ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジの見た目と毒性の違いを知って見分ける方法

ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジ!どの虫が危険なの?見分け方も解説!

「目の前にいるのはムカデ?それともヤスデ?ムカデは毒を持っていて、かまれると激痛に苦しむと聞いたことがあるけど……もしかして、ヤスデにも毒があるのでは?」

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジは、一見して似ていたりイメージが同じだったりするので、区別がつきにくいですよね。

「脚が多くて細長い虫の種類ってなんだっけ?」と疑問をお持ちの方に、わかりやすく3種の違いを解説していきます。

さらに、それぞれの虫にどんなリスクがあるのかを知っておくことで、目の前にあらわれたときにも的確な駆除をおこなうことができます。
ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジ駆除の効果的な方法についても説明していきますので、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。

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目次

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの生態

ここではそれぞれの違い、見分け方を説明していきます。
写真を見れば一目瞭然なので、特徴と一緒にご紹介していきますね。

ゴキブリも食べてくれる!ムカデの生態

トビズムカデ
体長60mm~200mm
生息地暗くて湿っぽい場所
山林の倒木や落ち葉の下
活動最盛期6月~8月
食性昆虫類

ムカデはヤスデとよく間違われますが、1つの節に1対の脚があるのが特徴です。
ムカデは多くの節を持っていて、節ごとに脚を動かしくねくねと動くのです。

脚の対の数はゲジ目・イシムカデ目・ナガズイシムカデ目で15対、オオムカデ目で21または23対、ジムカデ目には29~191対もあります。

体長は60mm~200mm程度ですが、もっと小さくて細いもの、もっと大きくて太いものもいます。
一般的には、ヤスデやゲジゲジに比べるとサイズは大きいです。

暗くて湿っぽい場所を好み、多くは山林の倒木や落ち葉の下などに生息しています。
湿気の高い夏の時期は外壁やブロックの下、家屋内に侵入することもあります。
6月~8月が活動最盛期です。

ムカデにかまれると、腫れ・痛み・しびれなどの症状が出ます。
とても危険な虫ではありますが、ゴキブリを捕食してくれるので、益虫といえる面もあるのです。

また、ムカデの油漬けや乾物は、やけどや切り傷などのケガに効果があるとされ、薬として売られているところもあります。

植物のサポート役!ヤスデの生態

ヤケヤスデ
体長10mm~25mm
生息地暗くて湿っぽい場所
山林の宅地造成地など
活動最盛期5月下旬~7月
食性枯れ葉や朽木(きゅうぼく)などの腐食質や菌類など

ヤスデはダンゴムシが長くなったような見た目をしています。
ムカデと違い、前側の3つより後ろの節では、1つの節に対して脚が2本以上生えています。

脚の長さは短いですが、1節に対しての脚の本数はムカデより多いので、遅いながらも滑らかに動くことができるのです。
体長は10mm~25mmで、ムカデと比べるとかなり小さいです。

ヤスデもムカデと同じく暗くて湿っぽい場所を好みます。
山林の宅地造成地などに生息し、5月下旬~7月の梅雨の時期が活動最盛期です。

ヤスデは、枯れ葉や朽木(きゅうぼく)などの腐食質や菌類などを食べて生きています。
そのため食事をしたヤスデが出すフンには有機物が多く含まれており、植物の栄養源になります。
ヤスデが食事をすると植物の成長がうながされるというわけです。

また、土の中にいる微生物の育成にも役立つので良質な土壌ができます。
この特性から、ヤスデは農業に利用されることもあるのです。

やさしい害虫ハンター!ゲジゲジの生態

ゲジゲジ
生息地湿り気のある日陰
住宅の軒下など
活動最盛期7月~10月
食性昆虫類

ムカデやヤスデほど多くないですが、ゲジゲジにも脚が15対あります。
体よりも長い触角を持ち、脚も長いのが特徴です。
だ円形をしている体は褐色で、手足は黒色や薄褐色のしま模様になっています。

ゲジゲジは住宅の軒下など、湿り気のある日陰を好んで生息しており、7月~10月が活動最盛期です。
主食は昆虫で、ゴキブリなどを捕食しています。
人間にとっては、菌をまきちらすゴキブリを食べてくれる益虫ということになりますね。

毒!激痛!悪臭!人間への影響

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの見た目は区別がついたと思います。
気持ちの悪い見た目で不快害虫として扱われていますが、じつは益虫としての役割もあることがわかりました。

ですが、実際に人間への影響はあるのでしょうか?
ここではムカデ、ヤスデ、ゲジゲジが人間に与える影響や、かまれたときの症状について解説していきます。

ムカデには毒がありかまれると激痛!

