ところで業者にゴキブリ駆除を依頼した場合、どのような施工をおこなうのでしょうか。
じつは、業者もベイト剤を使ってゴキブリを駆除(ベイト処理)しています

ベイト剤を使った施工方法(ベイト処理)は、ゴキブリを駆除できるだけでなく、薬物の混入の危険性を減らすことができるため、飲食店など人が口にする機会があるような場所に最適な施工方法なのです。

ただし、ゴキブリの数が異常に多い場合は、速効性の高い残留噴霧や空間噴霧、建物の構造上薬剤が届きにくい場所があるときは、深層ミストをする場合もあります。

業者がおこなう施工方法は、おもに以下の4つです。

施工方法特徴
ベイト処理殺虫成分を含む餌を塗布する施工方法。
時間はかかるが、混入の危険性が低く安全性が高い。
残留噴霧
(隙間・床面)
割れ目、裂け目、床面に薬剤を噴霧する施工方法。
速効性があり、多くのゴキブリを駆除できる。
深層ミスト壁内や閉鎖された空間に薬剤を噴霧する施工方法。
残留噴霧や空間噴霧では届かない場所にも届く。
空間噴霧薬剤を空間内に充満させる施工方法。
飛翔昆虫にも効果がある。

ゴキブリ駆除の施工は、広範囲になればなるほど混入の危険性が高くなります。
広範囲に薬剤を散布する場合は、薬剤がかからないように食器などを養生して保護する必要があります。

それぞれの施工方法を詳しく見てみましょう。

ベイト処理

ベイト処理

ゴキブリの餌に殺虫剤を混ぜ込み、食べさせて駆除する方法です。
業者は、銃のような器具に入っているベイト剤を、ゴキブリの巣や巣になりそうな場所に直接塗布します。

ベイト処理は、効果が出るまで時間がかかりますが、ゴキブリが毒だと気付かずに十分食べてくれるため、徹底的に駆除できます。

混入の危険性が低く、安全性が高い施工方法です。

残留噴霧(隙間・床面)

残留噴霧

殺虫剤を散布して、薬剤に触れたゴキブリを駆除する施工方法です。
ゴキブリが発生している割れ目や裂け目などの隙間に散布したり、床面に散布したりします。

速効性があり、多くのゴキブリを駆除できます。
ただし、厨房の床を水で洗うと、薬剤も流れてしまうため、注意が必要です。

残留噴霧は、ゴキブリが大量に発生しているときにおこなわれる場合があります。

深層ミスト

深層ミスト

閉鎖的な空間に薬剤を噴霧して、薬剤に触れたゴキブリを駆除する施工方法です。
特殊なノズルを使い、圧縮された空気を送り込んだ後に薬剤を噴霧することで、奥まで薬剤を届かせることができます。

閉鎖的な空間まで届いた薬剤は、水に流れる心配がいらないため、長期間な効果が保てます。

深層ミストは、残留噴霧や空間噴霧では届きにくい閉鎖的な空間に薬剤を噴霧したいときにおこなわれる場合があります。

空間噴霧

空間噴霧

殺虫剤を空間内に噴霧して、薬剤に触れたゴキブリを駆除する施工方法です。
ゴキブリだけでなく、ハエなどの飛翔昆虫の駆除も同時におこなえます。

空間噴霧による施工は殺虫剤が充満するため、食器や調理器具などの養生が必要です。
空間噴霧は、ゴキブリと飛翔昆虫が大量に発生しているときにおこなわれる場合があります。

業者は、ゴキブリの生息場所や発生源の特定をした後、これらの施工をおこないます。
施工後は、ゴキブリが再発生していないか定期的に確認もおこなってくれます。

ゴキブリが出やすい飲食店のゴキブリ駆除では、定期契約サービスをおこなっているところもあります。
その場合、定期契約期間内であれば、ゴキブリが再発しても再施工してもらえるでしょう。

このように、ゴキブリ駆除業者は、飲食店の被害状況に合った方法で施工してくれます。

「ゴキブリが大量に発生している」
「ゴキブリ以外にもハエなどの飛翔昆虫も駆除したい」

といった場合は、プロの害虫駆除業者に任せるのがおすすめです。

飲食店のゴキブリの駆除ができる業者をお探しの際は、ぜひ害虫駆除110番にご連絡ください。
全国の加盟店の中から、最適な業者をご紹介いたします。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

