カメムシの天敵とは?駆除や対策する方法などをくわしく解説!

カメムシの天敵とは?駆除や対策する方法などをくわしく解説!

自宅の網戸やベランダの洗濯物などでカメムシを見かけた場合は、早めに駆除することをおすすめします。カメムシは悪臭を放つだけでなく、さまざまな植物を食い荒らす被害を引き起こすためです。大量発生した場合は、深刻な被害になるおそれもあります。ここでは、カメムシの天敵のほか、駆除や対策の方法などについて解説します。

もし今すぐカメムシを駆除したいということであれば、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、カメムシの駆除をおこなうプロの業者をご紹介しております。

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目次

カメムシはさまざまな被害をもたらす害虫

カメムシは日本国内だけでも1,000種類以上が確認されており、草食性や肉食性のほか吸血するものもいます。独特な臭いを発するのが特徴の昆虫で、繁殖期となる秋には市街地などでも多く見かけます。しかしカメムシは、果実や野菜などに深刻な被害をもたらすため、作物を育てる農家にとっては害虫として扱われていることがほとんどです。

そしてカメムシは、世界的にも警戒されている昆虫でもあります。実際にニュージーランドでは、果物や野菜に被害を与えるクサギカメムシの侵入を警戒しており、日本から輸入される機械類に対して検疫措置を導入しています。日本から輸出する際も、カメムシが発生しやすい期間は、熱処理やくん蒸などの輸出前処理をおこなっているのです。

カメムシは臭いを発するのは身を守るため

カメムシはなぜ臭いを発するのか

カメムシは外敵から身を守るときに、パクチーのような強烈な臭いを発します。その臭いはあまりにも強力なため、カメムシ自身の発した臭いでショック死してしまうことがあるほどです。

実際にカメムシの発する臭いには、「トランス-2 -ヘキセナール」というアルデヒド系の毒成分が含まれています。人の手についてしまうと臭いがとれにくいだけでなく、アレルギー症状により荒れてしまうこともあるので気をつけなくてはいけません。

さらにカメムシの臭いは、仲間に警告するためや集合をかける場合にも臭いが使われることもあります。カメムシは集団行動を好む傾向があるので、1匹いればほかの仲間が集まってくるおそれもあるので注意しましょう。

洗濯物や網戸から侵入するのは寒さから逃れるため

カメムシは真冬をのぞいてほぼ1年中活動しており、秋口は繁殖をおこなうためとくに大量発生しやすくなります。ただし寒さが苦手なことから、冬が近づくと越冬するために暖かい場所を求めて集団で移動を始めます。

カメムシが干した洗濯物や民家の網戸などに張り付く理由は、「暖かさ」を求めているためです。さらにカメムシは「白い色」を好むため、日光を浴びた暖かい洗濯物につくことが多くなるというわけです。

益虫となるカメムシもいる

カメムシは独特な臭いをされるため、どうしても嫌われてしまいがちですが、益虫となる場合もあります。たとえばヒメハナカメムシという種類は肉食性になるので、果物や野菜を食い荒らすようなことはありません。このため一部の農家では、ビニールハウス内にあえて肉食性のカメムシを放し飼いにして、害虫の防除をしているケースがあるのです。

肉食性のカメムシは、作物を荒らすハダニなどの「天敵」となります。カメムシがハダニを減らしてくれることで、農家は害虫駆除の作業負担を軽減して、低農薬の作物が育てられるという大きなメリットがあるのです。農業においては、こうした益虫を使った生物農薬の研究もされており、すでにヒメハナカメムシも生物農薬として販売されています。

では、カメムシにとっての「天敵」にはどんなものがあげられるのでしょうか。以下で、カメムシの天敵について解説します。

カメムシにとっての天敵

カメムシの天敵といわれるものには、さまざまな動物や昆虫があげられます。ヘビやカエルのほか、野鳥などが天敵といわれることもありますが、カメムシの臭いは強力なため好んで捕食するというわけではなく、機会があれば捕まえる感じに近いようです。ほかにも、カメムシの天敵としてあげられるものをいくつかご紹介します。

クモ

クモがカメムシを好んで捕食するかは別として、巣の網に引っ掛かって死んでしまうリスクがあることには間違いありません。この点で、クモはカメムシにとって天敵といえるでしょう。

カマキリ

カマキリは、さまざまな昆虫を捕食します。とくに交尾したあと、メスがオスを食べてしまうというという共食いの話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。さらにカマキリは、自分よりも体格の大きい昆虫や毒をもったハチなども好んで食べます。もちろん臭いを放つカメムシも例外ではなく、同じようにカマキリに捕食されるのです。

ネコ

カメムシが網戸の隙間などから自宅に侵入してきた場合、ネコが反射的に手を伸ばすことがあります。しかし、カメムシが発した臭いに驚いて退散してしまうケースも多くあります。人間よりも優れた嗅覚をもつネコにとって、カメムシは強敵といえるかもしれません。

寄生蜂・寄生バエ

寄生蜂や寄生バエは、カメムシの臭いに影響を受けない天敵です。寄生蜂や寄生バエはあまり身近ではないため、ご存じの方は少ないかもしれません。基本的には、カメムシの卵や成虫に自分の卵を産み付けて繁殖していく昆虫なのです。

たとえば寄生蜂のカメムシタマゴバチは、カメムシの卵ひとつひとつに自分の卵を産み付けます。そしてふ化したタマゴバチの幼虫は、カメムシの卵を食べながら親バチへと成長するのです。タマゴバチの中には、ほかの仲間に産卵済であることを知らせるために、マーキングをおこなうこともあります。