ムカデは小さな昆虫やクモ、ミミズ、小動物などを食べる肉食性です。
攻撃性が強いので、触るとやみくもにかみついてきます。
かまれると激痛をともなって赤く腫れてしまうほど毒性が強いです。

しびれを感じることもあり、ムカデにかまれたら蜂に刺されたときと同じようにショック状態になることもあります。
大変危険なので、絶対に触らないように注意してくださいね。

ヤスデの体液は悪臭を放つ!

ヤスデは腐葉や腐植を食べる草食性です。
毒は持っていませんが、触ると悪臭のある分泌物を出し、かぶれることもあるので注意が必要です。
体液が散って危険ですので、踏みつけることはやめましょう。

ヤスデは大量発生することが多く、人間の生活環境や家屋内で大量発生してしまうと生活に悪影響をもたらします。
森林内を走る線路上で、大量のヤスデを踏みつぶしたときに出た体液で列車が脱線したという事例もあるほどです。
毒がないとはいえ、駆除しなければ後々大変になるということですね。

ゲジゲジの毒はほぼ無害

ゲジゲジは夜行性で、日中は草むらや石の下に潜んでいますが、夜になるとすばやい動きで活動します。
毒を持っていますが非常に微弱で、人体に悪影響はないといわれています。

また、自ら襲いかかることはほとんどありません。
ゴキブリや小虫を捕食することから、人間にとっては「益虫」であるともいえます。

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ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジを駆除したほうがいいケース

もともとは外に生息する生き物であるムカデ、ヤスデ、ゲジゲジですが、家の中に侵入されかまれることなどがあっては困りますよね。
一方で、益虫としての一面もあるため、「駆除したら逆にゴキブリが増えた」など、思わぬ結果になることもあります。

ですが、困っていると感じるなら駆除したほうがよいでしょう。
特に以下のケースに該当する方は、駆除することをおすすめします。

精神的苦痛を感じる場合

どうしても見た目を不快に感じてしまう場合や、家の中で遭遇したときにストレスや恐怖を感じてしまう方は、駆除したほうがよいでしょう。

大量発生している場合

ヤスデは大量発生しやすいという特徴があります。
ヤスデは攻撃性も低く、触らなければ特に人体に影響もありませんが、分泌物を発することを考えると大量発生は避けたい状況です。
家の中や食べ物にかかる可能性もあるため、駆除したほうがよいでしょう。

人体に被害が及ぶ可能性が高い場合

ムカデが家の中に侵入したり大量発生したりすると、かまれるリスクが高くなります。
また、意図せず触ってしまった場合にもかまれてしまいます。
ムカデは目が悪く触ってきたものに対して反射でかみつく習性があるので、ムカデを見かけたら駆除したほうがよいでしょう。

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジを駆除する方法

それでは、具体的な駆除方法を説明していきます。

薬剤を使った駆除方法

市販されているエアゾール殺虫剤を使用します。
すばやく動くゲジゲジには、瞬時に動きを止められる凍結タイプがよいでしょう。

熱湯を使った駆除方法

虫は熱湯をかけられると、体のたんぱく質が変性して死んでしまいます。
反対に、冷却スプレーなどで冷やしても、動きがにぶくなってすぐに死んでしまいます。

直接たたきつぶす

頭部頭部をたたきつぶすことで駆除できます。
ただし、頭をつぶされてもしばらくは体が動いていることも多いほか、体液が出て後始末が大変になります。
そのため、他の方法に比べるとあまりおすすめはできません。

5つの方法でムカデ、ヤスデ、ゲジゲジを増やさない!

