漏電の原因と対処法|漏電箇所の調査・特定、修理、対策まで徹底解説

漏電はなぜ起きる?考えられる7つの原因

「漏電ブレーカーが落ちたからどこかで漏電しているんだろうけど、何が原因で漏電しているのか分からない」とお困りではないですか?

漏電の原因には、ケーブルの破損やタコ足配線のショート、ブレーカーの故障などさまざまな原因が考えられます。

もし、漏電ブレーカーが落ちて漏電しているということが分かったら、無理に原因を探そうとするのではなく、業者に調査をしてもらうようにしてください。

原因を調べようと漏電している箇所に触れてしまいますと、感電するおそれがあり大変危険です。また、漏電の原因はさまざまなことが考えられるため、電気工事業者にきちんと調べてもらうようにしましょう。

しかし、業者が到着するまでの間、「漏電の原因が分からなくて不安……。」という方もいらっしゃるかと思います。

そこで、この記事では考えられる漏電の原因をいくつかご紹介します。自分でできる範囲の漏電原因の探し方(漏電している回路の特定方法)などもご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

電気工事110番では、漏電調査や修理がおこなえる業者を多数ご紹介しています。電話は24時間365日受付ておりますので、早めに調査してほしいといった場合もスピーディーな対応が可能です。ご相談はもちろん、。現地調査・見積りは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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目次

漏電とは?なぜ漏電が起こるの?

そもそも “漏電”とは、電気が本来通る通路から外れて流れてしまうことをいいます。通常、電気は電線やケーブルの中を通ります。電気ケーブルの内部は電線が複数本まとめて入っていて、ゴムやプラスチックなどでできた“絶縁体”という物質でおおわれているため、電気が漏れにくくなっているのです。

しかし、ケーブルの劣化や破損によって、絶縁体が剥がれてしまったり絶縁機能が衰えたりしてしまうと、電気が本来のルートから外れてしまうことがあるのです。

ただし、ケーブルが損傷し電線が少しむき出しになってしまった場合でも、空気にふれているだけなら、電気は漏れにくい状態です。なぜなら、空気も絶縁体であるからです。

しかし、損傷部分に水分やホコリなどが付着してしまうと、そこから漏電を引き起こしてしまいます。また、水回りの老朽化も漏電を引き起こす原因になるので、損傷部分がないかなどの確認も大切です。

【7つの漏電原因】思い当たるものはありませんか?

漏電は、上記のようにして起こります。1つでも思い当たるものがあれば、漏電を起こしやすい、または漏電が起きているおそれがあります。今後の漏電を未然に防ぐ対策としても役に立つので確認しておきましょう。

原因1|絶縁体の劣化

【7つの漏電原因】思い当たるものはありませんか?

先ほどもご説明したとおり、ケーブルや電線は、絶縁体という電気を通さない物質におおわれています。しかし、ケーブルが古くなって劣化したり無理な使い方をして傷ついたりすると、絶縁体が剥がれてしまい漏電が起こるのです。

原因2|ケーブルの破損

ネズミなどの害獣が、ケーブルをかじることがあります。すると、ケーブルが傷ついて漏電してしまうことがあります。

原因3|水濡れ

ケーブルが水に濡れると、絶縁体の機能が低下します。その結果、漏電が起こることがあります。

原因4|塩害

ケーブルに塩分が付着すると、腐食して漏電を引き起こすことがあります。塩害による漏電は、沿岸部やコンクリートでできた家に住む方はとくに注意しなければなりません。

沿岸部では、海水に含まれる塩分によって腐食するおそれがあります。また、コンクリートでできた家に住む方は、コンクリート内の塩化物イオンによって腐食することがあるのです。

原因5|コンセントのゆるみ

コンセントのゆるみは、漏電や火災を起こす原因になります。電源プラグとコンセントの間にゆるみがあると、その隙間にホコリがたまります。ホコリは、空気中の湿気を吸収し、水分を含んだホコリが電気に触れると発火してしまうのです。この現象を“トラッキング現象”といいます。

長い間、プラグを差しっぱなしの状態にしていることが多いテレビやパソコンのコンセントはトラッキング現象が起きやすいため要注意です。

原因6|タコ足配線のショート

元コンセントの電流量よりも多い電流を使用すると、ショートが起こります。ひとつのコンセントで使用できる電力は決まっているので、超過しないようにしましょう。

また、タコ足配線もホコリがたまりやすいので、トラッキング現象には要注意です。

原因7|施工不良や故障

そもそも、電気工事の際にミスや不良があった場合には漏電を起こしてしまうおそれがあります。また、部品に不具合や故障があった場合も、漏電の原因となります。

このように、漏電にはさまざまな原因があります。大きな漏電事故につながる前に、専門の電気工事業者に状況をみてもらいましょう。

漏電したまま放置するのは危険です。電気工事110番は、24時間365日ご相談を受け付けておりますので、突然のトラブルにも対応可能です。ご相談内容に応じて、最適な業者をご紹介します。いつでもお気軽にお電話ください。

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【4つのリスク】漏電したらどうなるの?