↓Backup (PC 記事内CTA旧バージョン)非表示 

プロが即日解決!害虫駆除110番

0120-846-382

フォームで相談する


※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

飲食店のゴキブリは許容基準を目標に管理する

ところでここまでお読みになった方は、ゴキブリ対策が考えている以上に大変なことにお気づきになったかもしれません。

なんと言っても、飲食店はゴキブリの餌が豊富です。
そのため実際にゴキブリを0にするのはプロの手を借りても難しいものです。。

しかし飲食店の場合、人が口にする食材も扱っているため、無理に薬剤を大量に使ってゴキブリを0にする必要はありません。
飲食店のゴキブリは、IPMの許容基準を目標に生息数を管理していくというイメージで考えてください

IPMというのは、総合的有害生物管理(Integrated Pest Management)の略称で、「さまざまな防除技術を組み合わせ、人の健康へのリスクや環境への負担を軽減しつつ、有害生物を管理する対策」のことをいいます。

つまり薬剤による駆除だけに頼るのでなく、ゴキブリの侵入対策をしたり餌となるものを減らしたりしながら、ゴキブリが増えすぎないように管理しましょう、という意味だと考えてください。

ゴキブリなどの害虫は、人や環境への影響を少なくしなければならないことから、厚生労働省よりIPMの実施を求められています。

IPMの標準的な目標水準は、以下の3段階に分かれています。

許容水準

環境衛生上、良好な状態。

警戒水準

放置すると今後、問題になる可能性がある状況。

措置水準

ねずみや害虫の発生や目撃をすることが多く、すぐに防除作業が必要な状況。

またゴキブリの目標水準は、以下のとおりです。

この捕獲指数の出し方は後述しますので、いまはザっと目を通してもらうだけでOKです。

許容水準
  1. トラップによる捕獲指数が0.5未満。
  2. 1 個のトラップに捕獲される数は 2 匹未満。
  3. 生きたゴキブリが目撃されない。
警戒水準
  1. トラップによる捕獲指数が0.5以上1未満。
  2. 1 個のトラップに捕獲される数は 2 匹未満。
  3. 生きたゴキブリが時に目撃される。

※その他、①~③の条件について許容水準および措置水準に該当しない場合は警戒水準とする。

措置水準
  1. トラップによる捕獲指数が1以上。
  2. 1 個のトラップに捕獲される数が2匹以上。
  3. 生きたゴキブリがかなり目撃される。

注:捕獲指数は、配置したトラップ 10 個までは上位 3 つまで(0を含む場合もある)、それ以上配置した場合については、上位 30%のトラップを用いて、1トラップに捕獲される数に換算した値で示す

ゴキブリを無理に0にしようと過度の薬剤を使用すれば、人や環境へのリスクが高まってしまうため、飲食店のゴキブリは、IPMの許容基準を目標にして管理するのが望ましいでしょう。

※参考:厚生労働省「建築物における維持管理マニュアルについて」~第6章 ねずみ等の防除~

もちろんこうした衛生管理は継続的に取り組まないと意味がありませんので、飲食店として営業している限りゴキブリや害虫と向き合っていかなねばならないということでもあります。

粘着トラップによる調査方法

では具体的にどのようにIPMの「許容水準」を満たしているか?を調べる方法を説明します。

現在、お店がどの段階の水準なのか調べるためには、トラップ調査をおこなう必要があります。

トラップ調査と聞くと大げさに聞こえるかもしれませんが、やることは単純で粘着シートを用いてそのシートにかかったゴキブリの数を調べます。

トラップ調査は、以下の流れでおこないましょう。

粘着トラップによる調査の流れ
  1. 粘着トラップをゴキブリが活動しやすい場所を中心に5㎡に1枚を目安に設置する※1
  2. 3~7日間設置する
  3. 粘着トラップをすべて回収し、捕獲数を数える※2
  4. 1日1トラップあたりに換算したゴキブリ指数を算出する