ここでは、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの侵入を防ぐ5つの方法をご紹介します。
この3種は共通して湿気が多く気温の安定しているところを好んで生息しています。

以下の対策は、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジのどの虫の侵入予防にもつながります。
ぜひ参考にしてみてください。

湿気がとどまりやすい場所を減らす

湿ったものを押し入れにしまわないようにし、布団やベッドマットレスも定期的に日光に当てるなどして、屋内に湿気がたまらないよう心がけましょう。
除湿機や除湿剤を利用するのも効果的です。

不用な草やガレキは撤去

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジは屋外では、ガレキや庭石の裏側、刈り取った草やプランターの下など、じめじめとした場所に生息します。
これらはできるだけ撤去し、住みつかれないようにしましょう。

ゴキブリ対策をする

ゴキブリがいなくなればムカデ、ヤスデ、ゲジゲジのエサがなくなります。
つまり、ゴキブリの発生を防ぐよう努めれば、必然的にムカデ、ヤスデ、ゲジゲジも集まってこなくなるのです。
そのために、湿気をためない、生ごみを放置しないなどの対策を徹底しましょう。

ゴキブリ対策の詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。

外からの侵入経路を塞ぐ

少しの隙間からでも侵入してくるのがムカデ、ヤスデ、ゲジゲジです。
家屋の通風口、エアコンの排水ホースなどが侵入経路となりやすいので、テープや網で塞いでおくことが侵入防止になります。

薬剤をまく

侵入経路と思われるところに薬剤をまいておくことも効果的です。
忌避剤(きひざい)という、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジが嫌う薬剤を侵入経路にまいておきましょう。

忌避剤には、スプレータイプや置き型タイプなどさまざまなものがあります。
状況に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの詳しい駆除・対策の方法は別の記事で解説しているので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

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ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの駆除を業者に任せるメリット

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジが家の中に出たら、まずは業者に相談することも検討してみましょう。
ここでは、業者に任せることで得られるメリットをご紹介します。

虫が苦手でも自分で駆除する必要がない

虫が苦手な人は、駆除するときに味わう恐怖を想像するだけでもストレスになると思います。
「薬品スプレーにデザインされているムカデ、ヤスデ、ゲジゲジなどのイラストを見るだけでも嫌だ!」と思う方は、プロに任せるのが一番です。

プロだから虫の知識が豊富

プロには害虫の生態について豊富な知識があります。
なにを好みなにを嫌うのかを熟知しているので、効果的な駆除をし、予防まで徹底します。
特に大量発生した虫を完璧に駆除するのは難しいため、プロに依頼したほうがのちにかかる費用のことを考えてもお得になりますね。

害虫駆除業者を選ぶときの4つのポイント

業者に害虫駆除を依頼することに決めたなら、以下の4つのポイントをおさえて業者を選びましょう。

相見積りをとる

何件かの業者から見積りを依頼し、必ず見比べるようにしましょう。
見比べることによって無駄な請求がないかどうかを判断できます。

保証の有無を確認する

駆除後にトラブルが起こった場合に対しての保証があるかどうかを確認しましょう。
アフターフォローがあればふたたび害虫が発生しても安心です。

対応が丁寧か確認する

害虫が発生して不安を感じているときには、気持ちのよい態度をしてくれる業者のほうが安心できますよね。
真摯な対応を心がけている業者を選びましょう。

実績を確認する

業者のサイトを調べ、本当に実績があるのかを確認してから依頼することをおすすめします。
口コミなどがあれば読んでみましょう。

まとめ

ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの見分け方や生態について、おわかりいただけたでしょうか。
肉食性のムカデとゲジゲジはゴキブリを捕食し、ヤスデは草食性で土壌の質をよくしてくれるなど、益虫と呼ばれる面もあるのです。

しかし、家の中に侵入してくるムカデ、ヤスデ、ゲジゲジは、大量になってくると悪影響のほうが大きくなります。
被害が深刻になる前に駆除をしたほうがよいでしょう。

自分で駆除する方法もありますが、虫が苦手な方や、大量発生した場合などはプロに駆除を任せることをおすすめします。
これから害虫対策をするうえで、この記事を参考にしていただければ幸いです。

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