エアコンの取り外しのリスクって?危険性や取り外し方法をご紹介

エアコンの取り外しのリスクって?危険性や取り外し方法をご紹介

エアコンが壊れてしまったときは、まずそれを取り外さないことには新しいものを購入しても取り付けることができません。エアコンは自力でも取り外すことが可能なので、業者を呼ばずにやることもできます。ただし、正しく取り外さなければなりません。

自力での取り外し作業には、壁面や室外機の損傷といったリスクがあるからです。また、取り外した不要なエアコンの処分といった問題も発生します。自力でおこなえると聞いたからといって、後先考えずにおこなってしまうと後悔するおそれがあるのです。

ここでは、エアコンの取り外しについて、自力でおこなう場合のリスクや正しい手順などをご紹介していきます。「やっぱり自分でやるのはちょっと難しそうかな……」と思った方に向けて、最後には業者に取り外しを依頼したときの費用相場を解説していますので、ぜひご一読ください。

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目次

自分でエアコンを取り付ける3つのリスク

自力でのエアコン取り外しには、『処分が大変』『取り付けを依頼できなくなってしまう』『大きな事故につながる危険性』といった、3つのリスクがあります。

エアコンに限った話ではありませんが、一般の人とプロ業者の違いは、知識と経験の量にあります。知識と経験が少ない人が自分で作業しようとすると、必ずリスクがつきまとうものです。

自力でエアコンを取り付けたいとお考えの方は、作業に取り掛かる前に、DIYではどのようなリスクがあるのかをふまえましょう。自分でおこなうのは無理だということが事前にわかれば、大失敗が起きる前にプロへの依頼を検討できるからです。

リスク1.処分が大変

リスク1.処分が大変

取り外したエアコンは、家電リサイクル法の対象になるため、不燃ごみや粗大ごみとして捨てればよいわけではありません。正当な手段で廃棄しなければならないのです。

家電リサイクル法とは、家電製品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)の部品を再利用するための法律です。この法律の対象となっている家電製品は、『電気店に引き取ってもらう』『指定引取場所に持参する』『市区町村にお願いする』といった手順でしか処分できません。また、廃棄するだけなのに、費用がかかってしまう場合もあります。

基本的に、エアコンの取り外しをおこなっている業者は、施工内容の一環として引き取ってくれます。しかし、自力で取り外した場合はそのような方法は使えません。回収してくれる業者を探したり、市区町村に問い合わせをしたりと、処分に手間がかかってしまうのです。

リスク2.取り付けを依頼できなくなることがある

自力で取り外したエアコンを、またどこか別の場所に使いたいというとき、業者によって請け負ってもらえない場合があります。

プロではない人が取り外しをおこなったことがあるエアコンは、間違った設置方法をおこなった結果知らず知らずのうちに故障しているなど、正しい状態ではないことがしばしばあります。

業者がそのエアコンの取り付けをすると、エアコンの故障や不備の責任がDIYをした持ち主にあるのか業者にあるのかが不明瞭になります。そのような状況を避けようと、一度DIYで取り外しをおこなったエアコンの設置を請け負っていない業者もあるのです。

一度DIYをおこなったエアコンが業者に設置依頼できないことがあると考えると、「一度で確実に正しく取り付け・取り外しできる」という自信がある人以外は、DIYでエアコンを設置・取り外しをするのはやめたほうがよいでしょう。

リスク3.大きな事故につながるケースも

詳しいやり方については後述しますが、エアコンを取り外す際には『ポンプダウン』という作業をおこなわなければなりません。

ポンプダウンに失敗すると、新しく取り付けたエアコンを作動させたときに室外機が壊れてしまうおそれがあります。冷媒(室内機と室外機をつなぐ配管のなかに溜まっているガス)が外へ漏れだし、圧縮機(冷媒の温度を決める機械)の内部に空気が入り込むと、破裂することがあるためです。