漏電は、それ自体が危険なものですが、大きな事故につながるおそれもあります。ここでは、漏電による4つのリスクを詳しくお伝えします。漏電の危険性を理解し、大きな漏電事故にならないよう対策に活かしていきましょう。

リスク1|電気代の高騰

漏電が起こると、電気が本来通るルートから漏れてしまうので余分に電気を使うことになります。そのため、電気代が余分にかかってしまうのです。

リスク2|電気機器や家電の故障

漏電によって、電気製品や家電の故障にもつながります。漏電すると、必要以上の電流が一気に流れて負担がかかってしまうからです。電気機器や家電には非常に精密なものがあるため、決められた電流値を守って使うようにしましょう。

リスク3|感電

漏電が起こったところに体が触れると、感電するおそれがあります。

“感電”とは、電気が体内を通って刺激を受けてしまうことを指します。感電したとき、電流が小さければピリッと感じる程度ですが、電流が大きくなれば強い痛みを感じたり呼吸が乱れたりします。最悪の場合、死に至ることもあり非常に危険です。

リスク4|火災(トラッキング現象)

漏電の規模が大きいと、漏電した電気がホコリ・油・紙などに引火して火災が発生するおそれがあります。ちょっとした漏電でも、コンセントや電源プラグにたまっていたホコリに引火し、大きな火災を引き起こすため油断はできません。

このように、漏電は日常生活のなかでも起こるおそれがあり、さまざまなリスクがあることがわかります。

とはいえ、すべての事象が“漏電によるもの”であるかは、すぐに判断できません。感電や火災などの危険を避けるためにも、まずは本当に漏電が起きているか確かめることが重要なのです。

そのため、「漏電しているかもしれない」と思ったら、早めに電気工事業者に漏電調査を依頼しましょう。どの業者に依頼をしたらよいのか迷ったら、ぜひ電気工事110番にご相談ください。お電話は24時間365日対応しております。

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漏電確認は漏電ブレーカーをチェック!安全な対処法は?

では、漏電が起こったと考えられるとき、どこを確認すればよいでしょうか。その最も有効な確認手段が“漏電ブレーカー(漏電遮断器)”を確認することです。

漏電ブレーカーは洗面所にある場合が多いですが、ご自宅によっては玄関や廊下などにあるかもしれません。突然ブレーカーが落ちたときすぐに対応できるよう、ブレーカーの位置を確認しておきましょう。ここからは、漏電ブレーカーについて詳しくご紹介します。

漏電ブレーカーとは

漏電確認は漏電ブレーカーをチェック!安全な対処法は?

漏電ブレーカーとは、どこかで危険な電気の流れ
が発生したとき、その危険を察知して、電気の流れる回路を遮断してくれる働きのあるものです。漏電ブレーカーが作動することによって、未然に漏電事故を防ぐことができます。

一般のご自宅には、この漏電ブレーカーのほかに、主に2つのブレーカーが設置されています。

■アンペアブレーカー

アンペアブレーカーとは、電力会社との間で契約した規定量よりも使用量が上回ったときに落ちるブレーカーのことです。

■安全ブレーカー

安全ブレーカーは、電気使用量が回路ごとの規定の電気量を超えたときに落ちるブレーカーのことです。同じ部屋でたくさんの電気を使用すると安全ブレーカーが作動する仕組みになっています。

このように、各ブレーカーが作動する(落ちる)背景は異なっています。漏電ブレーカーがカチッと落ちたときは、ご自宅のどこかで漏電が起こっているおそれがあるため、できるだけ早く対処することが大切です。

電気代チェックでわかること

電気代をチェックすることで漏電を発見できることがあります。電力会社のホームページやアプリでチェックしてみましょう。電気代をグラフ化すると、より見やすく比較も簡単です。過去の電気代と見比べて大きく差がある場合は、漏電しているおそれも考えられます。

漏電箇所の発見方法

漏電ブレーカーが落ちたとき、以下の方法で漏電している場所を突き止めることが可能です。

漏電箇所の発見方法
  1. ブレーカーをすべて切る
  2. アンペアブレーカーと漏電ブレーカーのみ「入」にする
  3. 安全ブレーカーのスイッチをひとつずつ入れる