また寄生バエであるマルボシハナバエは、主にチャバネアオカメムシに寄生します。寄生蜂とは異なり、カメムシの成虫の背中にかぶさり卵を産み付けるのです。

ふ化したマルボシハナバエの幼虫はカメムシの体内に入り込み、脂肪などをエサにしながら成長していきます。カメムシの消化器官などを食べることはないため、寄生した幼虫は生きたカメムシの体内で成長していくことになるのです。そして、ある程度大きくなったマルボシハナバエの幼虫は、寄生したカメムシから脱出して羽化し親バチに成長します。

肉食性のカメムシ

肉食性のカメムシも、ほかの種類のカメムシを捕食することがあります。ただし、お互いに強烈な臭いを発するため、互いに天敵同士といえるかもしれません。

食虫植物

食虫植物はその名の通り、捕食した昆虫を養分として成長する植物です。代表的なものには、ハエトリソウやウツボカズラなどがあげられます。基本的に待ち受け型になるため、食虫植物から攻撃するようなことはありませんが、カメムシにとっては天敵といえます。

嫌な臭いを発するカメムシは、人の生活圏になるべく近づけたくないものです。しかし、駆除するためとはいえ天敵といわれるカマキリや寄生蜂、ましてや肉食性のカメムシなどをたくさん飼って放し飼いにするというのは現実的ではありません。カメムシは、最大の天敵といえる人間によって駆除するのが、一番効果的といえるのではないでしょうか。

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カメムシの駆除方法

カメムシを駆除する際は、ゴキブリのように新聞紙などで叩いて駆除することは避けましょう。叩いてしまうことで、悪臭が発生してしまいます。また掃除機などで吸い取れば、カメムシから離れて除去はできますが、やはり掃除機の内部で悪臭を発生してしまうのでおすすめはできません。ここでは、カメムシの駆除方法のポイントなどについて解説します。

トラップで捕獲する

駆除方法(1)捕獲する

カメムシは臭いで仲間が集まってくるおそれがあるため、こまめに捕獲することが大切です。捕獲するには、ペットボトルなどの容器を使い、ボトルの口部分は小さいため切っておくと捕獲しやすくなります。

ペットボトルの底には、洗剤などの液体を入れておくことがポイントです。カメムシが臭いを発散する前に死滅させることが可能です。捕獲する際は、カメムシを刺激しないように素早く捕獲しましょう。

殺虫剤で駆除する

カメムシの駆除に使う殺虫剤は、悪臭を放つ前に駆除できる即効性の高いものがおすすめです。中でも、瞬時に凍結させて動きを止める殺虫剤などが効果的といえます。また壁に塗るタイプの殺虫剤もあります。外壁がカメムシの好む白や明るい色の場合には、より効果がえやすいかもしれません。

カメムシを寄り付かせないための予防対策

カメムシを駆除したあとは、寄り付かせないようにするための対策をしておくことも大切です。ここでは、予防の方法をいくつかご紹介します。

ハーブ類の忌避剤をまいておく

予防対策(1)忌避剤をまいておく

カメムシを寄り付かせないためには、忌避剤をまいておくのもひとつの方法です。カメムシはハーブの香りが嫌いなので、ハッカ油などをスプレーボトルに入れ寄り付きそうな場所に吹きかけておくとよいでしょう。また、ハーブを含んだアロマオイルやお香などを焚いてみるのもよいでしょう。

防虫ネットで侵入口をふさぐ

もしカメムシが作物につく場合は、防虫ネットがおすすめです。さらに忌避剤もあわせて使えば、より効果的です。ただしマルカメムシという種類は、体長が5㎜前後しかないので、防虫ネットの網目は細かいものを選ぶようにしましょう。このため、寄り付いてくるカメムシの種類などを特定することも大切といえるかもしれません。

定期的に掃除して住みかを減らす

カメムシにとって枯れ葉などがたまっていると、越冬するための最高の材料になります。庭やベランダなどに落ち葉などが堆積していると、カメムシの住みかになるだけでなく産卵場所になってしまえば繁殖するおそれもあるので注意しなくてはいけません。定期的に清掃することは、カメムシの繁殖を防ぐことにもつながるのです。

確実に害虫駆除したいなら業者に依頼しよう

カメムシは強い臭いを発するため、自分で駆除するのに抵抗のある方も多いのではないでしょうか。その場合は、害虫駆除をおこなう業者に依頼することをおすすめします。業者であれば、カメムシの種類も特定して、適した方法で確実に駆除してくれます。また駆除だけでなく、寄り付かせないための対策方法も熟知しているはずです。

もしカメムシ被害でお悩みであれば、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社では、カメムシなど害虫の駆除をおこなうプロの業者を数多く紹介しています。24時間365日受付が可能で、スピーディーに対応することができますので、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

カメムシは作物などを食い荒らすだけでなく、強力な臭いによってさまざまな被害を与えます。カメムシの天敵には、カマキリや寄生蜂などがいます。しかし、カメムシにとって最大の天敵は人間といえるでしょう。

カメムシは臭いを発するため、叩いたりせず凍結させるタイプなど即効性のある殺虫剤の使用をおすすめします。また捕獲する際は、ペットボトルなどを使って素早くおこないましょう。

もし、自分でカメムシの駆除をすることに抵抗があるなら、害虫駆除のプロに依頼することをおすすめします。弊社では、害虫駆除をおこなうプロの業者を紹介しております。カメムシが繁殖して被害が大きくなる前に、早めにプロに依頼をして駆除してもらいましょう。

※1 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。 ※2対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。 ※3 弊社運営サイト全体のお問合せ件数(2022年10月末時点) ※4 加盟店による保証です。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。

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