破裂の威力はすさまじく、室外機そのものを全壊させるほどといわれています。室外機が損壊すれば、飛び散った破片によって家の外壁が傷つくことも十分ありえることです。不運にも、家族が室外機の近くにいたときに破裂したら、大ケガを負ってしまうことにもなるでしょう。

エアコンの取り外しは、確かにそれだけを業者に依頼すれば、費用がかかってしまうことです。自力でおこなうことができるなら、費用をかけないためにもやってしまおうと考える方もいらっしゃることでしょう。しかし、エアコンの取り外しに失敗したときのリスクについて、よく考えてからおこないましょう。費用をかけないためにやったはずなのに、自力でエアコンを取り外したことで、より大きな出費が発生する可能性もあるのです。

上記のリスクについて考え、「自力での取り外しはやめておこうかな……」と思った方は、エアコンの取り外しを請け負っている業者に依頼しましょう。どんな業者に依頼すればよいのかわからない場合は、ぜひ弊社にご連絡ください。

電気工事関連の業者が多数加盟している弊社であれば、エアコンの取り外しを含めさまざまなご要望に合わせて、最適な業者をご紹介できます。お問い合わせは24時間年中無休で受け付けておりますので、ご都合のよろしいときにお電話ください。お待ちしております。

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自分で取り外すときは正しい手順でおこなおう

ここからは、エアコンの取り外し方について、正しい手順をご紹介します。正しい流れでおこなわないと、前述したようなリスクが現実のものになってしまう危険性があるため、事前によく理解しておきましょう。

手順1.事前準備をおこなう

手順1.事前準備をおこなう

はじめに、取り外しに必要な道具を用意しましょう。以下のものを揃えてください。

  • モンキーレンチ(※可能ならワイドタイプ)
  • プラスドライバー
  • 六角レンチ
  • ニッパー
  • パイプカッター
  • パテ
  • 養生シート
  • 脚立(※室内機に十分手が届くのなら、椅子でも代用可能)
  • ゴミ袋
  • ビニールテープ

これらの道具があれば、問題なく作業をおこなえます。どれもホームセンターや百円均一ショップなどで購入可能なので、足りないものがある場合は揃えましょう。

道具を揃え終えたら、エアコンに関する作業をはじめる前に、まずは作業場となるエアコンの室内機下に、養生シートを敷いてください。シートがあることによって、作業中に工具を落としてしまったときに、床が傷ついてしまうことを防ぐことができます。

手順2.ポンプダウンをおこなう

ポンプダウンとは、室内機と室外機をつなぐ配管などの内部を通っている冷媒(室内機と室外機をつなぐ配管のなかにあるガス)を、室外機に封じる作業です。以下の手順で、慎重におこないましょう。

1.室外機側面にあるカバーのネジを外す
プラスドライバーを使って、室外機側面にあるネジを外します。取り外したネジは、また使うことになるため、失わないように保管しましょう。

2.カバーを開き、2本の配管のうち、細いほうのバルブキャップを外す
バルブキャップを外すには、モンキーレンチを使います。

3.細いほうの配管のバルブを締める
バルブキャップのあった穴に六角レンチを挿し込み、回すことで締めることが可能です。

4.エアコンを冷房状態で強制運転する
一旦室内に戻って、2分から3分の間、エアコンを冷房状態で強制運転します。ここで重要なのは、「エアコンのファンを回す」ことです。夏ならば一番低い冷房の設定温度でも充分ファンは回りますが、冬場だと通常の冷房運転ではファンが回らないので、冷房を強制運転する必要があります。

冷房状態での強制運転は、メーカーや機種によって異なるため、取り扱い説明書もしくはメーカーの公式サイトで調べてからおこないましょう。

5.室外機内部の太いほうの配管のバルブキャップを外す
外に戻り、室外機での作業になります。今度は太いほうの配管のバルブキャップを、モンキーレンチを使って外しましょう。