※1.粘着面が 8cm×20cm程度のゴキブリ用粘着トラップを使用する。
※2.捕獲した雌の卵鞘から孵化したと考えられる幼虫は捕獲数に加えない。

「1日1トラップあたりに換算したゴキブリ指数の算出する」は、以下の式に当てはめて計算します。

トラップを10個未満設置した場合

上位から3つのトラップの合計捕獲数÷(3×配置日数)

トラップを10個以上設置した場合

全トラップの上位30%のトラップの捕獲数÷(上位30%のトラップ数×設置日数)

※厚生労働省「建築物における維持管理マニュアルについて」~第6章ねずみ等の防除~に記載されている以下の内容を計算式にしたものです。
「注:捕獲指数は、配置したトラップ 10 個までは上位 3 つまで(0を含む場合もある)、それ以上配置した場合については、上位 30%のトラップを用いて、1トラップに捕獲される数に換算した値で示す。」

例えば、20個以上のトラップを設置して7日間調査したとしましょう。
すると、計算式は以下のようになります。

全トラップの上位30%のトラップの捕獲数÷(上位30%のトラップ数×7日間)=捕獲指数

仮に、粘着トラップを20個設置したとして、そのうち上位30%のトラップの捕獲数が50匹、トラップ数が6個だったとすると、以下の計算になります。
50匹÷(6個×7日間)=1.785……

この場合、捕獲指数が措置水準の1以上になるため、すぐに防除作業が必要であると判断できます。

ゴキブリ捕獲指数が措置水準だった場合、ベイト処理だけで駆除するのは難しいため、速効性にある薬剤の散布がおこなえるプロの害虫駆除業者に依頼するのがおすすめです。

害虫駆除110番では、飲食店のゴキブリ駆除のプロを多数ご紹介しています。
業者に依頼する際は、お気軽にご相談ください。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

↓Backup (PC 記事内CTA旧バージョン)非表示 

プロが即日解決!害虫駆除110番

0120-846-382

フォームで相談する


※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

業者による飲食店のゴキブリ駆除は3~5万円かかる人が多い

業者に飲食店のゴキブリ駆除を依頼した場合、一体いくらかかるのか気になりますよね。

そこで、過去に弊社(シェアリングテクノロジー株式会社)にご相談いただいた飲食店のゴキブリ駆除の費用を調べたところ、3~5万円かかる人が多いことがわかりました。

グラフにすると、以下のようになります。

飲食店のゴキブリ駆除費用相場

飲食店のゴキブリ駆除費用は3〜5万円に集中しており、全体の53.8%であることがわかります。

ゴキブリの駆除費用は、基本的に施工範囲によって変動します。
施工範囲が広くなればなるほど、金額も上がるでしょう。

また、薬剤の効きが悪く、より強い薬剤を使用する場合は、費用が高くなることがあります。

飲食店のゴキブリ駆除事例一覧

ここでは、実際に弊社にご相談いただいた飲食店のゴキブリ駆除の事例をいくつかご紹介します。

お問い合わせ内容施工金額
(税込)
飲食店に小さいゴキブリがたまにでる。駆除を希望するとのこと。16,500円
改装中の店舗にゴキブリが発生しないように予防や対策を希望するとのこと。18,000円
店舗全体10坪くらいのゴキブリ駆除と予防を希望するとのこと。30,000円
飲食店に、ゴキブリなどが出るので駆除希望。クロアリも発生しているとのこと。38,000円
ゴキブリの駆除希望。飲食店で、広さは22坪とのこと。41,600円
2日に1回のペースでゴキブリが発生する。駆除を希望するとのこと。45,000円
厨房やトイレ、メインフロアで発生しているため駆除希望。46,400円
店舗にゴキブリとハエが出るので駆除希望。52,800円
56平米店舗全体で発生しているため駆除の見積りを希望するとのこと。55,000円
おもにキッチン中・ホールなどに大量にゴキブリが発生しているため駆除希望。82,500円
BARの店内全体でゴキブリが大量に発生している。駆除希望。90,000円
地下がパイプスペースになっていて1階の飲食店からの水漏れが原因で地下部分にゴキブリなどの害虫が発生したため駆除が必要。水漏れ修理、乾いたあとに施工になるが、まずは見積もりから希望とのこと。113,400円