漏電が起こっている部屋の安全スイッチを入れると、漏電ブレーカーが落ちます。漏電ブレーカーが落ちたということは、そこで漏電している証拠です。

漏電箇所が特定できたら、漏電箇所の安全ブレーカーは下げたままにしておき、電気の供給を止めましょう。その後、電気工事業者に本格的な点検や修理の依頼をしてください。

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漏電ブレーカーの故障は早めに交換を

ブレーカーが故障していると考えられる場合は、業者に相談し早めに新しいものと交換してもらうようにしましょう。

あくまで目安ですが、ブレーカーの交換にかかる費用は【約20,000円】です。正確な費用を知りたい方は、無料見積りをとるのがおすすめです。初期費用の心配なく、詳しい費用や作業内容を知ることができます。

もし、賃貸物件にお住まいでブレーカーが故障したなら、まず管理会社や大家さんに連絡してみましょう。契約内容やブレーカーが故障した原因によって、貸主と借主のどちらが交換費用を払うのかが異なるからです。場合によっては管理会社や大家さんが費用負担をしてくれるかもしれません。

ブレーカー落ち予防は契約量の見直しが○

ご自宅の電気の使用量に合わせた契約量に見直すことで、ブレーカー落ちを予防することができます。決め方のポイントは、使用量が多くなるときの最大量を目安にすることです。あまり電気を使わない場合は、契約量を減らすことで電気代を節約することができます。

「漏電箇所がわからない」分電盤の故障かも

どこで漏電しているのかわからない場合、分電盤の故障が原因でブレーカーが落ちている可能性があります。

“分電盤”は、ご家庭に供給された電気を各部屋に分ける役割をしています。分電盤の交換には、電気工事士の資格が必要なため、資格をお持ちでない方は電気工事の業者に交換を依頼しましょう。

電気工事110番では、漏電の調査をご依頼いただきましたら、徹底的に原因をお調べいたします。分電盤の交換が必要であれば、交換作業をすることも可能ですので、まずは調査からご相談ください。

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【5つの漏電対策】漏電が起こる前に予防しよう

漏電は、日ごろから電化製品を安全に注意して使っていれば、そう頻繁に起こることではありません。漏電が起こる前に、しっかり予防しておけば安心です。ここでは、漏電が起こらないようにする対策をご紹介します。危険な漏電を日ごろから予防しましょう。

対策1|アース線をつなぐ

【5つの漏電対策】漏電が起こる前に予防しよう

“アース線”とは、電化製品の電源プラグにある細い緑色のコードのことです。“アース”という名称からわかるように、万が一漏電が発生してしまったとき、電気を地面に逃がして感電を予防してくれる役割があります。

対策2|コードを束ねない

コードを束ねたり曲げたりすると、負荷のかかった場所が急激に劣化してしまいます。また、熱を持ってしまい、そこから発火してしまう危険もあるのです。

ドライヤーやトースターなど、束ねて使ってしまう方も多いかもしれませんが、これらは家電製品のなかでも消費電力が高いので熱を持ちやすいです。コードはできるだけ束ねずに使うようにしましょう。

対策3|タコ足配線を控える

タコ足配線は電気が多く集まってくるところなので、ショートを起こすおそれがあります。火災が起きてしまう原因になるので、タコ足配線だからといって多くのコンセントの使用するのは控えましょう。

コンセントを使用する数が多い場合は、コンセントの増設も検討してみましょう。

対策4|濡れた手でコンセントに触れない

家電に使用されている電線コンセントのプラグは、絶縁処理がされていないため水に触れると漏電が起きるおそれがあります。濡れた手でコンセントを触るのは危険なのでやめましょう。

対策5|定期的に掃除する

コンセント内部にホコリがたまってしまうと、そこから火災が起きるおそれがあります。普段から、コンセントの差し込み口付近をエアダスターやマイクロクロスを使い、定期的に掃除をしましょう。

大きな被害になる前に!電気工事はお任せください

漏電が起きた場合やブレーカーが故障している場合、「自分で直したい!」と思う方もいるかもしれません。しかし、漏電修理やブレーカーの交換は、電気工事士の資格が必要です。むやみに直そうとはせず、修理や交換は電気工事業者に依頼してください。

また、自分で修理や工事をおこなうのは感電のリスクもあります。安全かつ確実に修理・交換をおこなうためにも、電気工事のプロである業者に依頼しましょう。

電気工事110番では、漏電調査や漏電修理など電気工事に関するお悩みに対応しております。

「早く漏電している原因を突き止めてほしい」「漏電原因が分からないまま生活するのは不安」という方は、ぜひ電気工事110番にご相談ください。

電気工事110番は、正式なご依頼前のお見積りは無料ですので、初期費用の不安もありません。また、正確な見積りのあとは、基本的に追加料金は発生しませんのでご安心ください。

電話やLINEでのご相談は24時間365日受付ておりますので、いつでもご連絡ください。

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