6.太いほうの配管のバルブを締める
細いほうの配管のときと同様に、バルブキャップがあった穴に六角レンチを挿し込み、回すことで締めることができます。

7.継続していたエアコンの冷房状態での強制運転を停止する
室内に戻って、強制運転を停止してください。停止のやり方も、強制運転のはじめ方と同じく、取り扱い説明書もしくはメーカーの公式サイトに記載されているはずです。

これでポンプダウンは完了になります。ポンプダウンを正しくおこなわないと、室外機の破裂といった大惨事に発展するおそれがあります。どの作業も慎重に、丁寧におこなってください。少しでも作業に対して不安が生まれたときは、手を止めて業者に依頼しましょう。

手順3.室外機を外す

次は室外機から配管を外していく作業になります。以下がその手順です。

1.エアコンの電源コードをコンセントから抜く
室内機側の電源コードをコンセントから抜きます。電源コードが挿入されたままだと、のちほど電源コードを切断する際に、感電してしまう危険性があるため、必ずおこないましょう。脚立や椅子などに乗っておこなう場合は、踏み外して転落しないように注意してください。

2.配管を取り外す
室外機内部にある細いほうの配管の、接続部分に使われているナットをモンキーレンチで回しましょう。配管を室外機から外せます。太いほうの配管も同様に外してください。

※ナットを回したときに、プシュッという空気の抜ける音がすれば、ポンプダウンは無事成功していることになります。音がしなかった場合は、どこか失敗しているかもしれないので、再びポンプダウンからおこなってください。

3.電源コードを切断
室外機側には、黒・白・赤の3本の渡配線(※電源コード)があります。これらをすべて切断しましょう。上記で説明したとおり、このときに室内機側の電源コードが抜けていないと、感電するおそれがあります。電源コードが抜いてあるか不安なときは、室内に戻り、確認してから切断しましょう。コードはまとめて切るのではなく、1本ずつおこなってください。

室外機での作業を終えたら、あとは室内機を取り外すだけになります。

手順4.室内機を外す

最後におこなう、室内機を外す作業の手順は、以下のとおりです。

1.室内機側の配管を外す
室外機の配管を外したときと同様に、モンキーレンチを使って接続部のナットを回すことで外すことができます。配管には非粘着性のテープが巻いてあるため、カッターを使って剥がしてからおこないましょう。配管は2本あるため、両方ともナットを回して外します。

2.室内機を完全に取り外す
室内に戻り、室内機を上に持ち上げるようにします。ここまでの手順がうまくいっていれば、それだけで外せるはずです。室内機は重たいため、扱いには注意しましょう。室内機を外したら、据付板(エアコンの真裏の壁に貼り付けられている薄い銀色の板)が現れます。据付板はネジで固定されているため、プラスドライバーを使って取り外してしまいましょう。以上で、エアコンの取り外しは終わりです。

エアコンの取り外しで難しいと感じることがあれば、無理に続けないで、業者を頼りましょう。無理な継続はケガや事故のもとです。業者に依頼して安全に確実におこなうことをオススメします。業者選びでお困りの際は、ぜひ弊社にご相談ください。

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安全に取り外したいならプロへの依頼が一番!

エアコンの取り外しを安全におこないたいときは、プロに依頼しましょう。ここではプロに依頼したときの費用相場について、ご紹介いたします。

業者へ依頼をするときの費用相場

業者へ依頼をするときの費用相場

エアコンの取り外しをプロに依頼したときの費用相場は、『およそ4,000円から8,000円』です。しかし、業者によって費用に差がでるため、必ず見積りをとりましょう。時間的に余裕がある場合は、複数の業者から見積りをとって、見積り書にある施工内容と費用を比較してみると、より納得のいく依頼ができるためオススメです。

弊社にご相談いただければ、無料で見積りをおこなっている業者をご紹介いたします。ご相談は24時間年中無休でおこなっておりますので、ご都合のよろしいときにご連絡ください。早朝から深夜まで、お電話お待ちしております。

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