事例を見ると、ゴキブリがたまに出る、予防だけしたいといった場合は安くなる傾向があるようでした。
また、ゴキブリが大量に発生している、厨房以外の場所でも大量に発生している場合は高くなる傾向があるようでした。

正確な費用が知りたい方は、まず見積りを取ってみましょう。

害虫駆除110番では、現地調査・見積りを無料でおこなっている業者をご紹介しています。
ゴキブリの調査や駆除は、お店の閉店後におこなうことも可能です。

お電話は24時間受け付けていますので、早朝や深夜でもお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

↓Backup (PC 記事内CTA旧バージョン)非表示 

プロが即日解決!害虫駆除110番

0120-846-382

フォームで相談する


※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

飲食店によく出るチャバネゴキブリの繁殖力は凄まじい

飲食店では、チャバネゴキブリと呼ばれる小さなゴキブリが出現しやすいです。
チャバネゴキブリは、以下のような特徴があるゴキブリです。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ
  • 体長は18mm未満。
  • 体の色は黄褐色で、前胸背板に縦の黒すじが2本ある。
  • 都会の飲食店、食品工場、地下街、オフィスビルなどに生息。
  • 寒さに弱く、冬季の温度では生存できない。
  • 冬は越冬できる温暖な施設に定着する。
  • 発育速度が早く、年内に2世代以上繰り返す。
  • 初夏〜秋に広い範囲で出現し、増殖する。

チャバネゴキブリの繁殖力は凄まじく、卵を持つ雌成虫10匹を入れた容器に毎週餌を3g与えただけで、1,500匹棲み着く(40日~50日で平衡状態になる)という実験結果も出ているほどです。

飲食店では、3gよりはるかに多い量の餌が落ちているため、さらに増えるでしょう。
ためしに1個の容器に3gの餌の代わりに40gの餌を入れたところ、10日で1.8倍に増加したというデータも出ています。

これらのことから、餌の量とゴキブリの発生数は親密な関係にあるといえるでしょう。
チャバネゴキブリの発生を防ぐには、餌を与えないことが大切であることがわかります。

チャバネゴキブリの生態については、「チャバネゴキブリの特徴・生態」でも詳しく解説していますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

※参考:「衛生害虫ゴキブリの研究」辻 英明 (著)

殺虫剤が効かないチャバネゴキブリが増えつつある

繁殖力が高いだけでも厄介なチャバネゴキブリですが、近年薬剤が効かない「抵抗性チャバネゴキブリ」が増えているようです。

抵抗性チャバネゴキブリは、特定の薬剤が効きにくい、ベイト剤を食べない特徴を持つゴキブリのことをいいます。
同じ薬剤を使用し続けた結果、薬剤に抵抗性を持ったゴキブリの個体が生き残り、抵抗性チャバネゴキブリになったと考えられています。

飲食店のチャバネゴキブリを何度駆除しても減らない場合、抵抗性チャバネゴキブリが繁殖しているのかもしれません。

抵抗性チャバネゴキブリの駆除は、他の有効成分の薬剤に変えることで効果が見られることがあります。
また、2021年に販売された、抵抗性ゴキブリに効果がある、新系統有効成分テネベナールが配合されている殺虫剤(一般では購入不可)を使うことで駆除できる場合もあります。

抵抗性チャバネゴキブリの駆除を自分でおこなうのは難しいため、なかなか減らないゴキブリの駆除は害虫駆除業者に任せるのがよいでしょう。

害虫駆除業者は、業者でないと購入できないさまざまな有効成分の薬剤を使いつつ、現場や状況に合った方法で駆除してくれます。

「どこの業者に依頼すればいいのかわからない……。」といった方は、ぜひ害虫駆除110番へご連絡ください。
プロの害虫駆除業者をすぐにご紹介いたします。

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。

↓Backup (PC 記事内CTA旧バージョン)非表示 

プロが即日解決!害虫駆除110番

0120-846-382

フォームで相談する


※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ゴキブリが飲食店に出現することで起こる被害

ゴキブリが飲食店に出現すると、どのような被害が起こるのでしょうか。

飲食店のゴキブリ被害は、おもに以下の3つです。

  • 食品への異物混入
  • 病原体の媒介
  • アレルギーの原因

これらのゴキブリ被害は、クレームにつながるだけでなく、イメージダウンによる顧客離れ、保健所による調査、最悪の場合営業停止のおそれがあります。

ゴキブリを発見したら、早めに対策しましょう。

食品への異物混入

お客様に提供する食品に、ゴキブリが混入するおそれがあります。

飲食店でよく出現するチャバネゴキブリは大量に繁殖するうえ、体が小さいため、食品への混入に気付かず提供してしまうことがあるかもしれません。

万が一、ゴキブリが混入した食品を提供してしまった場合、SNSへの投稿や口コミが広がれば、お店のイメージダウンによって売上が損失してしまうことが考えられます。

病原体の媒介

ゴキブリが病原菌を媒介し、感染症にかかるおそれもあります。

ゴキブリは、体にさまざまな菌を付けて移動することから、「病原菌の運び屋」とも呼ばれています。

ゴキブリが媒介する病原菌には、サルモネラ菌や赤痢菌などがあります。
それらの菌がついた食品や食器を人が口にすることで、感染症にかかることがあります。

万が一、感染症による健康被害が発生した場合、損害賠償金を支払わなければなりません。

アレルギーの原因

ゴキブリがいる環境で働いている人が、アレルギー反応を引き起こすおそれもあります。

ゴキブリの排泄物や死骸にはアレルゲン(アレルギーの原因物質)が含まれており、大気中に浮遊した排泄物や死骸の粒子を吸い込むことで、アレルギー反応を引き起こすことがあります。

重度な場合は、アナフィラキシーと呼ばれる重篤な症状が出ることもあります。

日頃からゴキブリの発見の技術を高めておくことも大切

飲食店のゴキブリ対策は、日頃からゴキブリ発見の技術を高めておくことも大切です。
ゴキブリがいないか定期的に目視でチェックし、ゴキブリにすぐ気付けるようになりましょう。

ゴキブリを目視で発見する方法は、2つあります。

  • 隙間にエアゾールスプレーを吹きかける
  • 電気を消して時間を置いてからもう一度電気をつける

どちらも簡単におこなえますので、ぜひやってみてください。

隙間にエアゾールスプレーを吹きかける

ゴキブリが隠れやすい隙間に、エアゾールスプレーを吹きかけましょう。

エアゾールスプレーは、ボタンを押すことでガスの圧力で中身が噴出されるスプレーです。
忌避性のある有効成分ピレスロイドが含まれている商品を使うとよいでしょう。

忌避性のあるエアゾールスプレーを隙間に吹きかければ、隠れているゴキブリが飛び出してきます。

電気を消して時間を置いてからもう一度電気をつける

電気を消して、時間を置いてからもう一度電気をつけてみましょう。

ゴキブリは夜行性なので、電気を消すと隙間から出てくることがあります。

20分ほど経ってから、再び電気をつけましょう。
電気をつけると、隙間に逃げ込むゴキブリを見つけられる場合があります。

まとめ

飲食店のゴキブリ対策は、以下の3つが大切です。

  • 掃除と整理整頓を徹底する
  • コーキング剤で隙間を封鎖する
  • ベイト剤で防除処理をする

掃除や整理整頓は毎日おこない、常に清潔な状態を保ちましょう。

隙間の封鎖や防御処理は、業者にも依頼できます。
特に、ゴキブリが大量発生している場合は、業者による速効性のある薬剤の散布が効果的です。

自分でやってみてもゴキブリが減らない、大量発生している場合はプロの害虫駆除業者に依頼しましょう。

害虫駆除110番では、飲食店のゴキブリ駆除のプロをご紹介しています。
ゴキブリの駆除・対策のことなら、害虫駆除110番にお任せください。

※1 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。 ※2対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。 ※3 弊社運営サイト全体のお問合せ件数(2022年10月末時点) ※4 加盟店による保証です。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。

害虫駆除はプロにお任せ!即日解決!

0120-846-382

フォームで相談する

※1 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。 ※3 弊社運営サイト全体のお問合せ件数(2022年10月末時点) ※4 加盟店による保証です。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。

LINEでご相談・お見積り承ります
LINEでご相談・お見積り承ります

 

記事が気に入ったらシェア!
目次